第299話「いざ浮島開発へ…その1・星空の下で」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第299話「いざ浮島開発へ…その1・星空の下で」
竜脈生活168日目。
何か新しいことを開始するに当たり、やはり上手く行かない事は多々あってだね。しかしながら、ワクワクする少年心は抑えようもないのだ(え)。
失敗したなら、次の手を探せば良いじゃん?ネバーギブアップだよ!!
という事で、浮島までの飛行経路に関して、天使飛行便は廃止。
それに伴い、新たな策を打ち出した。
2L (トゥエル)のやつは最後まで反対していたが、そもそも2L (トゥエル)自身が導き出した演算結果の対応策である。
機材は準備済み。問題は出発時間が夕方過ぎということで、軽く門限を越えてしまうというか、もう普通に貫徹作業となるわけだ(?)。ちょっとしたキャンプ気分である。
第一、俺って大人なのに門限あるってなんでしょう?
音声『ホッホッホ。旦那様、勿論、あちら側でワタクシを眷属召喚して頂ければ異存はありませんよ?』
うっ。やはりDSさん、ついて来るんですねぇ(汗)。
せっかく、O1 (オーヴァン)との親子水いらずのキャンプを楽しみにしてたのになぁ…(え)。
音声『…と言うのは冗談です。護衛役として2L (トゥエル)殿か4R (シリュウ)殿をお付け下さい。』
ホッとしました。
まあ、我が家の方針として、俺の不在時にはDSさんに全権を委ねる事になっているのだ。
だから執事長は田崎家から離れないわけで。
そんなことを執事長室でやり取りした後、俺は1階のキッチンにやって来た訳だが…。
『Oちゃん、羨ましいなぁぁぁ。』
『橘花お兄ちゃんっ。さすがに今回はダメですよっ。』
羨ましがる橘花くん。それを思い留まらせようとする麻黄ちゃん。
橘花くんにそんな顔をされたら、俺だってさぁ…。
だけども、今回ばかりは断固として許可は出せない。
どんなキャンプやねん?と思われるかも知れないが、目的地が浮島だからルル君の二の舞になりかねないのだから(汗)。
「ごめんねぇ、橘花くん。浮島が整備出来たら、みんなでハイキングするからねっ!!」
『ホントぉ?やったぁぁぁ。』
そもそもハイキングですらないんだけど、弟が喜んでいるから良しとしよう。
麻黄ちゃんにも迷惑を掛けちゃったね。いつもありがとう。
夕方から出発する為、ちょっと早めにビビさんと一緒に夕ご飯作りだよ。
そしたら橘花くんに見つかっちゃった次第でね(汗)。
勿論、麻黄ちゃんもセットである(?)。
副音声『旦那様。ちょっと味見をしてくれ。』
「はいはい…おぉ。この旨味成分は…秋刀魚の出汁かな?」
ブリ大根ならぬ、秋刀魚大根だ。大根も田崎家固有種だから、甘味も最高。歯触りも最高。と言うより、ビビさんの腕が確実に上がっている件な(え)。
そして俺はと言えば、1人コツコツと牛カツを揚げていた。
柔らかジューシーサクサク衣の牛カツである。
…このA5牛ロース肉だが、O1 (オーヴァン)の「白ねこ島LINK−SHOP」で霊子購入したものだ。
即ち、白ねこ島のシステムがO1 (オーヴァン)を介す事で、我が家でも使用可能ときたものだ(え)。
そして冷蔵庫に突っ込んでおけば、物質再構成で再生されるわけで、我が田崎家の自給自足はもはや、ほぼ無限である(?)。
正直、末恐ろしい(震)。
「…さて、牛カツは揚げ終わったから、後は任せちゃって大丈夫かな?」
副音声『ああ、大丈夫だぞ。あとは卵で閉じてどんぶりに仕上げるだけだからな!!』
スゴい。ビビさん、カッコいい(惚)。ビビさんが勇者過ぎて惚れそうだぞ(え)。
『僕、お肉は多めが良いなぁぁぁ。』
うんうん。橘花くんはお肉大好きだからねぇ。
俺はビビさんにお願いするのを忘れない。可愛いい弟の為だからね!
「頼んだよ、ビビさん!!」
副音声『ふむ。なら、溶き卵はマヨネーズ味のカツ丼にするかい?』
な、何だってぇぇぇ!?
邪道である。しかし、ここで橘花くんの機嫌を損ねるのも如何なものか?弟は満面のプニプニ笑顔である。愛おしい(え)。
そもそも、その食卓に俺は居ないわけでね!!
「じゃあ、麻黄ちゃんは?そう言えば、麻黄ちゃんって何派だっけ??」
大人しい麻黄ちゃんは印象が薄いからなぁ。南国風イケメンだけど(え)。
そんな兄思いの麻黄ちゃんからして、引きずられてマヨネーズ派くさいけども?
『あ、僕は普通で良いですっ。後から唐辛子をかけるので…。』
…ま、まさかの激辛派ぁ!?
実は彼、俺が作った麻婆豆腐以来、激辛派に転身したとのことで(汗)。
もしや、まだ次元属性ウィルスに感染されているのではあるまいかぁ??
俺の「宝物庫〈Ω〉」の中には「抗 次元属性剤」の注射器タイプが残っておりまして。
「…ちょこっとお尻に注射してみますか(え)?」
『やめてくださいっ。お兄ちゃんっ(涙)。』
『あ〜。お兄ちゃんが麻黄を泣かせたぁ(笑)。』
そこは笑うところじゃありませんが。
◇ ◇ ◇
さてさて、まだ日が落ちぬ寸前に白ねこ島にやって来ました。
夕陽が眩しいなぁ。そしてまだ2月…それなりに風は冷たいのである。
無論、今回もジャージにセーターを着込んで厚着で来ましたともっ!!
音声〔父さん、モコモコですね?〕
「…ほっとけ。」
俺は寒さに弱いのである。ユキヲだってまだ復帰していないのだ。頭皮が寒い(涙)。だがどっちにしろ、ユキヲも危険なので連れては行けないけどねっ!!
しかし、子供は風の子とは言っても、O1 (オーヴァン)薄着だなぁ(汗)。
ズボンも半ズボンだし、チャンチャンコは温たかそうだけどさぁ。
「O1 (オーヴァン)、お前寒くないの?」
音声〔僕は平気ですよ、父さん?むしろ、このぐらいの寒さの方が目がスッキリしますね?〕
そうねぇ。普段、超眠たそうだもんねぇ(え)。
音声【コラ、後輩。閣下の息子とは言え、口が過ぎます。むしろモコモコの閣下なんて僕にとっては御褒美ですからねっ!!】
このダメ天使、最初の方は良かったのに、後半はいつものグダグダで。
音声〔先輩。父さんのことが大好きなんですねぇ…。〕
音声【当然です。大好物ですからねっ!!】
何を言ってんだか、こいつらは?
しかし奇妙なもので、2L (トゥエル)とO1 (オーヴァン)はお互いに先輩と後輩の間柄になっている。
確かに眷属としてはそういう立場ではあるが(笑)。
で、今回同行させるのは4R (シリュウ)ではなく2L (トゥエル)である。
アイツは寒いの嫌いだし、移動手段の件もあって2L (トゥエル)でなければならない理由があるのだ。苦肉の策である(え)。
「馬鹿なことを言ってないで、そろそろ準備に取りかかるぞ!!」
音声〔分かりました、父さん。夜鷹を召喚しますよ。〕
そう。ここでまさかの「夜鷹召喚」である。
禁止事項にしたばかりのO1 (オーヴァン)の死操系術式を、口の根も乾かぬうちから実行策に組み込んでしまった訳でね(汗)。
検証の結果、O1 (オーヴァン)の夜鷹の召喚消費魔力は1/1。
最大数は25匹。夕方から召喚した場合、6時間は維持可能。まさに低コストの鑑である(え)。
浮島に行って戻ってくるのに約2時間弱だ。見た目、ただの骨なのだが、耐久値は十分に証明されている。
音声【元々、後輩は白ねこ島に特化した眷属ですから、この夜鷹ならば上空の霊圧にも耐える訳でしてね…そして僕が作成した椅子型浮遊装置を2台出しまして…これに第六周期複合鋼糸で10匹づつ繋げます。】
言わば、夜鷹式の椅子ジェットコースターである。
ちなみに、鉄腕なアドムの椅子ジェットコースターでも浮島到達は論理上、可能ではある(え)。
『『『『カァァァァア!!』』』』
骨でもカアカアとうるさい夜鷹。さすがに20匹となると、騒音だな(汗)。耳が痛いです。
そして、完成したのは…いつか見た覚えのある、ゲゲゲの◯太郎でも登場するような感じのカラスの乗り物…である。
それが2台、白浜前駐車場の真ん中に出現した(?)。
音声【閣下、ご安心を。安全面を考慮し、病原菌焼却を散布しながら後を追いかけますからね。危険が生じた場合は緊急通信と召喚をお願いします。】
2L (トゥエル)は俺たちを追いかける形で浮島まで付いてくる。殺菌しながらねっ!!感染拡大とか危険なので(汗)。
だって、殺菌の魔法が使えるのは2L (トゥエル)だけだから…。
「よし、乗り込むぞ。頼んだぞ、O1 (オーヴァン)!!」
音声〔はい、父さん。じゃあ、みんな頼んだよ?〕
『『『『カ〜〜ァ!!』』』』
骨なのに、返事をしたら一斉に飛び立った。糸に引っ張られ、フワリと椅子が浮き始める。
おお、予想以上に乗り心地は良いぞ?
「飛行速度も安定してるじゃないの?」
骨カラス便は順調な様子。ちょっと寒いけど、天使便より速い。
到着時間も早まりそうだなぁ。
向こうに着いたら、まずは夕食だ。今頃、弟たちは食卓に集まっている頃合いだろうか?
俺がいなくて寂しい思いをしてないかな?むしろ俺が寂しい(え)。
「オーヴァン、何か食べたいものある?」
音声〔えっと、別に無いですね。〕
淡白だねぇ。
これが橘花くんなら、真っ先に「お肉!!」と言うところだ。橘花くんと乙女ちゃん以外は、みんな遠慮がちだからねぇ…。
でもO1 (オーヴァン)の場合はなんか違う気がするぅ?
まあ、それはいいや(え)。とにかく、浮島に辿り着いてから考えれば良いことだ。
ちなみに、今回に際して事前に「食料項目」に数品を追加登録をしてある。
ちょっと前にも考えた、無人島に漂流しても良いようにね(?)。
で、箱庭システムVr02はLV2になってから未知数だ。
そちらの検証はO1 (オーヴァン)誕生以来、手をつけていないんだけど、ボチボチ検証していく予定。
むしろ、今回の浮島キャンプがその資金石でもあるし?
音声〔父さん、見えてきましたよ。〕
「ありゃ、思った以上に早かったな?」
飛行開始から30分ぐらいしか経っていないけど、マーブル模様の岩肌の岩塊がはっきりと見えて始めていた。
音声〔父さん、どこに降りますか?〕
「裏側に草が生い茂る場所があるから、そこにお願い。」
とは言っても、ドーム1個分はありそうな草原が浮き島の下部に張り出している。牧場予定地としては申し分ない広さである。
そうして、俺たちは無事に草地に着地成功。
今回はてっぺんの石柱に行く予定はない。むしろ、安全に浮き島までの移動経路確保が最重要課題にして、拠点作成が本目的なのだ!!
「お腹空いたなぁ…。」
音声〔何にもない場所ですね、父さん?〕
そらまあ、そうでしょ?むしろ、何もないからこそ、ここから始まるスローライフですよっ!!俺はワクワクすっぞ(?)。
夜鷹を消したO1 (オーヴァン)を引き連れ、草原をひと回りしてみた。確かに何もない。
奥は浮島の岩塊により見上げる様な絶壁の崖になっているし。
安全面を考えて、拠点は絶壁の崖からちょっと離れた外周部の左側に作ろうと思う。だって、安全な場所でご飯を食べたいからね?
えっ、キャンプ?ある意味、これは我が家風のキャンプでしょ(え)。
「この場所に拠点を設置するぞっ!」
俺は「白ねこ島改造メニューLV2」を展開した。
__________________________________
箱庭システムVr02にようこそ。
猊下《田崎 蓮人》様と認証しました。
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>地形改造LV2
>海洋改造LV2
>植生改造LV2
>気候改造LV2
>建設項目LV2
>食料項目LV2
>霊園項目LV2
>人造兵項目LV2〈友好値80%で解除〉
竜脈結晶の融合>LV3まで、あと0/500個
>魔王種〈麻黄〉の白ねこ島友好値〈75%〉
__________________________________
MENU画面はあんまり変わっていないようだ。
O1 (オーヴァン)が転生した影響って無いのだろうか?
まあ、俺としては今まで通り使えるなら問題はない(え)。
取り合えず、この周辺一帯を更地にしよう。選択するのは地形改造LV2だ。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>地形改造LV2>>
>地面
>砂浜
>河
>池
>山岳
__________________________________
で、勿論、地面の項目だが、これは前回確認済みだな。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>地形改造LV2>>
>地面>>
>草地〈必要霊子2〉
>砂地〈必要霊子3〉
>荒地〈必要霊子5〉
>整地〈必要霊子10〉
>アスファルト〈必要霊子20〉
>コンクリート〈必要霊子30〉
>タイル貼〈必要霊子〉>詳細設定可
>霊地〈必要霊子500〉
>パワースポット〈必要霊子1000〉
>聖地〈必要霊子1000〉LV3
※四方50m×50m範囲内
__________________________________
何度見ても意味不明な「霊地」とか「パワースポット」だ(汗)。
だが時間が時間なので、ここはサクサクと「整地」で対応していきたい。もう若干、暗いし。
整地は必要霊子が「10」なので、自動回復を含めて無料みたいなものだな(?)。何の躊躇いもなく、あっと言う間に草原の一部に更地が出来ました!
ほんと、綺麗な地面だ。バージョンUP恐るべし。
お次は拠点の建設だな。ここからが本番である!!
戻って「建設項目LV2」を選択する。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>住宅
>施設
>工場
>道路
>上下水道
>電柱
>電化製品
>家具
>備品
__________________________________
ここからは俺も初見である。最悪、プレハブ小屋でも構わないけど、さすがにそれはないでしょ?
まずは…住宅の項目だな。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>住宅>>
>ボロ小屋〈必要霊子1〉
>掘建て小屋〈必要霊子2〉
>プレハブ小屋〈必要霊子3〉
>災害避難住宅〈必要霊子3〉
>長屋〈必要霊子100〉
>一戸建住宅〈必要霊子500〉
>アパート〈必要霊子1000〉
>庭付き一戸建住宅〈必要霊子1000〉
>西洋屋敷〈必要霊子1〉>詳細設定可
>大型マンション〈必要霊子1〉>詳細設定可
>武家屋敷〈必要霊子1〉>詳細設定可
>超高級一戸建住宅〈必要霊子1500〉
>億ション〈必要霊子3000〉LV3
>核シェルター〈必要霊子5000〉LV3
__________________________________
ふわぁぁぁ。増えすぎぃ(汗)。
同時に必要霊子がグン!と増えてるけどさぁ。
「夢のアパート経営、ウハウハ生活とか。」
いや、それどころじゃねぇ。大型マンション経営も夢では無いときたもんだ(え)。いや、誰が住むっちゅうねん??
だけども、ここでも登場の「詳細設定」という文字。
試しに、ちょっとだけ詳細設定を弄ってみる。
__________________________________
>>大型マンション
>詳細設定…現在〈必要霊子1000〉
1〜10F 〈必要霊子1000〉
〈11F以降〉…各500霊子の追加〈OFF〉
〈屋上設備〉
屋上庭園の追加…500霊子の追加〈OFF〉
屋上浴場の追加…500霊子の追加〈OFF〉
〈屋内設備〉
屋内トレーニングルームの追加…500霊子の追加〈OFF〉
屋内プール場の追加…500霊子の追加〈OFF〉
屋内ラウンジの追加…500霊子の追加〈OFF〉
屋内浴場の追加…500霊子の追加〈OFF〉
屋内宴会場の追加…500霊子の追加〈OFF〉
__________________________________
これ、結構に細いな(汗)。
で、最低でも10階建で「1000」霊子が必要という計算かぁ…。
出来なくはない(え)。しかし、浮島にマンション建ててどうする?
ここはやっぱり、住宅ではなく施設だろうか?そもそも、この場所には牧場を作ると決まっていると言うのに。
さあ、戻って「施設」の項目を確認してみよう。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV2>>
>施設>>
>仮設トイレ〈必要霊子2〉
>仮設水飲み場〈必要霊子3〉
>工事現場〈必要霊子4〉
>プレハブ診療所〈必要霊子4〉
>公衆電話〈必要霊子4〉
>広場〈必要霊子5〉
>公共トイレ〈必要霊子100〉
>公園〈必要霊子100〜500〉>詳細設定可
>牧場〈必要霊子100〜500〉>詳細設定可
>ハローワーク〈必要霊子800〉
>区役所〈必要霊子1000〉
>大使館〈必要霊子1000〉
>図書館〈必要霊子1000〉
>ガソリンスタンド〈必要霊子1500〉
>旅館〈必要霊子1〉>詳細設定可
>消防署〈必要霊子2000〉
>警察署〈必要霊子2000〉
>博物館〈必要霊子3000〉
>水族館〈必要霊子3000〉
>神社〈必要霊子3000〉
>防衛基地〈必要霊子4000〉LV3
>秘密基地〈必要霊子4500〉LV3
>神宮〈必要霊子5000〉LV3
__________________________________
こらまたスゴい。圧倒的じゃあるまいか(汗)。
これなら普通に町が作れる仕様だぞ。
だが腑に落ちないのは、水族館があって動物園が無い件な?
いやいや、今はそんな考察をしている場合じゃない(え)。
選ぶ選択肢は「牧場」一択である。で、こちらも詳細設定だなぁ。
__________________________________
>>牧場
>詳細設定…現在〈必要霊子100〉
〈母屋〉
小型…100霊子の追加〈ON〉
中型…150霊子の追加〈OFF〉
大型…200霊子の追加〈OFF〉
牛舎の追加…100霊子の追加〈OFF〉
鶏小屋の追加…50霊子の追加〈OFF〉
羊小屋の追加…50霊子の追加〈OFF〉
風車の追加……50霊子の追加〈OFF〉
サイロの追加……50霊子の追加〈OFF〉
__________________________________
これまた、本格的?ですね。
でも牛舎はあるけど、馬はどこに?ここって大根ちゃん(仮)の為に作るようなもんだからね。
でも現状、羊もいなけりゃ牛もいない。最悪、牛舎を代用しても構わないでしょ。
なもので、俺が選んだ詳細設定はこちら…。
__________________________________
>>牧場
>詳細設定…現在〈必要霊子500〉
〈母屋〉
小型…100霊子の追加〈OFF〉
中型…150霊子の追加〈OFF〉
大型…200霊子の追加〈ON〉
牛舎の追加…100霊子の追加〈ON〉
鶏小屋の追加…50霊子の追加〈ON〉
羊小屋の追加…50霊子の追加〈ON〉
風車の追加……50霊子の追加〈ON〉
サイロの追加……50霊子の追加〈ON〉
__________________________________
もちろん、フルコースである(え)。
そして命名しよう。この牧場は「浮島牧場」であると!!
これで「500」霊子の消費とか、お安い限りである(断言)。
選択すると同時に、ドーーン!!と牧場が出現した。これ良いね!一気に牧場っぽくなったぞ。肉体的な負担?も軽度である。
で、母屋は赤い屋根で可愛い感じの丸屋根に仕上がっていた。いいねぇ。
あとは電線と水道管を引いて繋げれば、当面のライフラインは確保できる。
これまた不思議現象ではあるけど、田崎家跡地からライフラインは繋がっているんだよねぇ?
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV 2>>
>電柱>>
>電信柱〈必要霊子3〉
>信号機〈必要霊子5〉
>地下配電〈必要霊子20〉
>電波塔〈必要霊子100〉
>送受信システム〈必要霊子500〉LV3
__________________________________
地下配電とか、一気に近代化したね(?)。電線いらずである。
初見の電波塔とかって何だろう?まさか電話が使えるとか?
いやしかし、既に我が家のスマホは品切れである…(涙)。まさか、こんな事になろうとは……。
それはともあれ、牧場なら地下配電が良いだろう。地下配電で母屋と各施設を繋いで終了だ。ここら辺は慣れているので仕事が早い(え)。
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV 2>>
>上下水道>>
>水道管〈必要霊子5〉
>下水管〈必要霊子5〉
>次世代型水道管〈必要霊子10〉
>次世代型下水管〈必要霊子10〉
>自立型再生水道装置〈必要霊子100〉
>循環型下水装置〈必要霊子500〉LV3
>自律型循環制御装置〈必要霊子1000〉LV3
※10メートル辺りの消費霊子です
__________________________________
次は上下水道だ。
こちらも近代化の一途を辿っているようで(笑)。
自立型再生水道装置って、どうなんだろう?
いや、無難なところで、ここは次世代型とやら?で十分な気がする。
俺は次世代型の水道管と下水管を繋げていく。チャチャッと終わらせて終了だ。
風車もあって雰囲気最高じゃない?
「で、ちょっとO1 (オーヴァン)、起きろって!!完成したぞっ。」
音声〔ふぁぁぁ。やっと出来ましたか、父さん?〕
すまん。夢中になってO1 (オーヴァン)を放置していた事は否めない(汗)。
しかし、どこでも寝れる子だよねぇ。それは素直に感心するけど。
「さあ、一応は拠点が…牧場だけど、中を確認してみよう!」
母屋だけど、結構に大きい。大型を選んだのは俺だけどさ(え)。
牧場によくある、鉄製の開き戸が正面にあって…ああ、そう言うことか?
音声〔父さん、ここは何でしょう?動物を飼育する場所でしょうか?〕
「ここは馬を飼育する場所だね。」
母屋の半分は馬を飼育する馬房が設置されていた。
内部は防水加工されたコンクリート床と壁で仕切られている。なんか我が家の店舗フロアに似た雰囲気だ。
馬って寒さに弱いのも居るらしいからねぇ。暖房設備も完備されてるし。
「なるほどなるほど、これなら大根ちゃん(仮)も満足すること間違い無いなっ!!」
馬房は計10個。そんなに増やす気はないのだが(汗)。
そして母屋の奥半分は居住空間となっていた。
平屋だけど、ちゃんとした一軒家並みで、広めのログハウス風の内装であった。個室だって5部屋ある。
うん、木の香りが良いねぇ。こういう内装もいい。質素ながらも暖かい感じがしてさ。
まあ、現状では必要最小限の物しかないけどね…。
おっと、オープンキッチンもある。さあ、ちょっと遅めの夕食準備だよ。
というか夜食的なぁ?水道だって…ちゃんと出ました!
音声【はぁはぁ…閣下、仕事が早いですねぇ…。】
お? 2L (トゥエル)め、やっと来たか。
こうなると、ちょっと納得できない部分もあるが(?)、天使飛行便は完全撤廃せざるをえない訳で。
音声〔あ、先輩、遅かったですねぇ?〕
ソファで寛ぎながら、O1 (オーヴァン)は半分うつろな目で先輩を迎えている。大物だよな、この子ってば(笑)。
音声【キィぃぃ。何たる態度!?先輩を敬いなさいっ(怒)!!】
怒る気持ちも分からんではない。しかし、O1 (オーヴァン)まだ子供だしな。
そんなん本気で怒るんじゃない。大人げないぞ?
「おい、 2L (トゥエル)、そんなことやってる暇があったらちょっと手伝え。こっちは猫ちゃんの手でも借りたいぐらいだぞっ?」
音声【後輩、寝てるだけですよっ??】
いや、逆に寝かせとけ(え)。
子供に料理はまだ早い。寝る子は育つ。
さてさて、チャチャッと簡単なものを仕上げたい。
室内だけど、キャンプ的な?せめてそんな気分を味わいたいものだ(?)。
「そこで事前に追加した食料項目を確認だ!!」
__________________________________
箱庭システムVr02「白ねこ島」改造MENU++
>食料項目LV2>>
>シーフードミックス1袋〈必要霊子1〉
>砂糖1袋〈必要霊子1〉
>ミルク1袋〈必要霊子1〉
>コーヒー牛乳1パック〈必要霊子1〉
>パックご飯1パック〈必要霊子1〉(NEW)
>白砂糖1袋〈必要霊子1〉(NEW)
>伯方の塩1袋〈必要霊子1〉(NEW)
>黒胡椒1瓶〈必要霊子1〉(NEW)
>ダージリンティー1箱〈必要霊子2〉
>アップルティー1箱〈必要霊子2〉
>チェリーティー1箱〈必要霊子2〉
>烏龍茶1箱〈必要霊子2〉
>ミルクココア1箱〈必要霊子2〉
>インスタントコーヒー1袋〈必要霊子2〉
>食パン1斤〈必要霊子2〉
>冷凍食品 餃子〈必要霊子2〉
>冷凍食品 海老シュウマイ〈必要霊子2〉
>冷凍食品 お弁当ハンバーグ〈必要霊子2〉
>冷凍食品 和惣菜セット〈必要霊子2〉
>冷凍食品 本格炒飯〈必要霊子2〉
>ミネラルウォーター1本〈必要霊子2〉(NEW)
>コーヒー牛乳1パック〈必要霊子2〉(NEW)
>牛乳1パック〈必要霊子2〉(NEW)
>レモンティー1箱〈必要霊子3〉
>ジンジャーティー1箱〈必要霊子3〉
>ベーコン1パック〈必要霊子3〉
>国産純粋蜂蜜1瓶〈必要霊子3〉
>粗挽き肉1パック〈必要霊子3〉(NEW)
>カップ麺「Ra王」1個〈必要霊子3〉(NEW)
>クリスマスケーキ苺・レアチーズケーキ〈必要霊子10〉
>A5牛ロース肉5Kgブロック〈必要霊子12〉
>レタス 田崎家固有種1個〈必要霊子13〉
>大根 田崎家固有種1本〈必要霊子25〉
>ニンジン 田崎家固有種1本〈必要霊子25〉
>聖域タケノコ 西竹林産1本〈必要霊子50〉
>王桃〈必要霊子500〉LV3
※登録保留「神桃」〈友好値120%で解除〉
__________________________________
スゴイじゃないの。ゆくゆくはO1 (オーヴァン)と 2人で異世界に乗り込み、物流を引っ掻き回すのが目的である(え)。
それは冗談だけど、これだけあれば食糧難になることは無いだろう。
音声【閣下。何を作るんですか?】
「そうだなぁ。バーベキューは…海産物があんま無いんだよねぇ。」
何故か我が家の特産品である「秋刀魚」は登録できない仕様でね。
う〜ん。キャンプ気分が味わえる料理か…?普通に焼きそばとか作って外で食べれば良いんじゃない?具材になるシーフードミックスもあるし。
だけど麺を登録してなかった(汗)。何かで代用できないだろうか?
あ、でもソースが無い。失敗したぁ。
塩と砂糖は登録したけど、調味料が無い。菅原君と俺が好きな醤油とかもっ!!
「くっ。俺としたことが…こんな事なら、牛カツ丼を収納して持ってくれば良かったぁ!!」
しかし、後の祭り…今更、どの面で引き返す?
とりあえず、ミネラルウォーターを幾つか霊子購入して配置し、鍋に入れて沸かそうと思う。ちゃんとガスも繋がっているようで。
あとコーヒーとか紅茶も何個か購入して棚に置いておく。保存が効くものは置いておいて損はないのだから…。
音声【ちょ、閣下?まさかその手に持つカップ麺は…。】
「何ですか?夜空を見ながら外で食べるカップ麺…最高のキャンプ気分じゃないですかぁ!?」
そして生卵を1つ乗っければ…卵も登録してなかったぁぁあ(涙)。
音声【いえ、閣下。閣下と一緒に味わうカップ麺の味、僕は生涯忘れる事は無いでしょう…後輩が居なければねっ。チッ。】
舌打ちしやがった(汗)。お前は、ホントにダメな天使だよ。
こうして、俺たちはO1 (オーヴァン)を叩き起こした後、カップ麺にお湯を注いで3分後、母屋の外に出て星空を堪能しながら、ズズズ〜っと麺を美味しく頂いました(え)。
草むらにあぐらを描いて、こんな風に過ごすってのも乙なものである。
「久しぶりに食べたけど、最近のカップ麺うまいなっ!!」
音声【ですね。生タイプの麺も良いですが、やはり乾麺タイプの方が味がありますよね!!】
おい、随分詳しいな?その知識どっから持ってきた?
しかし正直、このシュチュエーションだからって言うのもあると思うけど。
でも俺はやっぱ赤いキ◯ネが1番好きなんだなぁ(え)。
ところで、あの星空って本物なんだろうか?白ねこ島というか、この箱庭って何なんだろうな?
音声〔父さん、美味しいですね!むしろ、僕はカップ麺だけで良いです。カップ麺だけにして下さい!〕
いや、何を言っているんだ、この子?
カップ麺の汁まで飲んじゃって…ちょっと健康に悪いでしょ。
偏食というか、ジャンクフード好きになって太るんじゃあるまいなぁ?
「…こういうのばっかり食べてると太るんだよ?太ったらカッコ悪いんだよ?モテないよ?多分。それにビビさんに怒られるからね?」
音声〔うっ…。そ、そうなんですか…。分かりました。諦めます…。〕
そんな絶望したような顔で言わなくても良いじゃない?
O1(オーヴァン)は、この世の地獄を見たような表情でさ。
俺はビビさんにカップ麺を食べたのが知られるのが怖い(震)。
だけど、O1 (オーヴァン)の場合、なんか違うだろ?父には分かるんです。そんなに茜にモテたいのかぁ??いや、お前はイケメンじゃないから、確かに死活問題になりかねない。父、ある意味共感です(?)。
音声【閣下。カップ麺ぐらい良いじゃないですか?この牧場に多少ストックしておけば、当面は来る事が出来るのは僕達ぐらいですからね。週一ぐらいで内緒で…?】
「お?…お前、どうした?」
あれほど悪魔なO1 (オーヴァン)を当初は忌避していた癖に、ここにきて先輩面しちゃってさぁ?
音声〔先輩!良いんですかぁ!?〕
音声【勿論、可愛い後輩の為ですからねっ!!】
正気かぁ!?
まあ、あと数種類登録して、ストックしておいても良いかもね?俺だってたまに食べたくなる訳で(え)。
でも健康にあんまり良くないんで、弟たちには内緒でさ?秘密の戸棚とかロッキーに作ってもらうかな?
勿論、赤いキ◯ネは不可欠ですから!!
音声【ボソ…ふふふ。一杯食べてぷくぷく太るといいのですよ…ボソ。】
おい、俺には聞こえてんぞっ?天使の悪意が酷い(汗)。
こうして、浮島初日の夜は更けて行くのだった…その2へ続く!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈78.8+〉
戦闘力 1791+15
防御力 1709+15
生命力 1735+15
回避値 1588+15
知能値 665+5
器用値 25
魔力値 2718+25
無属性1661+15
地属性1693+15
固有能力
竜脈適正「最高位+」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語 鬼
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
O1 (オーヴァン)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
キャロ
カロテン
ナスニン
號竜
アドム
トリントン
ハッチ
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
ダサお洒落風の名物セーター〈服〉
属性:羊毛LV20〈通常級〉
付与効果:防寒性能+
服装センス−
耐久値:40
上下ジャージ(AJIDES)〈服〉
属性:化学繊維LV30〈通常級〉
付与効果:耐風効果〈微〉
保温+
耐久値:55
◆ ◆ ◆