第289話「ホチョさんの疑惑その3・褒め殺されて何が待つ?いや、ちょっと待って!!」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第289話「ホチョさんの疑惑その3・褒め殺されて何が待つ?いや、ちょっと待って!!」
やって参りました「白ねこ島」へ!本日は記念すべき日ですよ。
冷蔵庫の中で寝ていた青い小蛇な4R (シリュウ)を引っぺがし、左手に巻き付けて来ました。
「って言うか、なんで4R (シリュウ)は寝てんだよ?」
『ちょとだけ休んでただけニョロよぉ。E5 (エコ)さんが大丈夫だって言うから。』
コラァ。勝手に交代するから面倒なことに…いや、むしろ竜脈結晶化はスムーズに移行したなぁ。今後、大量生産の際にはE5(エコ)さんが必要だと判明したわけで…。
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(*´꒳`*){何ですか、御主人様?私の顔をジッと見て。キモいですよ。}
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「何でだよぉぉぉ(怒)。」
E5(エコ)さんは何か俺に恨みでもあるのだろうか?俺にはとんと心当たりが無いのだが(え)?
コテージはシンと静まり返っている。お出迎え役のアドムは既に外かな?
『ユキヲも連れて来ちゃって大丈夫ニョロか?』
「ああ、それはね…あとで一時退避はしてもらうけども。」
さすがに、今回ばっかりは何が起こるか分からないからさぁ…。
『嫌だモギュ!』
あ、痛たたたぁ。ちょ、ユキヲぉ。爪がぁ。頭皮にぃ(涙)。
「ちょ、ユキヲぉ。俺だってお前とは離れたくないけどぉ〜(涙)。」
と言うことで、本日の主目的をおさらいしておこう(え)。
そもそも、竜脈結晶が何のために必要なのか…それは勿論、「白ねこ島」として封印された存在を眷属化する為に必要なものである。
さすがの俺も、今回は今までと毛色が違いすぎてさぁ…不安要素しか残らない。
とは言え、ちゃんと必要不可欠な初期型携帯「i poon 01」も3階に戻って持ってきた次第である。準備は万端、か?
でだ、DSさんとG3 (ジザ)さんの両名には、白ねこ島に移住?しているメンバーを招集してもらい、我が家への一時退避が出来るよう取り計らってもらったわけで。
そんな事を涙交じりに切々とユキヲに説明しながら、ようやくユキヲは納得してくれたようで…。
『兄ちゃん、分かったモギュ。』
「おぉう。なんてお利口なユキヲぉぉ(涙)。」
過保護が過ぎる?いや、まさにこれぞ無償の愛である(え)。
音声【クッ。妬ましぃ…。】
声に出てんぞ、そこのダメ天使。
『いつまでやってるニョロか?早く行くニョロよ。』
「はいはい、分かってますよぉ〜。でも外寒いぞ?4R (シリュウ)大丈夫か?」
『その寒い中にみんなを待たせているのが親方様ニョロよ。』
これは1本取られましたねぇ(え)。はっはっは(笑)。
しかし2月に入って、白ねこ島も幾分は暖かくなってきた気はするんだけどねぇ…。
「よぉ〜し、みんなついて来〜〜い。」
ついて来るのはE5 (エコ)さんと2L (トゥエル)だけだけどさ。4R (シリュウ)は巻きついてるし…。
そんな俺たちは1階のラウンジを抜けて玄関先へ。
扉を開けた先には…道路を挟んで白浜前駐車場が広がっていた。
「おっ、珍しくザワザワしてんなぁ。」
この周辺、普段は人っ子ひとりいないのだ。そんな場所に集まっている面々は…。
「お〜〜い。あやっち〜〜ぃ。」
俺の孫認定のあやっちが手を振り返している。
そんな恥ずかしそうに手を振らなくてもいいのにぃ(え)。
あやっちこと「亜弥」は白ねこ島の侍従のリーダー格?である。
そんなあやっち以下、白ねこ島の侍従は4名。
コテージ管理者の鉄腕なアドム。海洋資源管理兼発掘役の海の王子なトリントン。白ねこ富士山観測所管理兼発掘役のハッチだ。
副音声〔ハッハッハ!待っていたよ。一体全体、何が始まるんだい?〕
アメコミヒーローばりに豪快な笑顔でハッチが俺に聞いてきた。白い歯がキラーンと無駄に光っている(汗)。
いや、それって説明聞いてないのかよぉ?
「…アドムとトリントンは?」
副音声〔彼等なら、あの中にいるようだぞ!私は全く寒くないけどな!!ハッハッハ!!〕
「お前は相変わらず元気だなぁ…。」
そしてハッチが指差すのは…ああ、この間作ったまま放置してあったプレハブ小屋…正式名称「駐車場警備員室」ですか。なるほど。
多分、DSさんとG3 (ジザ)さんもその中か。
「じゃあ、しょうがない…まとめて説明するにして…。」
副音声『説明は聞いてるカモネ〜〜。ハッチが忘れてるダケカモネ〜〜。』
は?
その特徴的な声は…ハッチの補佐をさせる為に作ったENTJ型ゴーレム、ワイルダーZじゃあるまいか?
大型の騎士タイプとして作ったゴーレムである。カッコいいけど口調がなぁ(汗)。
副音声〔おや?聞いたような?聞いてないような?まあ、どっちでも良いがな!ハッハッハ!!〕
副音声『毎度のことだけど、疲れるカモネ〜。どうせ理解しなから気にすること無いカモネ〜〜。』
…ゴーレムより理解力ないとか、お前は脳筋かぁぁぁ(怒)。
呆れ果てて言う言葉が無い。コイツは無視しておこう。あやっちに目をやれば、両手を上げてギブアップの構え。
あやっちは1番の常識人?だから、あやっちに頼むのも酷な話だ(え)。
しかし、ここにワイルダーZが居るということは、トリントンの補佐をしているENTJ型ゴーレム、ウミーも警備員室で待機していると思われる。
音声【あ、閣下。一般タイプのゴーレムは僕とDS先輩の収納空間、及び大容量のG3 (ジザ)先輩の収納空間〈Ω(オーム)〉で回収しますが、ENTJ型は閣下にお願いしますね。】
無生物であるゴーレムは収納空間に収納可能だ。
と言うか、俺が錬金術本舗からせっせと持ち運んで来たわけだからなぁ。
「ってことは、ワイルダーZとウミーと…ビニールハウス菜園を管理してもらっている〈A01〉もか?」
〈A01〉の正式名は田崎家農作業特化型ゴーレム◯(マル)号機 PG・AT〈A01〉だ。
見た目、亀◯人のように甲羅を背負った老人タイプである。え〜と、駐車場の隅っこで丸まってんな?
あ、丸まってる?で思い出したけど、ちゃんと亀姫の花子さんはゴーレム運搬にて我が家に返還済みである(え)。
〈G01〉がヒーヒー言いながら運んでたけど(?)、コテージに辿り着いて気付いた。
コレってアドムに頼めば良くねぇ?って。
鉄腕なアドムはヒョイと片手で持ち上げて、そのまま2階へ。備え付けのタンスにポン!と投げ込んでたねぇ(汗)。
『ちょ、いつの間にG3 (ジザ)さんまで収納空間を持ってるニョロかぁ??俺のはぁ??』
ん?そう言えば…確かにぃ。しかも大容量の収納空間だとぉ?
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(*´꒳`*){多分、4R (シリュウ)さんは後付け電脳情報は構成上、無理だと思いますよ?4R (シリュウ)さんの電脳領域は、竜脈制御に特化し過ぎて、竜脈との融合が加速度的ですので支障が…。}
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それ以前に、収納空間って俺の頭髪を搾取して作ってんじゃなかったっけ?
どんだけ俺の頭髪をストックしてやがってんだ(怒)!?
「頭が寒いんだよぉ(怒)!!」
『兄ちゃん、俺がいるモギュ。』
あ、そうだったぁ〜。俺にはユキヲという名の癒しがありましたぁ(え)。
『く、悔しいニョロぉ。だけど、それって…?』
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(*´꒳`*){はい。最終的には…私以外の全員、竜脈との融合が進むことで電脳領域的な分野に接触する事は出来なくなるでしょうねぇ…ニヤリ。}
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E5 (エコ)さんの言葉に悪意を感じたのは俺だけだろうか?なんか背筋が寒い(?)。
音声【か…閣下ぁぁぁ。僕を見捨てないで下さいぁぁぁ〜〜い(涙)。】
「えぇ〜い、何なんだ、お前たちはぁ!?しがみ付くなぁぁ(怒)。」
もはや混沌である。唯一、あやっちだけが生暖かい目で見守っていただけだった…。
◇ ◇ ◇
音声『旦那様、お待ちしておりました。』
駐車場警備員室の中はポカポカだった。
入ったらアドムがアッサムティーを出してくれたので、感謝して頂くとしましょう。
う〜〜、生き返るぅ。
「や、トリントン。ところで、ルカーの件だけど…。」
副音声〔大丈夫。ルカーは他の仲間と一緒に沖で避難してるよ。海の中なら平気だから。〕
ルカーとは、トリントンの配下である秋刀魚亜種・イルカ亜目?である。
さすがに、このイルカもどき全てを白ねこ島から退避させることは不可能なので、ルカーだけでも我が家の店舗フロアに…って提案したわけでね。
でも、海の王子なトリントンは自信満々にそう言うわけで、王子様っぽい貫禄がついてきたなぁ〜って思うよ。
緑の髪と青い目の元気っ子、ってだけじゃないね。成長したなぁ。
「成長してないのは俺だけだよなぁ…。」
しみじみとそう思うよ。俺も歳をとった(え)。
音声『ホッホッホ。旦那様、成長しないということは、変わらずそのまま初心でいられるということ…それもまた、旦那様の美徳でありますな。このような方に仕える事ができ、我々はまことに幸福であります。』
「え…。」
いや、まさかそんな返しが来るとは思わなかったよ(汗)。ちょ、やめて!?静かにならないでぇ(汗)。
執事長のDSさんの言うことだから、誰も反論しないけどもぉ??普段ならE5(エコ)さん、G3 (ジザ)さんあたりがチャチャ入れるのにぃ…。
音声《無論、研究対象としても申し分ないのじゃ。ここまで何もかも受け入られる善意の塊なんぞ、どこを探してもおらんじゃろ。逆に心配じゃぞ。》
おぅい。G3 (ジザ)さんの目は節穴か?俺に善意なんてカケラもありませんけど(え)。
もうそりゃ、腹の底は真っ黒だよね!いつか兄に仕返ししてやりたいと常々思っている俺がここに居ますよ?
『危なっかしくて見ていられないのは同意するニョロよ。騙されても騙されたと一生気付かない振りをするタイプニョロね。口は悪いけども。』
何だ、この誉め殺しはぁ!?今回、最終話なの?そんな展開なのぉ?
悪友である4R (シリュウ)までそんな事を言い出すとは、誰が予想するというのか。
音声【皆さん、今頃ですか?フフン、僕は初めから気付いてましたよ…閣下はまさに我が神!至高の神!外見とか関係ないのです。その内面は別次元、高次元界の超イケメンですからねっ(断言)!!】
いや、駄目天使。お前のソレは褒めてんのかぁ(?)。
俺の外面がズタボロと言いたいわけかぁ??ああん?
音声【あれ?閣下、怒ってます??】
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(`・ω・){…まあ、最終的に勝ち残るのは私だけですけどねぇ…ニヤリ。}
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E5 (エコ)さんの悪意が垣間見える。またしても背筋が寒い(汗)。
で、今気付いたけど、駐車場警備員室の中には女王蟻の葉蘭と親衛隊長蟻の水引以下、50匹程度の蟻さんたちも待機していた。
勿論、彼等も白ねこ島の歴とした住人である。我が家からビニールハウス菜園に移住した者たちだ。
「葉蘭、水引も御苦労さん。」
『妾の…王よ。』『主君よ…。』
おぁ!?こりゃまたビックリ!俺の「異世界言語LV2」が作用していると思われる。
デッカいコーカサスオオカブトとヘラクレスオオカブトっぽいものが俺の肩に着地して、辿々しくも喋ったのだ!?
「えぇぇ。…王とか主君とか、ちょっと恥ずかしいんだけど…(汗)。」
『妾の…声…が?』
『姫…やりましたな…(嬉)。』
って言うか、姫とか呼んでるんだ?女王と言うより、姫っぽい…のか?
で、嬉しいのか?葉蘭はニコニコ顔で…いや、さすがに昆虫の顔色とか分からないんだけどね。でも幸せオーラを全身から滲み出しているのが分かる(汗)。
音声《妖獣にまで好かれるとは…主はまことに興味深いのじゃ。》
そ、そうね。まあ、確かに(汗)。
「しかし、この少年心をくすぐるカブトムシのスタイリッシュ感がG3 (ジザ)さんには分からないかなぁ…?クワガタも良いけど、やっぱカブトムシだよねぇぇ(断言)!」
『カッコいいモギュ!』
いや、そんなユキヲもカッコ可愛いぞっと(え)。
そして、葉蘭と水引の言葉まで分かるのだ…間違いなく、これでミミちゃんやルル君ともお喋りできる筈だ!!
はぁ、期待が膨らむなぁ〜。
「葉蘭たちも、一時、我が家に退避よろしくな。元の住処の地下室の方が良いか?」
『妾の王…屋上が…良いです…。』
『それがし等…妖怪では無く…妖獣なので…。』
ああ、そうねぇ。既に地下室の蟻さん達は次期女王蟻候補を立てて別グループ化してるもんなぁ。あっちは妖怪臭いし(え)。
副音声〔博士。彼等は僕が運びますよ。その為の籠も持参しました。〕
アドム、グッジョブ!!俺と違ってテキパキ仕事するよねぇ〜(え)。
ちょっと機械作業っぽいのがアドムらしいけど(汗)。
ともあれ、これで全員集まったのだろうか?
「んじゃま、ちゃちゃっとアドム達と契約しちゃおうか?」
彼等、白ねこ島の侍従達に集まってもらったのは他でもない…白ねこ島を眷属化するにあたり、悪影響が出ないように俺の庇護下に置く為。即ち、契約する為だ!
ちなみに、既にあやっちとは契約済みですよ。
あやっちのおかげで、彼等と契約するにあたり、「竜脈結晶」が必要である事が判明したわけだ。あやっち様様である(?)。
「なので、必要な竜脈結晶は…3つだ!!」
アドムとトリントン、ハッチの分である。
「さあさあ、外へ出てくれ。あとウミーも出ろ。ゴーレムなのに寒くないだろ?」
副音声『ニャンとも失礼ねぇ。ねこ人魚だってコタツが好きにゃんよ。』
そもそも「ねこ人魚」って何だ?あ、デザインしたの俺だった(笑)。
って言うか、いつの間にか警備員室にコタツが持ち込まれているのは何でさ?しかも、ENTJ型ゴーレムのウミーが寛いでいる風景とか…。
「…まあいい。まずはアドム、次がトリトンで、最後にハッチな!」
ともかく順番通りに遂行してこう。
音声『では皆さん、一列に並ぶように。』
そこは我等が執事長、DSさんがビシッと締める。
一斉に警備員室から飛び出して、駐車場にズラリと並ぶ。あやっちはいんだよぉ〜。こっちおいでよぉ〜。
にしても、俺の言うことにはみんなしてダラダラしてるのにぃ…こうも違うのかぁ(汗)。
俺の指導力の無さよぉ(涙)。ガックシ。
「ともあれ、アドムから始めるぞぉ!」
副音声〔博士。よろしくお願いします。〕
う〜む。なんと言うか、アドムとこういうやり取りしていると、本当に何ちゃら博士になった気分になってきてヤバい。鉄腕なアドムの改造手術みたいなノリだ(え)。
しかし、アドムにもお世話になっております。身長なんか1メートル弱なのに、我が家で1番の怪力ですからねぇ(汗)。
果たして、契約の結果、更に怪力でムキムキになってしまうのか?いや、それは無いでしょ?それはやめてくれぇ(叫)!今のままの純朴少年っぽいアドムのままで居て欲しい。
「…怪力ムキムキとか鉄腕なイメージと剥離し過ぎるだろぉが!?ナイナイぃぃい!!」
『…いきなり何だニョロ!?頭がおかしくなったニョロかぁ??落ち着くニョロよぉ(汗)!!』
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(*´꒳`*){あらあら?これが御主人様のいつものスタンダードですよ?}
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いや、逆に落ち着いたわ(怒)!!
4R (シリュウ)はともかく、御主人様言いながら普通に俺を貶めるスタンスに脱帽だわ(え)。
しかし、やると決めた以上は引き下がれない。
俺は「宝物庫〈Ω〉」から竜脈結晶を取り出した。その竜脈結晶が煌々と輝き始める。うぉぉお、唐突だなぁ!?
「E5(エコ)さんっ!!」
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(*´꒳`*){はぁ〜い。}
権現《田崎 蓮人》と契約可能な個体が発生しました。
契約可能個体名〈アドム〉…親和性100%
〈契約〉
契約可能個体名〈アドム〉と
契約(親和性が一定レベルを越えた固有存在との相互契約を結ぶ事が可能)
を実行しますか?YES・NO
補助物品…竜脈結晶×1・固有能力「竜脈同調〈大歳刑〉」を獲得できます。
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迷わずYESをポチッとな。
願わくば、怪力ムキムキは御遠慮願いますぅぅ。
竜脈結晶が輝きながら、アドムの胸に吸い込まれた!!
これは、あやっちの時と同じ現象である。そして竜脈結晶内部の竜脈がアドムと一体化し…アドムが大きくなっていくぅぅ(汗)。
「ああ、アドムぅ!?それ以上わぁぁ(涙)。ムキムキ嫌ぁぁぁ!」
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(´・ω・`){相変わらず御主人様って意味が分からないこだわりですねぇ…。}
権現《田崎 蓮人》と個体名〈アドム〉との間に契約が結ばれました。
〈アドム〉は竜脈補正効果を受け、種族〈霊子の人形〉 に進化しました。
〈報告〉
〈アドム〉は竜属性を獲得。
〈アドム〉は固有戦技ドラゴン・ロケット・パンチ(DRP)を獲得。
〈アドム〉は固有能力神のコテージ★改造ROG〈リンク50%〉を獲得。
〈アドム〉は能力・竜脈を獲得しました。
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恐る恐る目を開けてみる。光は収まったようだ…が?
副音声〔やったね。アドム!〕
副音声〔これが僕ですか?ありがとう、亜弥。そして博士。〕
アドムをねぎらうあやっちの姿…感動のシーンだ。美しい握手である。
まあ、アドムと1番付き合いが多いのがあやっちだからねぇ…。
サイボーグっぽくて表情の無いアドムだけど、今だけは本心から喜んでいるように見えるから不思議で。
『感動ニョロね…。』
ああ、感動だ。だって、見た目が変わらず、身長が伸びただけでホッとしたよ(え)。
約1.5メートルぐらかな?やっぱ、鉄腕なアドムはそうでなきゃな(?)。
『良かったモギュ。』
「うんうん。良かったなぁ〜。ドラゴン・ロケットなんちゃらとか不穏な文章が見えた気がするけど、そこはどうでも良い(え)。」
結局は、やっぱり見た目だよねっ(断言)!!
音声【閣下。人は見た目じゃないですよ?中身ですよ?閣下の中身は最高ですっ!!】
「お前、ぶっ飛ばすぞぉ?」
この駄目天使めぇ。イラつくぅ(怒)。
本人は本気で褒めているのが更にムカつくぅぅ。
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(´・ω・`){ちなみにアドムさんの身体情報はこちらです。}
アドム♂
種族〈電子の人形→霊子の人形〉 (NEW)
階級〈侍従〉
カテゴリー〈2.1+〉
戦闘力 28
防御力 25
生命力 24
回避値 16
知能値 10
器用値 10
魔力値 10
電子属性21
無属性21
竜属性10(NEW)
戦技
鉄腕攻撃
ロケットパンチ
逆噴射
固有戦技(NEW)
ドラゴン・ロケット・パンチ(DRP)
固有能力
霊子核〈ダンブライト心臓〉
第五元素循環回路搭載「鉄腕」
伝達経路回路「鉄腕タイプ」
箱庭システムVr01〈鉄腕型思考人格typeT1〉
神のコテージ★改造ROG〈リンク50%〉(NEW)
竜脈同調〈大歳刑〉(NEW)
竜脈補正効果(契約)(NEW)
能力
機械 破壊 純粋 怪力 飛行 アンドロイド 管理人 竜脈(NEW)
称号
白ねこ島 専属侍従
神のコテージ管理人(NEW)
装備
侍従服 (白色装飾)〈服〉
属性:羊毛LV150〈特殊兵装級〉
付与効果:魅了付与
霊力構築〈妖銀鉱(低位)〉
魔力伝達〈魔鉱石(低位)〉
耐久値:220
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いや、もうそういうの要らないんですけどぉ…。
で、鉄腕なアドムが更に鉄腕な少年になったということだけは分かったが(?)。
「さあさあ、次々行こうか!!次はトリントンなっ!」
お待たせ。お待たせ。ちょっと緊張した面持ちの海の王子様だ。
副音声『頑張るニャンよ!トリント〜〜ン!!ガンバ、ガンバ〜〜!』
声援は…ねこ人魚なウミーである。ウミーだけである。なんか逆に寂しいような?
副音声〔ウミー。恥ずかしいからやめて…。〕
あ、トリントンが恥ずかしがってるぅ。これは、この流れに乗るべきか?
「ガンバ、ガンバァァァ〜!!」
『ガンバモギュ〜〜。』
これは誠心誠意、心からの応援である。純真なユキヲもその流れに乗った以上、誰も文句は言えまい?さあ、お前らも見てないで応援するがよいさぁ(圧力)!!
『…ガ、ガンバ…ニョロよ。』
音声《…応援するのはやぶさかでは無いのじゃが…ガンバじゃな…。》
音声『ホッホッホ。ガンバですぞ。』
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(*´꒳`*){これ、どういう流れですか?ともあれ、ガンバで〜す。}
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音声【むしろ、応援する閣下を応援しますよ!閣下、ガンバ、ガンバ〜〜!!】
いや、最後のはなんか違くね?
ともあれ、みんなでトリントンを応援してみた。応援してみたら、トリントンが脱走してしまった…えっ??
「あ、おいっっ!!??トリント〜〜ン!?いや、ちょっと待ってぇぇぇ!!」
副音声『あなた達、何をやってるニャンよ!?どういう嫌がらせニャン(怒)!?』
えぇぇぇ(驚)!?逆ギレですかぁ!!
「いやいや、嫌がらせじゃないしっ!?本心で応援してただけだしっ??」
そもそも、応援発端のウミーにだけは言われたくない事案である(え)。
『と、とにかく、トリントンを捕まえた方が良いニョロよ?』
あ、そうだった(汗)。
って、トリントンのやつ、真っ赤な顔して凄いスピードで砂浜を駆け抜けて行きやがったぞ。海に飛び込む気かぁぁ!??
「捕まえろぉぉぉ!!捕まえた奴には金一封だぞっ!!」
『『『!?』』』
どうしてこうなった!?捕物帳はてんやわんやのまま、まさかのその4へ続くぅ!?
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈76.0+〉※変化無し
戦闘力 17131+15
防御力 1649+15
生命力 1675+15
回避値 1528+15
知能値 645+5
器用値 25
魔力値 2628+25
無属性1601+15
地属性1633+15
固有能力
竜脈適正「最高位+」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
麒麟の安寧
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定 言語
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
キャロ
カロテン
ナスニン
號竜
アドム(NEW)
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
左官屋さんシャツ〈服〉
属性:化学繊維LV30〈通常級〉
付与効果:土方さん+
保温効果
物理抵抗
耐久値:55
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
◆ ◆ ◆




