第285話「號竜も大きくなりたい…その1・アレをマルっとキュキュと解決したいから」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第285話「號竜も大きくなりたい…その1・アレをマルっとキュキュと解決したいから」
竜脈生活163日目。
ソワソワして眠れなかったのは言うまでもない。寝不足ではあるが、これは心地良いフラフラ感だなぁ(え)。
久し振りに寝起きでチョコラBBをグッと一杯。
「ふぁあああ。目が覚めたぁぁぁ。」
_________________________________
(*´꒳`*){寝起きで健康飲料水とか、ヤバいですね、御主人様。}
_________________________________
うわっ。ビックリしたぁ(汗)。
いつの間にやら、電子情報枠表示モードのE5 (エコ)さんが立っていた。
まだ目覚まし時計タイムじゃないのに、こんな朝早くになんなの?
添い寝係のミミちゃんも何事かと布団の中でモゾモゾしちゃってるし。
「なんだ、E5(エコ)さん?どうした?」
_________________________________
(*´꒳`*){おやおや?今日はユキヲさんがいらっしゃらないようで?もしかして喧嘩ですかぁ〜?}
_________________________________
「うっ。だ、黙らっしゃい!」
ユキヲはだね、ちょっと里帰りしてるだけだよ。決して、昨日、大根ちゃんを可愛がったせいで嫉妬したとか、そう言うわけじゃないんだからねっ(ツンデレ?)。
俺とユキヲの友情は永遠なんだから!!
_________________________________
(=´∀`){そうそう。DSさんから伝言ですよ。例のモノが完成したので、取りに来て下さいと。}
_________________________________
「それっ!!余計なことを言わないで、それだけ言えよな!!」
どうもE5(エコ)さんは毎回、余計な事を言う。無駄口だな。
それはそうと、アレが完成したようだ!!ふふふ、昨晩のうちに頼んでおいたアレである。
クロちゃん弟、菅原くん、橘花くんにはだいぶ、お待たせしてしまったなぁ…。
「しかし、アレさえ完成すれば問題なしっ!全てはマルッと解決さ!!」
_________________________________
(*´꒳`*){アレとかマルとか何を言っているのか、さっぱり分かりませんが…。}
_________________________________
フッ。分からなければ黙っていれば良いさぁ!
何はともあれ、ニンジンを持って出発しよう。え?このニンジンは勿論、ユキヲへの捧げ物である(え)。
そして増築されたビニールハウス菜園の5号棟は、全て田崎家固有種のニンジンを植えるつもりだ。需要と供給が追い付かない(汗)。
ユキヲだけじゃなくて、大根ちゃん?とキャロの分もあるからねっ!!
ちなみに、大根ちゃん?の行方は杳として知れないけどねっ。
◇ ◇ ◇
ビビさんから受け取ったコーヒー牛乳を一気飲みした俺は、ミミちゃんとルル君をひとしきりモフッた後、空中庭園へと向かった。
向かう先は、まずはハッピーの「聖竹林」だ。
「お〜〜い。ユ〜キ〜ヲォ〜〜。」
聖竹林の入り口で、俺は大きな声でユキヲの名前を呼ぶ。
だけども、ユキヲの姿は無い。いつもなら、竹やぶからすぐに顔を出してくれるのに(涙)。
「違うんだよぉ〜。大根ちゃんは可愛かったけど、俺はやっぱりユキヲが良いんだよぉ〜(涙)。」
俺は哀しみに暮れながら、そこに田崎家固有種の銀色のニンジンを置いた。お供え物である(え)。これでユキヲの怒りが収まりますよ〜に(祈)。
にしても、頭の収まりが悪い。いつも乗っていたユキヲがいないからね!はぁ(溜息)。
ガサガサ…。
「はっ!?ユキヲォ!?」
何者かの気配!俺は振り返った。
『モキュ?』
「あ…ユッキーナ…か。」
惜しい(え)!!それはユキヲではなく、小雪豹のユッキーナであった。
でもそう言えば、ユッキーナと会うのも久し振りだなぁ?ユキヲよりも一回り小さくて真っ白な毛並みの豹?兎?みたいな感じ。小ちゃくてより可愛いけど…。
「…ユッキーナはユキヲと…仲良いの?」
『モ、モキュ…。』
あ、そう。それなりに…と。別に、嫉妬してるわけじゃないよ(?)。
「…じゃあ、そのニンジン食べていいから、もう1本、ユキヲに持っていってくれるかな?」
『モキュ!!』
任せて!!とユッキーナが言うもんだから、俺は「宝物庫〈Ω〉」からポンッ!とニンジンを取り出してみた。それをユッキーナに手渡し、後ろ髪を引かれながら立ち去った。
はぁ。なんか胸がモヤモヤする。ユキヲが居ない今、こうして1人で行動するのも久し振りな気がする(汗)。なんか寂しいなぁ。
「あ、こういう時こそ、召喚だな!!」
思い立ったが吉だ!!小型「電子情報枠表示」を展開。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
所有者《田崎 蓮人 》
召喚系術式専用・小型「電子情報枠表示」
MENU〈竜脈使いVr〉
○契約
○契約破棄
○召喚
○送還
○契約鑑定
○眷属召喚
○眷属送還
○眷属探知
○眷属鑑定
○竜脈の盾
○竜脈結晶化
○次元結晶化
○万能鑑定
○化石解放
魔力値 2588/2588
◎緊急通信〈眷属選択〉
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、誰を呼ぶべきか?とりあえず「眷属召喚」からヤツを呼んでおこう。
「ポチっとな。」
ポトリと俺の手に落ちて来た。俺が呼び出したのは、青い小蛇の「悪友」で。
『…なんで呼んだニョロ?』
こいつ、毎回同じセリフだなぁ。どうせ冷蔵庫の中で寝てるだけなのに。
「いや、4R (シリュウ)。お前、どうせ暇でしょ?むしろ、前回役に立たなかったから汚名挽回的な?」
『余計なお世話ニョロな。と言うか、ユキヲの代わりニョロか?ユキヲを召喚した方が早いニョロよ!』
あ、それね!ナイスアイデア!!って言うと思ったら大間違い。そもそも、だったらこんなに悩んでないやいっ(怒)。
「いやいや、さすがの俺もそんなプライベートの侵害できませんからぁ!」
『俺のプライベートはどこに行ったニョロかっ!?』
知らん。
そんな口喧嘩をしながら、元来た道を戻る。4R (シリュウ)は俺の左肩に巻き付いてキョロキョロとしているな。
「どうした?」
『…う〜ん。以前よりも亜空間の層が厚くなっているニョロよ。』
それは…果たして、良いことなのか?悪いことなのか?
「なんか問題があるの?」
『問題はないニョロな。逆に層が厚くなって安定しているニョロが、その為の原因がある筈ニョロよ?』
そうは言われても、俺には分からん。最近、起こった事といえば、「ヴィゾフニルランド」 がプレ開園したぐらいでしょ?
「正直、この空中庭園の発展はここまででSTOPさせたいものだなぁ…。」
『無理じゃないニョロか?聖域も成長し続けるし…。』
え?あの「聖竹林」は止まらんの?雪と竹やぶしか無いのに(え)。
「4R (シリュウ)は聖竹林で役に立たんからなぁ…。」
『うっさいニョロ!!』
あははは。なんか楽しくなってきたな(笑)。4R (シリュウ)と2人きりだと、こんな馬鹿な話しも面白い。
「ふぅ…やっと道路に出たな。」
舗装された道路に出たんで、俺の真っ赤なスイスポをドスン!と出す。
4R (シリュウ)をスイスポに乗せるのは初めてかな?まあ、気楽に乗ってくれ。と言っても、俺の肩に巻きついてるだけだけど。
『あんまりスピードは出して欲しくないニョロ。』
「分かってますよ〜。弟たちもいるかも知れないし、あんまり速度は出せないのだよ。」
我が家の弟たちは行動範囲が広がって、今では把握しきれない状態だ。
まあ、ちゃんと昼食時と夕食時には戻ってくる。家族は一緒にご飯を食べる!!これが我が家の鉄則なのである。
つまりは安全運転。ギュッとアクセルを踏み込む。やっぱスイスポは良い。
元スイスポの號竜の乗り心地も最高だった。フルオプションで座席もスポーツ仕様だったしね!
前方にバス型ゴーレムを発見。スッと追い抜かす。
『…誰か乗ってたニョロね?』
「知らん!誰も俺の前を走らせねぇ!!」
でも安全運転で!そんな顔をするな。時速60㎞しか出してないぞ!!
やっぱバスって交通の妨げだよね(え)。
そんなわけで「ヴィゾフニルランド」は素通り。俺たちが向かう先は、雑木林を抜けた先にある最奥地の「シャクヤク・ホスピタル&錬金術本舗」だ。
『ところで、話しを聞いたニョロが…天馬と一角獣が産まれたらしいニョロな?』
「んあ?そうそう。ユニコーンはキャロな。で、ペガサスの方はまだ名前は無い!ちなみに行方不明!!」
大根ちゃん(仮)、今頃どうしてるんだろ?冬の白ねこ島は寒いのに…。
『大丈夫ニョロか?』
「おお、お前も大根ちゃん(仮)を心配してくれるのか(涙)。」
『違うニョロ!!どういう手段で「超越心霊核」とやらが持ち込まれたか判明してないニョロよ?外部からの犯行だとしたら、穴があるニョロ。つまり、我が家で自然発生した存在じゃないという事ニョロよ?』
う…それはつまり、どういう事?キャロと大根ちゃん(仮)は我が家の家族では無い?
いやいや、でも白ねこ島で産まれたなら良いんじゃない?
「キャロは麻黄ちゃんにベッタリで、大根ちゃん(仮)だってちょっと気弱だけど、2匹とも良い子だったぞ?」
思わぬ問題提起。でもよく考えると、確かにこれはマズい事態なのか?
ただなぁ…もう八幡様はどうしようもないでしょ。問題は「オリンポス神殿」とやらだけど…。
「問題があれば、世界神界会議が止めてんじゃね?それと、白ねこ島に出入りしている外部の人ってなると…?」
思い当たるのは…たまに大根とニンジンの育成状況を観察しに来る、大黒屋の忠太さんぐらいのものだ。
だけども、あの忠太さんがそんな事をするわけないでしょ(笑)。
「疑っちゃだめだ。疑っちゃだめだっ。疑うなんて、人間としてダメなヤツだよっ(断言)!」
『まあ、親方様がそう言うならそうなんだニョロ。親方様の中ではニョロな!』
おま、その言い方は酷すぎるんじゃない?俺だって色々考えてるんだよ?考えても無駄な気がするだけで!!
とりあえず、その話は保留である。だって、目的地が見えてきたからさ!
「はい、到着ぅぅぅ!!」
赤いスイスポは急停車。偽ビルディングに横付けして止めて外に出る。
自動ドアを潜り抜けると、正面には受付けカウンターが。だけども受付嬢の田崎家業務専従L型〈L壱〉の姿はなく…。
「あれ?なんで芍薬が座ってんの?」
〈L壱〉の代わりに受付嬢をしていたのは、観葉植物6姉妹の1人である芍薬だった。
だけども、芍薬は「シャクヤク・ホスピタル」の管理者である。管理者というか女医だけどね!姿形も白衣を着てまさに女医さんだ。しかも眼鏡の女医さんだ(え)。
『なんだネ?私が受付嬢だと問題があるのかネ?』
いや、問題は無い。むしろ、その筋の人には需要があるのでは?俺は求めてないけど!
『それにしてモ、今日は権現様はヴィゾフニルランドの方に行っていると思ったガ…あ、そうそう。ちょうど良いので、もう少し血液を採らせて欲しいのだヨ?』
その注射器、いつ出した!?早業過ぎる(汗)。ってか、まだ「抗 次元属性剤」の予備は十分にあるでしょが??
「いや、血を採られてる場合じゃないっ!って言うか、ヴィゾフニルランドでなんかあんの?」
そういや、追い越したバス型ゴーレム〈B01〉に結構、人?が乗っていたような?
『おや?聞いてないのかイ?家具の神山の新年会をやってるらしいヨ?〈L壱〉も人手不足でそっちに行ってるからネ。』
「…いや、聞いてないんですけどっ?」
『俺も聞いてないニョロが…ビビさんが朝から張り切っていたのは、それニョロか。』
あ、ビビさんって、ヴィゾフニルランド専属業務型ゴーレム〈N06〉ドヴェルTYPE「C」のスパルタ料理指導に突入してんだった。
「な〜るほど。アウズンヴラ学院であのフルコースか…まあ、家具の神山さん達って、実質、棟梁も含めてヴィゾフニルランドの建設に関わってるし、今更だよなぁ…。」
コロボックルの大工さん達にはお世話になっております(ペコリ)。
棟梁の小石土之御子さんを始め、副社長の久延毘古さんも来てるのかな?
だけど、社長の久々能智さんとは会ったことが無い。久々能智さんが居るなら会いに行くのも手だなぁ(?)。
『今回の段取りをしたのは2L (トゥエル)さんだヨ。少人数からどれだけボッタクれるかの試金石だとか言ってたネ?』
「おいおい、大丈夫かぁ!?家具の神山さんはうちと業務提携しているお得意様だぞっ!?何かあったらどうする?」
あの駄目天使のやる事だ。何があってもおかしくない。
『大丈夫だヨ。ボッタくるとは言っても、使ってるのはヴィゾフニル硬貨だからネ。神貨に比べれば流通価格は激安だとE5(エコ)さんも言っていたヨ。むしろ、品薄状態になるのを心配してたネ?』
「う…む。神様にしてみれば微々たる出費ってやつか?むしろ、格安でうちの秋刀魚が買えるってパターンかぁ?」
となると、ヴィゾフニルランドの利用希望者が増えそうで怖い(汗)。
だって、ココって我が家の3階から直通だからね?防犯の観点から如何なものか?問題山積みだぞ。ダメダメ!!
全く…後で2L (トゥエル)をとっちめよう(怒)。
しかし、今は錬金術本舗が先だ。DSさんを待たせるわけにはいかないからね。
廊下を急ぎ足で進み、芍薬から逃げるように駆け込んだ。血なんて採られてたまるかぁ。
「G3 (ジザ)さんもそうだが、マッドは目に余るなぁ…。」
『別に減るもんじゃないニョロよ?』
「減るでしょ?血は減るでしょ!?」
そもそも、俺は先端恐怖症だからね!痛いの嫌だし。
「さて、DSさんは…錬金術区画かな?」
6つある区画のうち、俺たちは「錬金術区画」のSFチックなドアを開いたら…。
音声《誰がマッドじゃ(怒)…あ、儂にとっては褒め言葉じゃな?》
「出たぁぁぁ!?」
『お化けじゃないニョロよ。』
あ、マッドなG3 (ジザ)さんか(え)。チッ…。
「なんでG3 (ジザ)さんがいるの?」
音声《随分な言い草じゃな。DS殿の要請に従い、儂も鞍作りに協力したのじゃぞ?》
音声『ホッホッホ。旦那様、想定より時間が掛かりましたが、とても素晴らしい鞍が完成しましたよ。』
おっと、ここで我が家の執事長であるDSさんも登場だ。
そして、完璧主義者のDSさんにそこまで言わせるとは、出来上がった品は相当な物なのではあるまいか?
そして皆さん、もうお判りと思いますが…そう。E5 (エコ)さんにもツッコまれましたが、マルっとキュキュと全てが解決する品がこちら…「鞍」ですっ!!
室内の試作品台に置かれたのは3つの鞍だ。
「おおぉぉ…こ、これが…?」
音声『どうですかな。私が旦那様の御要望に応えるべく、錬金術を使用して作り上げた試作魔導鞍01と02です。この2つは第六周期複合鋼の鞍をプロトタイプとした改良型となっております。』
う〜〜む。俺は唸るしかできなかった。何しろ、キャロに装着させた「第六周期複合鋼の鞍」のバージョンアップ品だ。
見た目からして、飾り気はないがシャープなエッジの効いたデザイン。刺々しい感じはあるものの、クールな印象だ。
「…中型で深緑色のがカロテン用で、大型で深紫色のがナスニン用かな?」
音声『その通りでございます。鞍の基部には第六周期複合鋼を使用しておりますので、その特性は引き継いでおりますぞ。』
DSさんのドヤ顔とか久し振りに見たなぁ…。
機嫌が良さそうなので、今なら「空中浮島設置」をポチッても大丈夫な気がする〜?
いやいや待て待て、明日は2月1日で支給日?だから、チャンスは寝て待とう(え)。
音声《主人よ、良からぬ事を企んではいまいな?儂は止めたからのう?》
「…え?G3 (ジザ)さん何を言ってんの?いやいや、なに言ってんのぉ??」
大事なことなので2回言いました。
危ねぇ。バレるところだったよ。でもDSさんの様子は変わらない。これならイケるか?
「とりあえず、鑑定させてもらっても良いかな?」
音声『どうぞ、御確認下さい。』
無論、俺は「万能鑑定」を起動する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈万能鑑定〉
試作魔導鞍01
種族〈魔鉱石種〉
階級〈特殊兵装級〉
カテゴリー〈1.0+〉
無属性
固有能力
第六周期複合鋼〈耐久値強化+〉
強固なる軍勢〈守護膜〉
座位姿勢〈安定・制御〉
成長〈同期0%〉
能力
鞍 安定 制御 頑丈 頑強 防御 成長
称号
田崎家謹製の魔導鞍〈中型〉
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これは良いものだ。キャロの鞍に比べて、特殊能力も付いているようで?
「ほほう…ざっと見た感じ、防御力重視って感じだな。」
じゃあ、お次はもう1つの方だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈万能鑑定〉
試作魔導鞍02
種族〈魔鉱石種〉
階級〈特殊兵装級〉
カテゴリー〈1.0+〉
無属性
固有能力
第六周期複合鋼〈耐久値強化+〉
一軍の残影〈幻覚〉
座位姿勢〈安定・制御〉
成長〈同期0%〉
能力
鞍 安定 制御 頑丈 頑強 幻覚 成長
称号
田崎家謹製の魔導鞍〈大型〉
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらは何だ?「一軍の残影」とな?
音声『幻覚による軍勢化を展開します。とは言え、初期状態では分身程度の効果しかありませんが。』
精霊牛のナスニンは元々体格が大きいし、ちょっとやそっとじゃ動じない。
それが分身して突撃してくるとか、もうヤバい(汗)。
「それは十二分に危険だね!」
とは言え、有り難く回収をしようと思う。これでカロテンとナスニンの分は確保出来たわけだ。問題は…だね。
音声《 ひょっひょっひょ。では大トリじゃな、見るがよい主人よ!!これが儂が作成した宝貝…重装甲冑鞍じゃっ!!》
マッドが反り返りながら見せつける金ピカの鞍が派手過ぎるっ!?目に毒なんですがっ。
「…おま、これ派手過ぎだろ?どうしてこうなった?」
『眩しくて目が痛いニョロよ…。』
音声《いや…まあ、それは神炎炉で作った宝貝じゃから、デザインとか設定は出来んのじゃよ?》
と言う事で、この「重装甲冑鞍」は宝貝らしい。
神炎炉で精製したものって、不確定要素が強いからなぁ…。
しかも、DSさんが作った予備の「試作魔導鞍01」と「試作魔導鞍02」を融合して精製した特別品とのこと。え?DSさんってば、鞍を計4個も作ったのかぁ…。
「…鞍を2つ潰して作ったからには、相当なもんなんだろうなぁ?」
音声《言わずもがなじゃ!!さあ、鑑定するのじゃ!心ゆくまで鑑定するのじゃ!!》
大した自信である。しかも2回も言いやがった(?)。困ったマッドだが、時たま優秀な物を作る老害なのだ(え)。
さて、じゃあ成果を見てみるとしよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈万能鑑定〉
重装甲冑鞍(金色)
種族〈宝貝種〉
階級〈秘蹟武具級〉
カテゴリー〈3.0+〉
無属性
光属性
闇属性
固有能力
第六周期複合鋼〈耐久値強化+α〉
強固なる軍勢〈守護膜+〉
一軍の残影〈幻覚+〉
座位姿勢+〈安定・制御・一体化〉
能力
鞍 安定 制御 頑丈 頑強 防御 豪華 幻覚
称号
田崎家謹製の鞍型 宝貝
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
音声《どうじゃ!?成長機能は失われているが、最大限にまで性能を引き出しておるのじゃ!!》
はぁ。確かにこいつは凄い(汗)。試作魔導鞍の2つの特性も合わせ持っているようだ。
だが、問題はコレをどうするかな?だ。
『金色なら、號竜に似合うと思うニョロよ?』
「號竜って体毛が黄色いからな…。」
似合わなくも無い。むしろ、もう麒麟な號竜に使うしかないレベルだな…。
そして何かを忘れている気がしないでもないままも、その2へ続くっ!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈75.3+〉
戦闘力 1716+15
防御力 1634+15
生命力 1660+15
回避値 1513+15
知能値 640+5
器用値 25
魔力値 2603+25
無属性1586+15
地属性1618+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV1
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
キャロ
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
馬少年シャツ〈服〉(NEW)
属性:化学繊維LV25〈通常級〉
付与効果:育成効果〈微〉
保温効果
物理抵抗
耐久値:50
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
◆ ◆ ◆