第281話「化石解放の検証その1・熱意に勝るのはあとの祭りか」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第281話「化石解放の検証その1・熱意に勝るのはあとの祭りか」
竜脈生活161日目。
ある意味、引きこもり生活だと言うのに、俺は毎日忙しい日々を迎えていた。
今日も朝からのお仕事である。
「それにしても、行動範囲が広がったなぁ〜。」
『モギュ〜?』
ユキヲが『どうしたの?』と俺を見上げた。
だってまあ、以前は3階建ての我が家の中だけの生活だったんだよ?
それが今では…ね?
「よっしゃ!ユキヲ、次行こう。案内してくれ!」
『モギュ!!』
俺たちはハッピーの聖域「聖竹林」にやって来ていた。
ユキヲは聖竹林生まれの雪精霊であるし、そんなユキヲに聖域タケノコの群生地を探して貰っていたのである。里帰りしていた時にね!!
で、タケノコ掘りと言う作業があるのだが、非力な俺の最も苦手とする作業なのだ。であるからに、勿論のこと、肉体労働役という名の同行者と一緒に来ている。
『キャニャ〜♪』
何と、今日は珍しくもロンちゃんが同行しているのだ(?)。
え?ロンちゃんは猫ですが、タケノコ掘りとか出来るの?という疑問はもっともだ(え)。
俺もびっくりしたけど、小神猫のロンちゃんに不可能はなかった!?
まあ、そこはクロちゃん弟が太鼓判を押してくれたから疑問の余地はない。
「さあ、ロンちゃん!抱っこするぞぉ〜。」
銀色の光の粒子を身にまとったロンちゃんは神々しい。
生前の頃から由緒正しい血統書を持つチンチラシルバーであるし、お洒落さんだった。勿論、抱き心地も最高である。モフモフのモコモコだ。
『キャニャ(嬉)♪』
可愛い女の子だ。俺のことが大好きなのも最高だ(笑)。
なんかよく分からないが、今朝は起きたらロンちゃんとハナちゃん、ミミちゃんとルル君の4匹が俺にくっ付いて寝てたんだよねぇ…。
正直ベットが狭いし、身動き取れないし、ユキヲが端に追いやられてて(汗)。
でもまあ、その寝苦しさも最高だ。そんな日があっても良いだろう。俺得だな。
さて、ユキヲを追い掛け、ロンちゃんを抱っこしたまま次のポイントへ。
ユキヲは俺を振り返り、俺に気を遣いながらの速度を維持している。ごめん、俺って長靴を履いてきたけど、雪に足を取られてなかなかシンドい(え)。
「だってぇ、なんでハッピーの聖域って雪まみれなのぉ??」
聖竹林は雪が積もっている。そして竹しか生えていない。
いやさ、だからタケノコが取れるんだけどねっ!!愚痴だって自分でも分かってるさ。
そもそもの話し、我が家で食べる分の聖域タケノコは確保してあるのだ。
そして現在、採取している分だが…それはテーマパークである「ヴィゾフニルランド」で使用する分である。そう、新北欧風フルコースメニューの為に!
『モ〜ギュ〜。』
「おっ、着いたか?ありがとさん、ユキヲぉ!」
なんとか竹林を抜けた先には…原っぱがあった。
まあ、そこも雪が積もってるけどさ(汗)。
「お〜。結構、あるな。こんだけあれば十分だろ。」
原っぱの積雪から顔をニョキっと出しているタケノコ。まさに群生地だった。
『キャ〜ニャ〜♪』
ロンちゃんが俺の腕から抜け出した。そしてクルリと回って雪の上に着地。100点満点!
『お兄ちゃん、あたしに任せてね♪』とロンちゃんは自信満々だ。俺は応援するよ!応援しか出来ないとも言うけど(え)。
そしてロンちゃん、全身から光の粒子を放出する。
これぞ「戦技・銀色の輝き」。
銀色の光がムニュ〜ってタケノコを包み込み、キュポン!と地面から引き抜くのだ!
「タケノコGETだぜっ!!」
抜いたタケノコをドサリと受け取り、そのまま「宝物庫〈Ω〉」に投入だ。
ちなみに聖域タケノコも万能鑑定してみた。
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〈万能鑑定〉
聖域タケノコ
種族〈聖域タケノコ〉
階級〈若竹族〉
カテゴリー〈0.8+〉
土属性
木属性
聖属性
固有能力
聖域タケノコ成分
聖域〈西竹林〉の加護
能力
旨味成分 天然野菜 植物 成長
称号
聖域〈西竹林〉のタケノコ
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俺にはよく分からないが、これって食べても良いタケノコだよな?
タケノコ風の樹霊じゃないよな?そう考えたら、ちょっと背筋が寒くなった。
『キャニャ!』
おっと、『お兄ちゃん、2本目よ!』とタケノコが俺の手の中に落ちてきた。
銀色の光は何となく、大きな手の形にも見える。スゲェな。アレで叩かれたら痛そうだ(え)。
「って言うか、普段、ハッピーを蹴り飛ばしてるのは、あの効果だよな?」
弟猫のハッピーは結構にデカい。体格差は2倍くらいある筈で、そうじゃなきゃ納得できない部分があるし(え)。
だが、ロンちゃんは普段大人しい子だ。その暴力はハッピー限定と言っても過言ではない。そこはある意味、納得だが。
「…3、4、5本と…。」
次々とタケノコを収納していく。もう十分だろうか?と思った時だった…。
『食ベナイデ…。』
そのタケノコはシクシクと泣いていた(?)。
ロンちゃんの銀色の輝きに引き上げられたまま、涙を流すタケノコ…これは(汗)。
「……。」
『モギュ。』
え?思わず固まっちまった俺を、ユキヲの一言が呼び覚ます。
いや、だって恐れてた事態だよ、これ!今まで食べてたタケノコが、やっぱヤバいやつだった可能性が浮上したわけだ。
しかも、食ベテならまだしも、食ベナイデですよ、あなたっ!?
『モ〜ギュ〜。』
「…え?これは竹精だって?」
ユキヲが言うには、コレは聖域タケノコではなく、聖竹林の精霊である「竹精」なのだと言う。いわば竹の精霊か?
そこで俺は一安心。これは食べれないタケノコだと認識したわけで。
「お前、ユキヲと同じような精霊なの?」
『…私タチ、聖竹ヲ拡充スル役目ヲ持ツ竹樹霊ナノ…。』
見た目はほぼタケノコ。だけど中身は樹霊だった…はぁ、やれやれ。
で、確認の意味でも万能鑑定をしてみる。
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〈万能鑑定〉
竹精♀
種族〈竹樹霊〉
階級〈聖竹種〉
カテゴリー〈1.5-〉
戦闘力 15
防御力 15
生命力 15
回避値 15
知能値 15
器用値 10
魔力値 20
聖属性15
木属性10
土属性10
戦技
不吉の花
固有能力
樹霊体〈再生〉
聖域〈西竹林〉の加護
聖竹拡充
能力
精霊 樹霊 聖 再生 守護 献身 旨味成分 美味
精霊系術式
樹精の密儀(覚醒・調律)
称号
聖域〈西竹林〉の精霊
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これは間違いない。むしろ、食べたくない(え)。
「分かった。竹精であるお前たちは食べないけど、普通のタケノコは食べていいのか?って言うか、聖域タケノコが成長して竹精になるのか?」
『普通ノ聖域タケノコハ聖竹ニナルダケ…食ベテ良デス。』
どうやら、竹精は最初から竹精として誕生するとの事で。
ともあれ、聖竹林の聖竹を育成するのが竹精の役目ってわけだ。
「即ち、タケノコを育てる役目もあるってことで、頑張ってくれ!!」
うん。お前には期待しているぞ!!この竹精が居なきゃ、聖域タケノコが収穫出来ないって事になりかねないわけだから。
『…頑張リマス。』
解放されたタケノコ姿の竹精はペコリとお辞儀した。
しかしまだ俺はこの時、知らなかったのだ。この竹精たちが絶滅の危機に瀕していたことを…?
「さてと…宝物庫〈Ω〉を確認っと。」
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《宝物庫〈Ω〉展開》
在庫:28種類
◯11万3千201神貨
◯聖域のタケノコ×12〈西竹林産〉
◯抗 次元属性剤〈注射器タイプ〉(×8)
◯田崎家固有・次元結晶四角形
◯スイフ◯スポーツ〈赤色〉
◯仙桃詰め合わせセット〈神桃1個・王桃42個〉
◯猫の千両箱〈500円玉等価交換 SR〉(猫の小判×112)
◯猫のへそのゴマ〈五百円玉等価交換 UC〉
◯猫のダイヤモンド〈五百円玉等価交換 UR〉
◯グチャグチャ折り鶴〈業務中…お茶出し係〉
◯ポイントカード「万華月」〈異世界産業クレセント35ポイント〉
◯損害賠償目録〈八幡宮総括本部対応残りポイント50〉
◯竜宮城割引チケット×5〈お得な割引チケット〉
◯第六周期複合鋼製の針(×8)
◯第六周期複合鋼の扇子〈菊華模様〉
◯第六周期複合鋼の鞍 (×1)〈小型〉
◯水風船〈神の遊具〉
◯練丹〈下級仙薬〉×13
◯大黒天の福札〈福を呼ぶ御札〉
◯毘沙門天の武札〈武勇を助ける御札〉
◯弁天の楽札〈楽の才を導く御札〉
◯福禄寿の寿札〈寿を司る御札〉
◯寿老人の命札〈命を延命する御札〉
◯布袋の運札〈運命を超える御札〉
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本日のタケノコの収穫は12本。これだけあれば当面はもつだろう。
「さあ、ロンちゃん、ユキヲ。戻ろうか。」
『キャニャ〜♪』
『モギュ〜。』
このタケノコを納めに行く場所だが、「ヴィゾフニルランド」の超高級ホテル…アウズンヴラ学院の地下室の資源保管倉庫である…。
あ、ちょいめんどくさいな(え)。うん、後で2L (トゥエル)に持って行かせよう!
◇ ◇ ◇
面倒な事は後回しにして、俺が向かった先は「錬金術本舗」だ。
ヴィゾフニルランド前を素通りし、俺の真っ赤なスイスポならば10分も掛からない快適な移動方法である。
いやぁ…やっぱスイスポ最高だな(?)。
勿論、ユキヲとロンちゃんも同乗である。ユキヲは俺の頭の上の定位置に戻り、ロンちゃんは助手席で俺の本日の彼女役だなこれ(え)。
「さあ、到着だぞ。」
ガチャリと車のドアを開けて出ると、俺たちは錬金術本舗の自動ドアを抜けて内部に足を踏み入れた。
受付嬢である田崎家業務専従L型〈L壱〉のお迎えの言葉を受けつつ、右側の通路を進む。
SFチックな錬金術本舗の中央広間。
円形のフロアの中央には、白ねこ島で採掘された鉱石類を収納する素材倉庫内を表示する「電子情報枠表示」が浮かんでいる。
一時は「ヴィゾフニルランド」建設の為に著しく激減していたが、ここ最近は緩やかに増え始めている様子だ。トリントンとハッチには感謝しかない。
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《素材倉庫・資材一覧》R3.01.29
◯神鉄102g
◯神砂500g
◯星砂5kg
◯金剛石35kg
◯希少貴光石5g
◯紅鉄560kg
◯海深紅玉6000kg
◯超伝導鋼23kg
◯第六周期複合鋼350kg
◯化石18㎏
◯真銀鉱15g
◯魔鉱石450kg
◯隕石鋼1300kg
◯雷鉱石38kg
◯水銀鉱56kg
◯妖銀鉱600Kg
◯硬化石150Kg
◯金鉱石280kg
◯銀鉱石610kg
◯鉄鉱石550kg
◯砂鉄150kg
◯炭素62Kg
◯硬化剤25kg
◯シリコン18kg
◯マンガン15kg
◯リン460g
◯硫黄460g
◯土砂2700kg
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「と、ここで発表。本日は…化石解放の検証を行いますっ!!」
化石は白ねこ島の「海底神殿」周辺からだけ採掘可能なものだ。
恐らく、海底神殿が関与していると思われるが、それは何か理由がある筈である。
そしてヒトデの化石をクリーニングしたのだが、何故かヒトデは海に帰って行った(え)。
『モギュ〜?』
ユキヲが心配している。『危なくないの?』って。
「いやさ、発掘されてる化石は貝類ばかり…ならば練習がてら、丁度いいでしょ?」
いつの間にか、俺の召喚系術式に生えていた「化石解放」。
ヒトデの化石を抱えて寝ていた事が契機となった模様…(汗)。
採掘された化石は「化石クリーニング区画」に自動的に搬入可能なシステムで、至れり尽くせりだ。助手役も〈L拾参〉と〈L拾肆〉の二体が稼働中。
『キャニャ〜♪』
尻尾フリフリ、ロンちゃんもご機嫌で『あたしが居るから大丈夫なの♪』と言ってくれている。頼もしいし、フワフワで愛おしい。
「さあ、入るぞっ。」
神界製の化石クリーング装置…甲八型が配置された「化石クリーニング区画」は、まるで怪しい秘密基地のような雰囲気である。
前回まで無かった筈の巨大モニターや計器類が増えている…。
副音声《主任…化石のクリーニングは順調ですよ。》
副音声《主任…貝類だけですけどね。》
どっさり置かれたクリーニング済みの化石の山。プラスチックケースに入りきらず、床の上に直置き状態。
俺の居ない間も白衣を着た〈L拾参〉と〈L拾肆〉は、せっせとクリーニングを行なっていた模様。
「いや、待て〜い。これ以上クリーニングしてもしょうがないだろ。置き場所的にっ!!」
遠くない未来、白ねこ島に博物館を作りたいとは思っているが、現状では無理。化石の置き場所がこの「化石クリーニング区画」には無い。
副音声《え?では主任…私たちの仕事が…。》
副音声《…化石の仕事以外、したく無いんですが。》
むう。なんとも自己主張の激しい田崎家業務専従L型である。
「いや、まあ。気持ちは分かるが…とりあえずペースを落としてくれ(汗)。そして珍しい化石だけ優先してくれ。」
副音声《…まあ、それなら仕方ないですね。》
副音声《最適な化石クリーニング室にしてみせますよ、主任。フフフ。》
…コイツら、大丈夫かぁ?なんか、コイツらだけ他の田崎家業務専従L型と違和感があるのだが?個性で片付けても良いものか?
とは言え、化石に賭ける情熱には共感できる(え)。
さて、ざっと置かれたクリーニング済みの化石の中から、俺は目ぼしいものを見つけた。
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〈万能鑑定〉
発掘された化石
種族〈貝種〉
階級〈化石〉
カテゴリー〈0.1-〉
土属性
空間属性
固有能力
亜空間〈白ねこ島〉の多重存在
能力
硬度 天然 化石 海中
称号
海底神殿の化石
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万能鑑定したコレは、ほぼ黒い豆状の形状をしていた。
どこかで見た記憶がある。
「よし、これで試してみよう。俺の推測が正しいならば、今夜は美味しい味噌汁を飲めるはずだ…。」
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所有者《田崎 蓮人 》
召喚系術式専用・小型「電子情報枠表示」
MENU〈竜脈使いVr〉
○契約
○契約破棄
○召喚
○送還
○契約鑑定
○眷属召喚
○眷属送還
○眷属探知
○眷属鑑定
○竜脈の盾
○竜脈結晶化
○次元結晶化
○万能鑑定
○化石解放
魔力値 2537/2538
◎緊急通信〈眷属選択〉
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俺は「化石解放」の項目を恐る恐るタッチした。
でも、ちょっと早まったかな?実験するなら屋上の方が良かったかと後悔もする。もしくは白ねこ島だな?
だが、勢いは大事だと思うので。
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===化石解放MENU===
==指定開始⇒
=対象〈未確定〉
調整率ー消費魔力値〈10〉
〈10〉=霊子混入〈変異率10%〉
〈20〉=竜脈混入〈変異率20%〉
〈30〉=不確定
=化石解放〈登録〉〈YES・NO〉
=化石解放〈創造〉〈{*>|+bei〉
=化石解放〈支配〉〈&/8\',du〉
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「…ふわぁ。なんか、想像してたのと違うぅ(汗)。」
なんだろう?本格的と言うよりも、危険な匂いがする。
化石をパパッと生き返らせるだけのスキルだと思ったら、ややこしい表示内容に固まる俺。
もぉぉぉ、メンドいなぁ(え)。
「…適当にやってみるか?」
副音声《…主任、ちょっと見せてくださいよ。》
副音声《コレはアレですね…変異率が関与しても20%なら大差無いですね。》
こらこら、俺を押し退けて〈L拾参〉と〈L拾肆〉が俺の小型「電子情報枠表示」にかじり付く。
副音声《…あ、解放した化石は登録出来るようですが…それ以下はロックされてますね。》
副音声《条件は回数か希少度ってところですか?…創造とか支配ってヤバいですよ、主任?》
確かに、字ズラがヤバいね(え)。
副音声《初回なので、消費魔力値は10にしてみましょう。》
副音声《とりあえず、こう設定しましょうか…ポチポチッと。》
あ、コラ。勝手にいじくるんじゃないよ(怒)。
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===化石解放MENU===
==指定開始⇒
=対象〈貝の化石〉⇒
調整率ー消費魔力値〈10〉⇒
〈10〉⇒霊子混入〈変異率10%〉
〈20〉=竜脈混入〈変異率20%〉
〈30〉=不確定
=化石解放〈登録〉〈YES・NO〉
=化石解放〈創造〉〈{*>|+bei〉
=化石解放〈支配〉〈&/8\',du〉
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ん?これで良いのだろうか?
まあ、無難な線のような気がするな。
『キャニャ〜♪』
ロンちゃんも『大丈夫だと思うの〜。』と同意してくれたので、ここは一丁、男らしく変異率10%で実行してみましょうか(?)。消費魔力値は「10」と微妙だけど。
ポチッと霊子混入を開始したら、対象の化石がピカピカと輝き始めた。
副音声《主任。はい、バケツです。》
用意がいいなぁ?って言った瞬間、化石は解放され、ソレは床に置いたバケツの中にポチャンと落ちた。
副音声《勿論、バケツの中身は海水です。》
海水まで準備済みとか(汗)。
「…シジミだな?」
副音声《《…シジミですね…。》》
小ちゃなシジミ貝が1匹、生き返っていた…。
プクプクと海水を吸っている。
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〈万能鑑定〉
白ねこ島産シジミ(NEW)
種族〈マルスダレガイ目〉
階級〈再生シジミ〉
カテゴリー〈0.2-〉
水属性
固有能力
亜空間〈白ねこ島〉の多重存在
シジミ超科(NEW)
能力
貝 再生 海生 殼 強固(NEW)
称号
化石再生生物(NEW)
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万能鑑定で見ても、間違いなくシジミである。
「よし!シジミだけ、どんどん再生するぞっ!!今夜はシジミの味噌汁だぁぁ!!」
『キャニャ〜♪』
『モギュ〜(嬉)。』
正味の話し、俺はアサリの味噌汁よりシジミの味噌汁の方が好きなのだ(え)。
なんと言うか、深みが違うのである。コクもね。
副音声《主任、選別は任せて下さいよ。》
副音声《さあ、どんどん回して行きますよぉ。》
協力体制は完備。ロンちゃんとユキヲも加わってバケツリレー形式で「化石解放」を連打していく…。
しかしこれ、化石1個からシジミ1匹とか、とんでもなく時間が掛かる事を知ったのはあとの祭り。
バケツ一杯にするのに3時間近く掛かったのは秘密なのである…その2へ続く!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈73.9+〉
戦闘力 1686+15
防御力 1604+15
生命力 1635+15
回避値 1483+15
知能値 630+5
器用値 25
魔力値 2563+25
無属性1556+15
地属性1588+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV1
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
化学記号シャツ〈服〉(NEW)
属性:化学繊維LV25〈通常級〉
付与効果:化学技術〈微〉
繊細作業+
物理抵抗
耐久値:30
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
◆ ◆ ◆