第279話「飛行実験の結末は…その2・飛べ〈F01〉!翼は飾りではないんです!!」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第279話「飛行実験の結末は…その2・飛べ〈F01〉!翼は飾りではないんです!!」
北欧風なテーマパークである「ヴィゾフニルランド」で出すフルコースメニューが確定した。これもひとえにビビさんのおかげである(え)。
しかし、普通に考えて赤字運営が確定している箱物だ。
俺だって、帰りに弟たちのブロマイドを箱買いしたからねっ!お金?知らんっ!!
箱入りのブロマイドは俺の居室である110号室にヒッソリと運び込んである。弟たちも知らない事実だ(?)。
さてと、昼食後の片付けを終えた俺は白ねこ島にやって来た。
季節はまだ冬、寒い。
「うぅぅぅ。寒い。寒いけど、少しは暖かくなってきたのかなぁ?」
『フニャ。』
「大丈夫?寒かったらコテージに戻っていんだよ、ルル君?」
我が愛猫のルル君がついて来た。俺的には嬉しいけどね!でも猫ってコタツが好きなぐらい体温が高い動物である。
『平気だよ』とルル君は返事をするけども、心なしか背中の小さな羽根が震えているようにも見える。
コテージを出る前に、管理人のアドムからジンジャーティを貰ってポカポカだった俺でさえ、これだからねっ(笑)。
コテージから出て白浜の海を眺めやる。ああ、冬の海だなぁ…という色合いだ。
夏になったら海水浴をしたい。白ねこ島の白浜は整備され、柵や生垣に囲まれ、広い駐車場にはシャワーブースも完備されている。いつの間にやら、だ。
この「白浜前駐車場」に足を伸ばした理由だが…おっと、何かにつまずいて転びそうになってしまった。危ない、危ない。
って、誰だ?こんな横断歩道の途中に大きな石?岩?を置いた奴は??
「バスが横転したらどうするつもりだ?」
やけにツヤツヤとした色合いの黒い岩で。
見た目からして重そうだけど、交通の邪魔以外の何物でもない。別に車も走ってないけどな!!
『…フニャ?』
「え?亀の甲羅じゃないかって?いや、白ねこ島に亀はいないよ?」
黒い岩は…1メートル弱はある大きさだ。
これが亀だとしたら、もはやゾウガメのレベルである(汗)。
『…フニャ〜。』
「…まさか、これ花子さんですか?」
そう言えば、最近、姿を見掛けなかった亀姫の花子さん。
1階の店舗フロアの海産物軍団は、みんな自由気ままだし、そのリーダーであるホチョさん自身が1番フラフラしてるから気にもしなかった次第で(え)。
「お、おい、花子さん??」
『ZZZzzzz…。』
あ、寝てるな、コレ?
亀も爬虫類だから、寒いと冬眠するんだっけ?4R (シリュウ)の奴もハッピーの聖竹林では弱体化が著しかったもんなぁ。
「お〜〜い、花子さぁぁぁぁん!!」
『…ZZZ…ウルサイワ…。』
あ、喋った。この岩、やっぱり花子さんだったぁ(汗)。
「ちょ、花子さん。こんな場所で何やってんの?道路の真ん中で危ないでしょ?」
むしろ、バスの方が危険だ(え)。
花子さんの甲羅は、もはや逆に凶器なのだから!!
『…適当ナ場所ヲ探シテタラ…寝テタワ…。』
何をしに白ねこ島に来たんだよ!?
いや、とにかく移動してもらうのが先だ。冬の白ねこ島で花子さんが活動するのは無理があるだろ??
「とにかく、花子さん動いて。家に帰るなら帰ってくれ!!」
『…無理。身体ガ寒クテ動カナイ。』
えぇぇ!?いや、そんなこと言ったって(汗)。
非力な俺では…うう、持ち上げようとしたけど、ピクリとも動かない。むしろ手が痛いぃ。
『フニャ〜〜。』
そんな呆れた顔で言わないでくれ、ルル君よ(涙)。
ルル君の言う通り、都合の良い事に、すぐ目の前に男手がありました…。
「お〜〜い、G3(ジザ)さ〜〜ん。2L (トゥエル)〜〜。」
俺は白浜前駐車場で待機をしていた両名を発見、声を掛けた。
音声【閣下、どうしたんですかぁ?】
「おい、2L (トゥエル)。花子さんをこんな場所に放置ってどういうことだ?バスが横転したらどうする気だ??」
音声【ちょ、待ってくださいぃ。これには深い理由がありますからぁぁ!!】
駄目天使め。バスに関しては、危険物を避けるぐらいの認知機能が人工知能B型があるらしい…。
音声《ふむ、花子よ…どうやら白ねこ島は相性が悪いようじゃな?》
『…マダ分カラナイケド、冬ハ無理…ZZZ。』
始終、顔と手足を引っ込めたまま、花子さんは呟いた。
って言うか、これホントに花子さんかな?イマイチ、よく分からん(え)。
頭があるはずの空洞を覗いてみるが…。
『…覗カナイデ。セクハラヨ(怒)。』
「うっ(汗)。」
亀にセクハラ言われる俺である。あとでルル君がそっと俺を慰めてくれたのが心に染みる。
ともかく、顔も見れないならしょうがない。こんな時こそ鑑定だ!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈契約鑑定〉
花子さん♀
種族〈亀姫→亀霊〉
階級〈甲殻類・黒種→黒殻亀姫〉
カテゴリー〈1.5+〉→2.5+
戦闘力 20
防御力 35
生命力 20
回避値 10
知能値 20
器用値 10
魔力値 20
水属性25
土属性20
相生相剋〈水気〉20
戦技
水流操作
噛み砕き
踏み付け
超重力(NEW)
固有戦技(NEW)
水剋火
固有能力
汐満の魂〈生命力10%以下発動〉相生相剋〈水気〉2乗発動↑
黒玄の盾《亀甲》〈物理 反射率100%〉↑
竜脈補正効果(契約)
能力
慈愛 不動 姫 大口 水 盾 水流 貪欲 超重量 霊亀(NEW)
魔力系術式
下位(基本三原理)土属性付加
下位(基本三原理)土属性魔道弾
下位(基本三原理)土属性誘導波動
中位(戦略級)土属性障壁(NEW)
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)水属性魔道弾
下位(基本三原理)水属性誘導波動
中位(戦略級)水属性障壁(NEW)
称号
海産物軍団の姫(NEW)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
花子さん、亀姫から亀霊なるものに進化している。
しかし、階級が黒殻亀姫になっているから、変わらず亀姫である模様。
で、称号の「海産物軍団の姫」だ(笑)。そう言えば、確かに海産物軍団の紅一点であるのは事実。
「超重量って何だよ…そもそも、動かせるのか?」
音声【無理です!】
音声《無理じゃな!》
即答するんじゃないよっ(怒)!!
「どうすんの、コレっ!?春まで放置っ??」
音声《大袈裟じゃのう…いくら重いとは言っても、人造兵を使えば移動ぐらい出来るじゃろ?》
音声【最悪、DS先輩に頼めば良いのでは?ヒョイと移動してくれますよ?】
…いや、確かにぃ。しかし、結局、この2名は役に立たんと言うことだ。駄目天使と老害めぇ…。
◇ ◇ ◇
花子さんの件は後回しにして、俺たちは白浜前駐車場の中央に集まっていた。
さて、本日の主目的である…飛行実験の為だ。
「…なるほど、設計図通りの造形。やるじゃないか?」
音声【お褒めに預かり光栄です、閣下。】
いや、お前は褒めてない。DSさんとアマイモン君が送ってくれた「多次元宇宙内蔵型《天地開闢式錬金炉》」を褒めただけだから。
とは言え、俺がデザインした通りの人造兵が出来上がっていた。
全高は2m50㎝である。
その名も「田崎家仮設ゴーレム22号機PG・FT〈F01〉」だ!!
「黄色いペイントがまさに試作機って雰囲気で良いなぁ。」
PG・FTは「PG・FT」の略。
そう…これこそ飛行型ゴーレムの試作機である!!
音声《主の意見通り、軽量化した内部骨格「石棺」は出力の強化の為に雷鉱石を使用しておる。外殻装甲は耐久力に難はあるが、魔鉱石を使用したのじゃ。軽いのでな?》
G3 (ジザ)さんがドヤ顔で解説を始めたぞ。
ちなみに黄色は、水中型の赤色と、陸型の青色に合わせている。そう、信号機の色だ(え)。
音声【僕の「錬成演算≒NOCTURNE〈改〉」上、耐久値に問題はない筈です。】
ふ〜ん。なら飛行実験そのものの必要性?だよ。
ともあれ、この〈F01〉のコンセプトは「カッコいい」である。見た目重視だ(え)。
勿論、飛行型採掘兵であるからに、採掘をしてもらいたいが、どこで?と言う案件もある。
音声【…しかし閣下。海中型、陸型はともかく、さすがにコレはどうかと…。】
「はぁ?俺のデザインに何かぁ?この尖った肩アーマー、流線型のボディ、そして何よりもマント!!空中型と言ったらコレだろうがっ!!」
出来れば空中型を赤色にしたかったがなぁ。まあ、逆に都合が良いか。
ちなみに黄色はあくまでペイントだ。
音声《マントは〈E0M〉ことウミーの「超伝導鋼形状記憶細胞」を分析解析した成果じゃな。空中力学による浮力強化、変形時の飛行翼になるのじゃ!!》
マントのようで、ちゃんとした金属。超伝導鋼形状記憶液状金属と言うわけだ(?)。長ぇ。
「試作機だから仕方ないが…やっぱりトマホークだな。トマホークを装備させたい…。」
音声【絶対、ダイナミッ◯プロから訴えられると思います。】
音声《呪いは怖いのう…。》
しかし、今更である。もはや後には引けない(え)。
「うっさい(怒)!!そんな事より実験だ!!」
問題は飛べるかどうかだ。
早速、実験と言いたいところだが、こんな寒いところではアレなので、白ねこ島MENUを開いて「プレハブ小屋」を駐車場の隅っこに建てることにした。
__________________________________
箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU++
>建設項目LV1>>
>住宅>>
>ボロ小屋〈必要霊子1〉
>掘建て小屋〈必要霊子2〉
>プレハブ小屋〈必要霊子3〉
>災害避難住宅〈必要霊子3〉
__________________________________
ポチッと購入。
さあさあ、寒いからルル君、お入りよと招き入れる。
『フニャ〜。』
「うんうん、寒かったよねぇ。ついでに電気ストーブも出しておくね?」
パイプの机と椅子も設置。ふぅ、必要性はともかくとして、警備員室として駐車場に残しておいてもいいだろう。
「準備万端だな。じゃあ、よろしく。」
音声【あ、お邪魔します。】
音声《ならば、儂が〈F01〉の視覚を共有する。2L (トゥエル)殿はDS殿の竜脈解析vr6.5「霆」との結合を。》
俺はパイプ椅子に腰掛けながら、足元は電気ストーブでヌクヌク。膝の上にルル君が座りポカポカな気分である。
目の前にはG3 (ジザ)さんの電子情報枠表示が展開。これは〈F01〉の視界だな?駐車場が見える。
音声【え〜と、〈F01〉の起動に問題ありませんね。情報を表示します。】
_________________________________
竜脈解析vr6.5「霆」リンク
〈人造兵バイタル表示…正常〉
田崎家仮設ゴーレム22号機PG・FT〈F01〉
種族〈人造兵〉
階級〈飛行型採掘兵〉
カテゴリー〈1.6+〉
戦闘力 15
防御力 14
生命力 15
回避値 20
知能値 8
器用値 16
魔力値 16
風属性16
水属性10
戦技
魚影カッター
魚影ミサイル
魚影ビーム
固有能力
内部骨格『石棺』〈雷鉱石製・軽量型変形機構〉
魔道回路〈人工知能F型〉
賢者の核石〈浮遊タイプ〉
外殻装甲「魔鉱石」〈魔力伝達〉
超伝導鋼形状記憶液体金属マント
収納空間回路〈四方4メートルサイズ〉
能力
採掘 発掘 高速飛行 空中戦 回避 装甲 人工知能 魚 収納
現在地…白浜前駐車場
感情…まったり
_________________________________
これが〈F01〉の身体情報だ!!
「ふ〜む、いいねぇ。想像通り…だが約1点、腑に落ちない。感情…まったり?」
空中型と言えばゲッ◯ー1…あ、言っちゃった(汗)。
ゲッ◯ー1と言えば好戦的…なのに。
音声【閣下、訴えられますよ!!】
「何も言ってないだろが(怒)。」
俺の心を読むんじゃないっ。
「…よし、飛べ!!〈F01〉よっ!!」
まずは現状の「飛行採掘兵モード」でどこまで飛べるかの実験だ。
トマホークを持って空中戦をするなら、このモードがカッコいいだろ(?)。
音声【〈F01〉浮遊開始。】
〈F01〉の視界が徐々に上がっていく。浮遊って、どういう仕掛けで行なっているのか俺にはさっぱりである。
寒いからアレだが、ちょっと見てみたい。マントをはためかせ、カッコよく浮上する黄色いゴーレムとかさ。でもルル君が膝の上で寝ているんでやめました。
音声【〈F01〉高度50メートル到達。飛行試験開始。】
視界は駐車場の頭上へ。青い空しか見えないけども。
おっ?飛行速度が…グングンと。
「お、海の方はやめておけよ?」
音声《そうじゃの。〈S01〉の時のように、海で墜落して機能不全となると、回収とクリーニングに手間がかかるでのう。》
嫌な事を思い出させるなぁ…。
音声【了解です。白浜上空に制限します。】
見た感じ、高速飛行に支障は無いと見える。
「異常は?」
音声【ないですね。飛行採掘兵モードでの最高速度は70キロです。現状、60キロに制限しています。】
最高速度は70キロか…微妙ではあるが、仕方ないか。
音声《主よ。飛行型の人造兵なんぞ、常識的にあり得んからのう。前代未聞じゃからな?》
「って言われてもな…?作ってんの、お前たちだぞ?」
そう。俺はアイデアを出すだけの仕事だ(え)。
音声【閣下は天才ですからねっ!!そのアイデアを形にするのが僕たち眷属の使命ですからっ!!!】
「…頑張れ。」
音声【冷たいですねっ!!】
冬だしな(?)。
「じゃ、問題のアレを行ってみるか?」
音声【了解です!では〈F01〉…高度100メートルにまで上昇後、変形開始!!】
副音声『…GYOGYOOO!!!…』
うん?なんだこの声?まさか、〈F01〉の声か?妙に甲高い声で。
視界からは分からない。しかし〈F01〉は変形した!!恐らく、俺の設計した通りの流線型の飛行形態に!!
音声【〈F01〉変形完了。飛行魚型モード…最高速度は150キロを誇ります!!】
そう、「飛行魚型モード」である!!
〈F01〉は空を飛ぶ魚型。
超伝導鋼形状記憶液体金属マントが外殻装甲を覆い、カツオのような胸ビレの翼と尾ビレの翼を構成する。最高かよっ!
「やはり翼だよね!鋭く長い翼がカッコいい(断言)!」
音声《何故に魚じゃ?》
特に意味が無いわけじゃない(え)。
だって、水中型が猫モデルで、陸型が鳥モデルだよ?流れ的に妥当じゃあるまいか?
音声【閣下、飛行魚型モードの高速飛行を開始します。】
「うむ。始めてくれたまえ?」
音声【〈F01〉高速飛行…時速100キロより開始。】
ビシッ!!
ん?なんか、違和感のある音が聞こえたような?
〈F01〉の飛行魚型モードは飛んでいる。それはG3 (ジザ)さんの電子情報枠表示からも分かる。
だが、時折聞こえる「ビシッ!!」という異音は…その電子情報枠表示から聞こえるもので。
副音声『…GYO…GYOOOOOO(悲鳴)!!…』
しまいにゃ、〈F01〉自身の悲鳴まで混じる始末。どっかのお魚博士みたいな声で(え)。
音声【…墜落しました。】
「は……?」
_________________________________
竜脈解析vr6.5「霆」リンク
〈人造兵バイタル表示…分解〉
田崎家仮設ゴーレム22号機PG・FT〈F01〉
種族〈人造兵〉
階級〈飛行型採掘兵〉
カテゴリー〈0〉
戦闘力 0
防御力 0
生命力 1
回避値 0
知能値 0
器用値 0
魔力値 0
風属性0
水属性0
戦技
魚影カッター
魚影ミサイル
魚影ビーム
固有能力
内部骨格『石棺』〈雷鉱石製・軽量型変形機構〉
魔道回路〈人工知能F型〉
賢者の核石〈浮遊タイプ〉
外殻装甲「魔鉱石」〈魔力伝達〉
超伝導鋼形状記憶液体金属マント
収納空間回路〈四方4メートルサイズ〉
能力
採掘 発掘 高速飛行 空中戦 回避 装甲 人工知能 魚 収納
現在地…白ねこ富士山杉林
感情…機能停止
_________________________________
2L (トゥエル)の電子情報枠表示に〈F01〉の惨状がぁ(汗)。
「どうしてこうなった??」
音声《…どうやら、今まで測定されていなかった空中の霊圧の影響じゃのう。50メートル以上は危険じゃと判断するのじゃ。》
「おいおい、さすがはマッド。冷静だなぁ…。」
音声《マッド言うな。墜落場所が海中じゃなかっただけ有り難いのじゃぞ。》
そらまあ、そうだけど!
しかし〈F01〉には悪い事をしたなぁ…(汗)。
「空中の霊圧?なぜ、気がつかなかったんだ?」
音声【いえ、そもそも、空中の霊圧が急に現れたとの可能性が高いのでは…?】
またしても、2L (トゥエル)の白ねこ島陰謀論である。まあ、なくは無いが(え)。
「どっちにしても、翼だけじゃ飛べないってわけだ?」
『フニャ〜〜。』
気持ち良さげに寝ていたルル君が俺を見上げて言った。
『翼は飾りなんだよ〜〜』って。
「いや、確かにルル君の羽根って小さいけど、そう言う意味で言うと2L (トゥエル)の羽根も飾りだよな。」
音声【失礼ですねっ、閣下!!僕たち天使の羽根は霊力の圧縮増幅装置ですから、ただの飾りではないですっ!僕の羽根ならあんな霊圧、屁の河童ですからねっ!!】
ふぅん、そうなんだ。
どちらにせよ、飛行型ゴーレムの実験は失敗に終わったわけだ。
どうしたもんか?翼の問題もあるけど、やっぱり空中の霊圧に耐える事が可能な外殻装甲の検討が急務であろう。
「…空中霊圧に強い鉱石ねぇ…あっ!?」
音声《主、どうした?何か閃いたのかのう?》
閃いたと言えるのかな?俺は再び「白ねこ島MENU」を開示した。
__________________________________
箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU++
>気候改造Lv1>>
>四季タイプ(春 夏 秋 冬 )〈現在選択中〉
>北半球タイプ(寒冷設定)〈必要霊子200〉
>南半球タイプ(熱帯設定)〈必要霊子200〉
>菌類適応〈現在選択中〉
>空中浮島設置〈必要霊子1500〉
>衛生月適応LV2(NEW)
__________________________________
…「空中浮島設置」がクサい(?)。
あくまで仮定ではあるが、浮島って言うんだから、それなりの物を期待したい。だって必要霊子が「1500」も掛かるわけだ。
最近は大根とニンジンの増産で俺の魔力値はスッカラカンだけど、ここは狙ってきたいものだ(え)。
音声《……。》
勿論、G3 (ジザ)さんの目があるので、直ぐにすぐって訳にはいかないが…な。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈73.2+〉※変化無し
戦闘力 1671+15
防御力 1589+15
生命力 1620+15
回避値 1468+15
知能値 625+5
器用値 25
魔力値 2538+25
無属性1541+15
地属性1573+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV1
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
化石解放
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
BP
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
飛行士になりたいセーター〈服〉
属性:羊毛LV40〈通常級〉
付与効果:風属性+
保温効果+
物理抵抗
耐久値:50
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
◆ ◆ ◆