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第277話「北欧風テーマパーク「ヴィゾフニルランド」その5・これが俺のベストプレイス!!」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第277話「北欧風テーマパーク「ヴィゾフニルランド」その5・これが俺のベストプレイス!!」


その名は「アウズンヴラ学院」と言う。

学院というよりもクロガネの城と言った方が相応しい外観であった。ハリボテだけど。


「さあ、気を切り替えて、いざ入場だ!」


門と言うか扉も馬鹿デカい。ゴゴゴゴと地響きを立てて扉が開いていく。


副音声《新入生の皆様…ようこそ…アウズンヴラ学院へ。》


お出迎え役の田崎家業務専従L型は学院服?を着用していた。

学院服と言うよりも、魔法使いのローブ的な雰囲気である。どうやら先輩設定のようで?


『お兄ちゃん、新入生だって!僕たち、生徒になったのぉ?』


と言うか、そういう趣向なのだろう。実質、この学院は超高級ホテルなのだから…。


「そうだねぇ。しかし、中はまるっきりホテルのロビーっぽいぞ。」


床と壁はマーブル模様の黒い大理石だ。天井は高く、柱はギリシア神話なアレ。高級志向であるが、至って普通と言う雰囲気だ。むしろ、白ねこ島の「神のコテージ」の方が見映えが良い?


受け付けカウンターではチェックイン兼、入学手続きを行う。ハリ◯タ的なものを期待していたんだが、案外に地味なアトラクションだった…。


副音声『…こちらに名前の御記入をお願いします。』


古めかしい辞書のような記帳表に俺は一同の名前を記載した。クロちゃん弟たちに加え、ちゃんと忘れずにユキヲの名前も記載したぞ。


『モギュ〜。』


俺の頭の上でユキヲが喜んでいる。俺も嬉しいなぁ(笑)。


と、急に記帳表のような辞書が輝き始めた。ピカッ!と、何だ!?


「うっ!?ユキヲ??」


俺の頭の上からユキヲが消えた感じ?ああ、ユキヲの温もりがぁ〜(え)と思っていたら、景色が一変していた。

そこは書斎のような場所で…古めかしい家具に囲まれ、これまた古めかしい椅子に腰掛けた御老人が目の前にいた。


長い白い髭に、丸ぶち眼鏡で、まさしく見た目的にも魔法使いな姿をしている。

あ、ちゃんと書斎のテーブルに「学院長」とネームプレートが置かれているので至れり尽くせりか?


この学院長、3D映像かな?と思ったのだが、なんか実体感があるんで万能鑑定してみたら本物だった(汗)。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


アウズンヴラ学院長型ゴーレム〈N07〉ドルドゥ♂

種族〈人造兵ゴーレム

階級〈学院長型〉


カテゴリー〈1.8+〉


無属性ウーデニア

電子属性エレクトロン

光属性ルーメン


固有能力パーソナルスキル

内部骨格『石棺タフォス

魔道回路〈北欧型ENTJ・人工知能N型〉TYPE「Druid」

賢者の核石タリスマン〈増幅器内蔵〉

第五元素アイテール循環回路「魔力系マグス術式適応〈光〉」

外殻装甲〈魔法の帽子仕様〉


能力スキル

学院長 ドルイド 指導 魔法使い 装甲 人工知能


魔力系マグス術式


装備

魔法の杖 オリジン〈ドルドゥ仕様〉


称号

アウズンヴラ学院長


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これ、ニッセくんと同じタイプのゴーレムだった(え)。

しかも学院長仕様である。


「え〜と、ドルドゥ学院長で良いのかな?」


副音声『ふむ。そうじゃ、儂が学院長だが…ふむふむ、本日着任予定であった名誉講師の田崎蓮人くんじゃな?』


へ?いや、学院長。それは何かの間違いでは?しかし、学院長が手に持つその辞書は、確かに俺が記載した記帳表であった(?)。


副音声『名誉講師の君には、この名誉講師バッチを進呈しよう。常に身に付けて置くようにな。あと、そこのタンスに名誉講師用の学院講師服が入っておるので、着替えるようにのう。』


俺の困惑をよそに、学院長のアトラクション的な話は進んで行く(笑)。

そして学院長はやけに大きく綺麗なバッチを机の上に置いた。これを付けることで、俺を名誉講師して認識するのだろう。


「まあ、仕方ないか…。」


しかし、名誉講師っていうのが引っ掛かる。


あと、タンスの中に講師服ねぇ。タンスの横には試着ブースまで…さっきまで無かったよね?着替えても良いんだけど、着替えた俺の服は何処に行くんだろう?


副音声『着替えたのなら、名誉講師室を飛ばすぞい。』


「ちょ、いやまだ待ってぇ!?」


タンスから服を出したばかりだと言うのに、学院長は容赦なく杖を振るった。

あ、その杖、魔法の杖屋で売ってたのと同じヤツっぽい?


「うわぁぁぁ…ぁん?」


飛ばされたぁと思ったら、またしても風景が変わった。今度は一見、スイートルームかと見間違う一室に俺は立っていた。無駄に豪華さが醸し出されている。

多分、ここが名誉講師室なのだろう…。


「あれ?俺の服…?」


講師服?タンスから取り出しただけの講師服を、いつの間にか着用している俺がいましたよ(?)。紺色のローブに欧米風な紳士服に加えて、胸元にはちゃんとバッチも付いてるし。


「いや、それはそれで魔法的には面白いけど、女性の場合はヤバイだろ?セクハラ問題に発展しないかぁ?」


あと、俺の元の服はどこ行った?と思ったら、備え付けのタンスの中にしまわれていました。ふぅ、安堵…。


「いや、安堵じゃないよ!!ユキヲはどこ行ったぁ!?」


クロちゃん弟たちはおそらく、俺と同じように飛ばされ、同じようなシュチュエーションで各自の部屋に移動していると思われる。

だけどユキヲは小ちゃい愛玩動物枠だからねっ。あと、親友枠ね(?)。


「ユキヲぉぉぉ〜〜!!」


俺は名誉講師室から飛び出し、廊下に顔を出した。


廊下、長ぁぁ!?急に心配になって来たぞ(汗)。


『ちょっと兄さん、うるさいわよっ。ユキヲなら使い魔貴賓室にいるんじゃないの?』


ガチャリと、隣の部屋…「プレミアム院生室」の扉が開き、乙女ちゃんが顔を出して言った。そういえば、先に来てた的なことを2L (トゥエル)が言ってた乙女ちゃんだ。


「え?使い魔…貴賓室ぅ?」


そこもハリ◯タ的な要素で、ペット同伴もOK的な趣向ですかぁ。


◇ ◇ ◇


弟たちは全員、その「プレミアム院生室」を一部屋づつ与えられていた。

プレミアムっていうのが特別感があるね。


音声【通常の新入生の場合は院生室となります。御家族同伴の場合は、御両親は講師室を割り当てられますね。】


合流した2L (トゥエル)が解説しているが、プレミアム会員の場合は名誉講師室でお金をぼったくる気なのだろう。


『兄上殿、似合ってますか、これ?』


「クロちゃん弟は何でも似合うよ。正直、カッコ良くて羨ましい…。」


俺を含めて、全員が同じタイプの学院生服を着用していた。生徒用のローブの色は黒色で、クロちゃん弟は毛並みが黒色だから一体感がヤバい(え)。

他の子だっていつもと違うイメージで新鮮だ。元々、美男美女だしなっ!!


『僕は僕はぁ〜〜!?』


橘花たちばなお兄ちゃんっ。シャツをちゃんと入れてっ。』


『あんた達、もうちょっと静かにしてよ。恥ずかしいでしょ!』


乙女ちゃん、ちょいマジ切れか?


俺としては、戻ってきたユキヲを頭に乗せて満足ではある(?)。


音声【さあ、閣下。こちらが大食堂レストランですよ!!】


学園と言えば大食堂。ハリ◯タのあの場面が思い浮かぶ。

ちなみに、客室からはエレベーター的なもので移動して来たけどね!動く階段とかは無かった模様…。


さて、生徒達が全員並んで食事をとれるような広大な空間…どれだけ再現できているのか、それはある意味で興味深いのだが。


木製の大扉。ギギィィと開いた先には石レンガの壁。巨大な暖炉があって、再現度は60%かな?

でも現代風にアレンジされた座席が並んでいるのは面白いかもね。いわば、ちょっとお洒落なファミレス的で。


音声【本来であれば、個室のプレミアム食堂もあるんですが…。】


しかし、今回は雰囲気を楽しみたい為、個室は断った俺である。ワイワイと楽しく過ごしたいしね!


副音声〔やあ、先に来ていたよ。〕


奥のテーブル席にいたのは…あやっちじゃないの?これはサプライズだね。

って事は、いつもの食卓メンバーが揃ったってことだ。


「あやっち、田崎家商店の方は良いの?」


副音声〔お客さんは居ないからね。実質、秋刀魚にエサをやるだけ的なものだから。〕


確かにっ。店番もL型に任せれば運営に支障は無いらしい。

そして院生服のあやっちもイケメンでしたっ(悔しい)。


さて、席に着いた俺たち…約1名、まだ気絶してますが。そう、菅原すがわらくんは気絶したまま、ちゃんと院生服に着替えられている有り様で(笑)。


「お〜〜い、菅原すがわらくん!御飯だよっ。」


『うぅぅ〜〜。床からぁぁ手がぁぁぁ。』


恐怖迷宮都市「メリーゴーランド」が完成した暁には、菅原すがわらくんは死んじゃうかもしれない(え)?


菅原すがわら、さすがに起きろ!!』


クロちゃん弟が揺すり起こすが目覚める気配は無い。

ところで今気付いたのだが、純和風な菅原すがわらくんって、洋風の服が似合ってない(笑)。長い黒髪がさ。


何となくホッとする俺だった…(え)。


『クロ、私に任せてよ。』


乙女ちゃん、ニヤリと笑い、菅原すがわらくんの耳元でゴソゴソと…。


『ぎやぁぁぁぁ!?そんなホラーDVDを僕に入れないでぇぇぇーーーーー(悲鳴)!!』


何でしょ?もう、乙女ちゃんが怖い(震)。


急激に覚醒した菅原すがわらくんをよそに、食事が運ばれてきた。

青い顔の菅原すがわらくんは食事どころの有り様では無かったが、なんとまあフルコースっぽいメニューで驚きの俺である。


音声【アウズンヴラ学院名物の北欧風フルコースですよ。】


前菜は、きのこのクリームスープ OR 魚のスープである。

魚のスープにはサーモンが入っている。まあ、北欧風って言ったらサーモンなのだろう。


『ヘルシーで美味しいわね、これ。』


何がヘルシーなのか分からないが、乙女ちゃんは気に入ったようだ。


確かに不味くはない。いたって普通のスープである(え)。

ちなみに、ユキヲには田崎家固有種のニンジンを1本あげている。カリカリ食べている姿がプリティだ。


さて、次はミートボールの山だった。何というか、大食堂っぽいメニューがやっと出た?


『わぁ〜〜い、お肉だぁ(嬉)!!』


なぜか肉好きな橘花たちばなくん、大喜び。モリモリと口に頬張っている。

甲斐甲斐しく麻黄(まお)ちゃんが面倒をみているなぁ。


俺も一口パクッと…うむ、このベリーのジャムが不思議な味わい。不味くは無い。不味くは無いが美味くもない(え)。


『兄上殿、こちらのサワークリームソースのミートボールの方が美味しいですね。』


別皿の方はクリームソースのようだ。手を伸ばす。


「モグモグ…そうね。確かにこっちの方が日本人好みだなぁ。」


『…モグモグ…兄上、DVDデッキって…必要ですか?』


んぁ?菅原すがわらくんってば、急に何を言い出すのやら?我が家のDVDコレクションに必要不可欠ですから!!ちょっと目が怖いんですけどっ??


「いやぁ…DVDデッキは必要でしょ?」


『…そうですか…。』


一体、乙女ちゃんは菅原すがわらくんに何を囁いたのやら?だ。


続いてコースメニューはグラタン風のヤンソン、サーモンソテー、ハッセルバックポテト 、ラックスプディングの順で続いていく。


『何と言いますか、サーモンとジャガイモ、きのこばっかりですね…。』


いや、クロちゃん弟よ。確かにそうだけど、北欧風と言ったらそうなんじゃないの?


『何よ、クロ。ヘルシーで最高じゃないの!?』


ヘルシーにこだわるよね、乙女ちゃんは?


『僕、お肉が良いっ!もっとお肉が食べたいよっ!!』


橘花たちばなお兄ちゃんっ、こぼれてるっ!』


副音声〔え〜と、お肉はミートボールだけみたいだね?〕


あやっちの言う通り、残念ながら最後は、きのこのキッシュOR スモーブロー(サンドイッチ)で終了だった。あっさりした内容だったなぁ…。


正直、不味くは無いのだが、ピンと来る味では無い。

何と言うか、俺たちは田崎家固有種の野菜とビビさんの味付けに慣れてしまったからだろうか(汗)。

これは何とかするべきか?そもそも、このフルコースは誰が作ったものなんだ?


「おい、2L (トゥエル)…この料理ってば?」


音声【紹介いたします…ヴィゾフニルランド専属業務型ゴーレム〈N06〉ドヴェルTYPE「C」です!】


またしてもニッセくんと同じタイプのゴーレムだった(え)。

しかも料理人タイプでコック帽を被っている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


ヴィゾフニルランド専属業務型ゴーレム〈N06〉ドヴェルTYPE「C」♂

種族〈人造兵ゴーレム

階級〈料理人型〉


カテゴリー〈1.5+〉


無属性ウーデニア

電子属性エレクトロン


固有能力パーソナルスキル

内部骨格『石棺タフォス

魔道回路〈北欧型ENTJ・人工知能N型〉TYPE「Cooking」

賢者の核石タリスマン〈増幅器内蔵〉

外殻装甲〈調理帽子仕様〉


能力スキル

頑固 調理 配合 解体 装甲 人工知能


称号

ヴィゾフニルランドの料理人


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


副音声『どうだ、俺の料理は?』


自信満々な感じで、無骨な料理人気質風の〈N06〉が現れた。

なるほど、ゴーレムに作らせたフルコースか…回転率を考えると適切ではあるが…。


「…不合格っ!!」


副音声『なぬぅぅぅ!?』


不合格と言われるとは思っていなかったのか、驚愕の表情のまま固まるゴーレム。

料理人と言うより鍛冶屋っぽい外見じゃない?よくあるドワーフっぽい雰囲気だし。


音声【今回はあくまで試作、試食の段階ですので…。】


「言い方で誤魔化すんじゃない。まあ仕方ない、テコ入れは不可避だな…あとでビビさんと相談してみるかぁ。」


正味の話、橘花たちばなくんの言うように肉料理が少な過ぎる。子供受けには悪い。

俺の料理改革は始まったばかりだが…さすがに今日はやめておこう。

一応、お腹は一杯になったわけだし(え)。


と言うことで、昼食後に解散。本日はここ、アウズンヴラ学院に一泊予定である。

勿論、ユキヲは俺の名誉講師室で過ごす許可は取ったわけだ。


「さて、ユキヲ、どこに行こうか?」


『モギュ?』


そうね。弟たちは各々、好きな場所に行ったらしい。

学院だけあって、魔法訓練室や体験教室も各種完備な上、屋上に室内温水プール、サウナまであるらしい(汗)。

まあ、屋上なんて無いから、構造上、別エリアに作ってあるんだろうけど…。


音声【閣下、暇をもてあそんでいるのでしたら、良いところへご案内しますよ?】


唐突に2L (トゥエル)が言う。


「なんだよ?怪しいなぁ…。」


どうやら、この学院が2L (トゥエル)の自慢の場所では無かったらしい。


音声【ちょっと歩きますが、必ず気に入りますよ?】


「えぇ…歩くのぉ?」


歩くの嫌いな俺である(え)。でもまあ、これで気に入らなかったら駄目天使を殴ればいいかな?


かくして、アウズンヴラ学院を出た俺たちは…裏の雪山を登る羽目に(汗)。

しかし雪山と言っても映像なんで、別に寒くはない(え)。


「…まだ歩くのか?」


音声【何でしたら、おぶります。むしろ、おぶりたいですね?】


いや、それは最終手段で結構です。


雪山の裏側に辿り着いた…。

汽車ゴーレムのユーミル号から見た景色には、こんなの無かった筈だが。


音声【御覧下さい!秘境…伊豆の町エリアです!!】


秘境ってアンタ?


そこまで伊豆半島は秘境じゃ無いですよ?と言いたいところだが、山肌に作られたソレは、まさに秘境と言って良い程の作りだった(?)。

さながら、山道沿いの山村風景。俺の心にグッとくるねぇ(涙)。


「…お前、マジかぁ。」


音声【基本、閣下専用の秘境エリアです、御安心を。お店は…伊豆のお宿、鮎焼きの店、伊豆団子屋が配置してあります。】


やろぉ…何故に北欧風テーマパークに伊豆の町?とは問い詰めない。むしろ、やりやがってありがとう!!と心で言ってみた(え)。


「最後の最後で、お前ってやつは…。」


『モギュ〜。』


ユキヲも見直したと言っている。


音声【フフフ。惚れても良いんですよっ?】


それは無視して山道を進むと、それっぽい峠の茶屋が姿を現した。これが「伊豆団子屋」ってやつのようだ。


で、軒先の椅子に腰掛けて団子を注文。味噌田楽とかおでんもあったので頼んでみた。

勿論、飲み物は緑茶である。


しかも店員の田崎家業務専従L型は、全員が着物の町娘衣装で完璧である。


副音声『お待たせしました…本場、伊豆半島から直輸入ですよ。』


「…直輸入?」


いや、あえて深く突っ込まない。

と言うか、北欧風フルコースを食べたばっかりなのに、美味いっ!!幾らでも食べれる的な?


「…何が違うんだろうな?まあ、思い出補正もあると思うが?」


ユキヲは草団子を気に入った模様。パクパク食べている。


音声【お手間と値段は張りますが、ここの料理は異世界産業クレセントが輸入したものを神界用に加工したものを逆輸入していますからね…まあ、その後は資源保管倉庫で増産していますので御安心を。】


あ、そうなんだ。値段は怖いから聞かないけど…。


と、資源保管倉庫ってのは、物質再構成結界である「田崎家固有・次元結晶四角形キューブ」を配置した倉庫で、実はアウズンヴラ学院の地下に存在している。

言ってないけど、俺は毎日、24時間ごとに田崎家地下室の冷凍庫内の空間を「次元結晶化」で削り取って作成し、2L (トゥエル)に渡していたのだ。


この田崎家固有・次元結晶四角形キューブの効果で、物質再構成マテリアライズが再現可能なのである。

資源保管倉庫は既に7部屋にも増えているし、これからも増え続ける予定…。


ともあれ、今は幸せな気分である。ここがまさかの俺のベストプレイスだとぉ??


「あとお蕎麦もあればなぁ…。」


音声【お蕎麦なら、伊豆のお宿で食べれますよ?】


最高かよっ!!


俺とユキヲはその日、日が暮れるまで伊豆の町エリアを堪能してからアウズンヴラ学院へ戻ったのだった。

勿論、弟達には内緒である…。


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿種(真王)〉

階級〈権現〉

所属国〈災害竜脈の地〉


カテゴリー〈72.5+〉※変化無し


戦闘力 1656+15

防御力 1574+15

生命力 1605+15

回避値 1453+15

知能値 620+5

器用値 25

魔力値 2513+25


無属性ウーデニア1526+15

地属性(テラ1558+15


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位」

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別

蓬莱の恩恵

王桃の系譜

全能神の祝福

異世界言語LV1

宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子

統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚

送還

眷属召喚

眷属送還

眷属探知

眷属鑑定

竜脈の盾

竜脈結晶化

次元結晶化

万能鑑定

化石解放


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん

4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん

2L (トゥエル)


契約

ルル君

金さん

チョメ君

ミミちゃん

シーちゃん

ミチ

花子さん

タロさん

ロンちゃん

クロちゃん

ハナちゃん

ハッピー

シマ

カア君(若彦)

乙女ちゃん

ユズリハ(野良ネズミさん)

紅葉

菅原すがわらくん

橘花たちばなくん

リコピン

JOLジョリュ

葉蘭はらん

水引みずひき

葛葉かずらは

さかき

千歳ちとせ

鳳来ほうらい

八手やつで

蒼原あおばら

不知火しらぬい

漁火いさりび

八重波やえなみ

白波しらなみ

鳴海なるみ

夕潮ゆうしお

芍薬しゃくやく

水楢みずなら

かしわ

なぎ

あかね

白妙しろたえ

牡丹ぼたん

鬼蕗おにぶき

BMベム

BLベラ

ユナイゼス

キュライアー

ビビアンナーシェ

イシヒメ

麻黄まおう

ココちゃん

リリ君

亜弥あや

葦原あしはら

ロッキー

ユッキーナ

BRベロ

ユキヲ

BPベプ


称号

竜脈使い


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅20%

耐久値強化〈合金マテリアル

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


アウズンヴラ学院名誉講師服〈服〉(NEW)

属性:結界種セフィラーLV350〈聖痕武器スティグマ級〉

付属効果:物理無効〈土属性テラ〉80%守護膜シェル+

自己再生(超)・自己修復(超)

結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈無・土〉30%増幅ブースト

防寒〈永続化〉

耐久値:550


◆ ◆ ◆


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