第268話「魔界からのお届け物…その2・魚介類の顔色が分かるようになった自分が怖いと言う見解」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第268話「魔界からのお届け物…その2・魚介類の顔色が分かるようになった自分が怖いと言う見解」
色々と問題はありましたが、我が家はいたってマイペース。
今回は麻黄ちゃんが発端となりましたが、無事に解決した模様。
戻って来た橘花くんは、照れ臭そうにみんなに『ごめんなさい!』と謝ったので、これで全て終了である。
ちょっと冷めちゃたけど、マカロニグラタンは絶品でした(え)!!
さて、午後からの俺は手持ち無沙汰。弟たちは仲良くお手伝いに出発したし、みんな忙しそうだなぁ(笑)。
音声【閣下。僕は手が空いてますよ?】
駄目な天使の2L (トゥエル)よ、お前は錬金術をしていれば良いものを…。
「そうか。夢の国の建材は全て出来上がって、あとは組み立てるだけって言ってたなぁ…。」
音声【そうなんです。そこで閣下に御相談がありまして…そろそろですねぇ、例の魔道兵の作成に着手したいのですがぁ…。】
ああ、またその話か。
いや、確かにE5(エコ)さんにゃ観葉植物6姉妹が配下にいるし、DSさんはメイド5人衆、4R (シリュウ)なんかは一応、ヒヨコ3兄弟が配下なのかな?
G3 (ジザ)さんの配下は妖怪仙人達の4人だ。
「言いたい事は分かるが、人手は田崎家業務専従L型…神兵で十分に足りてるしなぁ…。」
そもそも、2L (トゥエル)が作るホムンクルスって、こいつっぽい天使みたいになりそうで嫌だ(え)。
音声【閣下ぁぁぁ(涙)。】
駄目な天使が何かを喚いてるが知ったこっちゃない。
そんな事より、大事な役目がお前にはあるだろがっ!!そう、実は本日、秘密裏にお届け物が届く予定なのだ。
それは実に巧妙かつ、慎重に…いつものケッアルカトル竜運送を使わず、よもやの恵比寿様を経由にするとか、大丈夫なの?と思わなくもない(?)。
「え〜と、指定時間は…午後13:30か。もうチョイだな?」
仏壇でも構わないのだが、今回は余計な邪魔?が入るのを防ぐ為、あえて店舗フロアの
神棚で行おうと思う。
いやしかし、なんか久し振りな感じの店舗フロアである(笑)。
正直、1階の店舗フロアも何か起きないと最近は来るのも稀だし。海産物軍団の面々ってマイペースなメンバーが多いからさ、金さん以外は大人しいもので(え)。
「お邪魔しま〜す。」
何度も言うが、我が家は元々、魚屋である。
廃業しているが、店舗跡を改築したものの半分は車庫目的で残してあるのだ。
現在、店舗フロアには増産した大型水槽を所狭しと設置…だが、もはやこれ必要あるのか?と言う意見には耳を傾けない(え)。
音声【おや?ホチョさんは…いらっしゃらないようですね?】
「ホチョさんリーダー、相変わらずウロウロしているなぁ。」
ホチョさん用の巨大化させた鳥用の檻はスッカラカンだ。
店舗のシャッターは常時、開け放ってあるので、ある意味自由なのである。
って言うか、最近、俺から逃げ隠れしている臭くないか?俺、とんと見てませんよ?
それ以前に、海産物軍団のリーダーが元九官鳥のホチョさんって言うのもどうなんだ?と言う意見も聞きません(え)。
『あ、蓮人く〜ん。僕に会いに来てくれたのかなぁ?』
早速、青色のアロワナ気味な金さんが、水槽から飛び出してのお出迎え。
「いや、金さんに用は無い(断言)!」
『ひ、ひどいよぉ〜(涙)。』
アピールの癖が誰かに似てるなぁ …。
音声【閣下!そんな目で見ないで下さいっ!!】
まだ何も言ってないだろが。
「…まあ、いいや。金さんは海産物軍団の補佐官だし…あと、不知火がいてくれれば。」
不知火とはタコ兄の事である。
タコ君の兄である不知火は義理堅い男なのだ(え)。いわば、海産物軍団の影の支配者?なのである。
う〜んと。水槽を探すと、いたいた!
『にゅる(^。^)?』
タコと言うより、赤い火星人のような見た目。何故かポップな感じでヌルヌル感は一切無い(?)。不思議な進化をしたもんだ(え)。
「やあ、不知火。ちょっと悪いけど、神棚を使わせてもらうんで、見張りをしてもらっても良いかな?」
『にゅる(^。^)∫!!』
承ったとばかりに、不知火は水槽から浮き上がった。
そう、普通に浮いてる(汗)。そもそも、水槽の必要性ぇぇぇ!!
ちなみに、弟のタコ君な漁火は不在のようで。
漁火はJOLと千寿姫と仲が良いから、どこかに遊びに行っていると思われ?引き篭もり体質から脱却してくれたようで一安心である(え)。
「そう言えば、不知火も進化したんだっけ?」
『にゅ〜る(^。^)』
その通りですとばかりに、不知火は頷いた。
例のクリスマスでの強制進化は、軒並み確認済みであったが、海産物軍団の面々だけはチェックし忘れている…ような?
『蓮人く〜ん。僕も進化して竜魚になったんだよ〜。』
「金さんは知ってるからいい。」
『ひどいっ(涙)。』
って言うか、金さんの進化が一番大きいんじゃね?金魚からの変化が著しいし(汗)。
でだ、不知火の身体情報を確認したら、こうなった。
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〈契約鑑定〉
不知火♂
種族〈カートゥン蛸〉
階級〈海小僧→蛸入道〉
カテゴリー〈1.2+〉→2.2+
戦闘力 25
防御力 25
生命力 21
回避値 20
知能値 15
器用値 15
魔力値 18
水属性22
氷属性15
戦技
ぶん殴り
タコ墨攻撃
水流操作(NEW)
渦潮支配(NEW)
忍法・蛸分身(NEW)
固有戦技
氷紋毒
固有能力
仁義の盃〈大泥棒〉↑
軟体生物「物理攻撃50%透過」
竜脈補正効果(契約)
能力
仁義 漢気 忍耐 遊泳 歩行 軟体 渦潮 浮遊 忍法 大泥棒(NEW)
魔力系術式
下位(基本三原理)水属性付加
下位(基本三原理)水属性魔道弾
下位(基本三原理)水属性誘導波動
称号
生き残った者
タコ兄
海産物軍団(NEW)
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…階級が海小僧から「蛸入道」に進化した不知火である。
それは置いておいて、忍法・蛸分身て??
「えっ??忍者なの??」
『にゅる\(^。^)/』
蛸の足を器用に絡ませて…あ、それってドロン!の指の形じゃね?って思ったら、本当にドロンと消えやがったぁ(驚)!?
音声【驚きましたねぇ…これが噂のジャバニーズニンジャ!?ですかぁ??】
うっせぇな。なんだ、そのアメリカン的な反応は?
「お〜い、不知火ぃ!!」
『にゅ〜る(^。^)』『にゅ〜る(^。^)』『にゅ〜る(^。^)』『にゅ〜る(^。^)∫』
おわぁ!?これは想像以上の蛸分身で。
何と、不知火が四体になって現れた。
「すげぇな。どれも本物にしか見えないぞ?マジでこれ、忍法なのか?」
忍者+蛸と言う奇跡の融合だ(え)。ともあれ、不知火こそ名実ともに影の支配者となったのだ。
そして、四体の不知火がムニュムニュと融合し、元の一体の不知火に戻った。
…分身、か?
音声【分身と言うより、分体なのでは?】
忍法じゃねぇじゃん!?
ツッコミたいけど、そもそもカートゥン蛸なる存在に何を求めているのやら?
…カートゥン蛸って何だよっ?
「…ともあれ、あとは…花子さんとかは?」
花子さんはね、我が家の亀である(笑)。大食漢で怠惰でマイペースな亀だ。だけど亀姫らしいぞ(?)。
そんな花子さんも進化した筈なんだけど…。
『蓮人くん。花子さんはねぇ、最近は日光浴に出掛けちゃってるよぉ〜。』
「どこに?」
『さぁ?』
ヲィィ!?まあ、金さんに聞いた俺が馬鹿だったか…。
最悪、召喚で呼び出してもいいけど、そこまでする必要性も感じないな(え)。
不在なら仕方あるまいし、呼び出しとかフロアリーダーのホチョさんだって嫌がるだろうし(汗)。
『イカちゃんとエビちゃんならいるよぉ〜?』
イカちゃんとエビちゃんかぁ…そうそう、そう言えばその2匹もカートゥン種だった筈。
ちなみに正式名称はイカちゃんが「白波」で、エビちゃんが「八重波」である。
ちょうど良いので、ちょっくら契約鑑定をしてみるか?
「…おい。何だコレ?」
『何だと言われてもぉ、イカちゃんとエビちゃんじゃないかなぁ?』
いや、多分、そうだと思うけどねっ!!
俺の記憶の中では、追い駆けっこをする2匹の姿が思い浮かぶ。最終的には水槽から飛び出して、空中を追い駆けっこしていたけどねっ!?
「…にしてもだよ?ちょっと見ない間にデカくなり過ぎじゃね??」
いや、見た目はアニメチックで生モノっぽくないけど、2匹とも1メートル弱はありそう。
プックリ太って可愛いけどさぁ?水槽の中で窮屈そうなんだけど?
「お前たち…白波と八重波か?」
『ム〜。』『キュア〜。』
あ、返事をしたぁ(驚)。まあ、もはや普通のイカとエビとは思ってないけどさぁ。
…何だろ?どうやらイカちゃんな白波は男で、エビちゃんな八重波は女のようだが、既に白波は八重波に尻に敷かれている雰囲気だ…。
そもそも、イカってエビに捕食されるイメージだし、現実問題として、足蹴にされている白波がジッと我慢している様子。なんか同じ男として直視出来ないんだが(汗)。
『蓮人くん、あのねぇ。これは前世の因縁らしいよぉ?だからイカちゃんは反省しているんだってぇ〜。』
って言われてもなぁ(汗)。何のこっちゃ?である。
まあ、お互いが承知の上なら構わないのだが。それもホチョさんや不知火が認知しているなら、俺が口を挟む必要もあるまい、と。
なもんで、ササッと契約鑑定を済ました。
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〈契約鑑定〉
白波♀
種族〈カートゥン烏賊〉
階級〈巨大イカ→大王イカ〉
カテゴリー〈0.9+〉→1.4+
戦闘力 15
防御力 13
生命力 15
回避値 17
知能値 10
器用値 13
魔力値 10
水属性14
戦技
触手アタック
水流操作(NEW)
擬態(NEW)
固有戦技
イカ墨攻撃
固有能力
水界の魂〈多頭蛇〉
軟体生物「物理攻撃50%透過」
竜脈補正効果(契約)
能力
愛嬌 遊泳 回避 浮遊 軟体 水 擬態 爆弾 飛行(NEW)
精霊系術式
水精の水壁(守護・障壁)
水精の爆弾(衝撃・貫通)
水精の誘動弾(誘動・炸裂)(NEW)
水精の地雷弾(浮遊・起爆)(NEW)
称号
生き残った者
イカちゃん
海産物軍団(NEW)
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尻に敷かれた白波ではあるが、こいつはなかなかに攻撃性能に優れた巨大イカ…ならぬ大王イカでしたぁ(驚)!!
なぜか精霊系術式はミサイル系特化とか意味不明である(汗)。
お前は何を目指しているのか?爆撃機になりたいのか?爆撃機仲間の千歳を目指しているのか(え)?
「確かに、大王イカっぽくはある…な?」
音声【そうですかぁ?】
そこで疑問を挟むんじゃないよ(怒)。
そもそも、お前が天使なのが疑問なんだよ、俺はぁ。
で、お次は八重波である。
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〈契約鑑定〉
八重波♂
種族〈カートゥン海老〉
階級〈伊勢海老→海老将軍〉
カテゴリー〈1.0+〉→1.5+
戦闘力 15
防御力 17
生命力 15+α
回避値 17
知能値 15
器用値 14
魔力値 14
水属性15
土属性13
戦技
髭叩き
大旋回(NEW)
引き裂き(NEW)
固有戦技
大車輪
固有能力
水界の魂〈水生獣〉
外骨格〈甲殻〉(NEW)
長寿の理〈不死因子・脱皮〉(NEW)
竜脈補正効果(契約)
能力
老獪 遊泳 速度 浮遊 外骨格 強固 水 飛行 鋏 不死(NEW)
精霊系術式
水精の水衣(守護・障壁)
水精の三叉槍(衝撃・貫通)
称号
生き残った者
エビちゃん
海産物軍団(NEW)
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白波以上にツッコミ所が満載な八重波でしたぁ!!
そもそも、エビは長寿だって言うけども…「不死」って何ですか。こっちは芍薬に対抗でもしてるのか?
「海老将軍って(笑)。身体情報を見る限り、かなりの武闘派だけども。」
忍者はいるはわ、爆撃機はいるわ、しまいにゃ不死身の武将ですか(汗)。
リーダーは筋肉バキバキの真っ赤な極楽鳥?だし、海産物軍団は人材が豊かだなぁ!?
『キュア〜。』
エビと言うより伊勢エビっぽい八重波が、俺にお辞儀をしている。
白波共々、よろしくお願いします、と。ホラ、アンタもちゃんとお願いしなさいよ!と鋏で小突かれている大王イカさん(汗)。
「…見なかった事にしよう(え)。」
音声【やはり海産物軍団、恐るべし…ですねぇ。】
それな。今更、言うまでも無いのだが。
『蓮人く〜ん。僕たちは見張ってれば良いのかなぁ?』『にゅる(^。^)∫』
「ああ、それそれ。不測の事態があるかも知れんからな!」
金さんと不知火に待機をしてもらう方針だ。
2L (トゥエル)に関しては、俺との同調率云々よりも、絶対忠誠度が150%を超えたから向こう側に付いて来れるようになったらしい(え)。
当初はE5(エコ)さんだけしか付いて来れなかったんだけどなぁ…。
音声【閣下、御安心下さい。何があろうとも、僕がお護りしますからねっ!!】
お前のそのやる気は何処から来てるんだろうなぁ?
音声【なんてったって、僕が選ばれましたからね!!E5(エコ)先輩ではなく、この僕がっ!!】
それかぁ。今回に関しては、俺の眷属会議にて選ばれたのがこの駄目天使であり、なもんでE5 (エコ)さんは朝から機嫌が悪かったのだ(汗)。そらもう大変で。
いや、だって、E5 (エコ)さんってば魔法は使えるけど実体ないし(笑)。
で、我が家の執事長たるDSさんの決定には逆らえないしで。
「って言っても、今回は恵比寿様に会うだけで危険は無いと思うけどな?」
向こう側で神様に会うと、一時的に魂が肉体から離れていたっぽい頃が懐かしい(?)。
傍目にはヒュ〜バタンって、まるで昏睡状態になってね。戻ったら貧血みたいな症状になるのだ。
音声【しかしですね!仲介役が恵比寿様であろうとも、交渉先は闇の勢力ですからねっ!!!】
「おまっ、声が大きいっ(怒)!!」
全ては秘密裏に遂行していると言うのに…台無し(汗)。
音声【す、すいません…。】
であるからに、速やかに交渉を済ませなければならないわけで。
どこに目があるのかも分からないし、4R (シリュウ)には現在、竜脈の防壁を強化してもらっているのだ。
「んじゃ、そろそろ開始しようか。」
定時である。
俺たちは店舗フロアの中央に置かれた神棚のある場所へと移動した。そして柏手を打つ。パンパン!と。
あっ、なんか久し振りにきたきた〜と言う感じ。視界がブレて景色が変わる。
「久し振りの海の底…息も出来るし不思議だなぁ。」
景色は一変して海の中になっていた。透明感があって綺麗な海の底。ピンク色の珊瑚とかあるし、少し回収出来ないものか?
『回収とか出来ないと思うよ?僕のイメージで作った仮設の亜空間だからね。』
おっと、恵比寿様がいらっしゃいましたか!?
なにせ恵比寿様、鯛の姿なので存在感が薄い(え)。ましてや海の底だし。
『君、失礼だね〜。いや、君がもはや神に片足突っ込んでいるから、そう感じるんだろうけど。』
「いやいや、恵比寿様、ご冗談を(笑)。」
庶民な俺には恐れ多いです。で、2L (トゥエル)の奴はウンウンと頷いている。
音声【既に閣下は僕の神ですけどねっ(断言)!!】
余計な事を言うんじゃないよ(怒)。
『いやぁ。ほんとに君は面白い人だよ。その子も本来であれば堕天使化してそうなものだけど、ちゃんと天使だし(笑)。』
音声【当然です。閣下は至高の神ですからねっ!!】
「いや、おまっ。もう喋るなって!!」
話がこんがらがるし、一向に進まんだろが(怒)。
はぁ。ホント、駄目天使で。
『ああ、そうそう。闇の勢力との交渉はね、大っぴらにしなければ問題ないよ。神界では暗黙の了解になっているからね?』
あ、そうなんだ。そして何故か闇の勢力とのパイプを保持していると思われる恵比寿様。
なんか面倒臭い経緯で、アマイモン君とやり取りして始めた交渉だけども、始めっから恵比寿様に頼っておけば早かったんじゃないの?
『まあ、順序ってものがあるからさ。表面上、神界は闇の勢力と対立しているし、僕から先に口を出したら捕まっちゃうんだよ?』
神様が捕まっちゃうとか世知辛いなぁ(汗)。
確か、警察に当たるのが「世界神界会議」だっけ?
『で、アマイモン株式会社から預かって来た荷物を出すよ?』
それ、本題である。鯛な見た目の恵比寿様、尾ビレをフリフリして荷物を出した。多分、収納空間だろう。
「うわ。多いなぁ。」
海底に積み上げられた木箱の山。いや、想像以上に多いな(汗)。
目くらまし用?に発注した「化石のクリーニング機材」である。
「よし。2L (トゥエル)、回収!!」
音声【はっ、了解しました!!】
もはや、その為に連れて来たと言っても過言では無い!!回収すると同時に「錬金術本舗」に設置するのだ。さあ、行けぇぇ!!
そして、すぐ様に化石のクリーニングに取り掛かりたい今日この頃。
『いや、待ってぇ。主旨が違うでしょ…?』
え?何か違いましたっけ?鯛な恵比寿様が困惑しているけど、魚の顔色が分かるようになった自分が怖い(え)。
多分、これは金さんのせいだな。
『ともかく、白ねこ島のアップデートのデータ。これは本人に詳細を確認してね。』
本人?それって白ねこ島にってことかな?って思ったら、どうやら違うようで。
恵比寿様が腹ビレをフリフリしたら、また何かが出て来た。
「…今夜はスパゲッティーにしよう!」
副音声〔ヒィィィ(汗)。〕
いや、だって明らかにスパゲッティーの麺ですし…?って言うか、麺の塊り?食材の提供と見るのが正しい気がする。
『あ、この子は魔界の生体コンピューター「スパモン」だよ。見た目はアレだけど、かなりの高性能なんだよね。』
え…生体コンピューター?またヤバそうなもんを持ち込んできやがったなぁ(汗)。
副音声〔…私ハ正式名称…スパモン3203号ト申シマス(震)。〕
スパゲッティーの麺の塊りが震えている。不思議な光景だ(笑)。しかも喋るとか!!
でも、さすがの俺も食材の顔色までは分からない。
「スパモンねぇ…ポ◯モンとかデ◯モンのパクリで訴えられそうで怖いんだけど?」
正直、御遠慮願いたい。普通にUSBとかで融通出来なかったのか?と問い詰めたい。
とは言え、仕方ないので万能鑑定をしてみるか。
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〈万能鑑定〉
スパモン3203号
種族〈スパゲッティ・モンスター〉
階級〈生体演算装置〉
カテゴリー〈4.0-〉
電子属性
魔属性
固有能力
究極型メーラー「姑獲鳥EX」
Program★クリフォト〈箱庭適応vr〉
スパモン細胞〈自動修復〉
能力
演算 解析 電子 生体 浮遊
称号
生体演算装置
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スパゲッティ・モンスターを略して「スパモン」?何じゃそれ。
だが、恵比寿様が言うように、確かに高性能ではあるらしい?
白ねこ島のアップデートは「Program★クリフォト」とやらだろうか。
そして目を引く「究極型メーラー」とは?
想定外のスパモン3203号を目の前にして、話はその3へと続く!!
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈71.1+〉※変化無し
戦闘力 1626+15
防御力 1544+15
生命力 1575+15
回避値 1423+15
知能値 610+5
器用値 25
魔力値 2463+25
無属性1496+15
地属性1528+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV1
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
万能鑑定
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
葦原
ロッキー
ユッキーナ
BR
ユキヲ
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
黙秘人シャツ〈服〉
属性:化学繊維LV20〈通常級〉
付与効果:謝罪を要求する+
保温効果
物理抵抗
耐久値:40
ジーンズ〈服〉
属性:厚地織布LV18〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
耐久強化
耐久値:60+α
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