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第264話「太古への浪漫その2・つまりは浪漫が一杯だと言うことで」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第264話「太古への浪漫その2・つまりは浪漫が一杯だと言うことで」


E5(エコ)さんを探すとして、どこに行ったのやら?


E5(エコ)さんの行動範囲?知らん!

そもそも俺の眷属1号であるE5(エコ)さんだが、当初は俺に付かず離れず、電子情報枠ウィンドゥ表示だけの存在だったわけで。


それが今では、我が田崎家の営業主任?として大忙しの模様…だって、外部と連絡を取り合える「完全型メーラー」を保持しているのがE5(エコ)さんだけと言う落とし穴!?


いや、そこは帝釈天様に一言物申したい(え)。

できれば標準型アップデートで眷属全対応してもらいたいところですねっ!!


「…そう言えば、最近の帝釈天様って何やってんだ?」


とんと噂を聞かないなぁ。


『モギュ?』


「ああ、帝釈天様って言うのはね、偉い神様で電脳コンサルタントの統括部長をしていてプログラム開発とかしている神様だよ…。」


頭の上に乗ったユキヲに説明したのだが、どうにも神様がプログラム開発してるとか意味がわからないのだが(汗)。俗世間的過ぎる。

しかし、それも今更。営業特化の経理部の持国天様とかも居るわけだし(え)。


副音声〔博士。E5(エコ)様であれば、301号室に現在は滞在されていますよ。〕


あっ、そうか!?


「さすがアドム!コテージ内であれば、滞在客の把握できるもんな!!」


そう。鉄腕なアドムは「神のコテージ」の管理人。

このコテージ内であれば、誰がどこに居るのか把握する事が出来るのだと言う。


「301号室と言うと、3階のあのモノクロ模様の部屋だなぁ…?」


それはE5(エコ)さんの部屋だ。

しかし、あの部屋ってモノクロ調の内装でね、ちょっと気分が滅入るんだよねぇ。正直、苦手なんだよね!


…しかし、行かざるを得ないかぁ。


「んじゃ、行くかぁ。」


副音声『じゃあ、ワタシ達は行くニャンよ!』


副音声〔そうだね、ウミー。仕事に行こう。〕


ワーカーホリック気味なトリントンとウミーのコンビだ。何が彼等をそこまで海底採掘に走らせるのか?正直、俺は心配だ(え)。

いや、俺の発案で行われているゴーレム採掘だけどねっ!!


「あんまり無理するなよ?」


副音声『大丈夫ニャンよ。トリントンの体調管理もワタシの仕事ニャンし!』


副音声〔僕は人造兵ゴーレムに命令を出しているだけだから平気だよ。〕


ふ〜む。まあ、良いコンビではあるのだろう?あれに秋刀魚亜種・イルカ亜目のルカーが加われば最強っぽいな。3角関係でさ(え)。


こうしてトリントン達を送り出し、俺たちは3階へ向かった。

ちょっと不安なんで、アドムにも同行してもらったわけでね。


「ところでアドム、そろそろ地下室とか外部結界機能とか追加しても大丈夫そうかな?」


それは「神のコテージ★改造ROG」に於ける追加コンテンツ?のようなものだ。

地下室とかは単に増設であるが、結界機能ってなると、ちょっと何が起こるか分からないしね?


ちなみに、改造ROGはこんな感じで。


__________________________________


神のコテージ★改造ROG


★内部環境設定

>1階

>2階

>3階

>4階追加〈500神貨〉

>5階追加〈1000神貨〉

>地下室追加〈100神貨〉

>外部結界機能追加〈2000神貨〉


__________________________________


よくしたもので、神貨もインフレ気味である(え)。今となっては全て購入出来る範囲だな、これ(汗)。


副音声〔博士。それはもうちょっと待ってもらいたいですね。僕のシステムと馴染むまでに今しばらく掛かりますし…/8-s]*\€>を取り込んで…います…から。〕


「ん…?」


一部、アドムの言葉にノイズが走ったような?


副音声〔博士、どうかしましたか?〕


おや?エントランスの階段を登りながら、何でもないような顔でアドムが振り向いた。気のせいか?


「ふ〜む。そう言えばアドムの身体情報ステータスも見たことなかったなぁ。ちょっと鑑定していい?」


副音声〔そうですね。特に問題は無いですよ。〕


って事で、お言葉に甘えて「万能鑑定」してみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈万能鑑定〉


アドム♂

種族〈電子の人形オートマトン

階級〈侍従〉


カテゴリー〈2.1+〉


電子属性エレクトロン

無属性ウーデニア


固有能力パーソナルスキル

霊子核エメット〈ダンブライト心臓〉

第五元素アイテール循環回路搭載「鉄腕」

伝達経路パトス回路「鉄腕タイプ」

箱庭システムVr01〈鉄腕型思考人格typeT1〉

神のコテージ★改造ROG〈リンク50%〉(NEW)


能力スキル

機械 破壊 純粋 怪力 飛行 アンドロイド 管理人(NEW)


称号

白ねこ島 専属侍従

神のコテージ管理人(NEW)


装備

侍従服 (白色装飾)〈服〉


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふむふむ。ぱっと見、トリントンと相違ない固有能力パーソナルスキル構成であるが、「神のコテージ★改造ROG〈リンク50%〉」とやらが目を惹く。

これはあれだろ?コテージの管理人に任命した事による事案だな。


「とは言え、特に問題は無いみたいだなぁ…。」


俺の気にし過ぎだろうか?


『モギュ〜〜。』


おっと、目的の場所に辿り着いたようで、ユキヲも興味津々だ。

それは301号室。コテージの3階には大きめな部屋が3つ並んでいてね。

だけど俺はそこは選ばず、選んだのは110号室だ。だって、弟たちの近くが良かったからね!!


それはさて置き、ガチャリとドアノブを開けて進入してみた。


_________________________________


( *`ω´){ちょ、勝手に入って来ないでくださいっ(怒)!ノックぐらいして下さいっ(怒)!!}


_________________________________


いやまあ、そうだけど…だが所詮は電子情報枠ウィンドゥ表示のE5(エコ)さんである。薄っぺらい感じだし?


「別に、見られてどうこうなE5(エコ)さんじゃないじゃん?どうせ、実体ないし?」


_________________________________


( *`ω´){それでもレディの部屋でしょがっ(怒)!}


_________________________________


いやはや、さすがに俺だって妹の乙女ちゃんだったら躊躇しますけどねっ(え)!


「いや、そんな事よりねぇ…アマイモン君と連絡を取りたいんだよね?」


_________________________________


( *`ω´){はぁ?また、あのホモ野郎と交換メールしやがるんですかぁ?}


_________________________________


酷いっ(汗)。


E5(エコ)さんの中で、アマイモン君の評価がダダ下がり中。

いやさ、確かに俺も微妙にモテ感を出してくる?アマイモン君にイラっとしているのも事実だけどさぁ(笑)。


「おいおい、アマイモン君は甘いモノ好きだぞ?甘いモノ好きに悪いヤツはいないんだぞ?」


_________________________________


( *`ω´){はぁ?知らんがなぁ!クソホモがぁぁぁ(怒)!!}


_________________________________


『モ、モギュ…(怯)。』


E5(エコ)さんのヤサグレ感が酷い。そのヤサグレ感にユキヲが怯えている。可哀想にぃ(涙)。


「コラ、E5(エコ)さん!ユキヲが怖がるだろうがっ(怒)。」


_________________________________


( *`ω´){うっさい(怒)!御主人様のクソがぁ!}


_________________________________


うわっ。これダメじゃね?手が付けられないぞ(汗)。そもそも、何でこんなにE5(エコ)さんがキレているのか理解出来ないんですが?


副音声〔博士?確か、そのアマイモンと言う方とは、白ねこ島の魂をアップデートする為のプログラム作成をして頂いている方との仲介役でしたよね?〕


「ん?…あ、そうだねぇ。」


そう言えば、アドムの言うとおり、白ねこ島との約束の為、闇の勢力側に依頼していた案件である。忘れてないよ!ホントだよ(え)。

にしても、なんとか兄さん?とやら、仕事が遅い(汗)。帝釈天様を見習って欲しいものだよ。不備は多いけど、仕事は早い神様でね。


「…いやぁ、そう言えばイラっとして交換メール中断してたけど(汗)。あれから何日経ってんの?つーか、いい加減、連絡無しってどうなってんだ?」


_________________________________


(*´ω`*){…そ、そうですねぇ。まだ2日目ぐらいじゃないですかぁ?ちょっと確認を…あ、今日、メールが届いてますねぇ…ふむふむ、う〜んと、あ、数日中には完成するそうです…ね?}


_________________________________


…ん?お前、なんでいきなり、メール表示しないで経過報告みたいになってんの?

この非常に怪し感じ…俺にはピーンときましたよ!


「…E5(エコ)さんさぁ…そのメール、ホントに今日の?」


_________________________________


。゜(゜´Д`゜)゜。{…だって、だって、気付かなかったんだもん!ホモいメールだから無視してたんだもん!}


_________________________________


いやぁ、それは何と言うか…返答に困る(汗)。

しかし、重要な案件をスルーしていたと言う責任問題である(え)。


「いいから、それ表示しなさいよ(怒)!」


そして問題のメールがこちら…。


_________________________________


僕アマイモン 2021/01/21>


差出人:アマイモン

宛先:田崎 蓮人殿


あ。そうそう、追伸で送っておくぜ!‬


サマエル兄さんから「アレ」が完成したって報告が届いてるぜ。


届ける手順が慎重ってんで、OKならこっちに返信ヨロシクな!


待ってるぜ、僕の心の友よ!!


返信する:YES・NO


メーラに登録する:YES・NO


_________________________________


…ヲォイィィィィィィ(怒)!!


「って言うか、これ、もう完成してるし、2日前のメールじゃないのと違うんかいっ(怒)!!」


_________________________________


。゜(゜´Д`゜)゜。{ヒィィィィ。ごめんなさ〜〜い(涙)。}


_________________________________


このポンコツ…やはり、E5(エコ)さんはE5(エコ)さん以上の何者でも無かったわけで(え)。

っ〜か、もう2日経過しているとか、マジでヤバい(汗)。


「…過ぎた事は仕方あるまい。今すぐ返信して連絡を取ってくれ。ソレとついでに、化石のクリニーング設備を一緒に送れ…とな。」


_________________________________


(*⁰ω⁰*){え?化石の…クリーニング…設備ですかぁ?}


_________________________________


E5(エコ)さんが白い眼で俺を見ている。


ふっ。馬鹿め…その目は「また無駄遣いですかぁ?」との疑いが込められているが、確かにGETした化石を掘り出したいと言うと男の子の心をくすぐる誘惑はあれども、まさに打って付けの言い訳が閃いたのである(え)。


「木を隠すなら森の中…設備に紛れて我が家に届けさせる作戦…まさに天才だな!!」


『モギュ!!』


副音声〔さすがは博士ですね。〕


見よ!俺の策を絶賛するユキヲとアドムだ。E5(エコ)さんの疑惑など何処吹く風である。もはやどうでも良い(え)。


「いやぁ…はやく化石を掘り出したいなぁ…海といえば、三葉虫とかアンモナイトだろ?あと、海底神殿でシーラカンス?が出たんだから、魚竜の化石は出てきそうじゃない?」


魚竜って言えば、やっぱ「モササウルス」でしょ?でも恐竜の骨格標本ってば大きいから、博物館ぐらいじゃないと展示出来ないよな…う〜ん(困)。


ともあれ、トリントン達には期待をせざるを得ない!!むしろ、鉱石よりもどんどん掘り当てて欲しい気分である(え)。


_________________________________


(*⁰ω⁰*){…化石って、御主人様ってば子供ですねぇ…。}


_________________________________


だまらっしゃい(怒)。


そんなこんなで、当初の目的?を達成した俺たちは301号室を後にしたわけである。

ふぅ…想定外の展開だったわけだが(汗)。


「とは言え、これで白ねこ島の件も何とかなりそうだなぁ…だが一つ気になるのは、白ねこ島の魂をアップデートした場合、白ねこ島の侍従であるアドム達に影響が出る可能性があるんじゃないのか?」


正直なところ、それがネックである。

箱庭システムである白ねこ島に支障が起きても、それはそれで立て直しは効くが、彼等に何かあった場合にゃ立ち直れないぞ、この俺がな!!


副音声〔安心して下さい、博士。竜脈結晶を取り入れた亜弥に関して言えば、竜脈同調と契約によって最大限の人格保護がされています。特に支障はないと思われます。〕


「…ん、いやちょっと待って!?それ、あやっちだけ大丈夫って言ってるようなもんじゃないの!?」


アドムってば、ロボットっぽくて表情も変えずにそんな事言うもんだから、ちょっと心臓に悪いんだけど(汗)。正直、全然、安心出来ないし。

そりゃまあ、あやっちは孫認定で良い子なので一安心だが、それだってアドムもトリントンもハッチだって、俺にとっては大事な家族なんだよぉ(涙)!!


副音声〔僕たち白ねこ島の侍従は、多少は人格に変動はあるかと思われますが、許容範囲内と推定します。〕


「…許容範囲じゃないよぉ。つまりは、あやっち同様に竜脈結晶を使って契約しなきゃなるまい!!」


その為には、竜脈結晶を作成せにゃならんけど、アレは超高級肥料「天元突破∞」を触媒にして精製する二度手間。「家具の神山」さんを仲介にいつでも購入できるけど、元手がね…(汗)。


副音声〔博士。僕は平気ですよ?〕


アドムが平気でも俺が平気じゃないっての。


『モギュ、モギュ〜。』


「うんうん、そうだねぇ。これは白ねこ島の魂のアップデートより先に、アドム達と契約するのが先だな!!」


ユキヲだってそう言っている。そうなると、月始めの収入待ちとなるな。

しかし、箱庭システムをレベルアップさせるにも竜脈結晶が必要だし、需要が高過ぎるなぁ…そう言えば、1個だけ予備があった筈。ベット棚の原石入れケースにさ?


◇ ◇ ◇


音声【はぁ、なるほど。と言うか、もう白ねこ島とか良いんじゃないですかぁ?】


パタパタと羽根を動かしながら、何が良いというのか?このダメ天使は(呆)。


「文句を言うなら、椅子ジェットコースターでも良いんだぞ?」


音声【嫌ですっ!!僕にはもう、閣下を吊り下げ移動するだけしかスキンシップの方法が無いんですよぉ(怒)!!】


何を逆ギレしてんだ?何なら、ワイルダーZを呼んでも良いのだが?


「もうちょっとスピード出ないの?」


音声【…その中雪豹がデブいので…。】


『モギュ〜!?』


ユキヲ、俺の頭の上でお怒り。ウサギアッパーカットで2L (トゥエル)を攻撃し始める。


音声【ちょ、閣下ぁ!やめさせて下さいっ(怒)!!】


「いや、俺も頭の上でガンガンやられると首が痛い…。」


でもでも、そんなユキヲの仕草が愛おしい(愛)。俺たちは現在、白ねこ富士山に低空飛行で向かっている最中である。


いやぁ…しかし冬の白ねこ富士山、寒いのである。それは仕方ない。


「2月になれば暖かくなるかなぁ…その前にレベル2にして桜を植樹したいのだが…。」


やっぱ春に向けて、やりたい事は色々あるもんで!

MENUを呼び出してレベル2への条件を確認すると…。


__________________________________


箱庭システムVr01にようこそ。


猊下《田崎 蓮人》様と認証しました。


箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU++


>地形改造LV1


>海洋改造LV1


>植生改造LV1


>気候改造LV1


>建設項目LV1


>食料項目LV1


竜脈結晶の融合>LV2まで、あと5/50個


>魔王種〈麻黄まおう〉の白ねこ島友好値〈65%〉


__________________________________


竜脈結晶があと45個必要とか(汗)。

「天元突破∞」は1袋が5000神貨だから、最低でも22万5000神貨が必要なのだ!!ふぅ、やれやれ。


音声【閣下、見えてきました…うっ…デブ雪豹、やめろぉ(怒)!】


そろそろ、俺の首も限界を迎えそうなあたりで、ようやく目的地を発見。「白ねこ富士山麓仮設倉庫」である。


「さ、ユキヲ。降りるぞ!」


『モギュ!!』


何もかもが初体験のユキヲだ。白ねこ富士山の幻想的な姿に感動もひとしおの様子。

今日の白ねこ富士山はいつもより尚、白くて綺麗だしな!!まさしく「霊峰適応」だよ(え)。


音声【閣下、足元に気を付けて下さいね…はい、到着です。】


白ねこ富士山の麓、灰褐色な岩場が広がる中央部に仮設倉庫の入り口がある。

管理者のハッチは何処行ったのやら?ざっと見たけど姿があらず。


「あいつ、またゴーレムと一緒に採掘してんのかな?」


なんと言ってもハッチのトレードマークはオリハルコンのツルハシだ。


『モギュ(驚)!』


山の斜面の方に近付けば、そこはもう採掘現場と言っても過言ではなく、陸型の人造兵ゴーレムが列をなして坑道に出入りをしている。そりゃ、ユキヲも驚く現場だ(笑)。

坑道も2〜3個、増えてる。まるで蟻の巣穴のようで。


「坑道を増やし過ぎじゃね?あんま、白ねこ富士山の景観を壊したくないんだが?」


音声【それも今更な気がしますけどねぇ…。】


そこのところ、どうなんだ?霊峰適応にしたから金剛石オリハルコンが採掘できるようになったと覚しいが、ここで再選択した場合にリセットされるのか?

未だに「箱庭システム」に関しては分からないことだらけだ…。


__________________________________


箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU++


>地形改造LV1>>


>山岳>>


>一般山〈必要霊子20〉

>休火山〈必要霊子25〉

>活火山〈必要霊子50〉

>霊峰適応〈現在選択中〉

>竜山適応LV2(NEW)


>鉱山資源適応〈現在選択中〉

_________________________________


…ふわぁ!?


「…竜山適応LV2…だとぉ?」


ちょっと見ぬ間に、ちょこちょこっと項目が追加されてやがる(汗)。

採掘された化石は登録されないのにさぁ(え)。


音声【…竜山適応とか、言葉の響きがヤバいですね、閣下?】


「しかし、竜の山とか男の浪漫だからなぁ…興味は湧くよなぁ。」


『モギュ〜(頷)。』


そうかそうか。ユキヲも男の浪漫を理解しているようで(?)。

とは言え、レベル2になってからのアレだろう…。


「…いや、ちょっと待てよ?箱庭システム…急にサービス良過ぎじゃね?まさかアップデート完成を見越して、早く竜脈結晶を寄越せ的な?」


疑惑。そんな風に育てた記憶は無いのですが(怒)!!


と思ったら、ちょっとばっかり白ねこ島が揺れた気がした。動揺とか?いや、まさかなぁ(?)。


音声【おや、地震ですかね?】


『モギュ(驚)!?』


え?本当に揺れたの?地震初体験のユキヲがプルプル震えた。愛しいなぁ(え)。


んで、気になったんで「箱庭システム」を再確認してみたら、増えてる項目を発見。以下、参照。


__________________________________


箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU++


>海洋改造LV1


>プランクトン適応〈現在選択中〉

>海藻類適応〈現在選択中〉

>海洋資源適応〈現在選択中〉

>海底神殿解放LV2(NEW)


__________________________________


箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU++


>気候改造lv1>>


>四季タイプ(春 夏 秋 冬 )〈現在選択中〉

>北半球タイプ(寒冷設定)〈必要霊子200〉

>南半球タイプ(熱帯設定)〈必要霊子200〉

>菌類適応〈現在選択中〉

>空中大陸適応〈必要霊子2000〉(NEW)


__________________________________


…「海底神殿」は分からなくも無い。

つい先日、海底神殿攻略アタックしたばっかだからね!


しかし「空中大陸適応」ってなんぞや!?まさか、白ねこ島自体を空中大陸化しよって算段じゃあるまいな(汗)。

であるなら、そりゃ保留でしょ(断言)。


「白ねこ島が浮いちゃったら元も子もない…リゾート計画に浜と海は必要不可欠でしょ!?」


音声【全くもって、意味不明なシステムですねぇ…。】


いや、お前ら天使の元締めから貰った景品なんですけどぉ?お前も意味不明な存在だからな!!


「お、また揺れてる…のか?」


音声【今日は揺れますねぇ?危険なので帰りましょう、閣下。】


『モギュ〜(汗)。』


まあ、地震大国である日本出身の俺である。こんなのは揺れの内に入らないけどな(え)。


「伊豆半島なんて、地震ばっかだからな?こんなん地震じゃないから!」


いわゆる地震とは海底爆発である(?)。懐かしいなぁ…。


と感慨に耽っていたら、坑道から黄色い影が飛び出した。


副音声〔とぅ!!〕


黄色い戦闘服に黄色いマフラー。胸には「8」のマークで蜂を形どったヘルメット!!

その名も「ハッチマン」!!


副音声〔おや、どうしたんだい?みんな、お揃いだね!!〕


「…お前、元気だなぁ?」


副音声〔ハッハッハ。勿論、ヒーローに休みは無いのだよ!しかし地震は地下採掘にとって危険極まりないのでね。避難したのだが、何かしたのかい?〕


変身ヒーロー姿のまま、ハッチは白い歯をキラリと輝やかせた。

しかし地震?まで俺のせいにされちゃたまったもんじゃないよ(え)。


副音声『そうカモネ〜?白ねこ島が動転している確率あるカモねネ〜〜!』


ハッチに続いて、ENTJ型の陸型ゴーレム…〈E0G〉ことワイルダーZが坑道から出てきた。

通常の陸型よりもちょっと大きめな人造兵ゴーレム であるが、騎士タイプで見た目は男の浪漫を彷彿とさせるわけで。


「…ただの地震だろ?何か被害があったのか?」


副音声〔被害は無いよ?むしろ被害があった方が、ヒーローとして役立ってみせるがね!〕


副音声『脳筋カモネ〜〜?』


どういうコンビだ、こいつら?意味が分からん。


「まあ、お前らがいいならそれで良いのだが…それより、陸型ゴーレムの十体目だ!」


そう。本日で陸型の人造兵ゴーレム…田崎家仮設ゴーレムPG・GTも10機目。むしろDSディスさんに御苦労様と伝えたい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


《宝物庫〈Ω〉展開》


在庫:29種類


◯11万3千301神貨

◯田崎家仮設ゴーレム10号機PG・GT〈G10〉〈陸型量産機〉

◯抗 次元属性ウロボロス剤〈注射器タイプ〉(×10)

◯田崎家固有・次元結晶四角形キューブ

第五元素アイテール循環回路〈オートマトン用機器〉

◯スイフ◯スポーツ〈赤色〉

◯仙桃詰め合わせセット〈神桃1個・王桃46個〉

◯猫の千両箱〈500円玉等価交換 SRスーパーレア〉(猫の小判×111)

◯猫のへそのゴマ〈五百円玉等価交換 UCアンコモン

◯猫のダイヤモンド〈五百円玉等価交換 URウルトラレア

◯グチャグチャ折り鶴〈業務中…お茶出し係〉

◯ポイントカード「万華月」〈異世界産業クレセント20ポイント〉

◯損害賠償目録〈八幡宮総括本部対応残りポイント50〉

◯竜宮城割引チケット×5〈お得な割引チケット〉

第六周期複合セシウス鋼製の針(×8)

第六周期複合セシウス鋼の扇子〈菊華模様〉

第六周期複合セシウス鋼の鞍 (×1)〈小型〉

◯水風船〈神の遊具〉

◯練丹〈下級仙薬〉×9

◯大黒天の福札〈福を呼ぶ御札〉

◯毘沙門天の武札〈武勇を助ける御札〉

◯弁天の楽札〈楽の才を導く御札〉

◯福禄寿の寿札〈寿を司る御札〉

◯寿老人の命札〈命を延命する御札〉

◯布袋の運札〈運命を超える御札〉


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


練丹が激減しているのは、昨日のパンデミック騒動の影響である(汗)。

俺は「宝物庫〈Ω〉」を開き、田崎家仮設ゴーレム10号機PG・GT〈G10〉をどっこいしょ!と取り出した。


副音声〔おお、10体目…ナンバーテン!早速、採掘に行こうではないか!ハッハッハ!!〕


副音声『デハ同調コンタクトするカモネ〜〜。』


これでより採掘に励んでもらいたい。だがその前に…。


「いや、ちょっと待て。10機揃ったわけだから、名前を改名するぞ!今日から田崎家仮設ゴーレムPG・GTは…田崎家初号型ゴーレムPGパーフェクトグレードGTグランドタイプと名を改める!!」


『モギュ〜〜!』


『おおっ!』ってな感じでユキヲが目を輝かせている。ふふ、分かるだろ、これが男の浪漫だよ(え)。


副音声【…え?なんか変わりました?】


黙れ、ダメ天使めっ(怒)。


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿種(真王)〉

階級〈権現〉

所属国〈災害竜脈の地〉


カテゴリー〈69.7+〉※変化無し


戦闘力 1596+15

防御力 1514+15

生命力 1545+15

回避値 1393+15

知能値 600+5

器用値 25

魔力値 2413+25


無属性ウーデニア1466+15

地属性(テラ1498+15


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位」

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別

蓬莱の恩恵

王桃の系譜

全能神の祝福

異世界言語LV1

宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子

統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現 免疫 鑑定


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚

送還

眷属召喚

眷属送還

眷属探知

眷属鑑定

竜脈の盾

竜脈結晶化

次元結晶化

万能鑑定


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん

4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん

2L (トゥエル)


契約

ルル君

金さん

チョメ君

ミミちゃん

シーちゃん

ミチ

花子さん

タロさん

ロンちゃん

クロちゃん

ハナちゃん

ハッピー

シマ

カア君(若彦)

乙女ちゃん

ユズリハ(野良ネズミさん)

紅葉

菅原すがわらくん

橘花たちばなくん

リコピン

JOLジョリュ

葉蘭はらん

水引みずひき

葛葉かずらは

さかき

千歳ちとせ

鳳来ほうらい

八手やつで

蒼原あおばら

不知火しらぬい

漁火いさりび

八重波やえなみ

白波しらなみ

鳴海なるみ

夕潮ゆうしお

芍薬しゃくやく

水楢みずなら

かしわ

なぎ

あかね

白妙しろたえ

牡丹ぼたん

鬼蕗おにぶき

BMベム

BLベラ

ユナイゼス

キュライアー

ビビアンナーシェ

イシヒメ

麻黄まおう

ココちゃん

リリ君

亜弥あや

葦原あしはら

ロッキー

ユッキーナ

BRベロ

ユキヲ


称号

竜脈使い


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅20%

耐久値強化〈合金マテリアル

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


発掘家厚手シャツ〈服〉

属性:化学繊維レーヨンLV32〈通常ノーマル級〉

付与効果:化石クリーング+

観察眼〈微〉

保温効果

耐久値:60


ジーンズ〈服〉

属性:厚地織布デニムLV18〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久強化

耐久値:60+α


◆ ◆ ◆


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