第242話「第2回…課金ガチャ卵の孵化報告その2・口笛を吹いて誤魔化したりしたけど、我が家の修繕担当は要素詰め込み過ぎです?」
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第242話「第2回…課金ガチャ卵の孵化報告その2・口笛を吹いて誤魔化したりしたけど、我が家の修繕担当は要素詰め込み過ぎです?」
さあ、大変なことになったぞ。今回こそは、光の演出を堪能したい俺である。
だって前回は、駆け付けたら既に孵化した後だったからね!!見逃したわけで。
ちなみに、1番最初 (第1回)はツチノコの葦原が誕生したわけだ。
こちらは50000神貨の「幻獣」確定ガチャの結果であった。
「…そもそも、邪神の魂が封印される事が前提だったのに、葦原の時点でおかしな事になっている件…。」
葦原は「龍神連盟」の窓口的な役割を担っている存在であり、全てはヴァースキちゃんの暗躍 (?)による結果であった。
そう言えば、ヴァースキちゃん元気かな?そろそろ反省しているだろうか?いや、あの子は反省とは程遠い性格だからなぁ。ダメな子だからなぁ…。
音声【閣下。神界による邪神人気投票?の結果ですから、八幡様も苦肉の策なのでしょうね。おそらく、課金ガチャ卵の作成に龍神連盟が関わっているのでは?】
「そんな事は知らない(怒)。知ったこっちゃ無い。」
音声{次は何が産まれるんでしょうね〜?私が予想するなら、確か1位は斉天大聖さんでしたっけ?}
並行して飛行中のトラウマ紙飛行機…E5(エコ)さんが呑気にそんな事を言う。
そう。俺たちは現在、海岸線を南下して「神のコテージ」に逆戻り中であった。
行き同様、俺は2L (トゥエル)に吊り下げられての低空飛行中である。
「…斉天大聖ってヤバいのブチ込んで来やがって(汗)。我が家をファンタジー展開からバトル展開に一変しそうだぞ?そもそも著作権が怖い(え)。」
音声{大丈夫じゃないですかぁ?だって、どうせ魂だけですからね。幻獣確定ならそれ程の影響も無いと思いますしぃ?}
「……。」【……。】
呑気なE5 (エコ)さんの発言に、俺たちは無言。
いや、そうね?確かに葦原は「幻獣」確定ガチャだったけど、2回目ってば100000神貨の「聖獣」確定ガチャにしたんだよね?指が滑ったんだよね(?)。
音声{…何ですか、その無言?}
俺を責めるように2L (トゥエル)が見るけど、お前も共犯なんだよ(怒)。
だって、我が家の唯一の聖獣がハッピーだと言う状況に、どうしても納得出来なかったんです(?)。高い神貨を払ったのだ、どうにかして元を取りたい気分 (え)。
「…いや、ところで人気投票の順位ってどうなってたっけ?イマイチ、覚えてないんだけど?」
音声【はぁ…そうですね。1位は先ほども上がりました斉天大聖ですが…あれ?斉天大聖って邪神でしたっけ?】
以下、2L (トゥエル)が順位を報告。いや、ホントに忘れている俺。
邪神なんて、ニャイを筆頭に既に居るもんだから、そんな重要視してなかったよ(汗)。
7位…酒呑童子
6位…パズス
5位…異世界シンナヴァルの魔王さん
4位…ジャヴァヲック
3位…ロキ
2位…ポイニクス
1位…斉天大聖
「これ、順位は関係ないな?ホント、ガチャ運みたいな?」
ツチノコの葦原は4位の「ジャヴァヲック」であるからに。
音声{酒呑童子さんはお酒ばっかり飲みそうで嫌ですねっ!!}
「知らんがなっ。って言うか、地下室の付喪神達はお酒大好きだけども?」
主観ではあるが、妖怪って酒好きだと思われる(?)。
最近では観葉植物6姉妹の鳳来が付喪神専用の酒…「妖怪百年殺し」なるものを開発した模様。これがまた凄い効果らしい…よ?
そんな話しはさて置き、コテージが見えて来た。はやる気持ちのまま、田崎家に急ぎ戻る俺たちなのであった。
◆ ◆ ◆
田崎家の1階、ユニットバスの湯面から飛び出した俺。
白ねこ島からのとんぼ返りで、慌てて仏壇に直行する。目的は仏壇じゃないよ?仏壇の上に鎮座する五徳猫のシーちゃんにお伺いを立てる為だ(え)。
「シーちゃん!ミミちゃんは来た??」
『ミャ〜。』
要約すると『まだ今日は1階には来てないわよぉ。』との事。
相変わらずの素っ気なさ。それがシーちゃん。シーちゃん=素っ気ない(え)。この素っ気なさが我が父のお気に入りでねぇ。
「痛ぁぁぁい!?まだ何も言ってないじゃないのぉ!?」
『ミャッ!』
シーちゃんに右手を引っ掻かれまして(汗)。要約すると『バカなこと考えてないで、早く行きなさいよ!』と、俺の心の声がダダ漏れだった模様。
やれやれ、俺は腕をさすりながらの撤退です。スタコラサッサとね。
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(*´꒳`*){シーちゃんさんって、御主人様の本当のお姉さんみたいな感じですよね?}
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E5(エコ)さんは何を言っているのやら?いやいや、俺の方が年寄りですからねっ!?そもそも、シーちゃんは白猫ですからっ!!
「うんな訳無いじゃないの?シーちゃんは母さんが拾った猫だし、俺はもう成人してたし!だけど何故か母さん目線なんだよねぇ…?」
え?シーちゃん、俺のお母さん?いや、ちょっと変な妄想しちゃったけど、実の母まだ生きてるしっ(え)。って言うか、俺って優しくて甘えさせてくれる姉一択ですけど?
音声【あ、その可能性は無きにしも非ずではないですか?例えば、並行世界では母や姉だった可能性もありますよ?】
天使な2L (トゥエル)が余計なことを言う。
「だから、猫だし?いや、俺が猫だったって事??」
言っててアレだけど、猫なら良いなぁと思う俺がいますよ(え)。野良は嫌だよ。車に轢かれちゃうから(涙)。
音声【まあ、可能性の話ですからね。並行世界とは通常、特異点存在以外では因果律は現世に影響を与えませんから、親や兄弟になっていたという可能性でしかないし、実際には夢幻しのようなものですからね…。】
って言うわりには、2L (トゥエル)の目は真剣じゃね?こう言う時、小難しい解説をし始めるのがコイツだから、ここでブチ切りたい(え)。
「…そういうの、夢に見るからやめてくれる?」
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(*´꒳`*){御主人様って、自分が普通の人間と思っているから面白いですよねぇ?}
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何それ?それはどう言う評価なの?でも何と言われようとも、こちとら三十路の一般人ですからねっ!!膝が痛いんです(汗)。
「そんな事よりE5(エコ)さん、ミミちゃんはどこなのさぁ!?肝心のミミちゃんの行方だろがっ(怒)!!」
何の為に戻って来たと思ってんだ?こんな茶番の為じゃないよ(怒)。並行世界談義とか、なんの意味があるんだよ?
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Σ(゜д゜lll){あ、そうでした(汗)。ルル君さんに呼ばれて見に行った時には、3階の御主人様のベッドの上で丸くなっていましたね!!}
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それっ!!それを先に言いなさいよね、ポンコツがぁぁ(怒)!!
「急げ!3階へ行くぞ!!」
で、E5(エコ)さんはポンコツ案内人だし、とココで2L (トゥエル)の役割がやって来ました。階段室に飛び込めば目の前には階段が…さあ、俺を押すのだ!!その為に白ねこ島から引き続いて連れて来たようなものでね(え)。
音声【はあ。では閣下、押しますよ〜。】
ふむ。良きに計らえたまへ。
それにしてもこの階段、なんか前より大きく、階段数が増えた気がするのは気のせいだろうか?うん、気のせいだな(え)。
『ガガガ…蓮人様!!宜しければ、ワタシが押させて戴きますが…ガガガ』
おっと?そう言えば階段室の横にはちょうど、階段室警備部の事務所があった。どうやら、階段室警備部の部長である黒鎧のニャイは、このタイミングを見計らっていたようで…。
音声【なっ!?貴様、邪神めが閣下に触れようなどとおこがましいぞ(怒)!!】
まあ、天使な2L (トゥエル)が言いそうなセリフであるが、コイツは俺との過剰なスキンシップを求めているだけでね(汗)。それを取られるのが嫌なだけのアレ?であるからに。
『ガガガ…ほほう。惰弱な天使殿には荷が重いのでは?物理系特化のワタシならば、疲労とは無縁ですからね…ガガガ』
確かに、ニャイの本体は重鎧である「黒燐王」である。中身は無いので、疲れ知らずとはこれまさにその通りでね。
しかもある意味、俺を無闇に信奉しているのだが、職務に忠実なヤツでもあるんだ、これがさ(笑)。つまりは、まだまともな部類ってこと。
「おいおい、いきなり喧嘩?」
音声【閣下は黙っていて下さいっ!そもそも、閣下とイチャコラするのは眷属の特権ですからね(断言)!!】
ヲィィィ!?そんな特権ねぇよ!?
『ガガガ…しかしながら、今回は新たな邪神が産まれると言うこと。それ即ち、我が階段室警備部の配下となれば、当事者はワタシである!ワタシこそが蓮人様のとイチャコラするべきでは!?…ガガガ』
どちらも引かず?いや、これむしろ、ニャイの方が正当性あるんじゃね?イチャコラを置いておいて(え)。
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(゜д゜lll){イチャコラ前提とか意味が分からないんですけど!?そもそも、2人とも男ですよねっ!?キモいんですけど!?}
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E5(エコ)さん、それを言っちゃぁおしまいよ(汗)。
音声【閣下とのイチャコラは別腹ですからっ!!】
『ガガガ…女には分かるまい。性別を超えた先にある真実の愛…それが信仰だ…ガガガ』
2L (トゥエル)も何を言っているのか分からんが、厨二病のニャイも大概である。
結果、俺は背中をニャイに押され、手を2L (トゥエル)に引っ張られ、とても安楽な状態で3階に到着した。極楽、極楽である(え)。
「おっし!ミミちゃん、待ってろよ!!」
俺は3階に駆け込み、廊下を走り抜け、襖を開けて自室に飛び込んだ。
だが、俺のベットには…誰も居ない。ミミちゃんどころか、ルル君でさえも!?
「ヲィィィ!?どこ〜??」
ベッドの下にも居ないしっ(汗)。
音声【閣下…居ないんですか?】
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(*´꒳`*){あれ?何処に行ったんでしょう?御主人様、ミミちゃんさんを召喚してみては?}
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召喚…?バカ野郎。こうなりゃ、探すしかあるまいが!?
「召喚なんて出来るか(怒)。この大事な時期に、何か間違いがあったらどうする気だ??幾らつぎ込んだと思ってんだ!?」
ミミちゃんは「課金ガチャ卵」の小箱を抱えていると思われる。召喚した際に小箱が落ちたりして、事故?が起きる可能性も否定できない。課金勢を舐めるなよ(え)。
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(*´꒳`*){え?…幻獣確定なら50000神貨では?}
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そうねぇ…俺は口笛を吹いてやり過ごす。ピ〜♪ピ〜♪と。
音声【いや、閣下。それは無理があるのでは…?】
黙らっしゃい(怒)。
「E5(エコ)さんは2階、2L (トゥエル)は空中庭園、ニャイは屋上を探してくれ!!」
事は一刻を争う。俺は3人を追い立て、有無を言わせず出発させた。
最後までE5(エコ)さんが不審気だったが、いつもの事である(え)。
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(*´Д`*){御主人様…絶対、怪しいです〜〜!!}
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「早く行きなさいよっ!!」
ふぅ、行ったか。何とかウヤムヤに出来たようで(え)。
しかし、2L (トゥエル)に任せた亜空間の「空中庭園」なんざ、広過ぎてこりゃもう大変だろ?人員の増員をせねばなるまい!暇そうな奴らを召喚しようかな?
こんな時、俺の言うことを聞いてくれるのは元ハムスターのチョメ君とか元金魚の金さんぐらいだろうか(汗)。妖怪仙人のBMとBLも協力してくれるだろう。あと、メイド5人衆もイケそうだなぁ…。
そんな時だった。廊下の向こう、襖の影からヒョイ!とルル君が顔を出したのだ。可愛い過ぎる件!?
『フニャ。』
「あ、ルル君??」
俺の可愛い天使猫なルル君である。
青い目に天使の小ちゃい羽根でパタパタと、俺の元に駆け寄って来たもんで、もう存在自体が愛しいねっ(愛)。
ギュッとしようと思ったんだけど、Uターンするルル君の後ろ姿が『付いて来てね!』と言っているようで、俺はピーーンと来ました!
「ルル君!?もしかして、ミミちゃん?」
『フニャ〜。』
おお、これは間違いないヤツやぁぁぁ(喜)。
ルル君とミミちゃんは、俺と一緒にこの田崎家に取り残された、いわば姉弟みたいな関係。
切っても切れぬ信頼関係で結ばれているのだ。
まあ、ルル君ってば社交性のある男の子なもんで、誰とでも上手に付き合っているんだけどね?でも俺のものだけどね(え)。
そんなルル君がパタパタと向かう先は……それは予想外にも3階廊下の反対側。
「…まさかの、大会議室ですとぉ?」
最近じゃあ、商談にしか使わない方の亜空間、「大会議室」。いやぁ、コロボックルの皆さん、お世話になりましたけどねぇ…(汗)。
『フニャ!』
『こっち!』とルル君が真っ直ぐに向かうのは、会議室を素通りした先の…「喫煙室」である。
え?喫煙室に居るの?と思ったけど、ぶっちゃけ未だにこの部屋は使った事がないんだよね。だって、我が家は誰もタバコ吸わないから(笑)。
コンコン!とルル君が扉を叩く。なんて出来た子だろう!やっぱルル君は最高である(?)。
俺は思わずルル君をギュッと抱き締めていた次第。
『ニャ。』
『入って良いわよ。』のミミちゃんの声。間違いなく、これはミミちゃんの声に相違なし!!
高まる期待と激しく脈打つ鼓動。俺はドキドキしながら扉を開いた。
ギギギィィ…。
第一声、うわぁぁ。虹色の光のエフェクトが壁に乱反射している。
ましてやプラズマクラスターの大型消臭機が中央に据え置きされており、そのマイナスイオンが肌に心地良いし(え)。
「…凄いね。ここ天国かなぁ?」
俺の腕の中には天使なルル君もいるし!!
『ニャ〜ン。』
ニッコニコの福顔のミミちゃんが、座椅子に腰掛けていた。お腹に抱えた小箱から、その光が生み出されている。もはや、孵化寸前って言ったところだろうか?
「何とか間に合ったかぁ!?」
100000神貨を注ぎ込んだ「聖獣」確定ガチャである。
俺は祈る気持ちでミミちゃんを拝んだ。ああ、遂にこの時が来ましたよっ!?
幻獣シリーズ(?)とかもう結構です!ちゃんとした聖獣?さえ当たれば、それで良いんです。高望みはしません!!頑張れ、ミミちゃん!!
『ニャニャ〜ン!!』
ミミちゃんが吠えた!!まん丸顔のミミちゃんがニッコニコの笑顔のまま。
ああ、まるでBGMが聞こえるようだ(え)。光のエフェクトが回転を始める。
期待を煽るように、小箱がパカって開き、内部に納められていた卵が浮かび上がった。
「おお、これは凄いっ!?」
一見の価値ありですよ、コレはぁ!!見たことも無い光の魔法陣 (?)が卵を中心に発生し、キラキラと溶けて卵の中に吸収された。
卵はドクン!ドクン!と光のエフェクトでの表現…凝ってるなぁ。
一方、ミミちゃんも黄金色に輝いている。ふぅわぁ!?眩しい!!眩しすぎて、こりゃ堪らん(汗)。
そんなミミちゃんの手の中に卵が降りてきて…ミミちゃんは、カプリと卵を口に咥えた!?
「えっ!?食べちゃうのっ!?」
いや、そんなまさかぁぁぁ!?こんな展開、見たことないよぉ〜(え)。
パキィィィ……ン!?
卵が砕けたぁぁぁ!!??
そしてファンファーレが俺の脳内に響き渡る(?)。
壁には「大当たり」の光の文字が浮かび上がり、何とも派手に花火が打ち上がった。これも光のエフェクトだけども…。
『ギャハハハ!!俺様、誕生だぜ〜!!』
と言うか、これ聖獣…か??
ともあれ、力を使い果たしたミミちゃんはグッタリと倒れてしまった。コリャ大変だ(汗)。ルル君からミミちゃんにギュッとタイムをチェンジ。
「大丈夫か、ミミちゃん!?良く頑張ったなぁ〜。」
『…ニャ…ァァ…。』
「ミミちゃん、死ぬなぁぁぁ!?」
ミミちゃんはニッコニコの笑顔のまま、安らかに入眠した(汗)。
スーピースーピーと鼻水を流しながらの熟睡中です。あとで栄養補給で練丹を飲ませておこう(え)。
『オイって!無視すんな!!』
あ、忘れてた(汗)。
正直、「大当たり確定エフェクト」を見て満足していた俺ですよ。課金勢って、そう言うところあるよね?収集癖と言いますかぁ…。
『1人で納得すんじゃねぇよ!?』
なんか、うるさいの当たっちゃったなぁ(汗)。
「君…聖獣?なの?」
『ん?…あれ?いや、そんな馬鹿なぁぁぁ!?』
狼狽えているけど、どこからどう見ても、これは「小ちゃいオッさん」であった。
アレだ、この大会議室を作るときにもお世話になったけど、ほぼコロボックルじゃね?都市伝説シリーズかよっ(え)。
『馬鹿なぁぁぁ!?巨人族の血を引く俺様がぁ…小人ってぇ…。』
何だか、1人で騒いだ後で、思いっきり意気消沈の小ちゃいオッさんだ。落差があるね。
身長はわずかに50㎝。この小ちゃさは、霊鶴の千寿姫に匹敵するぞ(笑)。
でもまあ、一家に1人は欲しい大工なコロボックルである(え)。
あ、そんな風に思っていたからこその、アレでしょうか?
「まあ、そんなに気を落とすなって。よく見たら、オッさんってほどでも無いし、小ちゃい坊主君じゃないの?」
そう。いわば小さくて可愛い。八重歯の似合う俺様口調とか、逆に可愛い(え)。可愛い要素しかないやんけ!!千寿姫と違ってリアル頭身じゃなく、アニメチックな四頭身だし!!
『グッ…まさか、この俺様がこんな目に合うとはぁ…。』
残念だが諦めて欲しい。それが我が家のルール。もはや、俺のルールと言っても過言では無い(え)。
「え〜と。小ちゃい坊主な君には、我が家の修繕(大工)担当兼、階段室警備部の部員になってもらうのでヨロシク!!」
多分、こんな小ちゃいナリでも邪神は邪神なのだろうし(?)。
『ヲイっ!?俺様、大工とかやった事も無いしっ!!』
無駄な抵抗は辞めろ。俺が思うに、大工の基本能力は備わって居るはず(え)?そんな気がするのだ。
「大丈夫だってぇ。やれば君は出来る子っぽいし?それにアレだよ。見た目はアレでも、君は聖獣確定なんだよ?」
そう。「大当たり確定エフェクト」が出た時点で、この子?は聖獣確定なのだ。聖獣…なの?
『…え?いや、こんな小っこい聖獣、見たことねぇし…?』
だよねぇ…(え)。
こうして、我が家での第2回目の課金ガチャ卵が孵り、無事に産まれたわけで。
俺にとっては、無事に大当たりエフェクトを観れたことの方が重大なのであって(え)。
で、この小ちゃい坊主君は仮名「ロッキー」と名付けておこう。
「君は仮名、ロッキーで!」
『いや、あんた分かってやってるだろ?』
『フニャ。』
ルル君、進んでヨロシクの握手。ロッキーもやむなく握手で応える。ルル君の方がちょっと大きいのが面白い(笑)。
で、俺様口調のロッキーだが、案外、社交性があるようだ。なんか、一安心である。
ちなみに、後日にE5 (エコ)さんに調べてもらったら、ロッキーの種族は〈異聖人種グレイ〉 、階級は〈コロボックル風〉と判明した。
相変わらず、意味が分からない課金ガチャ卵の仕様である…(汗)。
グレイってアレでしょ?宇宙人でしょ。宇宙人でコロボックル風で聖獣って何だよ?要素詰め込み過ぎじゃね?って思った俺である。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈64.8+〉※変化無し
戦闘力 1491+15
防御力 1409+15
生命力 1440+15
回避値 1288+15
知能値 565+5
器用値 25
魔力値 2238+25
無属性1361+15
地属性1393+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異世界言語LV1
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
次元結晶化
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
麻黄
ココちゃん
リリ君
亜弥
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
ジャージ(DANROOP)〈服〉
属性:化学繊維LV32〈通常級〉
付与効果:厚手生地+
物理抵抗
保温・耐寒
耐久値:45
◆ ◆ ◆