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第233話「突き進め!!白ねこ富士山の巻…その3・つまりつまりの〈G01〉突撃大作戦である!!」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第233話「突き進め!!白ねこ富士山の巻…その3・つまりつまりの〈G01〉突撃大作戦である!!」


「白ねこ島」から我が家にとんぼ返りの俺である。飛び出すようにユニットバスから出たまま、右脇手にあやっちを抱えている。


副音声〔あの…ちょっと離して欲しいんだけど…。〕


あやっちが何かを言っている。でも聞こえない(え)。


『ピィ❤︎』『ピュ♡』


俺の肩には契約したばっかりのココちゃんとリリ君が居座っていた。

白と黒の綿毛が首筋に心地良い触感である。もはや何も言うことはない。


「さあ、屋上にレッツゴーだぞっ!!」


目標は屋上。まあ、どこでも「竜脈結晶」は作れるとは思うのだが、屋上が一番無難であると思われる。見晴らしもいいし、竜脈を引き込みやすいわけでね?


やる事は決まった。俺はもはや後ろを振り返らない。


『あら、兄さん?亜弥あやを連れてどこ行くの?』


俺は振り返らない。振り返らないったら、振り返らない(え)。


『ちょと、兄さん!?怪しいわよっ??』


はっ!?逆に勘付かれたか?いかんっ(汗)。


「…ああ、乙女ちゃん?これから男同士の親睦を深めようと思ってだね…?」


『へぇ〜。』と言う乙女ちゃんの疑惑の眼差しが消えない。

そんな乙女ちゃんは上から来た様子。


「乙女ちゃんは何やってたの?」


『え?私?私は屋上で苺ちゃんの葉っぱに水を撒いてたのよ?かなり成長してきたわ。』


苺ちゃんって何やねん?そのまんまやないかい?


ネーミングセンスが俺並みに壊滅気味な乙女ちゃんと発覚。

とは言え、屋上から降りて来たなら、屋上で鉢合わせするリスクは回避できたと思う。ふぅ…一安心だねぇ。


『そのため息は何なの?もしかして、屋上で何かやるつもりなの?』


ドキィィィーーーーン!?


俺は極めて冷静な表情でスルーした。ちょっとだけ表情筋が攣ってしまったが。


「はぁ?違うよぉ?ちょっと2階でお風呂に入って、男同士の裸の付き合いをしようと思っただけだよぉ?」


副音声〔……え?〕


コラ、あやっち!?そんな不安そうな顔をするんじゃないよ(怒)。って言うか、一緒のお風呂嫌なのかいっ(涙)??


『フンッ!不潔ねっ。』


プイッと、乙女ちゃんは行ってしまった…。


あれ?なんか勘違いされてない??まあ、別に乙女ちゃんに勘違いされたところで、どうって程でも無いわけで(え)。むしろ好都合?


「さあ、行くぞ。あやっち!!」


副音声〔え?お風呂に??〕


違うっ!!いや、むしろそっちでも俺は構わないけどなっ!!


階段を駆け上がり、俺たちは屋上に飛び出した。

はぁはぁはぁ…息が上がる。1階から2階3階を飛び越しての屋上直行とか、もう呼吸苦がシンドイですからっ(苦)。だって、あやっち抱えたままだし。30代の足腰が限界を迎えつつある。


『何ダ?ドウシタンダ?』


おっ?そんな俺よりも年寄りな?カア君兄貴が上から覗いていた。


「カア君兄貴っ!!乙女ちゃんが来たら教えてねっ!!」


『ソレハ構ワナイガ…。』


絶対の包囲網を敷きつつ、おやっちの契約を速やかに遂行せねば!!


『ピィ…!?❤︎』『ピュッ…!?♡』


おや?ココちゃんとリリ君の様子が?


どうやら契約した事で、カア君兄貴の威圧を感じ取れるようになったようで?これぞ契約の不思議。

カア君兄貴って元は痩せ細ったカラスだったけど、今では立派な以津真天イツマデ。その威容はちょっとアレだ(笑)。脚は3本あるし!


「おいおい、大丈夫だよ?カア君兄貴は優しいからね?」


『同ジ鳥型ユエニ、感ジヤスイノダロウナ…。』


って事はだよ?もし海産物軍団のホチョさんなんか居た日にゃ、こりゃエライ事ですぜ!?

最近見てないけど、赤い筋肉バキバキの鳥とか、あり得ないからっ(震)。


『マタ君ハ、何カ悪イコトヲ考エテイルナ…?』


あれ?分かりますぅ?

それはともあれ、ちゃっちゃと用事を済ませてしまおう。


「E5(エコ)さん、召喚!!」


俺は小型「電子情報枠ウィンドゥ表示」を使用して、E5(エコ)さんをこの場所に呼び出した。眷属召喚である。

当のE5(エコ)さん、最近は2階とコテージの自室に籠もってる事が多い。まあ、俺の目覚まし時計なので、毎朝会ってはいるんだけど(笑)。


音声{何で呼んだんですかぁ?}


「何だとは何だ?見て分からないのかぁ?」


あっ。先に竜脈結晶化しなきゃな。俺は「宝物庫〈Ω〉」から超高級神界仕様肥料の「天元突破∞」を取り出してドサリと床に置いた。


もうこうなったら時間との勝負である(?)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈竜脈結晶化〉


実行中10%


◯固有名〈災害竜脈〉から竜脈エネルギーを抽出中。


地属性(テラ媒介あり…天元突破∞〈超高級神界仕様肥料〉


◯結晶化まで、あと90%〈約9.2秒〉


一時停止しますか?YES・NO


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よしよし。順調である。


『あっ!?私の肥料っ!!??』


いや、これは乙女ちゃんの肥料じゃありません。そしてもう手遅れなのです。肥料の袋は徐々に消え始めている。

って言うか、やっぱり俺たちをストーキング?していた乙女ちゃんだ。


「まあ、待て!この竜脈結晶は…あやっちの契約に使うんだよっ!!」


副音声〔そろそろ降ろして欲しんだけど…。〕


あ、そうね。あやっち小さいから、全然苦じゃないんだよねぇ。

そんなこと言ったら怒る?だろうけどね。小さいコンプレックスのあやっちであるからに。そんなあやっちがとても愛おしい今日この頃 (え)。


音声{まあ、亜弥さん。おめでとうございます!!}


E5(エコ)さん、打って変わって大喜び。言わないと分からないとは、俺の眷属1号としては失格だな。


『ん?それならそうと言えば良いじゃないのっ??』


…そうねぇ。なぜか乙女ちゃんと遭遇すると、話しがややこしくなるんだよなぁ(え)。


「でだ。ココちゃん達には悪いけども、孫認定のあやっちを契約するにあたり、小型「電子情報枠ウィンドゥ表示」でポ〜ンとやるのは味気ないので、こうしてE5(エコ)さんを呼んでみた次第で。」


『ピィ!?❤︎』『ピュ??♡』


俺の肩の上で、ココちゃんとリリ君がショックを受けてしまった(汗)。

すまん(涙)。差別とか、そう言うんじゃないんだよぉ〜〜。


音声{はぁ。なるほど。そう言うことですかぁ…。}


言わないと分からないとか、ダメな眷属1号である。


音声{と言うことは、私は電子情報枠ウィンドゥ表示モードになった方が良いという事ですね?}


ホントにダメなE5(エコ)さんである。


_________________________________


(´-ω-`){私はダメな子じゃありませんっ(怒)!!}


権現《田崎 蓮人》と契約可能な個体が発生しました。


特殊契約可能個体名〈亜弥あや〉…親和性100%


〈孫認定契約〉


特殊契約可能個体名〈亜弥あや〉と

契約(親和性が一定レベルを越えた固有存在との相互契約を結ぶ事が可能)

を実行しますか?YES・NO


補助物品…竜脈結晶×1・固有能力パーソナルスキル「竜脈同調〈太歳〉」を獲得できます。


_________________________________


あ。契約が孫認定契約になってる!?


しかもこれ、竜脈結晶ありきの契約だけど、小型「電子情報枠ウィンドゥ表示」で契約してたらどうなってたか分からないぞ?


「まあ、ともあれ準備は整った。竜脈結晶も出来たんで、契約しちゃうぞ?」


俺の手には、完成したばかりの竜脈結晶が握られている。虹色に輝く宝石だ。

これをあやっちの為に使う事に躊躇いは無い俺である。


副音声〔あの。降ろして。〕


くっ。仕方ない。俺は渋々、あやっちを降ろした(え)。

もはや、こうやってあやっちを堪能する機会は永遠に失われてしまったわけで。思わず、愕然としてしまった俺である(涙)。


『ちょっと兄さん、早くしなさいよ!?』


急かすんじゃないよ(怒)。あやっちだって注目されて困ってるし。

現在、E5(エコ)さんや乙女ちゃん、カア君兄貴に囲まれている状態で。


副音声〔あ、早くしてくれるかな?〕


クッ。本人に言われたら仕方ない(涙)。涙を飲んでポチった。


_________________________________


権現《田崎 蓮人》と特殊個体名〈亜弥あや〉との間に孫認定契約が結ばれました。


亜弥あや〉は竜脈補正効果(孫認定契約)を受け、種族〈霊子の人形クローラー〉 に進化しました。


〈報告〉


《田崎 蓮人は〈召喚系インウォーカティオ術式〉次元結晶化(NEW)を獲得しました。》


_________________________________


…ああ、あやっちがぁ!?


あやっちの胸に竜脈結晶がヒュン!と飛び込んだと思ったら、その全身が虹色に輝いて!?


「うっ。眩しいっ!?」


『フム…竜脈ノ力ヲ取リ込ンデイルヨウダ。』


そしてあっという間にあやっちは…身長がグングンと伸びて。


副音声〔やった!みんな、ありがとう!!〕


あやっち、念願の身長150㎝台を突破して、嬉しさのあまり俺の胸に飛び込んで来たのだ。


ああ、コレ、小さいあやっちも良かったけど、こっちの方がもっと良いかもねぇ!!うん、これは良いものだよ!!

ちなみに、あやっちの身長コンプレックスについては、2人だけの秘密として墓場まで持って行く次第である(え)。


◇ ◇ ◇


さて、想定外の事が起こりすぎたものの、ちゃんと「白ねこ島」に戻って来た俺であった。


「いやぁ…あやっちの身長が伸びた事にも驚いたが、俺まで新しいスキルが増えてんだけども?」


それは召喚術の「次元結晶化」ってヤツだ。


名前的には竜脈結晶化に近いものがある。しかし、それは今の所は保留だな。

無暗に使ってなんかあった日には、もう目も当てられないし、E5(エコ)さんに聞いても分からないと来たもんだ。

はぁ。うちの眷属1号、ダメな子 (涙)。


ちなみに、あやっちの身体情報ステータスはこちら。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈契約鑑定〉


亜弥アヤ

種族〈霊子の人形クローラー

階級〈侍従〉


カテゴリー〈2.0+〉

戦闘力 25

防御力 18

生命力 20

回避値 20

知能値 15

器用値 20

魔力値 30


無属性ウーデニア20

竜属性デュラコーン15(NEW)


戦技バトルアーツ

念動力

念動壁

超波動


固有戦技パーソナルアーツ(NEW)

竜思念


固有能力パーソナルスキル

霊子核エメット〈ダンブライト心臓〉

第五元素アイテール循環回路搭載「超念動」

伝達経路パトス回路「超念動タイプ」

箱庭システムVr01《人格01011001》コピー人格NO1

竜脈同調〈太歳〉(NEW)

竜脈補正効果(孫認定契約)(NEW)


能力スキル

超能力 波動 破壊 思念 空間認識 純粋 礼儀作法 竜脈(NEW)


称号

白ねこ島 専属侍従

超能力少年

田崎家孫認定(NEW)

バ◯ルⅤ世候補(NEW)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ツッコミどころが満載のあやっちだ。


メイド5人衆の「電子の人形オートマトン」ではなく、あやっちは「霊子の人形クローラー」が種族となっている。

違い?よく分かりません(汗)。


竜脈結晶を取り込んだことで「竜脈同調〈太歳〉」とやらが生え、これが竜脈の力を制御していると思われる。

固有戦技パーソナルアーツの「竜思念?」とかはこれの影響だろう。あと、竜種である4R (シリュウ)でさえ持っていない「竜属性デュラコーン」だ。

E5(エコ)さんなんて{竜属性デュラコーン??}とポカーンとした顔だった(?)。


まあ、考えても分からないものは分からない。田崎家、無知も良いとこだし、そう言う場合は知っている人に聞けば良いんじゃないの?

例えば、神様とか??


「よし、ではアドム。頼んだぞ!!」


副音声〔はい。博士!!〕


俺は椅子にゆったりと腰掛ける。もう慣れたものだ。


そう。白ねこ島名物?の椅子ジェットコースターである!!コテージ2階の窓からひとっ飛びだ。

本日の目標地点は「白ねこ富士山」の麓だ。ちなみに、危険なのでココちゃんとリリ君にはお留守番を頼んだ。泣く泣く承諾してくれて、コテージ2階でお見送り。

でも向こうで召喚すれば良いんだけどね?ちょっとだけ待っててくれ。


「じゃあ、ココちゃん達。良い子で待ってるんだよ?」


『ピィ❤︎』『ピュ♡』


もう、とにかく可愛い。可愛いとしか言葉がない。


さて、鉄腕なアドムの両足がジェット噴射を開始。凄まじい勢いで椅子は飛び出す。


「うおっっっ!?何回やっても、凄い風圧だな。こりゃ堪らん(笑)。」


音声〔博士。降下します。〕


うむうむ。冬の白ねこ島の全貌も美しい。絶景である。北の方は真っ白だ。


「いやぁぁ。皆さん、お待たせ。お待たせぇぇ。」


仮設の倉庫付近に着地しての開口一番、俺は彼らを見渡した。ふむ、全員揃ってるな?


音声《遅いっ!?遅すぎるじゃろっ!!何をしておったのじゃっ!?!?》


だよねぇ…。


いや、俺も悪いとは思いましたとも。しかし、あやっちの契約を後回しにするなんて事、俺にできるわけも無い。

G3 (ジザ)さんがいかにキレようとも、それは些細な問題だ。いや、むしろどうでも良い(え)。


「おし。じゃあ、〈G01〉を出すぞ。」


俺は「宝物庫〈Ω〉」から「田崎家仮設ゴーレム4号機PGパーフェクトグレードGTグランドタイプ〈G01〉」を取り出した。


音声《いや、儂を無視するでないっ!!》


『じじい、うるさいぞっ!!あんちゃん、これカッコいいな!!』


おおぅ!?まさか、このピカピカ銀色ボディの〈G01〉のカッコよさを理解するとは、BRベロめ!お前は出来る男だなぁ?見た目は紫色のタヌキだけど?


音声《グッ…ジジイじゃとぉ…。》


『…まあ、確かにジジイだと思うナ。』


音声【間違いなくG3 (ジザ)先輩はジジイですね。】


副音声〔外見的には高齢者ですね。〕


賛同多し!!むしろ、俺も同意するけども。


ここでメンバー紹介をしておこう。

白ねこ富士山の麓に集まったのは、見た目お年寄りなG3 (ジザ)さん。そんなG3 (ジザ)さんの本日の助手な妖怪仙人…BRベロだ。

そして白ねこ富士山の地質調査を依頼していた白衣の樹霊ドライアイ芍薬しゃくやく

先行して向かわせていたダメな天使の2L (トゥエル)。

そして椅子ジェットコースター担当の鉄腕なアドム。


以上の計、5名。

DSディスさんは錬金術本舗で〈G01〉の数値変動をリモート管理している筈だ。


音声【では閣下。〈G01〉の視覚と直結リンクしますね。】


2L (トゥエル)が電子情報枠ウィンドゥを表示した。


「ああ、〈G01〉!いけるな?」


『…GVBEBEBE!!…』


「……。」


う〜〜む。相変わらず良く分からないけど、やる気は十分のようで?


「よし!ではガチョウ型モードに変形!!」


銀色ボディの〈G01〉。GはGooseの頭文字。即ちガチョウ。アヒルじゃないよ?陸型もとい汎用型と考えた時、水鳥しか思い浮かばなかったのは内緒である(汗)。


『あんちゃん、なんでガチョウなんだ?』


BRベロよ。アヒルとガチョウの違いは何だと思う?」


見た目ほとんど一緒だよ?ガチョウ型モードになった〈G01〉は、ほぼドナル◯ダックに瓜二つ。著作権が怖い(汗)。


『分かんないぞ?』


「フッ。それはな…クチバシに牙が生えてんのだっ!!もうそれはヤバい牙なんだよ!!そらもうギザギザで凶器以外の何物でも無いほどにっ!!」


そう。アヒルは魚を丸呑みにする。しかし、ガチョウは…。


『スゲェな、あんちゃん!!』


この〈G01〉…採掘兵モードの際には右腕になる「超伝導鋼ビスマスドリルアーム」だが、ガチョウ型モードでは頭部となり、クチバシ部分を構成する「グースヘッド」。

即ち、ガチョウ型モードでもクチバシをドリル状に変化させ、採掘が可能となるのだ!!


「これぞ形状記憶合金…超伝導鋼ビスマスの性能!!むしろガチョウ型モードの方が

掘りやすいのだよ!!」


『スゲェェェ!?』


BRベロがおったまげている。それ以外は「何を言ってんだ、こいつら?」みたいな雰囲気だけど、そんな事はどうでもいい(え)。


音声【閣下。DSディス先輩から情報データが届きました。表示しますね。】


おう。別の電子情報枠ウィンドゥが表示された。


_________________________________


竜脈解析vr6.5「霆」リンク


人造兵ゴーレムバイタル表示…正常〉


田崎家仮設ゴーレム4号機PG・GT〈G01〉

種族〈人造兵ゴーレム

階級〈陸型採掘兵〉


カテゴリー〈1.8+〉

戦闘力 18

防御力 20

生命力 15

回避値 18

知能値 8

器用値 15

魔力値 15


水属性アクア15

土属性テラ20

風属性エア15


戦技バトルアーツ

超伝導鋼ビスマスドリルアーム

超伝導鋼ビスマスシールド


固有能力パーソナルスキル

内部骨格『石棺タフォス』〈変形機能グースヘッド〉

魔道回路〈人工知能G型〉

賢者の核石タリスマン

外殻装甲「妖銀鉱ミスリル」〈霊力同調〉

収納空間ストレージ回路〈四方4メートルサイズ〉


能力スキル

万能適応 採掘 発掘 俊敏 装甲 防御 人工知能 鳥 収納


現在地…白ねこ島 白ねこ富士山南西の麓


感情…しゃかりき


_________________________________


これが〈G01〉の身体情報ステータスか…。


水中型のMタイプの感情は、確か「ゆるふわ」だった筈。

で、Gタイプは「しゃかりき」のようだ?しゃかりきに掘ってくれそうで、期待大だな(?)。


『…GVBEBEBE??…』


〈G01〉が早く掘らせろと言っている。気がする。


「ああ、待て待て。芍薬しゃくやく、採掘方向と位置は?」


『そうだネ。既に情報データは入力してあるヨ。当面は地下10メートル辺りの鉱脈を設定していル。』


白衣の眼鏡女医っぽい芍薬しゃくやくが言うなら間違いなし?


「よし!では〈G01〉、突撃ぃぃい!!」


『…GVBEBEBE!!!…』


〈G01〉のクチバシがドリル形状に変形。それが回転を始め、ギュイーン!!と轟音を立てる。凄い迫力だっ!?


そうして、勢いそのままに白ねこ富士山の岩肌に突貫!!ドゴーーン!!と突き刺さった。


俺たちは固唾を飲んで見守った。

俺なんか、両手を握ってさ!何よりもう、オリハルコン!オリハルコンが出ますようにって祈りながらだ。切実なんだよぉ(涙)。


そんな〈G01〉は、徐々に白ねこ富士山に潜っていく。岩肌を削りながら。

だが、それは突如として起こった。


ゴゴゴゴ……ゴゴ…ドゴーーーン!!??


「んあっ!?どうしたぁぁぁ!!??」


穴から煙が吹き出した!?


音声《これはいかんのう…。》


何がどういかんと言うのか?誰か説明しろ!


音声【あ…閣下。視界が潰れました。情報データをご確認ください。】


ん〜〜?


_________________________________


竜脈解析vr6.5「霆」リンク


人造兵ゴーレムバイタル表示…破損・機能停止〉


田崎家仮設ゴーレム4号機PG・GT〈G01〉

種族〈人造兵ゴーレム

階級〈陸型採掘兵〉


カテゴリー〈1.8+〉

戦闘力 0

防御力 0

生命力 1

回避値 0

知能値 0

器用値 0

魔力値 0


水属性アクア0

土属性テラ0

風属性エア0


戦技バトルアーツ

超伝導鋼ビスマスドリルアーム

超伝導鋼ビスマスシールド


固有能力パーソナルスキル

内部骨格『石棺タフォス』〈変形機能グースヘッド〉

魔道回路〈人工知能G型〉

賢者の核石タリスマン

外殻装甲「妖銀鉱ミスリル」〈大破〉

収納空間ストレージ回路〈四方4メートルサイズ〉


能力スキル

万能適応 採掘 発掘 俊敏 装甲 防御 人工知能 鳥 収納


現在地…白ねこ島 白ねこ富士山南西の麓〈地下5メートル付近〉


感情…機能停止


_________________________________


はいぃぃぃ!?


「破損・機能停止とか何じゃこりゃァァァ!!」


音声《ふ〜〜む。演算状、問題無い筈じゃったが…外殻装甲が大破しておるのう。》


『これは白ねこ富士山の霊圧だろうネ。』


はあ?俺にはチンプンカンプンだぞ。


「つまり?」


音声《つまり、白ねこ富士山自身が拒否しておる…と言うことじゃろうな?》


G3 (ジザ)さん、したり顔でそう言う。


「つまり?」


音声《…つまり、妖銀鉱ミスリルでは強度不足ってことじゃの?》


そこかよっ!?


う〜〜ん。白ねこ富士山?なんか大事な事を忘れている気がする…。

とは言え、白ねこ富士山、採掘失敗なのであった(汗)。


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿種(真王)〉

階級〈権現〉

所属国〈災害竜脈の地〉


カテゴリー〈62.0+〉※変化無し

戦闘力 1431+15

防御力 1349+15

生命力 1380+15

回避値 1228+15

知能値 545+5

器用値 25

魔力値 2138+25


無属性ウーデニア1301+15

地属性(テラ1333+15


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位」

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別

蓬莱の恩恵

王桃の系譜

全能神の祝福

異世界言語LV1

宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子

統治 隠密 命名 返還 猫愛 権現


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚

送還

眷属召喚

眷属送還

眷属探知

眷属鑑定

竜脈の盾

竜脈結晶化

次元結晶化(NEW)


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん

4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん

2L (トゥエル)


契約

ルル君

金さん

チョメ君

ミミちゃん

シーちゃん

ミチ

花子さん

タロさん

ロンちゃん

クロちゃん

ハナちゃん

ハッピー

シマ

カア君(若彦)

乙女ちゃん

ユズリハ(野良ネズミさん)

紅葉

菅原すがわらくん

橘花たちばなくん

リコピン

JOLジョリュ

葉蘭はらん

水引みずひき

葛葉かずらは

さかき

千歳ちとせ

鳳来ほうらい

八手やつで

蒼原あおばら

不知火しらぬい

漁火いさりび

八重波やえなみ

白波しらなみ

鳴海なるみ

夕潮ゆうしお

芍薬しゃくやく

水楢みずなら

かしわ

なぎ

あかね

白妙しろたえ

牡丹ぼたん

鬼蕗おにぶき

BMベム

BLベラ

ユナイゼス

キュライアー

ビビアンナーシェ

イシヒメ

麻黄まおう

ココちゃん

リリ君

亜弥あや(NEW)


称号

竜脈使い


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅20%

耐久値強化〈合金マテリアル

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


山籠りシャツ〈服〉

属性:羊毛ウールLV30〈通常ノーマル級〉

付与効果:厚手〈微〉

保温効果+

物理抵抗

耐久値:45


ジーンズ〈服〉

属性:厚地織布デニムLV18〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久強化

耐久値:60+α



◆ ◆ ◆

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