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第192話「白ねこ島の海の王子その2・その流れは変えることが出来ないし華がない」

我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw


第192話「白ねこ島の海の王子その2・その流れは変えることが出来ないし華がない」


「ところで、4R (シリュウ)がどこに行ったか分かるかな?」


音声《何じゃ?あやつなら眷属召喚で呼び出せばよかろう?》


いやまあ、その通りだけどもさぁ。


俺たちは今、3階から1階へ向かっている最中である。階段室を移動中なのだが、俺に従うのは我が家の執事長たるDSディスさんに加え、マッドな仙人G3 (ジザ)さん、そして天使なルル君である。


え?なんでルル君?と思ったあなた、何故かルル君は朝から離れようとしないわけで。まあ、拡張物置部屋の中までは入って来なかったけど、入り口でチョコンと座って待っていましたから。


なので俺にとっては目に入れても痛くないルル君なので、御同行して頂いている。


音声『ルル殿は、猫天使になったことで、何か感じるものがあるのかも知れませんな?』


DSディスさんが分析する。いや、確かに天使である2L (トゥエル)の奴も白ねこ島に関する事は当初、拒絶感が強かったけど。

でもそれもそのはずで、白ねこ島そのものが封印された悪魔そのものってオチだからねぇ。


なもんで、本日は白ねこ島で新たなオートマトンの作製をするにあたり、本能的に危険と察知し、俺のことを心配しているのだろう。ああ、なんて可愛い猫ちゃんなんだろう。最高ですねっ!!


「よし、ルル君。ルル君の初白ねこ島は、俺が抱っこしたまま突入するからねっ!」


『フニャ!』


フワフワと浮きながら、可愛く右手を上げて返事をする姿に、俺は既にギュッと抱きしめていたのだった。フワフワだなぁ。


音声《これ、主人。先に進んで欲しいのじゃが…。》


せっつかれています。やれやれ、空気を読まないG3 (ジザ)さんだ。俺たちのラブラブを察してほしいものだよ。


「そうそう。DSディスさん、先に言っておくけどE5 (エコ)さんがフリーズしちゃってるんで、フォローは2L (トゥエル)にしてもらうから。」


音声『おや?聖者の贈物ギフトの影響ですかな?』


音声《またややっこしい事になっておるのかのう?》


前回とは違って、そこは大丈夫な予感?がするんだよね。一時的なフリーズな感じがする。


「…確か、竜脈の…七霊使ななれいし?ってやつをダウンロードしようとしてたよ?」


DSディスさんもG3 (ジザ)さんも顔を傾げている。どうやら初耳のようだ。


音声『…?しかし、なんとも懐かしい響きを感じるのですが…まあ、気のせいでしょう。』


音声《儂の記憶媒体にもそのような名称は無いのう…じゃが、どうにも心に響く?名前じゃな…。》


え〜。なに、その反応?2人とも変な顔してるけど、でもそれ以上の感想は無いようで…。



さて、あっという間に1階の居間にやって来ました。

勿論、このままユニットバスの浴槽に飛び込みたいところだが、約1名が見当たらないわけだ。

なわけで、DSディスさんとG3 (ジザ)さんには先乗りしてもらう事にして…。


「お〜〜い。4R (シリュウ)〜〜??」


あいつ、どこ行った?キッチン行って冷蔵庫を見るけど…いませんよ。


副音声『旦那様、どうしたんだ?』


「ああ、ビビさん。ゴメン、4R (シリュウ)見なかった?」


丁度、キッチンではビビさんが昼食の下準備中で、俺が持てないミスリル製の包丁をカッコ良く振るっている。ちくしょう。そしてビビさんもボリュームUPしていることを確認。身体情報ステータスの確認なんて、今はしてる場合じゃないよ。


副音声『ああ、彼なら屋上で何やらボォ〜っと空を見上げているらしいぞ?皆が心配しているそうだ。』


は?それって何やってんだ?

アイツ、普段は屋上になんか行きもしないのに?卵も放ったらかしにして??


「こうなったら仕方ない…眷属召喚でポチッとな!!」


お手軽召喚である。だってまた屋上に行くのはシンドいからっ!!もう肉体労働とか無理だからっ(?)!


あっ、空間が捻れた瞬間、ポトッて青い小蛇が落ちて来た。


『…あっ。何だニョロかぁ??』


「何だじゃないよ?屋上で何やってたのさぁ?」


キョロキョロして、何故か4R (シリュウ)はため息をついた。


『あ、白ねこ島に行くニョロか?』


「いや、話を逸らすんじゃないよ。DSディスさん達には先に行ってもらってるし。」


『う〜ん。ちょっと交信してたニョロよ。進化したら霊子の出力って言うか魔力がヤバイ状態ニョロ…さすがに不安になったから解決策を交信してたニョロよ。』


…いや、何を言ってるのかサッパリ分からないんですが?え?交信って何さ。宇宙人と交信的なアレですか??


「交信って、何と交信してんだよ??ちょっと怖いんだけどっ!!」


『え〜と。世界の卵さんニョロよ。』


…世界の卵って何?


…あ、卵??卵さんの事??


「…え?4R (シリュウ)、あの卵さんと交信したの?」


『多分、その卵さんの事だと思うニョロよ?屋上が1番、交信しやすかったニョロよ。』


その卵さんって、かなり初期に俺の夢の中?に現れた、ちょっと不思議な卵さんの件だ。


そう言えば俺の固有能力パーソナルスキルの「世界卵の選別」って、4R (シリュウ)を作るときに作用したっぽいし。その影響だろうか?


「まあ、不思議なこともあるもんだ?で、魔力がヤバイって何なの?」


身体情報ステータスを見て貰えば早いニョロよ。』


そりゃまあ、そうだけどさぁ。

で、俺は4R (シリュウ)を眷属鑑定して表示した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


〈眷属鑑定〉


4Rシリュウ

種族〈仔竜種(ドラゴネット)子竜脈種(レッサー・ケートゥス

階級〈電脳の蛇〉


カテゴリー〈3.3+〉 →4.3+

戦闘力 55

防御力 50

生命力 43

回避値 30

知能値 25

器用値 25

魔力値 40+α〈896〉


電子属性エレクトロン40

氷属性プルイーナ43

水属性アクア30


戦技バトルアーツ

巻き付き

噛み付き

廬山昇竜波

廬山百竜羽(NEW)


固有戦技(パーソナルアーツ)(NEW)

竜脈の境界線〈魔力値変動〉


固有能力パーソナルスキル

不死性の卵〈選別〉→宇宙卵の不死性(NEW)

対竜種防壁「D=N」

宇宙の心〈根源存在との意思疎通〉(NEW)

/37?:82の-&/8/8〈竜脈補正α=主君数値50%〉(NEW)

運命補正効果(眷属ファミリア)


能力スキル

忠義 任侠 男気 蛇 電脳 卵 紫龍 友情 不死 宇宙(NEW)


精霊系スピリトイド術式

水精リクィッド息吹ヴレス(治癒・浄化)

氷精フリィジングコフィン(凍結・封印)

氷精フリィジング錯光(ヴィーコン)(閃光・灯台)(NEW)


配下(NEW)

ココちゃん

リリ君

トト君


称号

田崎 蓮人の眷属ファミリア・絶対忠誠度〈150%〉


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え〜と。4R (シリュウ)は仔竜種(ドラゴネット)から子竜脈種(レッサー・ケートゥスとやらに進化したようだ。


…でも大きさ変わってねぇじゃん!?小さい青い蛇のままですよっ!ビビさんも不思議そうに見てるだけだし(汗)。


しかしまあ…数値は大幅UPしているようで。だけども、俺は魔力値で目を止める。


魔力値 40+α〈896〉?


「…魔力値の40+α??って何だ?横にカッコの数値が出てるけど、この数値が今の魔力値なら896???ってヤバくない?」


『ヤバいニョロよ。まだ何とか竜脈に循環させて安定化しているけども、これ以上は厳しいニョロよ。』


4R (シリュウ)の魔力値が飛び抜けてヤバァい。


この原因は一体、何だ?と思いきや、固有能力パーソナルスキルに追加されているものが多い。って言うか、「宇宙の心〈根源存在との意思疎通〉」って、これで交信してんのか?


あとは「/37?:82の-&/8/8〈竜脈補正α=主君数値50%〉」?


「…文字化けしてるけど、…うんたらかんたらの竜脈補正α=主君数値50%?これが原因ぽいな?」


だけど、コレなんだ?俺には全く分からないけども。


『親方様の常識知らずの魔力値の50%が俺の魔力値に流れ込んでいるんだニョロよ。何とかするニョロよ。』


「……え?」


んなぁ馬鹿なぁ。どう言う理屈だよ?いや、確かに俺の魔力値は現在、1700越えですが…50%って850か。で、4R (シリュウ)の元の数値の40を足すと890ぐらい?

あらまビックリ。正解っぽい(笑)。


「…いや、にしても、どうしようもないだろ?」


『大丈夫ニョロよ。親方様が意識して竜脈の流入を一時停止かもしくは制限すれば止まるニョロ。』


あ、そうなの?いや、意識してっていうのがまた難しくない?でも何となく分かるような気もする。


苦労して霊子の操作の練習?をした甲斐があるってものだ。そして念じるってよりも蛇口の口をちょっとだけキュキュ!と閉める感覚で。


「どう?」


『あ、良くなったニョロよ!!』


俺は再び4R (シリュウ)の身体情報ステータスを確認したんだけども、その表記が変化していた。「魔力値 40+α「制限10%」〈211〉」になっている。


…10%でも211なのか。俺の魔力量、どうなってんだ?

ともあれ、これで解決?したわけである。そう言えば、あれ以来、卵さんに会ってないけど元気にしてるのかなぁ?


◇ ◇ ◇


居間で待機していたルル君と合流し、抱っこして白ねこ島へ。あ、4R (シリュウ)は俺の右肩に絡みついています。


「さあ、ルル君行きますよぉ!」


『フニャ〜。』


浴槽にザブン!とダイブ。あっという間にコテージに到着。あっという間のルル君、初コテージです。


「あ、ルル君!?」


ルル君が俺の手を離れて行った。ちょと寂しい。まあ、付かず離れずフワフワ浮いてますけども。その仕草が何ともラブリーです。


『周辺を警戒しているニョロな。まあ、大丈夫だと思うニョロよ。さあ、行くニョロ。』


はいはい。4R (シリュウ)に促されて、俺たちは部屋を出た。天使なルル君もちゃんと後を付いてくる。気を付けて!螺旋階段を降りますよぉ〜?


「ルル君、こっちだよ〜。」


『フニャ。』


そしてラウンジでは、鉄腕なアドムがクリスマスな後のお片付け中で、大変申し訳ないです。後で手伝いますから(汗)。

ただ、コテージの備品って物質再構成マテリアライズされないんだけど、持ち込みした物以外は自動補充されるんで大助かりだよ。さすがは「神のコテージ」だよね。


『あら、兄さん。もう戻って来たの?』


「あれ?乙女ちゃんだけなの?クロちゃん弟たちは?」


コテージに残っていたのは乙女ちゃんだけのようだ。どおりで静かなようで。


『ああ、それなら探険だぁ〜って、出て行ったわよ?お子様よねぇ。』


女の子には分かるまい。それこそ、俺が想像した通りの展開である。

探険、即ちそれはロマン。男の浪漫だよっ!!分かんないかなぁ?


『大丈夫ニョロかぁ?迷子になったりしないニョロか?』


ハッ!?っと、俺は顔が青ざめた。あわわわっ…迷子になったらどうしよう。ど、動悸と息切れがぁ。


副音声〔博士、大丈夫ですよ。亜弥あやが同行していますから。〕


あ、そうなの?アドムの説明に、俺はホッと安堵。いやまあ、クロちゃん弟がついてるなら無茶をすることもあるまい。そりゃそうでしょ?


「ここは兄らしく、帰って来た弟たちの冒険譚を楽しみに待つとしよう。うん、そうしよう。」


『ところで兄さん、私は家に先に帰るわね?』


え?ちょ、乙女ちゃん?サッパリしてるね…。そう言えば、片手にイチゴの鉢植えを持って、もう帰る気満々の様子。準備万端かいっ!


『だって、寒いんだもの。リコピンも心配だから…。』


「あ、そう。そうね。まあ、弟たちも戻って来たら帰ってもらうから、じゃあお昼は向こうでね。」


『はぁ〜〜い』って言って、乙女ちゃんは去って行った。まあ、たまに泊まるぐらいが丁度良いコテージだからね。しかも季節は冬…乙女ちゃんは寒いの苦手らしい。逆に男の子って寒くても元気だよねぇ…。


で、お昼の準備もあるので急ごう。目的地は前回同様の白浜だから、DSディスさんもG3 (ジザ)さんも待機済みだろう。


『霊子の供給は任せるニョロよ。って言うより有り余っているニョロよ。』


「10%で大丈夫か?もうちょっと出力上げるか?」


『十分ニョロよっ!次の進化で安定化するまで、50%とか無理ニョロよっ!』


うおっ!?急に耳元で怒るなよ。


4R (シリュウ)ってば、最近ツッコミキャラ化してるよなぁ。て言うか、距離感が近い?あれだ、白ねこ富士山で同じ景色を見て俺たちは友情を育んだわけで。


「ふふふ…。」


『ちょ、急にどうしたニョロよ?不気味ニョロよ。』


失礼な事を言われながら、俺は玄関を出て白浜を臨んだ。う〜〜ん、寒い。ルル君は大丈夫か?大丈夫そうだ。


「お〜い。お待たせっ。」


白浜の中央には既にDSディスさんを始め、G3(ジザ)さんと2L (トゥエル)が待っていた。何があっても良いようにって、ココにしたんだけど、何も起きてないから別に今更な感じではあるものの。


音声『お待ちしておりましたよ、旦那様。』


音声《いや、遅いのじゃ。寒いのじゃ。》


音声【おや?今日はルル君もご相伴ですか?モテモテですね、閣下?】


いっぺんに言われても対処出来ないからね。まあ、ルル君の可愛さは正解ですけど。ちなみに俺も寒い。


「んじゃ、ちゃっちゃと新たな白ねこ島の侍従を作っちゃおうか。」


本日の目的は、あやっち、アドムに続く3人目のオートマトンの作製である。


『今度のオートマトンは…大丈夫ニョロか?』


音声【大丈夫か大丈夫じゃないかと言えば、著作権法に気を付けて下さい、閣下。】


何さ?某アニメキャラ風になってるのは、別に俺のせいじゃないでしょ。不可抗力でしょっ!


「え〜と、ゴホンッ…今回は海洋資源採掘担当のオートマトンだ。よって、海中特化型を想定しているのだが…。」


そこで今回、俺が準備して来たのがこれだ…。


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《宝物庫〈Ω〉展開》


在庫:25種類


◯3万3千81神貨

◯オリンポスの少女「宇水うみ」フィギュア〈コンビニくじラストワン賞〉

儀来ニライの殻

◯猫の千両箱〈500円玉等価交換 SRスーパーレア〉(猫の小判×104)

隕石鋼(メテオスティール)の杖〈鑑定不可〉

◯猫のへそのゴマ〈五百円玉等価交換 UCアンコモン

◯猫のダイヤモンド〈五百円玉等価交換 URウルトラレア

◯グチャグチャ折り鶴〈霊鶴・千寿が宿った折り鶴〉

◯ポイントカード「万華月」〈異世界産業クレセント0ポイント〉

◯損害賠償目録〈八幡宮総括本部対応残りポイント30〉

◯竜宮城割引チケット×5〈お得な割引チケット〉

第六周期複合セシウス鋼の大太刀(火)

第六周期複合セシウス鋼製の針(×8)

第六周期複合セシウス鋼の扇子〈菊華模様〉

第六周期複合セシウス鋼・軟鋼弓〈小型〉

第六周期複合セシウス鋼の大楯〈星〉

第六周期複合セシウス鋼の鞍 (×1)〈小型〉

◯水風船〈神の遊具〉

◯練丹〈下級仙薬〉×12

◯大黒天の福札〈福を呼ぶ御札〉

◯毘沙門天の武札〈武勇を助ける御札〉

◯弁天の楽札〈楽の才を導く御札〉

◯福禄寿の寿札〈寿を司る御札〉

◯寿老人の命札〈命を延命する御札〉

◯布袋の運札〈運命を超える御札〉


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伝説のアニメ…「オリンポスの少女・ウミ」。


それはオリンポスの神、ポセイドンの血を現代に受け継ぐ美貌の少女、トリンドル・宇水うみによる海洋冒険アドベンチャーである。


しかし途中から路線変更の過去タイムスリップ編から辻褄がグダグダとなり、未来編に至ってはギリシア神話とか海関連そっちのけで宇宙人と戦ったりと意味が分からない伏線放置アニメとなったことで知られる問題作だ。


「設定上、海中では無敵の少女だからね。これっきゃないでしょ?」


むしろ、海中戦特化なレアなフィギュアなんて、これしか無いからっ!

そんなフィギュアを砂の上に置いて、俺はちょっと離れた。まだ足りないものがあるからね。


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箱庭システムVr01「白ねこ島」改造MENU+


>建設項目LV1>>


>備品>>


>雑巾〈ナイロン製〉〈必要霊子5〉

>段ボール箱(大)〈必要霊子5〉

>ゴムホース5m〈必要霊子10〉

>バケツ〈プラスチック製〉〈必要霊子10〉

>ツチノコ菌〈ガラス瓶封入・使用注意・松の木が最適です〉〈必要霊子20〉

>月兎商店謹製☆文房具一式〈ショー・ストーク男爵限定デザイン〉〈必要霊子30〉

>万能砥石セット〈プロ仕様 隕石鋼メテオスティール製〉〈必要霊子30〉

>照明器具〈必要霊子40〉

>超能力少女「絢彌あや」フィギュア〈某アニメ化記念作品〉〈必要霊子50〉

>怪力無双「アドミターナル」フィギュア〈精密技巧シリーズ〉〈必要霊子50〉

>オリンポスの少女「宇水うみ」フィギュア〈ラストワン賞〉〈必要霊子50〉

>大型水槽〈必要霊子50〉

>送風機〈必要霊子50〉

>発電機〈必要霊子50〉

>温風機〈必要霊子60〉

>大型ビニールハウス四季対応タイプVS3-41〈必要霊子80〉

>ダンブライト〈白色の原石〉〈必要霊子100〉

>竜宮城割引チケット〈必要霊子250〉

>猫の小判〈必要霊子500〉

>165mm 妖銀鉱(ミスリル)製万能包丁〈500〉

第五元素アイテール循環回路〈必要霊子600〉


__________________________________


買わなきゃいけないのは…第五元素アイテール循環回路、ダンブライト〈白色の原石〉、竜宮城割引チケットの3つだ。


第五元素アイテール循環回路に関しては、直接コレを購入出来るようになったのは有り難い限りである。白ねこ島に感謝だよ。


「えっと、霊子950で第五元素アイテール循環回路以下の商品を購入だ。ポチッとな。」


白く輝きながら鼓動を繰り返す第五元素アイテール循環回路が俺の手のひらにポンッと現れた。そして白色の原石と割引チケットも入手。お〜し、これで準備はOKだ。


音声【では閣下、今回はE5(エコ)先輩に変わり、僕がサポートを行います。電子情報枠ウィンドゥ表示を展開します。ご確認ください。】


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


〈白ねこ島〉とのコンタクトを開始。


…箱庭システムVr01《人格01011001》不服ながらも受諾。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


うぉい。不服ながらも受託って何さ?


「あ…もしかして、サポート役が天使の2L (トゥエル)だからか?」



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


…箱庭システムVr01《人格01011001》肯定。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


「いや、そこは我慢してくれ。」


そして2L (トゥエル)もあからさまに嫌な顔をしない(汗)。

あ、ルル君もちょっと怒ってるなぁ。可愛いなぁ。モフモフしたいなぁ。


音声《これ、主人よ!集中するのじゃぞっ!》


音声『実質的な制御のサポートはワタクシが行いますので、特に問題はありませんな。』


そうそう。実質的な制御はDSディスさんが行い、それを移譲する形で白ねこ島がオートマトンを作製するわけだ。何ら問題はない。2L (トゥエル)は空気だ。空気だと思えば良い。元々、あいつは空気だと思う。


音声【ちょ、閣下!?なんかヒドいこと考えてませんかぁぁ!?】


「…どうして分かったぁ?…いや、気のせいだよ。なんだ、その目っ?」


雑念を振り払い、俺は集中する。まあ、これはアドムの時に体験しているんで、もう慣れてるんだけどね。ホースの水をゆっくり流し込む要領でさ。


『親方様、もっと抑えるニョロよ。霊子を変換…譲渡を開始するニョロ。』

お、もっと抑えるの?ムズイなぁ。‬


音声『‬霊子の供給を確認しました。供給ライン確立。〈竜脈解析vr6.5「霆」〉との結合リンクを開始…成功。詳細コントロールを箱庭システムVr01《人格01011001》に移譲します。』


‬−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


次世代型・陽電脳管理特殊AI《SYANBARA》β版との結合リンクを了承。


リンク成功…〈錬金アルケミア術式〉の主導権を固有存在〈人格01011001〉へ移譲します。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


今のところ、順調である。何の支障も無い。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


箱庭システムVr01《人格01011001》実行中。


‬霊子空間フィールドの展開を確認。


‬〈竜宮城割引チケット〉を触媒として原石〈ダンブライト〉に無属性ウーデニアを融合。

‬〈霊子核エメット〉を作成完了。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−‬

オートマトンの心臓とも言うべき「霊子核エメット」が完成した。


音声『旦那様、猫の小判の準備をお願いします。』

「あ、そうね。待っててね。」‬


俺は「猫の千両箱」から猫の小判を1枚取り出す。‬

うちのミミちゃんは今日も頑張ってたけども、残念ながら‬猫のへそのゴマでした(泣)。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−‬


箱庭システムVr01《人格01011001》実行中。

〈猫の小判〉を霊糸化、伝達経路パトス神経として流用。


伝達経路パトス神経と霊子核エメットの接続を完了。

霊子核エメット第五元素アイテール循環回路の接続を完了。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−‬


フィギュアの内部に‬霊子核エメット第五元素アイテール循環回路が吸い込まれた。そしてフィギュア自体が煌々と輝き始める。


…さて、どうなることやら。あやっちは超能力少年だし、アドムは鉄腕だしで、もう想像もつかないよ。昭和80年代のアニメて、さすがの俺も詳しくないし。だけども、アレとか?イルカに乗った少年?的なのあったよねぇ?いかんいかん、集中だ。


俺はギュッとルル君を抱きしめる。ホッと落ち着くなぁ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−‬


箱庭システムVr01《人格01011001》コピー人格…改変中…情報取得。


‬改変中…情報取得…改変中…情報取得…改変中…情報取得…改変終了。


‬箱庭システムVr01《人格01011001》コピー人格〈海の王子タイプ〉のダウンロードを開始。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


海の王子って何やねぇーーーん!?


音声《ほほう。海に特化しているようじゃの?》

『じゃあ、俺はもう海に潜らないでいいニョロねっ?』


完成したオートマトン…白ねこ島の3体目に当たる専属侍従は…ええ、侍従です。メイドじゃありません。今までの流れでそうだと思いましたけどねっ!最近、男気が多過ぎる気がしなくも無い(汗)。‬

何というか、華が無いよねっ!!‬


で、もうこの流れは変えようが無いようで。‬


音声【閣下、著作権に引っ掛かると思うのですが?】‬


『知ってるニョロよ。コレ、昔の海のトリ◯ンニョロよっ!』‬


知ってた。俺も知ってたよぉ。‬


でも誕生したばかりの彼に罪は無い。緑の髪色に青い瞳。端正な顔立ちの勇敢そうな少年。白い侍従服がこれまた似合う。‬

あと、オリハルコンの短剣とイルカが居れば完璧だよね?‬


でもあいにく、我が白ねこ島の海には秋刀魚しかいないわけで。‬


…あ、名前はねぇ。‬元はトリンドル・宇水うみなので、原型を少し残そうと思う。


「んじゃ、君の名前は…トリントンでどう?」


全員の目が冷たい気がする。いや、寄せて行ってないよ?海のトリントンだよ?偶然そうなっただけだよ?


副音声〔やあ、僕はトリントン。ヨロシクね?〕


こうして白ねこ島の海洋資源採掘担当がここに誕生した。あとであやっちとアドムに紹介せねばなるまい。


「あ、トリントンってば、俺の孫認定しとく?」


副音声〔え?僕の父親はポセイドンですよ?〕


あぁ。その設定は守るんだぁ?じゃあ、仕方ないね…。


◆ ◆ ◆


田崎 蓮人

種族〈秘匿種(真王)〉

階級〈権現〉

所属国〈災害竜脈の地〉


カテゴリー〈50.7+〉※変化無し

戦闘力 1176+15

防御力 1094+15

生命力 1090+15

回避値 972+15

知能値 460+5

器用値 25

魔力値 1713+25


無属性ウーデニア1046+15

地属性(テラ1078+15


固有能力パーソナルスキル

竜脈適正「最高位」

幸運の加護

雷霆の守護

世界卵の選別

蓬莱の恩恵

王桃の系譜

全能神の祝福

異種言語LV2

宝物庫〈Ω〉

聖者の贈物ギフト


能力スキル

打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子

統治 隠密 命名 還元 猫愛 権現


召喚系インウォーカティオ術式

契約

契約破棄

契約鑑定

召喚

送還

眷属召喚

眷属送還

眷属探知

眷属鑑定

竜脈の盾

竜脈結晶化


眷属ファミリア

E5(エコ)さん

DS (ディス)さん

4R (シリュウ)

G3(ジザ)さん

2L (トゥエル)


契約

ルル君

金さん

チョメ君

ミミちゃん

シーちゃん

ミチ

花子さん

タロさん

ロンちゃん

クロちゃん

ハナちゃん

ハッピー

シマ

カア君(若彦)

乙女ちゃん

ユズリハ(野良ネズミさん)

紅葉

菅原すがわらくん

橘花たちばなくん

リコピン

JOLジョリュ

葉蘭はらん

水引みずひき

葛葉かずらは

さかき

千歳ちとせ

鳳来ほうらい

八手やつで

蒼原あおばら

不知火しらぬい

漁火いさりび

八重波やえなみ

白波しらなみ

鳴海なるみ

夕潮ゆうしお

芍薬しゃくやく

水楢みずなら

かしわ

なぎ

あかね

白妙しろたえ

牡丹ぼたん

鬼蕗おにぶき

BMベム

BLベラ

ユナイゼス

キュライアー

ビビアンナーシェ

イシヒメ


称号

竜脈使い


装備

魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉

属性:中炭素鋼カーボンスティール改LV220〈秘跡武具サクラメント級〉

付与効果:神の遊具〈風属性エア

月光核〈新月〉増幅20%

耐久値強化〈合金マテリアル

耐久値:400+α


小型「電子情報枠ウィンドゥ

種族〈電脳媒体〉

階級〈生命樹セフィロト分体〉

属性:電子属性エレクトロン20

カテゴリー〈2.5+〉

耐久値:500


ジャージ(ADIIDAZU)〈服〉

属性:化学繊維レーヨンLV30〈通常ノーマル級〉

付与効果:味出す(?)

物理抵抗

保温・耐寒

耐久値:60


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