第189話「クリスマスの朝その2・大人の階段を進む弟たちに感無量なわけで」
m(_ _)mクリスマス恐るべし。今回もその2で終わりませんでしたぁ(汗)
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属育成計画中なのですw
第189話「クリスマスの朝その2・大人の階段を進む弟たちに感無量なわけで」
俺は螺旋階段を駆け上がり、更に階段を駆け上がって3階に突入していた。
なぜにこれほど慌てているか?と言えば、そりゃ勿論、俺まで進化してる?疑惑を解消する為にだよ。
いや、俺が自分で自分の身体情報を見れれば早いんだけど、そんな都合の良い御都合主義じゃなかった。そこはある意味、安堵してる。最近、何かの掌の上で遊ばれてる感はあるが…。
コテージの3階なんて滅多に行かないんだけど、ここは2階同様の構造。渡り廊下に個室が3つ並ぶだけ。はっきり言って、階段を上るだけ無駄な労力だよ。せめてエレベーターは無いの?4階と5階も課金で追加出来るけど、今の所その余裕は無い。
そして…301号室。
この部屋はE5(エコ)さんの部屋だ。301号室の内装に関して、なんか文句を言っていた気がするが、よく覚えてない。覚えてないってことは、大した事じゃないんだろう。
で、もはや隠密とかどうでも良い。俺は思い切りドアを開け放つ。そしてズカズカと侵入してみた。
「おい、E5(エコ)さんっ??」
301号室は白と黒のモノトーン調。暗いんだか明るいんだかよく分からない部屋だ。
なんかオセロをやってる気分だよ。でもまあ、家具もベットも一式揃ってるし、居住スペースとしては良いんじゃない?俺の書斎よりさ。
でもって、E5(エコ)さんは…いた。
部屋の中央で、電子情報枠表示モードのままチカチカ光っている。
「…お〜い?」
だが、返事は返ってこない。
チカチカ光ってるし、死んではいないようだ。俺は電子情報枠を覗き込んでみた。
「…?竜脈の…七霊使?」
電子情報枠に並ぶ文字に、よく分からない単語がチカチカと光っている。
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…システムの構築に補完Program《ユグドラシルÅ》を使用。
>リソース不足。
>〈竜脈の七霊使〉を電脳記憶領域に保管する為には、能力〈還元〉が必要です。
>〈竜脈の七霊使〉の霊位因果律は500%超過となっています。
…生命樹の系譜の使用を前提。演算を開始します。
>リソース不足。
>最低限、第8のセフィラの鍵解放が前提条件となています。
…〈竜脈の七霊使〉の権能、縮小は可能か?検証を開始します。
>リソース不足。
>運命補正効果(眷属)経緯にて、一部を〈権現〉に委託可能。成功率は0.001%です。
…再度、演算を開始します。最良の型での定着を想定中…
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分からん。
…声をかけても反応しないし、意味不明な文章だし。
「しょうがない…となると、後は2L (トゥエル)だけか…。」
あの駄目天使も、進化してまとも?になっていると良いのだが?う〜ん。甘い期待はやめておこう。だって2L (トゥエル)だから…。
俺は来た道を引き返す。トボトボと。ああ、無駄な時間を使ってしまったな…気が重いし脚も重いよ。
しかし、ラウンジに戻ったら大騒ぎになっていた。
「どうしたんだ?」
『お兄ちゃんっ!!お肉だよっ!お肉お肉っ!サンタさんがお肉をくれたんだよっ!!』
わぁ〜わぁ〜!言っていたのは橘花くんであった。
ああ、例のA5牛ロース肉5Kgブロックだ。あれ、結構に重いんだけど、橘花くんってば気付いてないのかな?両手に持って、頭上に掲げて、嬉しそうにスキップしてるけども…。
「…あ、橘花くん…重くないの?」
『大丈夫だよっ!それより、サンタさんが来てくれたんだよっ!!僕、いい子だったって事なのっ??』
うんうん。良い子だなぁ。素直に喜ぶ橘花くんってば、本当に良い子ですよ。
「…良い子なんだけど…その…パジャマがぱっつんぱっつんだからさぁ…。」
『えっ!?』
お腹も丸見えですからっ!
『な、何でっ!?』
はわっ?と気付いた橘花くん、真っ赤になってお肉を落としてしまった。そして「あわわわ…。」と動揺している。全く気付いてなかったようだ。うん、可愛いねっ!
『ぼ…僕、着替えてくるっ!!』
「はい、行ってらっしゃい。」
って言っても、部屋に戻ってパジャマを脱いで、普段装備の「聖者の霊衣」を取り出して装着。走って戻って来た。
「…は、早いねぇ。」
『お兄ちゃん!僕、大きくなってるよっ!!』
ボフッて俺に抱きついてきたから、受け止めてみたけど、ああ、コレイイなぁ。大きくなってボリュームUP。そして橘花くんはニパァって笑うから可愛さUPである。
うむ、合格っ(え)。
「橘花くん、合格っ!!」
『えっ?合格なのっ?僕、合格だぁ〜!!』
喜びスキップする姿に、俺は癒されるのだった。いやぁ、これは俺に対するクリスマスプレゼントだなぁ。
副音声『旦那様。このお肉はどうしますか?』
「ん?ああ、ユナさん。とりあえず、しまっておいて。橘花くん、お肉はどうするの?」
ユナさんが軽々とブロック肉を持ち上げている(汗)。ちょ、俺は自分の非力さを呪った。俺も進化?してる筈なんだけどぉ?
『お肉っ!!お肉食べるよっ!みんなで食べたいよっ!!』
ああ、最高ですっ。俺は橘花くんをヨイショっと持ち上げて、頬をウリウリしてみた。『キャッキャッ!』と喜ぶ姿に、もう俺の悩みは吹っ飛んだよぉ〜。
「今夜はステーキだっ!!ありがとう、橘花く〜〜ん!!」
『ステーキ、やったぁぁぁーーー!!』
ラウンジはほのぼのとした暖かさに包まれるのであった…。
『兄さん…ホント、極度のブラコンよねぇ…。』
ハッ!?この声は…出タァ!?普通にラウンジに乙女ちゃんが居ました。
「あ…乙女ちゃん…。」
『な…何よ?』
いや、別に何でも無いんだけど、パジャマではなく自前装備になっているところ、既に自分が進化していることは自覚しているようだ。『フムッ』って鼻息も荒いしドヤ顔だし。
しかし、改めて見ると、やはり身長が伸びているとグッと大人びた感じになっている。
なんか…なんかコレはやりにくい。って言うか照れる。
「…乙女ちゃん、不合格です…。」
あっ。乙女ちゃんの顔が…。
『はぁ?不合格ってなんなのぉ??』
やべぇ。つい、口から出ちゃったぜ。
『僕、合格だよっ!乙女お姉ちゃん、不合格ぅ!!』
『う、うるさいわよっ!橘花ぁ!』
ギャ〜ギャ〜やり始めたので、俺はソファーに退避した。まあ、これは日常茶飯事なので今更の感がある。しかし、そんな事より、乙女ちゃんへのクリスマスプレゼントである苺の鉢植えが気になるのだが?
「ねぇねぇ、乙女ちゃん。クリスマスプレゼントはぁ?」
『えっ!?今、忙しいのよっ!部屋の窓際に置いあるわよっ!』
あっ、そうなの?それなら良いけど。コテージに置きっぱなしにする気かなぁ?
しばらく放置していたら、廊下の陰からチラチラとこちらを見る菅原くんの姿があった。あれ?どうしたんだろう?
俺は手招きしてみるけど、菅原くんは挙動不審?こんな菅原くんを見るのは珍しい。ちょっとオロオロしてる的な?
しょうがないので俺はモゾモゾとソファから起き出して、追いかけっこ?をする橘花くんと乙女ちゃんを放置して廊下に向かってみた。
「菅原くん、どうしたの?」
『あ、兄上…その、色々あって大きく…なったんです。』
うん。知ってる。しかしだな、大きくなってその和風美少年っぷりがUPして目の毒なんですけどっ!?無自覚この上ない。しかも、こんな暗い廊下の隅っこでっ!?
「…まあ、多分、アドムとあやっち以外は全員、大きくなってると思うから大丈夫じゃない?」
『はぁ。そうなんですか…。』
俺の言葉にやっと安心したようで、菅原くんがニマりと頬を緩めた。菅原くんってば、案外ビビりなんだよね(笑)。
『わ、笑わないでくださいっ。兄上っ!』
おっと。菅原くんが素直に抱き付いてきて、これは結構、照れますね(照)。
だが、兄は嬉しいです。
「あとは…クロちゃん弟かぁ。」
『兄上。クロ兄上が部屋から出て来ないんですよっ。』
え?って事は、菅原くんは先にクロちゃん弟の部屋に行ったわけですか?兄はちょっと意気消沈です(涙)。
『ち、違いますよっ!僕は兄上を1番、尊敬してますからねっ!!』
まあ、お世辞でも嬉しい。でもちょっと気になるね。それとツチノコの葦原はどこ行った?
「…じゃあ、109号室に行ってみよっか?」
『はいっ。』
兄思いの菅原くんと一緒に109号室へ戻った俺たちは…さすがにガチャリといきなり開けたりしませんよ。ドアノブに手を掛けたけども、コンコン!とノックをして声を掛けてみる。
「お〜〜い。クロちゃん弟?いるの?」
ガサガサッ!と音がしたかと思えば、バタン!と転がった音がして、駆け寄る足音と同時に、ドアノブが押さえつけられ、開かないように力が加えられたような?
「ん?」
『はぁはぁ…あ、兄上殿…ちょ、ちょっと今は…無理なんですっ!!』
え?ドア越しに、クロちゃん弟のはぁはぁ声とか、これまたレアですねっ!
「…う〜ん?無理なの…?そうかぁ。遂にクロちゃん弟も大人になっちゃったかぁ…?」
『…はっ??いや、ち、違いますっ!!』
ドア越しに、唖然とした声が返って来た。あれ?違うの?
『兄上。僕も大人になりたいですっ!』
いや、菅原くんが妙なところで突っ込んで来たけども?
「…いや、菅原くんにはまだ早いです…。」
『ズルいです!クロ兄上、僕にも教えて下さいっ!!』
『ちょっ、菅原っ!引っ張るなぁ!!』
俺の力では微動たりしなかったドアノブが…菅原くんの力が加わって、あっ!?ガチャリとドアが開いて…。
『クロ兄上っ!?』
「…クロちゃん弟?」
ドアが開いた勢いで、クロちゃん弟がひっくり返っていた。だけども、ん〜?いや、特段に変わった様子もない。まあ、クロちゃん弟も大きくなっているけどさ。
『はぁはぁ…良かった。元に戻って…。』
クロちゃん弟。その貴族服もパワーアップして王子様っぽさが増している。安堵して起き上がると、菅原くんが興味津々でクロちゃん弟を撫で回していた。アレ、何やってるんだろう?
『クロ兄上っ!?どこか大人になったんですか??』
『…菅原、馬鹿ものっ!』
ポコンッ!って頭を叩かれた菅原くんが、助けを求めるように俺を見るけど、こればっかりは仕方ない。助けられませんからぁ。
さあ、クロちゃん弟も合流して、俺たちはラウンジに集合した。
お泊まり会の集大成として、全員でコテージを出てみた。玄関を出ればそこは青い海が広がる白浜だった。空も快晴で青いし、白ねこ富士山もくっきり姿を見せている。
『うわあぁぁ。白い砂浜だよっ!?』
橘花くんが走り出した。
『海だぁぁぁ〜〜!!』
おっ?菅原くんも大はしゃぎ。何てったって、ウチの子は我が家で生まれて我が家しか知らなかったわけで。
こうして自然溢れる?世界は初体験なのだ。大人の階段を一歩、進んだわけだよっ!!
兄はある意味、感無量なわけです。
『兄さん…私、ちょっとこの匂い無理だわ…。』
ああ、潮風ね?乙女ちゃんが顔をしかめる理由は良く分かる。プランクトン適応で、更に海水は海っぽく?なってますから。
でも今日のお昼は白浜でピクニック気分を予定しているんですけどぉ…。
「クロちゃん弟は大丈夫?」
『え、ええ。僕は大丈夫ですよ?むしろ僕は猫時代から…ほら、我が家って魚屋だったし、海の近くだったでしょ?』
ああ、そうだった(笑)。すっかり忘れてた。
「んじゃ、乙女ちゃんは白ねこ富士山でも見ててね。俺たちは白浜の海を散策しよっか?」
『はい。兄上殿。』
って言っても、12月末の海は寒いです。走り回る橘花くんと菅原くんは元気だなぁ〜?って感心するよ。でもって、こうしてクロちゃん弟を連れ出した理由があるわけで。
「クロちゃん弟はさぁ…どんな姿になっても俺の弟だから…大丈夫だよ。」
『…あ、兄上殿。分かってたんですか…?』
ええ。分かってましたけども。多分、「人化」ってヤツでしょ?それで部屋から出て来れなかったのだろう。
『…まだ、ちゃんと変身できないので…見せられません。』
「うん。いつか人間の姿のクロちゃん弟も見てみたいけど、それはどっちでも良いんだよね…。」
だって、俺にとってはクロちゃん弟はかけがえの無い存在だからさっ。
そんなわけで、隣でウルウルしているクロちゃん弟をギュッとしてみた。
『あわわ。兄上殿っ!?』
「大きくなって、抱き心地UPだねっ!最高ですっ!」
照れるクロちゃん弟。いや、俺だって照れるけどさっ。
そんな俺たちを見付けて、弟2人も駆け寄ってきた。いや、その勢いで来られると困るんだけどっ??
『お兄ちゃ〜〜〜〜ん!!』『兄上ぇぇぇ〜〜〜〜!!』
うわぁぁぁ!?
ドコ〜〜ン!!って俺たちは白浜の上で転がった。一まとめになって、白浜をゴロゴロと。
もう砂まみれだよっ(汗)。
『こ、こらぁ!2人とも、何をやってるんだっ!?』
『『あはははっ!!』』
「うはははっっっ!!」
『ふ、ふふはははっ!!』
クロちゃん弟は怒ったけど、でも俺たちは砂まみれになって笑い合った。砂浜に4人、大の字に寝っ転がり、青い空を見上げてさ。で、遠くで呆れた顔の乙女ちゃんが俺たちを見ている。
そしてクロちゃん弟が呆然と空を見上げていたから。
「どうしたの、クロちゃん弟?」
『…いえ。なんだか、僕の悩みって小さいなぁ…と。』
ああ、大自然の中にいるとね…そう思うよね。そう思うと、俺の悩みも小さかったよ。で、覚悟を決めて2L (トゥエル)を呼び出そうと思う。
◇ ◇ ◇
弟たちを砂浜に残し、俺は一旦コテージの中に戻った。
まあ、クロちゃん弟がいるので間違いは起きないだろう。しかし、そこは保険をかけておこう。
音声〔みんな、大きくなって羨ましいな。〕
ああ、なんか取り残した感じになった孫認定あやっちがそう言って、コテージを代わりに出ていった。あやっちに白ねこ島の案内役を頼んだのだ。いつもすまないねぇ。
とは言っても、コテージの周辺だけ。行ける範囲はせいぜいがビニールハウス菜園ぐらいだけどね。自然を満喫してもらいたい。
さて、俺は小型「電子情報枠表示」をポケットから取り出してみる。
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所有者《田崎 蓮人 》
召喚系術式専用・小型「電子情報枠表示」
MENU〈竜脈使いVr〉
○契約
○契約破棄
○召喚
○送還
○契約鑑定
○眷属召喚
○眷属送還
○眷属探知
○眷属鑑定
○竜脈の盾
○竜脈結晶化
魔力値 1688/1688
◎緊急通信〈眷属選択〉
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問答無用で眷属召喚。2L (トゥエル)の名前をポチッてみた。
空間に歪みが生じて…ああ、まあね。その勿体ぶった現れ方とか、ドヤ顔とかは想像してた通りだけどさ。
音声【閣下っ。もう少し感動していただけると嬉しいのですが?】
「まあ、見た目だけは天使っぽくなってるけどなぁ?」
確かに、2L (トゥエル)は言うように、天使度?がUPしている。しかし所詮が2L (トゥエル)なので、だからどうと言うほどでも無い(え)。身長が2倍になろうと、その白い羽根がボリュームUPしていようと、服が更に天使っぽくなっていようと、だ!
音声【ほらほら、羽根も大型化しましたよっ!これは〈天界の白翼〉って言います!あと服も進化しましたよっ。材質がミスリルの上位種〈聖霊鉱〉ですっ!!】
天使なのにスーツっぽい社交衣服なのは変わらないんだよね。まあ、今時の天使っぽくていいけども(?)。
「…あ、そう。じゃあ、眷属鑑定していいか?」
音声【どうしてもと言うのなら…仕方ないですねぇ。ちょっとだけですよ!】
相変わらず面倒だな、コイツは。なまじ天使っぽいボーイな美少年?さもUPしてやがるし。
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〈契約鑑定〉
2L (トゥエル)♂
種族〈電脳世界の天使〉
階級〈小天使→正天使〉
カテゴリー〈2.0+〉→3.0+
戦闘力 20
防御力 30
生命力 25
回避値 30
知能値 35
器用値 25
魔力値 30
電子属性30
聖属性 30
天属性30
戦技
天使の歌声
天使の波濤(NEW)
固有戦技
全能神の祝福
固有能力
次世代型・陽電脳管理特殊AI《SYANBARA》β版〈眷属停止権限・地祇権能補助〉
天使体〈物理透過100%〉
天界の白翼〈守護膜・異界渡り〉(NEW)
電脳世界通販JYUKAI
地球電脳閲覧「覗」
邪神抑制プログラム〈Traped=hedron〉
運命補正効果(眷族)
能力
慈愛 神聖 寵愛 権能 錬金 治癒 支配 天使 友愛 男性(NEW)
錬金術式
〈触媒融合〉錬成技能++
〈魔法薬〉精製技能++
〈魔鉱石〉精製技能++
〈賢者の核石〉精製技能++
〈反応炉〉調整技能+
〈魔道兵〉精製技能+
信仰系術式
〈低位級〉治癒
〈低位級〉診断
〈低位級〉細胞再生
〈中位級〉病原菌焼却(NEW)
〈中位級〉鎮痛(NEW)
称号
田崎 蓮人の眷属・絶対忠誠度〈160%〉↑
装備
正位・天使の社交衣装〈(銀色)〈服〉(NEW)
属性:聖霊鉱LV200〈秘蹟武具級〉
付与効果:霊性増幅・共鳴効果〈聖霊鉱〉
絶対・守護膜
耐久値:400
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2L (トゥエル)は小天使から正天使とやらに進化しているようだ。
そして我が家の天使は軒並み数値がUPしているようだ。
「ふ〜む。」
音声【これであとは、錬金術の反応炉さえあれば…完璧ですねっ!!】
何が完璧なのかよく分からんけども、錬金術式の方も伸びているようで?あと、ちゃんと病原菌焼却とか取ってるあたり、分かってるんだよなコイツ(笑)。よし、ミノタウロスのお肉を食べたくなってきた。
「はいはい。お前の言いたい事も分かるけども…その前にちょっと俺の身体情報を表示してくれない?」
音声【おや?E5(エコ)先輩はどうしたんですか?】
それはかくかくしかじか…なので、説明が面倒いので後回しだな。
「E5(エコ)さんはフリーズしてるから、お前を呼んだわけで?」
音声【はぁ…そういうわけですか。なるほど。…まあ、閣下も進化して権現になってますから、その反動を直に受けちゃっているんでしょうね?】
…ん?ちょっと聞きなれない言葉を聞きましたけども?ゴンゲン…?
「ちょっと待て。余計な事は言わずに、さっさと表示!」
音声【はい。では閣下の身体情報を表示しますよ。】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真人)→秘匿種(真王)〉(NEW)
階級〈地祇→権現〉(NEW)
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈50.0+〉
戦闘力 1161+15
防御力 1079+15
生命力 1075+15
回避値 957+15
知能値 455+5
器用値 25
魔力値 1688+25
無属性1031+15
地属性1063+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異種言語LV1→LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物(NEW)
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 還元 猫愛 権現(NEW)
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化(NEW)
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
ジャージ(DANROOP)〈服〉
属性:化学繊維LV32〈通常級〉
付与効果:厚手生地+
物理抵抗
保温・耐寒
耐久値:50
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
…俺の悩みなんて、大自然に比べれば小さいものさ。そう。今更である。
音声【閣下。進化おめでとうございます。権現となられましたので、また神位に一歩近付きましたね。】
…権現ってアレか?近いところ?では「九頭龍大権現」の権現と同じアレか?俺、ヴァースキちゃんと同じアレか?いや、さすがにそれは無いでしょ?
「…俺って庶民だから、そう言うのよく分からないんで…って言うか、地祇から権現に変わったところで、何も変わらんし?」
何が変わったかも分からない。そんな事より問題は「秘匿種 (真人)」ってヤツから「秘匿種 (真王)」に変わってるけど、こっちも意味が分からない。
「少なくとも、今までは真なる人間?だったのに…真なる王?とか…まあ、まだ人間っぽいから良しとするかぁ。竜人とか嫌だし。」
音声【…そ、そうですね…。】
そう。俺はどこまで行っても人間だし、庶民だし。
その他、スキルがチョビッと増えてるけど気にしない。あっ、でも「異種言語LV1」がLV2になっているのは気になるかな?
もしかしたら、今まで話せなかった相手とも話せるかもっ?…え〜と、女王蟻の葉蘭とか?いや、意思疎通できるけどもっ。あと、うちの猫八部衆とかと?意思疎通できるけどもっ!!
あ、海産物軍団のタコ兄こと不知火とか話せたりしちゃって??なんだか、ワクワクしてきたな。そんなクリスマスは…その3に続くのであった。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真王)〉
階級〈権現〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈50.0+〉※変化無し
戦闘力 1161+15
防御力 1079+15
生命力 1075+15
回避値 957+15
知能値 455+5
器用値 25
魔力値 1688+25
無属性1031+15
地属性1063+15
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異種言語LV2
宝物庫〈Ω〉
聖者の贈物
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 還元 猫愛 権現
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
竜脈結晶化
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
JOL
葉蘭
水引
葛葉
榊
千歳
鳳来
八手
蒼原
不知火
漁火
八重波
白波
鳴海
夕潮
芍薬
水楢
柏
梛
茜
白妙
牡丹
鬼蕗
BM
BL
ユナイゼス
キュライアー
ビビアンナーシェ
イシヒメ
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
小型「電子情報枠」
種族〈電脳媒体〉
階級〈生命樹分体〉
属性:電子属性20
カテゴリー〈2.5+〉
耐久値:500
ジャージ(DANROOP)〈服〉
属性:化学繊維LV32〈通常級〉
付与効果:厚手生地+
物理抵抗
保温・耐寒
耐久値:50
◆ ◆ ◆