第107話「ハロウィンの夜・墓場からコンニチワ」
ハロウィン回o(`ω´ )o文章増量でお送りします。
我が家転生…「我は無限の竜脈使い?」…が眷属 …育成計画中なのですw
第107話「ハロウィンの夜・墓場からコンニチワ」
竜脈生活74日目。
つまり、本日は10月31日である。
ちまたは「ハロウィン」で賑わっているのだろうか?そもそも、危険なウィルスが出回って縮小ムードだとは俺でも知っている。ネットサーフィンが出来て本当に良かった。情報は力なりだ。
しかし我が家は完全なソーシャルディスタンス(?)状態である。隔離状態とも言う。
だからただ今、せっせとカボチャをくり抜いている最中である。
勿論、中身は今晩の夕食にする予定だ。
『お兄ちゃん、カボチャで何を作るの?』
「ふふふ…橘花くん、カボチャで顔を作るんだよ。中にロウソクを立てて置いておくと、深夜零時に墓場から現れた悪霊が取り憑き…悪い子を食べちゃうんだよっ!!ガァァァ!!!」
『嫌だぁぁぁ!!!』
あっ。おばけシーツを作っていた橘花くんが絶叫した。ソファに飛び込んでガタガタ震えている。やり過ぎちゃったか(汗)。
『兄上。橘花は、そのカボチャで何の夕飯を作るか聞きたかったんだと思いますよ。』
ああ、そう言うことか。せっせとおばけシーツを作成するもう1人は菅原くんだ。一応、おばけ役はクロちゃん弟と、この2名の予定なのだ。
「ごめんごめん。冗談だよ〜。カボチャのポテトサラダとカボチャスープだよ。甘くて美味しいよぉ?」
『…ホントに甘いのぉ?』
「うんうん。甘〜いよ?」
ニカって橘花くんが泣き顔を上げた。ふふ。その変な顔に思わず笑ってしまい、また怒られてしまったが、精霊ってお化けが怖いのか?俺には違いがよく分からないんだけど?
ハロウィンの本番は夕方からだ。それまでに準備を完了させなければならない。だからお昼は軽めにスパゲッティーでチャチャッと終わらせるつもりだ。
ちなみに、本日の課金ガチャは「マタタビ」であった。ロンちゃんとハナちゃんは大喜びであったが…ハズレである。
副音声『旦那様、カボチャの中身を貰っていくぞ?』
「ああ。下ごしらえを頼むぞ、ビビさん。」
1階担当メイドのビビさんがボウルに入ったカボチャの中身を持って行った。
あのカボチャの種とか、多分、プランターに埋めたら芽が出てくる予感がする。だが、どうせロクでもないもの(?)が生まれるだけだから危険だな。やめておこう。
音声【多分、カボチャの馬車になる程度じゃないですか?それも面白そうですね?】
「こらこら。口は災いの元だぞ。」
俺が言うのもなんだが、2L (トゥエル)ってばボーイな美少年になって、ますます楽観主義になって来た気がするぞ。誰に似たんだ?
『2L (トゥエル)さんと兄上は似てますね。って、性格がですけど?』
ガビィ〜ん。なんて事を言うんだ、菅原くんはっ!?顔は…まあ、似てないよね。俺ってば、おっさんだし(汗)。
音声【あっ。それは嬉しいですね。今後とも精進していきますよ。フフフ。】
何を精進するつもりだ、お前は?
◇ ◇ ◇
そもそも、ハロウィンとは何なのか?それは俺も知らない。
お化けが来るぞ〜って、イタズラをされない代わりにお菓子をあげる風習だっけ?
なぜかそれが仮装行列のように進化したのは意味不明だが。
とは言え、数少ない10月の行事である。やるかやらないか?で言ったらやるべきでしょ?
俺は手にカボチャランタンを持って準備をする。
カボチャランタンは自家製で、中にロウソクを仕込んである。なかなか良い出来じゃなかろうか?
「さて、どうかなルル君?」
3階の寝室で準備は整った。振り返ったらそこにルル君がいた。
だがルル君、無言で固まっている。
「あ。これ大丈夫よ?ただのケチャップだからね?」
『フニャ〜?』
仮装行列用にゾンビの恰好をしてみたのだ。なかなか真に迫っていると言うか、Tシャツをビリビリに引きちぎり、包帯であっちこっちをグルグル巻きにしてみた。
顔も包帯で巻いて、アクセントにケチャップをブッかぶった。
ルル君は本当に心配げに『大丈夫なの?』と俺を気遣う。そんなルル君を撫でまくりたい気持ちがこみ上げるが、グッと我慢する。だって、この状態でモフったらルル君までケチャップまみれになっちゃうし!!ともあれ、俺の天使ちゃん最高です。
時刻は夕方の5時。俺は襖をそっと開けて隣の部屋の様子を窺う。
隣の部屋ではおばけシーツをかぶって準備をする弟達がいた。つまりは計3体のお化けがセッティング中だ。
『あははは。お化けだぞ〜っ!!』
橘花くんお化けはやる気十分のようだ。
『やめろよ、橘花!シーツを踏むんじゃないよ!!』
菅原くんお化けは御立腹。まさか菅原くんに限って、お化けが怖いとか無いだろう?
『なんで喧嘩をするんですか?兄上殿に怒られますよ。』
クロちゃん弟お化け、ちゃんと止めてくれ。
『僕はお化けだも〜ん。関係ないもぉ〜ん。』
『お前はいつもいつも、ホントに頭きたぞっ!』
いかん。これはマジもんに発展する予感。俺が止めねば危険である。
『ぐぐぁぁぁああああーーーー!!!!』
飛び出すと同時に、ゾンビ感を全面に押し出してみました。どうでしょうか?俺の演技は。
「…あ、あの演技ですけど?」
『ぎぃやぁぁぁあああ!!!!』
橘花くんの悲鳴が響き渡る。そんな大袈裟な。だが彼はそのまま走り去り、壁にぶつかりバウンドして床に転がった。そしてピクリとも動かない。
「おいお〜い。橘花くん?」
『…兄上殿、ちょっとやり過ぎですよ。』
クロちゃん弟お化けが呆れて言った。いや、だってそんな事を言ってもね?
「でも面白かったでしょ?ね、菅原くん?え?」
菅原くんお化けは固まったまま動かない。こちらもピクリとも動かない。
『お、おい、菅原?』
クロちゃん弟お化けがユラユラと揺すると、菅原くんお化けは…バターンキュウと倒れてしまった!
「まさかの、立ったままの気絶だとっ!?死ぬな菅原く〜ん!!!」
想定外すぎる。しかし、菅原くんにも弱点があったのね?
「申し訳ありませんでした〜!!」
俺は土下座をした。怒り満面の橘花くんと菅原くん。しかしお化けシーツをかぶっているので、表情はよく分からない。そもそも土下座するゾンビとかどういう画だ?
『…兄上。もう二度とやらないで下さいねっ!!』
『お兄ちゃん、嫌いになるからねっ!!』
あわわわ。兄、絶望です。兄は精一杯に謝り倒し、ようやく許しを得て安堵した。
「さあ!気を取り直して、仮装行列GOだ!!」
ゾンビな俺は、シーツお化け3体を引き連れて、ゆっくり階段を降りて行く。ああ、変な気分だな。
『兄上殿、2階に到着ですね。』
「うむ。総員、静粛に!2階に侵入するぞ!!」
『いくぞぉ〜!』
『あっ。ちょっと待てよ、橘花!!』
うわぁぁぁ!!と俺たちは雪崩れ込む。対象は観葉植物6姉妹だ。そして目的はお菓子の強奪だ。
『はいはい。お菓子はココよ。1列に並びなさい。』
『うっ!?』
『乙女姉上!?』
出鼻を挫かれた。既にそこには乙女ちゃんを筆頭に、お菓子配り前提で観葉植物6姉妹が勢揃いしていた。手に手に籠を持ち、中にお菓子が準備されていた。一体、誰の入れ知恵だ?
だが俺は挫けない。
「ごぉおお。お菓子をぉおおよこせぇぇぇ!!」
『『『ヒソヒソヒソ…ヒソヒソヒソ。』』』
俺がゾンビ感を出している横で、ヒソヒソヒソとうるさいな??
『ヒソヒソ…アレ、地祇様だよね?なに、すごい男前オーラじゃないか??』
『ヒソヒソ…ね!顔を隠してるけど、スゴくカッコ良くない??』
『ヒソヒソ…あなた達、失礼でしょ!…でも、いいわね。すごくイイわね。』
上から順に芍薬、鳳来、千歳である。
ん?なにやら雲行きが怪しくなってきたぞ?
『あっ!!ゴディバだっ!!僕のチョコだっ!!』
ああ、やっぱり橘花くんは根に持っていたようで。
『ヒソヒソ…ああ、私の神よ。素晴らしいですね。ゾンビ姿が最高です。』
『ヒソヒソ…理性よ。理性を忘れては駄目よ、葛葉…。』
『はぁ。こんな事になるとは思ってたわね。』
上から順に榊、葛葉、八手である。
お菓子を配りながらも、その視線は俺に注がれている。
「これはアレだな…一旦、退避ぃぃぃ!!!」
俺なゾンビは2階から脱走した。ゾンビ感を出しての逃走なので、出会い頭のチョメ君がひっくり返っていた。
「悪い子はいねぇがぁぁぁ???」
『チ、チュ!!??』
あっ。ちょっと主旨が変わってました。ごめんごめん。
そして背後には、ちょっと遅れてきたシーツお化けが合流した。
「みんな、大丈夫か?お化け魂は無事か?」
『お化け魂って何ですか、兄上殿?』
『お化け1号、無事ですよ。』
『オバケ2号デス。』
ふむ。では進撃再会である。場所は変わって1階に突撃だ。
階段室警備担当兼侍従見習いのニャイの敬礼をスルーして、扉を開け放つ!
「お化けですよっ!!」
『お菓子を下さい!!』
『『『『お待ちしておりました〜!!』』』』『ワフッ!』
1階居間。またしてもお菓子を配る気満々のメイド5人衆が整列してのお待ちかね。
まあ、間違ってはいない。間違ってはいないのだが、このサプライズは違う気がするのだが?そもそも、うちの家族はハロウィンなんて知らない筈なのに。
音声【閣下、楽しんでおられるようで幸いです。フフフ。】
「お前か、2L (トゥエル)!?」
犯人を確信。確かに天使なら知っていてもおかしくないな?あれ、知ってるの?
音声【ハロウィンとは、古代のケルト人が起源とされる祭りでありまして、現代の民間行事に組み込まれるにあたり、本来の宗教的な意味合いはほとんど消滅しています。しかしながら、ドルイド祭司たちが、かがり火を焚き作物と動物の犠牲を捧げたこの祭りは、異界の門を開くほどに神聖なものだったと言われています。そして、果樹園の女神でリンゴをシンボルとしていた女神ポーモーナを讃える祭りでもあります。】
解説が長ぇよ。そして、聞いたこともないそんな説を聞かされても頭が理解出来ないよ。
「…え?林檎の女神様なんているんだ?」
副音声『ということで、旦那様。アップルパイを作ってみたぞ!』
ビビさん、大皿に特大のアップルパイを持ち出してきた。どういうことで作った?
「アップルパイはとりあえず置いて、ハロウィンってカボチャじゃなかったっけ?」
あれ?そう言えば、俺ってカボチャのランタン、どこに置いてきたんだっけ?
音声【本来はカボチャではなく、カブを使用していたようですね。この風習がアメリカに渡って来た際に、カボチャに変化したようです。生前に堕落した人生を送ったまま死んだ者の魂が宿り、ジャック・オー・ランタンと呼ばれます。】
「ちょ、ちょっともう良いよ。怖いからやめてくれる?」
そう言えば、2階に置きっ放しだったな、カボチャのランタン。
視線をずらすと、うちのシーツお化け3体もお菓子を貰い終わったようだ。
「お化けシーツ一同。お菓子を確保したか?」
『兄上殿、もう十分ですね。』
『お化け1号は確保完了!』
『オバケ2号モデス。』
ふむ。そうか。ならば我が家のハロウィンもこれで終了だな。
特に何事もなく終わってしまったな。終わってしまえばこんなものだろう?
『あれ?お兄ちゃん、ソレ誰?』
ん?2階から降りて来たばかりと思われるその声は、紛れもなく橘花くんそのもので、隣には乙女ちゃんも立っていた。
あれ?じゃあ、シーツお化けの数が合わないんじゃないか?
『どうしたニョロか?亜空間が開いているニョロよ?』
ヒョッコリ顔を出した4R (シリュウ)がそう言う。仏壇の上のシーちゃんもコクリと頷く。
『えっ!?これ、橘花じゃないんですかっ??』
菅原くんが驚いてシーツを脱ぎ捨てる。そして後ずさる。
そしてもう一方はクロちゃん弟だ。クロちゃん弟も顔を出した。
「…え〜と、お化け2号は…誰ですか?」
俺は意を決して問いかける。とは言っても、どうせ我が家の仲間がお化けの真似をしているに違いない…そう思っていましたとも。その時までは。
『俺ハ、オバケ2号…アレ?俺ダレ?ココドコ?』
おいおい、おかしな展開になってきたぞ。さすがにこのままには出来ない。既に橘花くんの顔は青いし、菅原くんもヤバい事になっている。
「動くなよ!シーツを取るぞ?…エイっ!!」
2号のお化けシーツが床にゆっくりと落ちた。
そして露わになるその姿。
『ぎやぁぁぁぁあああーーー!!??』
例のごとく、橘花くんの悲鳴である。
「あっ。菅原くん??」
例のごとく、菅原くんは立ったまま気絶していた。逆に器用だよね。
それはカボチャだった。カボチャに目と鼻と口が開いている。そして中には火が灯ったロウソクが揺れている。
「これはあれだな…俺の作ったカボチャのランタンだな?」
音声【これは珍しいですね。これは真性のジャック・オー・ランタンですよ?】
なんだよ、真性のジャック・オー・ランタンって?偽物とかあるのかよ?
しかし、確かにこれは奇怪だなぁ。頭はガボチャで、身体は不恰好だが衣をまとった根っ子のような手足。
「これがジャック・オー・ランタンかぁ。で、そのジャック・オー・ランタンがなぜに我が家にやって来た?」
『分カラナイ…ズット暗闇二居タ…。』
ふ〜む。分からずじまいじゃないか。
「とりあえず、ハロウィンだからこんな事もあるよな?で、ジャック・オー・ランタンは帰る場所はあるのか?」
『…分カラナイ…思イ出セナイ。』
どうしたもんかな、コレ?帰る場所が分からないのに、帰れとかちょっと冷たいよな。
『兄上殿に所縁のある魂とか、そんな可能性はありませんか?』
おっ?さすがはクロちゃん弟だ。目の付け所が違う。天才かっ!?非常にモフりたいけど、クロちゃん弟が身構えている。あのゴーグルカッコいいなぁ。
「んじゃま、思い出すまで居ればいいさ。で、ジャック・オ…面倒臭いな。名前が長すぎるっ!!J・O・LでJOLと名付けよう。」
『兄さん、なんでジョリュなの?ジョルの方が良くないかしら?』
乙女ちゃんの言う事ももっともだ。だが何か勘的なものが訴えるのだ。
「ジョルじゃなくてJOLだな。多分、それが良いと思う。」
『ふ〜ん。』と乙女ちゃんが聞き流した。ツッコミ無しかい。
こうして、我が家に「JOL」が加わると言うサプライズが起きた。
気絶から回復した両名は、ビクビクしながらも食卓に着いて、甘いカボチャのポテトサラダとシチューを堪能していた。
JOL的にはどうなんだろう?自分の頭の中の具材を食べられているわけで。
『別ニ…何トモ思ワナイヨ…。』
「そうなんだ。食べる?」
『…食ベレナイト思ウヨ。』
ちなみに、2L (トゥエル)の解析では、JOLの種族は「闇霊族」で階級は「カボチャ男」であるらしい。樹霊では無かった。ベタだね。
さて、最後にアップルパイを皆で食べたのだが、ここで真のサプライズが発生したのである。
『あっ…兄さん、私、今なら本体に融合出来ると思うの!!』
「え?急に何を言っちゃってるの、乙女ちゃん?」
アップルパイを一口かじった乙女ちゃんは急に立ち上がり、階段を全速力で駆け上がって行った。
『お、おい、乙女!!今、何時だと思っているんだ??』
さすがのクロちゃん弟も動揺を隠せない。咥えたアップルパイが床に落ちる。
だが、これを放置するわけにはいかない。今日は朝からドタバタしている気がする。
「行ってくる。2L (トゥエル)も来てくれ!」
音声【はっ!了解しました。】
万が一に備えて2L (トゥエル)も同行させる。
しかし脚が重い。俺も歳かも知れない。階段がキツい。
音声【閣下、急いで下さい。】
「はぁはぁ。分かってるよ〜。」
そうして息急き切って、屋上の扉を潜る。
そこで目にした物とは…乙女ちゃんの本体である林檎の苗木が黄金色に輝く姿だった。
「はぁはぁ…乙女ちゃん?…は居ないと言うことは、本体の中か?」
音声【そのようですね。彼女の中に、とても強い加護が発生しているようです。これは…女神ポーモーナーの干渉ですね。】
ああ。林檎の女神って人でしょ?ハロウィンをやって、林檎を食べたからの干渉って言うことかな?
「どうしたもんかなぁ?乙女ちゃんは既に契約済みなんだけど、菅原くん達のようにやってみるかな?」
それに、急がないと黄金色の光も消えちゃいそうだし。
音声【閣下の望まれるままに。】
はいはい。天使っていいよね。階段もフワフワ飛んで行けるしさ。
俺は右手を林檎の苗木に添える。何というか、とても清々しくて爽やかな風を感じるというか、でもちょっとうるさいというか、まさに乙女ちゃんの心を感じた。
「乙女ちゃんは頑張り屋で、とても面倒見が良くて、家族思いの良い子だと俺は知ってるぞ。そしてお前は俺の…その、い、妹だな。うん。妹です。」
黄金色の輝きが弾けた。そしてその輝きが集約し、乙女ちゃんの姿を再構成する。
勿論、乙女ちゃんの本体である林檎の苗木は消えていた。プランターの鉢植えだけが残されている。
『兄さん…ありがとう。』
「え…いや、こちらこそ。」
なんだこれ。面と向かって言われると恥ずかしいな。モジモジしてしまうじゃないか!?
だって、ちょっとだけ乙女ちゃんは大人びた雰囲気になってるし。
音声【中学生じゃないんですから、2人ともシャキッとしてくださいね。】
そんな言い方ヒドい!?
2L (トゥエル)はボーイな美少年になってから、言動がヒドいよね??
ちなみに、乙女ちゃんを契約鑑定した身体情報は下記だ。
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乙女ちゃん♀
種族〈林檎の樹霊→聖実の樹霊〉 (NEW)
階級〈小精霊→花聖霊〉(NEW)
カテゴリー〈1.9+〉↑
戦闘力 15
防御力 15
生命力 18
回避値 18
知能値 15
器用値 19
魔力値 20
木属性18↑
聖属性19↑
戦技
鞭打ち
薙ぎ払い(NEW)
心眼(NEW)
固有戦技
林檎の香気(NEW)
固有能力
精霊核〈ロードナイト〉
騎乗Vr〈ペルソナ〉時間制限1800秒
竜脈補正効果(兄妹契約)(NEW)
聖実の巫女の加護〈感応+〉(NEW)
能力
慈愛 林檎 花 精霊 浮遊 騎乗 天賦 共鳴(NEW)樹生(NEW)自己再生(NEW)
精霊系術式
花精の接吻(魂縛・隷属化)
花精の洗礼(目眩し・幻覚)
花精の運命操作(幸運・不運)(NEW)
称号
田崎家の弟〈長女〉
装備
火坑の薙刀(薙刀)
属性:宝貝LV150〈秘跡武具級〉
付属効果:明珠の忌火
自己再生α
耐久値:240
高位花霊族の正式上衣〈服〉(NEW)
属性:木属性LV200〈秘蹟武具級〉
付属効果:物理特性〈木属性〉200%障壁
自己再生・自己修復・自己進化
耐久値:400/∞
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この数値は菅原くんを大きく引き離して、座敷童子の紅葉さえ追い抜いている。
これが種族と同時に階級が進化した影響だろうか?
聖実の樹霊に花聖霊か。
何よりも、契約が兄妹契約となって上書きされている点が要注意だな。
こんなサプライズを締めくくりに、我が家のハロウィンは幕を閉じたのだった。
◆ ◆ ◆
田崎 蓮人
種族〈秘匿種(真人)〉
階級〈地祇〉
所属国〈災害竜脈の地〉
カテゴリー〈23.4+〉
戦闘力 536+12
防御力 464+12
生命力 460+12
回避値 442+10
知能値 60+2
器用値 25
魔力値 662+20
無属性516+10
地属性548+10
固有能力
竜脈適正「最高位」
幸運の加護
雷霆の守護
世界卵の選別
蓬莱の恩恵
王桃の系譜
全能神の祝福
異種言語LV1
宝物庫〈Ω〉
能力
打撃 調理 計算 博識 精密操作 努力 竜脈 再生 霊子
統治 隠密 命名 還元 猫愛
召喚系術式
契約
契約破棄
契約鑑定
召喚
送還
眷属召喚
眷属送還
眷属探知
眷属鑑定
竜脈の盾
眷属
E5(エコ)さん
DS (ディス)さん
4R (シリュウ)
G3(ジザ)さん
2L (トゥエル)
契約
ルル君
金さん
チョメ君
ミミちゃん
シーちゃん
ミチ
花子さん
タロさん
ロンちゃん
クロちゃん
ハナちゃん
ハッピー
シマ
カア君(若彦)
乙女ちゃん
ユズリハ(野良ネズミさん)
紅葉
菅原くん
橘花くん
リコピン
称号
竜脈使い
装備
魔弾・オレイカルコス〈魔銃〉
属性:中炭素鋼改LV220〈秘跡武具級〉
付与効果:神の遊具〈風属性〉
月光核〈新月〉増幅20%
耐久値強化〈合金〉
耐久値:400+α
E5(エコ);)6}<da¥
種族〈電子のsZ|>?€〉
階級〈£#]の蝶妖精$/Ⅷw)-〉
属性:€\%|?}\+
カテゴリー〈-s72&〉
耐久値:-7hxi-?,
ボロボロTシャツ〈服〉(NEW)
属性:化学繊維LV5〈通常級〉
付与効果:ゾンビ仕様
ケチャップ抵抗
耐久値:5
下ジャージ(PUMA)〈服〉
属性:化学繊維LV20〈通常級〉
付与効果:物理抵抗
保温
耐久値:50
◆ ◆ ◆