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おれは人間サラブレッド ANATA号  作者: 桐生 ハム太郎
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第17レース

☆第17レース☆


天転ファームに来てから結構な時間が経った。

馬になって不便だなと思う事の一つに行動範囲の制限があり、人間だったらこんな事もカレンダー見れば終わる話も馬だと自由がないからすぐ分からなくなる。


そんなある日、また例によっておれの元に権藤のおっさんと花子さんがやってきた。

花子さんはまたスーパーのレジ袋を手に持ってる。


今日は玉ねぎじゃねーだろうな〜?

軽く戦慄が走る。


「アナタ、アナタ、今日はね貴方に美味しいりんご持ってきたのよ!」

ま、まぢ?

ばぁちゃん、やっと分かったようだな(笑)


おれは花子さんの差し入れのりんごをひたすら食べる。

お〜、今日はとても良い日だわ〜

ヽ(´▽`)/


そして、しばらくすると権藤のおっさんの元に天転ファームの支配人でマネージャーの木曽路がやってきた。

「いやー、アナタも選ばれた以上は恥ずかしくないレースはさせられません。問題は長距離輸送だけだと思いますが、まぁ神経の図太い馬だし問題ないと思いますよ」


ん?

おれの次走は弥生賞ちゃうの?

まさかきさらぎ賞なんか出るわけじゃないし、なんだ?長距離輸送って…。



そして、その答えは藤平先生の元に帰厩してすぐに分かる事になる。



「あ」


「これ、もしかして…検疫ってやつじゃね?」



なんか嫌な予感のオンパレードののちにたどり着いたよ。



ヲイ、ドバイかよっ!!w w w w w w w w

おれ、ここでUAEダービーに出るのね(笑)






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