表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/17

1-4

挿絵(By みてみん)





 大広間から繋がる廊下の、ある一室の前でレイは足を止めた。自分の感覚野が織り成す読心リーディングを頼りに、細い糸を手繰り寄せるかのようにして辿り着いたのがここだった。その部屋のドアを静かに開け、そっと室内に入る。電気をつけ、暗い部屋を明るくして部屋のなかを見渡すが、室内には女の子どころか、生存者すら姿が見当たらなかった。しかしレイは、自分の感覚が間違いではないことを確信していた。それは、最初はか細く弱々しかった女の子の思考が、少しずつではあるが明瞭に把握できるようになってきているからだった。


「これは……歌、か?」


 まだ微弱ではあるが、『女の子が旋律メロディらしきものを、頭のなかで紡いでいる』らしいことをレイはなんとなく理解した。室内を軽く調べてみる。壁伝いに歩きながら、自分の感覚野を頼りに歌声の元を探った。レイはもっともよく旋律を受信できるところで立ち止まり、そこの壁を手でノックしてみた。聴こえてきたのは、一家が暮らす邸宅としては不自然な空洞音だった。レイが不審に思い、その辺りの壁を覆っている壁紙を引き剥がしてみれば、果たしてそこに隠されていたのはロック式のドアだった。こんなものの存在は、最初にA.L.I.V.E.に送られてきた立体構造図ソリッド・ビジョンには記されていなかったはずだった。


「タイプは……信号受信型か。にしても、壁紙を上張りするだけなんて、随分とテキトーだな」


 どこかにこのドアを開けるための信号を発信する端末があるはずだが、当然この室内にそんなものがあるはずもなかった。いくら管理がずさんとは言え、安易に踏み入らせはさせないためのロックであるはずだ。レイはドアロックを施していると思しき部分を見定め、その外装を手持ちのナイフを駆使して外した。この手のロックシステムは、ロック解除するための別端末の故障を想定して、別手段でのロック解除ができるようになっていることをレイは知っていた。

外装の向こうには、裸になった内部構造と、何かしらの端子をはめ込むためのジャックがあった。レイは部隊に至急されている携帯型多機能端末――通称PADを取り出して内蔵されているケーブルを引っ張ると、そのジャックに差し込んだ。PADケーブルがそのジャックに合致するプラグに自動で変形し、接続が完了する。レイはPADからロックシステムに干渉しながら、ロックを解除するためのアプリケーション・ソフトウェアを起動し、システムの解析を図った。が、一定のところで解析は、パスコード未入力によるエラーを告げて停止してしまった。

 レイは溜め息をつきながらPADを操作し、一つの宛先を引っ張ると、そこにアクセスして通話を試みた。すぐに通話は繋がり、PADの真上に空中映像ホログラムが映し出される。映っているのは、通信先の端末から覗ける通話相手の姿だった。


『もう随分と遅い時間ですが。あなたに常識はなくて、坊や?』

「任務なんだ、仕方ないだろ。……それとさぁ、他の奴らも含めてだけど、お前らはいったいいつまで俺を子供扱いするんだ?」

『べつに子供扱いしているわけではないですよ。ただ皆、あなたが鼻水垂らしながら母親を恋しがる時期から知っているというだけの話。呼び名なんて、今さら変える必要ないでしょう?』

「大アリだ。俺のプライドが異議申し立てしてる。それなりに成長だってしたさ」

『あら。たかだか呼び方の是非に、自尊心を根拠に呈するとは。あなたもまだまだ子供ですね』

「うっせ。さっさと仕事しろよ」

『もう終わりましたわ』


 レイがPADに目をやると、遠隔操作によってロックシステムのパスコードが自動的に入力され、アクセスを開始していた。やがてロックは解除され、行く先を塞いでいたドアが開いた。


「いつも仕事が早くて助かるよ。またなにかあったら連絡する。まだ休むなよ」

『わかってますよ。任務ですからね。坊やも気をつけてくださいな』

「お気遣いどうも」


 ドアの先には、下り階段が続いていた。全体的に暗く、一定間隔で点いている明かりがかろうじて段差を照らしていた。レイが見る限りでは階段は一直線に下っており、一見すると果てしなく続いているように思えた。レイは携帯していたフラッシュライトを取り出して拳銃のアンダーレイルに取り付けると、奥を照らしながら歩を進めていった。

 はっきりと底が見えるまで、意外にも時間はあまりかからなかった。奥から光が漏れ出てていることに気づいたレイは、慎重にそこへと近づいていった。

 そして、レイはその先に行き着いた。




「なんだ、ここは……」


 思わず、驚愕の言葉が口を突いて出た。




 その部屋は、純白だった。どこを見ても白く、暗かった階段から一転した色調に、レイの目はまだ順応しきれていなかった。様々に張り巡らされている装置も外装は白く、神々しさよりもまず、不気味さが襲ってくる。


「……おい、オージッド。こんな地下施設の存在は聞いてないぞ? どういうことだ」


 レイは振り返ることもせず、自分が入ってきた出入口に尋問した。まるでそこにオージッドがいるかのようだった。果たしてそこにいたのは、構えていた銃を下ろすオージッドと、レイがこの場にいることに驚いた様子のダニエル=カーターだった。


「なぜお前がここにいる。退去しろと命じたはずだが」

「すまない。でも、さっきから女の子が歌を歌っててさ……」

「歌だと?」


 オージッドは確認を求めるようにダニエルを見た。ダニエルは小さくかぶりを振った。


「私には、『天使』がどのようなことを思っているのかはわからない。彼女は、声を失っているから。でも、そこの彼がその歌を伝ってここまで辿り着いたと言うなら、彼女は心のなかでは歌を歌っているんだろうね」


 ダニエルが部屋の中央へと歩いていく。そこにはあらゆる機器から伸びている配導線が接続された、寝台装置があった。ダニエルはそのすぐそばまで行くと、装置のなかを手で示した。


「彼女が『天使』だ」


 オージッドとレイも装置へと近づく。しかしレイは装置のなかの存在が目に見えたとき、思わず歩を止めてしまった。あぁ、なるほど、と思った。確かに、そう思わずにはいられない。

 彼女を天使と呼ばずして、誰を天使と呼ぶというのか。

 ガラス張りになっている表面から覗けるのは、安らかに眠っている一人の少女だった。絹のように滑らかな銀髪。華奢ではあるが綺麗な曲線を描いている体躯。一糸纏わない裸体からわかる透き通った肌。美しすぎるくらいに整い、畏怖すら与えてしまいそうな顔貌。年齢は15にならないくらいだろうか。あどけない寝顔には幼さが残っていた。ちょっと頬を突けば寝言を漏らしてしまいそうな、そんな雰囲気が彼女にはあった。

 レイは、感動とも畏怖ともとれるような感情を隠せないまま尋ねた。


「こ、この少女は、ガイノイドなんですか……?」

「いや、ちゃんと心臓が血液を送り出しているよ。彼女は紛れもなく生態系の一員だ」


 レイは身震いした。 ここまで大層な装置に繋がれて安置されているこの天使の如き美少女が、自分と同じ人間なのだということをレイはすぐに信じられなかった。


「……ダニエル=カーター。あなたに一つ聞きたい」


 少女に目を奪われていたレイは、オージッドの張りつめた声調で我に返った。目を向ければそこでは、険しい表情をしたオージッドが、ダニエルをきつい眼差しで見据えていた。


「私の思い違いでなければ、これはずっと昔に禁じられた技術で、なにがあっても発動してはならないとされたものであるはずだ。それがこうしてここで起こっているのはどういうことだ」


 レイは耳慣れない言葉に反応した。禁じられた技術、オージッドはいまそう言っただろうか。

 依然としてオージッドの表情は険しいままで、その様子は明らかにダニエルを咎めていた。それに対してダニエルは、小さく頷いてみせた。


「きっと、君が想像していることは正しい。この子に用いられた技術は重大な都市法違反だ」

「都市防衛省に所属するあなたが、なぜその禁忌を抱えている。よもやあなただけの資金でそこの少女が産まれたわけではあるまい。都市は自ら都市法を違反したというのか? 都市は一体なにを企んでいる」


 オージッドは矢継ぎ早に問いただす。しかしダニエルは黙ったまま、なにかを考えているかのように目を伏せていた。一方レイは、二人の間のやりとりが緊迫していること以外にはなにもわからず、ただ一人、心中で疑問と向き合っていた。禁じられた技術……それは一体? それを使うことで、都市はなにを得ようとしたというのだろう……


「――バイオロイドだよ、レイ=オブズフェルド」


 直後、この場の空気が一気に変わった。

 ダニエルと近い位置にいたオージッドはダニエルを背に庇い、レイはすかさず愛銃を手に取り背後を振り返って構えた。銃口は地下施設の出入口に向けられ、その先にいる人物に容赦なく照準を合わせていた。


「やけに物々しい対応だな。びっくりした」

「誰だ! 関係者なら所属を言え!」


 レイの叫ぶような詰問には答えず、その者は小さく笑いながらこちらへと歩んでいた。


「真人間と、それを庇う機械の男。そして銃を向けるのは継ぎ接ぎの人間(、、、、、、、)、か。こうして並べてみると奇妙だな。正面から見ただけではまったく判別がつかない」


『継ぎ接ぎの人間』と評されたレイは、気づけば表情から感情が消えていた。少なからず自分のことを知っているらしいことに、驚きよりもまず警戒心が先に沸いていた。

 その者は、静かに室内に入ってきた。ゆったりとした足取りで、長い黒髪を左右に揺らしながら。足元から徐々に光に照らされていくその姿から、その者が少女であることがレイにはすぐにわかった。




 そして、その少女が室内に入ってきたとき、レイの警戒心は完全に驚愕へと上書きされた。




 レイは思わず後ろの寝台装置のなかを見た。そこにはちゃんと、変わらずに眠り続ける銀髪の少女が確かに存在している。では、いまさっき室内に入ってきた少女はなんだというんだ?

 髪の色を除けば、まるっきり、瓜二つだ(、、、、)


「驚いているようだね、私の大事なソーシアム。それは私の服装を見てのことかな?」


 少女は、レイの目を見ながら片手でひらりとスカートの裾を持ち上げてみせた。確かに彼女の格好は不自然だった。高校の学生服を着用していながら、脇に抱えるようにして中距離ライフルを手にしている。


「この格好だと、衆人観衆のなかにいても不自然じゃないだろう? それに自分で言うのもなんだが、私によく似合っている。あぁ、銃はその辺の死骸から拝借したよ。悪いね」


 少女は何食わぬ顔でそう言った。しかし、いまのレイにはそんなことはどうでもよかった。そんなことよりも……


「言いたいことはわかる。私の姿かたちのことだろう? それについては難しいことはなにもない。そこで寝ている少女は、私の遺伝子を使って造られたバイオロイドなのさ。私と容姿が同じでも不思議はない。でも、どう? 私の黒髪のほうが綺麗だとは思わないか?」


 少女は銃を手にしていないほうの手で自分の髪を梳き上げてみせた。長くてつややかな黒髪は、すくった水が指から流れ落ちていくかのようになめらかだ。レイはその仕草を目にしながら、はっ、となって尋ねた。


「バイオロイドって、もしかして……!」


 レイの言いたいことを理解したのか、黒髪の少女はすぐに肯定した。


「そう。そこで寝ている少女は、生物工学的に人間の遺伝子を操作することで細胞レベルから造り上げられた、いわゆる人造人間だ」


 人造人間。他者によって作られた人間……あそこの眠っている銀髪の少女が?

 黒髪の制服少女は続ける。


「都市の人間人口の極端な低下、加えて機械人口の急増化に人類滅亡の危機を感じた都市が導き出した、最初で最後の人間人口増加計画。それは人間と同じ肉体を持つ存在を人工的に作り出し、それを大量生産して一般販売するという、倫理もなにも存在しない手法だったわけだ。その際に要となったのがバイオロイド技術。都市側としては生身の身体を持つ美男美女が誰にでも買える商品となれば人口問題は解決できると考えていたのだろうが……残念なことにバイオロイド技術は、金がかかるくせに結果の伴わない代物でね。莫大な費用と高度な技術力の必要性は当初から問題視されていたのだけれど、技術者たちも人間の衰退ぶりに焦っていたのか、かなりの無理を押し切ってバイオロイドの生成は進められていった。が……」

「――結果は散々だった」


 少女が切った言葉を、オージッドが引き継いだ。


「費用を注ぎ込む割には成功例はまるで現れず、次第にこの技術の性質から、人権問題などの倫理的な障害も立ち塞がったために計画は永久凍結。以後、バイオロイド生成は絶対に侵してはならない禁忌とされた。……ふん、どうやらよく理解しているようだ」


 オージッドは少女を睨む目つきを一層深めた。


「貴様、何者だ。この件とどう関わっている」


 詰問口調が気に食わなかったのか、少女はだるそうに肩にかかっている黒髪を背中へと流すと、オージッドには見向きもせずにその眼差しを別の人物へと向けた。


「ダニエル=カーター、久しぶりだな」


 黒髪の少女が言った。ダニエルは少女が持つ銃を凝視している。少女は無表情で、内に秘めている感情は見ただけでは理解できなかった。そこにあるものが申し訳なさや悔しさであることに、読心リーディングを有するレイだけが気づいていた。


「今回の件に関しては、済まなかったと思っている。結局、君の家族を巻き込む結果となってしまった。でも、これで理解できただろう。彼らの執念深さと徹底ぶりがどれほどのものなのか。……わかっているな? これが、私から君にしてやれる最後の行動だ」


 言い終えて、少女は中距離ライフルを構えた。その先はまっすぐダニエルに向いている。


「さよならだ、ダニエル=カーター。もう会うことはないだろう」


 オージッドはすかさず腰から拳銃を抜き出し、少女に向けた。鈍く輝く銃の黒いフォルムは、純白の部屋にはあまりにも不似合いだった。レイも愛銃を構え直し、少女の頭部に狙いを定めながら読心に努めた。


「レイ、あの少女が射撃する瞬間を見極めろ。お前の迎撃に合わせて俺も動く」

「わかってる」


 感覚野が感情を受信していく。ダニエルの緊張、オージッドの人命保護への使命感。

 そして、レイがそのベクトルを少女へと向けたとき……


「……え?」


 レイの思考が急停止した。目の前で銃を構えている少女から視線を外せなくなる。

 少女はレイに、笑顔を向けていた。まるで本当に会いたかった者に出会えたような、心からの美しい笑顔を。その様子に惑わされたレイは、ほんの一瞬、読心から意識が完全に削げ落ちてしまった。そして銃声は、その一瞬のあいだに響いた。

 レイがその次に聴いたのは、人が倒れる音だった。


「おい、大丈夫か!」


 オージッドが叫んでいる。ということは、倒れたのはダニエルだろうか。

 少女は再び引き金を引いた。絶え間なく放たれる弾丸は部屋中央の寝台装置を狙い続け、装置はたちまち火花を散らせて破損していった。レイは我に返り、少女の中距離ライフルを狙って射撃ショット。弾丸はライフルに着弾し、少女の手から銃がはじかれた。オージッドはすかさず落ちた銃を遠くに蹴飛ばすと、自分の銃を少女目がけて撃ち出す。しかし少女は、もうその場にはいなかった。


「――また会いに来るよ、私の大事なソーシアム。そのときはこのような邪魔が入らないことを祈っている」


 施設出入口からレイを見つめていた少女はそう言い残すと、背を向けて走り去っていった。レイは呆然とし、いまだ構えていた銃を下ろすことができなかった。


「レイ、なにをしている! 早く追え!」

「わ、わかった!」


 慌ててレイも地下施設をあとにする。階段を駆け上がり部屋を出て廊下へ。読心によって周囲の感情の位置を把握していると、大広間の方から3人の人物がこちらへと向かってくることを把握した。見ると、こちらにやってきているのはコトミ、ナタリー、ディソルだった。


「おい坊や! さっきの銃声はなんだ!」

「侵入者がいた! ここに来るまでに黒髪の少女を見なかったか?」

「んなもん見たらひっ捕らえてるさ! 状況は!」

「この部屋から入れる地下施設でダニエル=カーターが撃たれた! すぐに救護班を要請してくれ! 俺は少女を追う!」

「俺も行くよ。コトミは救護班に連絡、ナタリーは地下施設とやらに行って状況を確認だ」

「「了解!」」


 コトミとナタリーがそれぞれ行動に出る。レイは大広間とは反対側、寝室の方へと走った。ディソルもそのうしろについてくる。


「レイくん、侵入者の場所はわかってるのかい?」

「ああ。あの子、俺たちが最初に潜入した場所から逃げるつもりだ」

「3階寝室か……! でも、そんな高さからどうやって」

「人質を逃がす際にもそこを使ったんだ。きっと脱出用のソフトワイヤーが垂れ下がってる」


 レイは速度を緩めることなく、持ち得る限りの全力で足を動かしていたが、その顔つきは悔しさで歪んでいた。読心によってレイには、彼女がもう3階寝室の窓に到達していることがわかっていたからだった。

 2階寝室を経由して、3階寝室に辿り着く。ドアを蹴破って中に入るが、室内には誰もいなかった。窓の外を確認してみても、少女の姿はどこにも見当たらない。


「くそっ、遅かったか」


 ディソルは悔しそうに吐き捨てると、オージッドに侵入者を取り逃がしてしまったことを報告した。その間も、レイは食い入るように窓の外を凝視していた。考えるべきことはいくらでもあった。ダニエルと眠っていた少女の安否。バイオロイドについて。黒髪の少女とダニエルの関係。――しかし、上手く考えることはできなかった。


 あの少女が向けた、心からの純粋な笑顔。目に焼き付いてしまったそれは、レイの頭から離れそうになかった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ