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Walker  作者: かぼちゃ団長
祓魔師襲来
4/15

交流

 部屋の中はライトが数個点いているだけの薄暗い部屋だった。

 しかし、部屋の中はかなり広いらしく高級そうなソファやテーブル、また、テレビや冷蔵庫等の家電、奥の方にはバーのカウンターのようなものまで設置されている。

「さぁ、入ってくれ隼人君。薄暗いのは許して欲しい。強い光に弱いものも居るのでね」

 隼人は頷くと中へ入っていく。気になったのはほとんど人の気配がしない事だ。確か御堂は「皆も待っている」と言っていたはずだが……。

「む……誰もいないのか?」

「う〜ん? そうみたいっすねぇ、あいつらどこ行った?」

 御堂と春吉も不思議そうに部屋の中を見回している。

 どういう事だろう。「皆」とやらはもう帰ってしまったのだろうか。そう思案にふけっていると突然隼人の後ろから

「皆は今いないの……食料が切れたから……買い出し」

「――!」

 隼人は唐突に真後ろから知らない声が聞こえた事に驚いてしまい思わず声の方向に体を向けながら尻餅を付いてしまう。

「なんだよ、いたんなら気配消してないで普通に出てきて欲しかったんだが?」

 春吉は対して驚きもせず声の主に話しかける。

「だって……知らない人がいるの……」

 声の主は外見を見る限りまだ年端もいかぬ少年、大体小学校中学年か大きく見積もっても高学年位だろう。顔立ちは美形で非常に整っているが、暗く澱んだ目とその下のクマが暗い不気味な印象を与えてしまっている。身長は140cm位で髪は茶のかかったクルクルの天然パーマが特徴的だ。

「その人……誰?」

 少年は弱々しい声で隼人のことを尋ねる。

 何故だろう……こんなに近くにいるのに彼から気配、というか生気というものの一切を感じられない。

「ああ、こいつは俺の通ってる学校のダチで今日から俺たちの仲間さ。ほれ、お前はいつまでそこに座ってる気だよ。まずは起き上がって挨拶だろぉ?」

 春吉にそう言われて隼人は慌てて立ち上がり、自己紹介をした。

「俺は立華隼人。よろしくな、えーと……」

「ククルって呼んで……皆がそう名付けてくれたから」

「ああ、よろしく、ククル」

(皆が名付けてくれた?)

 隼人言葉の端に違和感を感じつつククルと握手を交わすが、彼の手からはほとんど体温をいうものを感じなかった。

「隼人君、この子はね、元々捨て子だったんだ。それで研究者達に実験材料として連れてこられていたんだ」

 御堂が隼人に小声で耳打ちして教えてくれた。

 そうか、捨て子だったから名前が無かったという事か。それで仲間に名前を……。

 隼人は内心で納得し、続けてククルに聞いた。

「あと君以外でこの部屋には誰かいるのかい?」

「ううん、いないの……皆が買い出しに出て行ったあとは僕とケン兄がお留守番だったんだけど……ケン兄もついさっき僕に留守を任せてどっか行っちゃったの……」

「あいつ……また気まぐれでどっかほっつき歩いてるな、絶対」

「まぁ、健一郎の放浪癖はいつもの事だしすぐに戻ってくるだろう。すまないね隼人君、もう少し掛かりそうなんだが大丈夫かい?」

「はい、全然大丈夫です。でもちょっとうるさい奴が一人いるんで一旦電話しに部屋出ていいですか?」

「ああ、わかった。扉が閉まると自動的にロックがかかってしまうから自分のカードキーを使って入ってきてくれ」

「了解です。それじゃ、一旦失礼します」

「おう、どうせその相手理子さんだろ? 電話であんまり長いことイチャイチャしてんなよ?」

「うっせーよ、春吉」

 そう言って隼人は部屋を出て扉を閉める。

 電話を掛けるために携帯を取り出しすと、大量のメールと電話の着信履歴が隼人の携帯を覆い尽くた。 全て理子からのものである。

 若干うんざりしながら通知を処理し、時刻を確認するともう夜10時を回っていた。隼人が穂神に襲われたのが19時位だったので既にあれから3時間経っていることになる。御堂や春吉から話を聞いていたのが1時間程度という事を考えると気絶時間は約2時間。

 つまり、2時間で隼人の体はあの怪我を完治させたという事になる。自分でも恐ろしく感じる生命力だ……。

(おっと、こんな事考えてないで早く電話入れないと)

 はっと我に返り、隼人はアドレス帳から理子の携帯の電話番号を探し出すとコールボタンを押した。

――プルルルル、プルル、ガチャッ

『もしもし! ヤト君!? 今どこ!? 何してるの!? もー! 散々心配したんだからね! あと3分連絡なかったら警察に届けだしてたよぉ〜』

――あっぶねぇ! ギリギリセーフ! あと3分遅れていたら国家権力が俺のために動かされていた!

「あ、ああ。悪いなちょっと立て込んでてな。連絡忘れてた……。あの、警察はやめてほしいな、うん。すごく面倒になりそうだからさ……ね?」

『何? ヤト君? もしかしてなんか悪い事でもしてるの!?』

「違うって(いや、悪い奴にはなってるけど、教会的に)。とりあえず俺はもう家にいるから心配しなくてもいいよ」

『え? そうなの? 私今ヤト君の住むアパートの前に来てるんだけど……。ヤト君の部屋、電気点いてるの見えないよ? 確か2階の204号室だよね?』

「――! いやっ、そっちじゃなくて、今は……友達の家にいるんだよ。泊まる事になっちゃってさ」

(い、一応友達の家……だよな、図書館だけど)

『ふーん……。もしかしてそれって三浦君の家?』

「そ、そう! 春吉の家! 疑うなら春吉にも替わるか?」

『うん。お願い』

(うわー、信用ねーな俺。だが、これで春吉に口裏合わせてもらえれば完璧だ!)

 隼人は素早くカードキーをスライドさせる。

 ピピッと音がして扉のロックが解除されたのを確認すると、春吉を手招きで呼び出し、小声で事情を説明する。

 春吉は呆れたような顔をしながら隼人の携帯電話を受け取る。

「あー、もしもし。お電話替わりました、三浦春吉です。はい、理子さんお久しぶりです。いやぁ、今風呂入ってた途中だったんで時間かかっちゃって。……え? いえいえ、とんでもない、理子さんからの電話なら例えトラックに轢かれて死んでも生き返って出てみせますって――」

 どうやらうまくやってくれてるらしい。こういう時の春吉の会話力は流石である。

 なんだか笑えないジョークが聞こえた気がしたがおそらく気のせいだろう。

 程なくして春吉は隼人に「理子さんが替われってさ」と言って電話を返し、部屋の中に入っていった。

『もしもし? ヤト君? とりあえず事情はわかったけど今度からはちゃんと私にも相談してね?』

「おう、わかったって。でも理子姉もあんまり夜中に外ほっつき歩くなよ?」

『誰がそうさせてると思ってるのよ』

「う……ごめんなさい」

『わかれば、よろしい! それに大丈夫よ、友達も一緒だもの。でも、心配してくれるのは嬉しいな……。じゃあね! ヤト君。あんまり遅くまで2人ではしゃいでちゃダメだよ』

「わかってる。じゃあね、おやすみ理子姉……」

 隼人は電話を切って部屋の中に戻ろうとカードキーを取り出し、スライドしようとしたその時。

「動くな」

 背後から低い声が響き、首筋に冷たい刃のようなものがあてられる。

「い、いや、俺は……その……」

 突然の事すぎて口がうまく回らない。一体誰なのかもわからない。声からして男のようだ。

「ちょっと、亮! 多分その子御堂さんが言ってた子だって! ほら、カードキー持っているし」

 どうやら今隼人の後ろに立っているのは買い出しでいなかった他の『Walker』のメンバーのようだ。

 だったらなんとか話し合いの余地が見出せるのではないだろうか。隼人はなんとか事情を説明してみる事にした。

「あの! その人の言ってる通り俺は今日から『Walker』に入った立華隼人って言います。中にいる御堂さんや春吉やククルに聞いてもらえればわかります!」

「……チッ! わかったよ、お前の言うことをとりあえずは信じてやる。でも、確認するまでは不用意に動くな。少しでも不審な素振りを見せればその首……落ちるぞ」

 首筋から冷たい感触が去った後、恐る恐る後ろを見ると6人の男女が立っていた。

 皆がそれぞれ独特の雰囲気を纏っており、瞬時に自分と同じ禁人(タブー)だとわかった。

「おい、光太郎。俺がコイツのこと確認しに部屋を開ける。その間こいつ見張っててくれねぇか?」

「了解した」

 光太郎と呼ばれたフードを深めにかぶった男は隼人の背後に移動し、

「悪い、すぐ終わるから」

 そういって隼人の腕をがっしりと掴んだ。少し手の表面が濡れているのかぬるっとした感触がする。しかし、腕を掴む力はすざましく強く、長く掴まれていると腕に血液が行かなくなって鬱血してしまうのではないかと思える程だった。

 少し経って再度扉が開き、

「おい、確認取れたぞ。そいつ離してやれ。悪かったな、坊主。最近教会の動きも活発になっていたから自由に身動き取れなくてピリピリしてたんだ」

 そう亮と呼ばれていた青年が言うと、光太郎はすぐに手を離した。

 しかし、掴まれた部分には掴まれた跡と微量のぬめりけのある液体が残っている。

「すまない、痛かったか。力加減が難しくてな」

 それを見た光太郎と呼ばれていたフード男が隼人に頭を下げる。

「い、いえ! 大丈夫ですから!」

「ほら、ハヤトくんだったっけ? あの亮っていうお兄さんが謝罪の意を示してるつもりのか扉が閉じないようわざわざ支えてくれてることだし! 早く中に入っちゃお!」

「う、うるせーぞ、千由里!」

「あの、俺別に気にしてませんよ?」

「うるせーよ! 気使うなアホ! 俺が恥ずかしくなるだろうが! お前はいいから黙って部屋ん中入りゃいいんだよ……ほら!」

 隼人はその好意に甘えてさせてもらい、そそくさと部屋の中に入っていく。



 かくして、部屋の中に10人の男女が集まった。

 そして、お互い自己紹介をするため、部屋の手前にあるテーブルを囲む4つの巨大ソファに各々腰掛けるのだった。

 テーブルの上には買い出しで買ってきたであろう菓子や飲み物が散乱している。

「……つーわけで、とりあえず始めるか! テメーの歓迎会だァァァ、立華隼人ォォォ!」

 隼人の目の前のソファで雄叫びを上げている亮と呼ばれていた青年が缶ビールを開けて一気に飲み干す。

「ちょっと! その前にまずは自己紹介でしょうが! ていうか私を差し置いて勝手に呑みはじめるなぁぁぁぁぁ!」

 今度は左のソファに座っていた千由里と呼ばれていた女性がそう叫んで自己紹介をするよう促す。

「あー? まぁ、いいか。俺の名前は千歳亮! 大体21歳だ! よろしくな、隼人!」

 そう言って亮は2本目の缶ビールに手を付ける。

 彼はかなりのロン毛で長い髪を左右に分けており、そのイタチか狐のような目つきと頬の傷から一見ヤンキー風なワイルドな印象を受ける青年だ。身長は大体170cmちょっと位だろうか。

 さっきの彼の殺意は半端ではなかったが、今はただの明るく元気なグループ内のムードメーカーのような印象を受ける。

「あ! 私はね河瀬千由里ってゆうの! これからよろしくね、ハヤト君」

 こちらも亮に負けず劣らずの飲みっぷりである。

 千由里も亮と同年代位だろう。健康的な肌色にスタイルの良いスラッとした身体にクリクリした目にショートボブというのが大人のお姉さんという印象を与える。身長は170cmはありそうだ。女性にしては高身長の部類で足が長いので背が高いのが余計に目立つ。

「今夜は久々の宴会だし飲みまくるわよー!」

 しばらく周りの様子を見ていて気付いたが、どうやらこの大量の酒は亮と千由里の2人のために買って来たのだろう。

 その証拠に他の人達は皆ビール缶を開けている様子はない。

 すると、今度は右のソファから声をかけられた

「楽しむといいよ。これは君の歓迎会なのだからね、隼人君。僕の名前は坂井誠。歳は今年で22歳かな。ついでに僕の横にいるのは西見光太郎。歳は僕と同じ位。不器用で無口だが根はとても優しい奴だから仲良くしてやってくれ」

「よ、よろしく。その……さっきは強く握りすぎて済まない。まだ痛むか?」

「いえっ! 全然大丈夫ですから気にしないでください! これからよろしくお願いします、誠さん、光太郎さん」

「ふふ、さん付けなんていいよ。普通に名前だけで読んでくれて構わないよ。春吉君もそうだしね」

 誠はすらっとした体格の好青年で、光太郎はその逞しい身体とぶっきらぼうな口調が相まって一昔前の番長のような男性だった。

 しかし、不思議なことに誠の大体の身長や外見的特徴をうまく捉えることができない。それどころか、彼を注視しようとすると頭に靄がかかったような感じになってますますわからなくなってしまう。

 一方、光太郎はさっきまでフードをかぶっていたからわからなかったが、顔に若干違和感を覚える。

 なんというか、目が異様に丸くて少し顔の中心から離れすぎているように感じる。また、190cmはある身体の至る所の皮膚には時折照明が反射して鱗のような物が見え、まるで魚のような特徴を有しているのだ。

 と彼らを観察していると突然頬のあたりに冷たいものが当たった。

「うおっ!?」

 隼人は思わずのけぞってしまう。

「難しい顔してんなー。これでも飲んで嫌なこと全部忘れちゃいなよ、ユー! まぁ、酔えないだろうけどな! はははは!」

 そう言って陽気な大男が隼人に缶ジュースを渡す。今しがた頬に当たっていたのはコレのようだ。

 彼は図太い声を響かせながら「はははは!」と笑う。言っちゃ悪いが体型を見る限りお相撲さんにしか見えない。身長は200cmあるのではないだろうか、かなり太っているため、相乗効果で大きく見えるだけかもしれないが、少なくともこの部屋の中で1番背が高いのは確かだ。

 流石にさっき大体の身長がわからなかった誠でもこれを超える事はない。

「はははは! 俺は長峰武、18歳だ! よろしくな、ハヤ公!」

 なんだか色々賑やかな人だなぁ。そして、でかい、本当に高校生か?

 本来5人は余裕で座れるだろう前方のソファは彼と亮の2人で座っているだけでほぼ一杯だ。

「あ、あのぉ……」

――? どこから声がしたのだろう? 周りを見渡してもそれらしい人はいない。

 すると隼人の隣に座っていた春吉が急に立ち上がり、ソファの後ろに手を伸ばす。

「――!? きゃっ! 何? この手、うわっ」

 するとソファの後ろから春吉に首根っこを掴まれた少女が現れた。

「何でおどれはそんなとこに隠れてハヤトに話しかけてんのかなぁ?」

「だっ、だって! 私人の顔見てうまく話せないし……そんなに可愛くないし、正面から向かっていっても不快な思いにさせるに決まってるもん……」

「……おい、俺の親友を舐めるなよ。そんなことで機嫌損ねるわけねぇだろうがぁ。」

 隼人も大きく頷く。

「うう……ごめん、春吉……」

「謝んないでいいって。ほれ、自己紹介」

「あ、えと……。河瀬唯歌です……17歳です……えっと、えっと……」

「大丈夫、十分だよ。 俺は立華隼人、これからよろしく」

「――! は、はひ! こちらこしょ!」

そう噛み噛みで唯歌は差し出した隼人の手を両手でがしっと掴む。

 身長150cm位でサラサラのセミロングの真っ黒な髪とクリクリした目が印象的だ。その小動物的な挙動からか非常に母性本能をくすぐられる、男なのに。

 こういうのをあざといと言うのだろうか?

「あれ? そういえば苗字、河瀬って……」

「あ! はい! 河瀬千由里は私のお姉ちゃんです!」

 言われてみれば彼女達は目がよく似ている気がする。雰囲気や性格は真逆だったのですぐには気付かなかった。

 しかし、姉妹揃ってこんな凄惨な運命を辿るなんて残酷すぎる……。いや、それだけじゃない、ここにいる皆が同じ運命を辿り、それに共に抗っているのだ。

 だからだろう、彼らから強い絆が感じられるのは。自分も、その絆の輪に入れるといいんだがな……。

 そう思いながら彼らを見つめていると、

「あの……? 隼人君?」

「おーい、ハヤト? 聞こえてんのかぁ?」

 気付くと唯歌と春吉が不思議そうに隼人の顔を覗き込んでいた。

「あっ! 悪い! ボーッとしてた」

「あの……具合が悪くなったらいつでも言ってくださいね?」

「おいおい、もしかしてあの飲んだくれ共に酒盛られたかぁ?」

 と2人と話しているとどこからかカチャカチャと皿と皿がぶつかり合う音が聞こえてきたと同時に

「おやおや、ずいぶんと楽しそうだねぇ、自己紹介は一通り済んだのかな?」

「お兄ちゃん……お姉ちゃん……これ、夕食なの……」

 カウンターの横の厨房扉から両手に山盛りのスパゲッティを持った御堂と頭、両手、両肘にポテトや唐揚げ、サラダ等の皿を乗せたククルが入ってきた。カチャカチャという音はククルが出していたのだろう。手と肘に乗っている大皿が動く度にぶつかり合っていた。

「おぉー! 待ってたぜ!」

「御堂さんの料理は絶品だからね!」

 既に酔ってる亮と千由里は大盛り上がりだ。

 御堂さんとククルの姿が見えないと思ったら夕食を作ってくれていたのか。

 隼人はククルから皿を受け取る。

「ありがとう、ククル。すごく美味しそうだ」

「作ったのは……ほとんど御堂さんなの……」

「でも、ククルも手伝ってくれたんでしょ?」

「……うん」

「じゃあ、手伝ってくれてありがとう、ククル」

「……ありがとう、隼人兄……でも」

「――?」

「頭と……手のひらの……重いの」

 隼人がさっき受け取ったのは両肘に乗っていたフライドポテトの皿。

 両手に乗せたサラダの大皿と頭の上の大量のガーリックフランスの入ったバケットは依然としてククルが持っており、その重さに耐え兼ねてプルプル震えている。

「ああ! ごめん!」

「す、すみません! ククルちゃん! 私もそっち手伝います!」

 唯歌の助けもあって大量のサラダとガーリックフランスが盛大に部屋にばらまかれるのは間一髪で避けることが出来た。

 その後、隼人は新しい仲間たちと楽しい夕食の時間を過ごすのだった。

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