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未来の日本でちょいちょいあるのを、教えてあげた。レーコディングだけして、いつか時期来たら出そうと話しておく。
「これある意味ダサいですね…、今やっとあの曲の価値が分かりました」
「ああなんだHIPPOPかなりはまってたんじゃないか、んじゃ2曲目」
またとっておく曲を…。
「ああこれはありです。なるほど、うん分かってきました。これ突然ぶち込んでも多分合いますね。たしかにこれ聞くと全部が繋がってる気がします」
「だろ?まあみてなって世界でも多分こんな事誰もやって無いと思うぞ。いずれ俺らのやった事認められるから」
俺はこの時代にこれあり得ないって知ってるんだけどな。知らないって怖いな…。いつか世界中の音楽に関わるものが俺の異常性を恐怖するんだろうな。こいつらすげーわ、無知で俺とずっといるからすごさが分からず慣れてるもんな。俺もこのほうが楽で良いけどね。でもさたまにがっくりされるとぐったりもするよ。
いつかこれが思い出になると良いな。なんて事言ってしまったんだと分かるから。ペニシリン発見前でカビた、ゴミ邪魔捨てよってしたみたい…。そんな事あったら面白いEPになるよ。
マライヤばっかり飽きるので、イモーションをこっそりアルバムにぶち込んでおいてマラキャリ曲ストックを減らすことにする。
山崎まさよしがなかなか進まないので、セロリの盛り上がるところを。その後無事書き上げてくれるが、セロリもどき…。ただこのノリってブルースだよな。なんとか地味ながらヒットした。まあしゃないもどきだしわんもあの方が受けるとは思う。
彼のこれ利用して、チームを作る。相田初音の2曲目がまだなので、電子チームと、サーロックが組んで、詞とメロディをまさよし、ラップをサーロック。これをR&Bとして電子チームがDMぽく仕上げる。あいつら素人なので編曲とし、ラップは共同作曲…、ややこしいけどそういうもんなんだよな。後作詞もね…。
洋楽と日本風が混ざったなんとも言えん感じ。おかしいなかれ単独で聞いたらブルースなんだけどな…。俺の作曲がついてないから売り上げは地味になったな。まあこれは初音の知名度がまだ低いからだな。
やっと全員作れたが、まさよしはついこき使ってしまったな…。小室哲哉とは違う形で彼はなんとなく安定感がある。2曲目も経験不足ばかりだったのに俺は好きだ。
ヴァネッサ・ウィリアムス、ギリギリ間に合う…。すぐに相田初音に歌わせる。イマイチ英語が弱いが歌ならなんとかなるだろう。そもそも俺は文字なら英語がりがり読めんとまずい。ハードとソフトを最新で使いたいから。発音は皆良いか?分からんがうちのクリエイターは英語強い。
留美はもう長いので会話も多少できるほど。基本歌で英語を使えるぐらいにはすぐ仕込む。これ1992年発売だが、1991年のアルバムからのシングルカットなんだよな。まあぎりぎりすぎるので、英語版は隠しておこう。日本語版だけ。騒ぎになるのは来年かな…。やばいほどにはヒットしたな。ついに騒ぎが起こるかもな…。
アルバムそろそろ完成してほしいので、aswadの90年代の作品を収録する。レゲエたっぷり入れたな…。チェックしたけど自作もOK。共作も納得できる。ただ俺が書いた曲よりどうか?は分からん。ミーシャは日本人歌手の強みがある。やっぱどこかで日本人と親和性があるんだよな。その点ははっきり有利。
さて、アルバムは無理やり突っ込んで早く終わらせれた。この時期から準備しておかないといけない。直前に出したら駄目。そろそろ紅白出たいから。当然ごり押し認めないと出ない。相田初音をごり押ししたい。
マラキャリの名曲、クリスマスの歌を歌って紅白に出れるように準備しておく。これじゃないと受けない。留美出番だ夫婦で出るぞ。俺は何でもいいや。これは見事刺さったな。
Christmas All Over Again、俺はこれにするか。まあ紅白は違うものでも良い。この曲を出すのは、サーロックにコーラスさせる。これで紅白決まったら連れて行ってやれる。まあ多分選ばれん。夫婦でクリスマスソング出すのが目的だ。日本ではそれほど有名になってないがこれ良い曲だと思う。アメリカでこれにかつ曲って古典ばかりだもんな。そしてマラキャリ。
なんでこんな時期にクリスマス?前もって出さないとNHKが出してくれないじゃん。嫁はこれしか出んと言おう。俺は良いけど。後一人ごり押しはやめる。
kpop ITZY が好きだったな。踊りと音ばかり注目してて、音が面白いなと思ってた。ただ作ってる人はすごい繊細な事してるらしくてそれは分からんかった。その音なら意外とKPOP日本と変わらん音の使い方もあったんだよな。それはそうじてつまらなかったな。
もう当時はPC通して作るような作り方が日本も当たり前で、明確な違いって無いんだよな。ああ明確じゃないところは違うらしいんだけど。前から音はイマイチ面白くなかった。その中でここだけは特別好きだった。どの曲聞いても音が楽しかった。
どこまで再現できるか分からないけど、彼女たちでEDMやってみよう。くそつまらんと思ってた日韓共通の音も再現できん…。じゃ何故つまらなかったのか?度々使われる似た音ってのは飽きるせい。飽きる前にその音がそもそもこの時代だと違う意味でつまらない…。
後中途半端なラップ意外と使うよな…。同じグループが全く違うラップをやるので、意図的に中途半端にしてるのが分かる。この点からも俺が考える通りやはり電子音の中で音として上手く使ってるんだと思う。KPOPは再現度が近くなったらやろう。これは微妙だった。でもその足りないものでも新しさ感じるとは思うよ。
結果は何とも言えん単純にコア受けと言えない。新しさや個性は感じるが、単純にうまく表現しきれてないので気持ちよさが足りないのかな。これは難しい。これは問題は問題と考えなくはいけない。今すぐKPOPをやる必要はない。ただ再現度に問題が少ないならやるべきだ。
当時はアメリカと比べてそんな個性あると思わなかったが、そのアメリカが発展してるから差がなかったんだ。今ならアメリカが発展してないので相対的に個性に差がある。再現度が弱いなら絶対やるべきじゃない。その理由は、今の流れは、今ある機能に特化した刺激なんだ。それゆえに飽き飽きしてもそれをやるしかない。
音楽の進化ではない、これは機材ソフトの進化だ。100%ではない。そこが再現可能かも?と思えるから。でもかなりの部分で、機材ソフトに合わせて進化したんだろうな。しかしやっとKPOPの大半に諦めがついたな。また今度再現度が高いの考えるよ。でも、それを思い出すための時間は減らそう。
根本的にずっと持ってる目標は、顔が良くて、歌が上手くて、踊りが上手い。そんなアイドルを作る組織が作りたいんだ。ああこれ難しい。その背景にはオリジナルを作る限り作曲家がいるんだ。この3拍子揃ったアイドルを作るのに裏方が必要なんだ。振付とかもね。
そう考えると彼女達って、あくまで組織の中で重要度は違うけど、一部に過ぎないんだろうな。どんだけ人がいるんだって嫌になる。今の時代から準備するなら、音の再現度の問題でKPOPはかなり例外で出来るかもしれないけど、欧米のDMについていくしかないんだろうな。
ターン・ザ・ビート・アラウンドをやろう。ただし、これもカバーだ。妖精のメロディ、この歌。すぐ許可を取る。DMってカバー多いような。これノリが良いから踊りが重要な有田藍に任せてるか。地味ヒットだが、新人だからな。いよいよ俺のレーベルの特別性が一般に浸透してきたかも。
小室君に向けてジャングルやりたいと思ってたがそれよりその先のドラムンベースの方が良いな。これ歌が少ない。でもまあある再現度めちゃ苦しいのがあるが不思議とドラムンベースが土台にあるとしょぼい音でも再現できる。ううこれKPOPも土台の音を俺がつかめてないだけじゃないか…。
だってカンナムスタイルならほぼそん色なくて納得できたもん。ちょいちょいカンナムスタイルに似たKPOPあるんだよこれは再現できた。ただ音的につまらんからやってないだけで。男女の奴が面白かったので、俺とサーロックでやるか。
運完璧良く再現できたな。ただこれ絶対マニア受けしかせんぞ…。俺の歌作詞作曲でここまで売れんとは…。売れたよそりゃ、でもいつも俺の売れ方と全く違う。俺思い出したらあっちに洋楽持って行ってるな、そのせいで日本の歌しか国内では売った事ないような。ああクリスマスのがある。あれは売れたわ。じゃDMか…。
しばらくして小室哲哉から連絡があった。
「よおー」
「あれなんなんだ??」
「君が数年後詰まらん歌作るから邪魔した。そしたら邪魔にならんかった…。上げるから頑張って売れるようにすればいいさ。特徴は掴んだでしょ?俺はスタイル変える気がないが、君の考えも分かった気がする。俺が歌った歌で日本で一番売れなかったな」
「もう作らないの?」
「一部ああいった音が混じる事ならあると思うが、真正面からはないと思う。今の機材で再現するため都合の良い歌探してた。そもそもさあのタイプって歌が少ないんだよ。これも君が苦しんだ理由だよ。君ある意味天才とほんとよくわかったよ」
「ところで邪魔って?」
「まず俺君がこれから作る歌は一切避けてる一杯稼ぎなよ。今回は例外、その時の君酷いジャパナイズだった。俺が否定するものが詰まりまくってた。君歌馬鹿にしすぎ。そのくせ歌じゃないと売れないって知ってるのがなんとも。顎面今ひらめいた後1曲だけ作る。これ聞いて作れる気があれば作ればいいさ」
サーロックに未来でドラムンベースを日本でやる音をやってみる。すげー再現度は全くなのに、しっくりくる。けだるく歌わせる。周りのメンバーは小さく重ねていく。これほんとジャングルに似てるよな。ああこれで小室君がジャングル止めてしまうかもしれない未来が見えるかも。
いやこの方向でやるか?良し前より売れたー。ジャパナイズと洋楽テイストのせめぎあい。いつもなら絶対やらない、ただ小室君に目覚めて欲しいのと、後は、この感じ別の歌で聞き覚えがある。けだるさは椎名林檎と平坦さはピチカートファイブだ。
サーロックにもう1つ作らせるか。ピチカートのみんなのうただ。一人で成り立つが、無理やりダンスビートにして、前の歌みたいに小さく周りを入れるか。後一人低くささやくように歌わせるか。あの音って何か昔から引っかかってた。もうすぐ発売か。加工しまくってるが受けたぞ。
ただこれ俺が理想とする歌じゃない。これ小室君にこれで良いんだと思わせるな…。変化球としてなら良いだろう。音は全く違う急ぎ足のような疾走感が多分似てるんだな。そのくせボーカルは特に急いでない。音も違うが、これはありJPOPの素晴らしい発展。ただ歌がな悪い意味でJPOPだ。だがこれこのVO曲の人が好んでたのがすげー分かるんだよな。
これで良いんだとなると駄目なので、すみ分けだと思えば良い。そもそも俺はアイドルを残そうとしたのはそれがある。俺はそれが分かってるはずだったのに俺の知名度をもってしても定着しないDMに疲れてるのか?なら全然、だって俺金には余裕があるから。この時代は問題はないけどライブほとんどしないし。
元々俺はすみ分けを大事にしてきた。それが分からん連中が1つの価値観ですべて押しつぶすようなのが嫌なんだ。悪い意味で俺がそれで閑職に追いやられたんだ。ある意味あれは日本アイドルの価値観が絶対視されていたせいだ。金銭的な面でアイドルを残したかったが、それだけじゃない。
その思想が上位のアイドルソングって桃色倶楽部だ。その根本はやっぱピチカードファイブのようなセンスがあるんだろうな。まあ日本で曲凝る人ってアメリカ的な意味の歌の価値が軽視される傾向があるけどさ、ある意味ジブリ病な気も。
JPOPって民謡と日本語のローカル化があるんだけど、どうも邪道の極みに思える。日本人って素直な民族性なのに芸術はひねくれてるよな。まだ年末まで時間はあるがNHKとの交渉1つは折れる気があるが俺はいつも通り無茶を通してる。俺の方は別の歌で妥協した。だが留美は絶対譲らない。まあクリスマスが近づけばわかるさ。ぎりぎりまで粘ってやる。
だって俺別にそこまでして出たくない。曲作ってた方が面白い。ただのコピーじゃんとならないからね…。これ再現性が上手くできだしたら俺つまらなくなるかも。ああ俺馬鹿いつまでも俺が作るんじゃ意味ねーんだ。俺時間があったから分析のため音楽聞いてだけで。俺の本職は裏方の組織作りだ。
最近KPOPをこの時代で再現するの問題がある事気が付いて楽しかったんだよな。問題が無いのを思い出す楽しみもある。最初はただ不快だったけど原因が分かったら、むしろパズルの答えを知ったようで楽しくなった。後これは複雑な感情だけど、俺再現できるのを聞いてると、ああ何か大事な根本が分かってねーんだろうなって分かってきた。
俺やっぱプロの作曲家じゃないから。音楽への理解が表面的なんだよ。創ってるんじゃなくて模倣してるんだ。早く後進に任せたい。ただ俺後進のために先端のすごいの残しておきたい。俺らのトップは海外より進んでるぞって見せたいんだ。それに慣れるってのはすごい事だから。
おれ知らなかったけど、桃色倶楽部決まってた。そうか資本繋がってるが、そこまで俺タッチしないよな…。中村ファミリー出来ると良いな。本当は亜美も候補にはあったらしい。ただ俺の関係者が多すぎて、その割には売り上げ少ないらしい。
ああ全盛期の小室君は異常だったからね…。おれまだ2年も経ってないので。
クリエイターたちの水準もう悪くない。問題は環境だ。これが海外なら今すぐ初めて問題がないが、日本からじゃ駄目だ。あっちで作ってアメリカ産と偽装するんだ。目立つほどじゃないが悪い意味で排斥的扱いは受けない。当然日本じゃこのレベルじゃ駄目だ。
これは難しい問題がある。コア層とライト層だ。洋楽が受けるのってあっちのライト層に受けた者なんだ。2つの意味がある。話題性があるのと、やはり同じライト層への刺激にあふれてるんだろう。大ヒットが必ずしも正解じゃない。ただ儲かるのは確かだ。
あっちにやってしまうと俺の最新の刺激を与えられない。ネットの発達まではクリエイターを抱えた支部はまとう。世界のどの地域よりDMなら俺が先端なのだから。
俺はちょいちょいソフト操作レベルのKPOP講座見てた。そこで分かったのは細部の違いをソフト単位の説明じゃないとまず俺のような素人には聞いては分からん。ソフトで説明されると分かるんだ。それが直接聞いてみると分からん…。まず欧米のDMと比べて顕著な差はKPOPには曲にはない。
あくまで俺の素人印象だがな。だがこれ大事なんだ。通常の人間がソフトレベルで聞き分けてると思うか?そもそも韓国人はJPOPに比べ如何に優れてるか?って講座ばかりで欧米との違いを語った動画は見た事が無かった。KPOPは順位以外特にそれが現れるものが無いんだよな…。
結局当時の日本があまりに欧米と違いすぎるせいなんだよな。後、日本のKPOPは本国の示すものと違う。韓国の中ではアイドル者として隔離されてるから…。外から見た日本は韓国のPOPは全部KPOPだと思い込んでいる。よってKPOPが侵略してるのはアイドルだけなんだ。
じゃお前アイドル業界のために日本の音楽業界変えようとしてるの?ならまあそうだ、その他も悪いようにはしないから…。ただ表面的にアイドルを変えても意味が無いと思ってる。それがDMを根付かせて、アイドルの上位組織を作ることになる。KPOPなんてその1つの手段に過ぎない。
小室君には酷だから言ってないが、君が1990年代に残したDMほぼ影響力を消すから…。TRFとか結構すごいんだけどな。JPOPとしてはあれはあれでありだと思う。大半はゴミみたいのが多かったが、あれとDMとしては???だがグローブは本当に良かった。
俺と秋元さんのような関係になれそうなのだが、後の時代知ってると無いな…。彼は本当の意味でDMのジャパナイズ化に成功できなかったんじゃないか?と見てる。まだその余地があるのかな?俺とやれば立ち直れるのかな?分からん俺はかれのダンス系の人脈がもったないと思ってるだけなので。
ああ一つあるぞ、彼にいつか示唆してあげよう。彼は複数が歌って踊るってTLCのような音楽を確立できなかったんだ。これがアイドルと相性が悪い。もちろん俺は歌って踊る事の批判と皆がそれをやる批判はある。バックダンサーもありだ。
だが、その根底に推しを見せるために万遍にやらざ得ないアイドル業界KPOPの問題もあると思ってる。ぶりちゃんのようなアイドルが居ても良かったのに。安室みたいな。小室君は逆にこれしかできなかった。何かありそうだな。
その後順調に売り上げを伸ばして、季節外れのクリスマスソングで出る事になった夫婦出演だな。年末までこれじゃただ働きだなんかやらないと。来年は激動の時代だ、すべて流す気でいる俺さえ訴えなければ問題ない。偶然の一致と言い張る。最後の言い訳も考えてある。
避けりゃよかっただろ?後2年もすればおかしな曲が目白押しなんだ。どーせ問題が生じるならもらえるものもらったほうが良い。
クリスマスまで時間が空きすぎた…。NHKの都合に合わせすぎた。パワー・オブ・ラヴ以前から許可を取っておいたものを今留美でやる事にする。つかーうちの嫁愛とかそんなの多すぎ。まあ歌には多いの認めるけどさ。世界の歌姫制覇するぞ。
デスチャのヒット曲をKIJにやってもらう。ただこれ4人時もあるんだよな…。3人が固定化したからもういいけどさ…。最初4人でSGにしようとしてあれ3人しかあの時はいなかったとか記憶が混乱してまあ良いやと。歌姫制覇だが、ビヨンセはこっちになった。まあTLCも当時ちょー売れっ子で彼女たちの後デスチャ売れるからその偉大さは分かる。
ただこの歌癖がすごい強いんだよな…。まあでも良いや、まだ新人なんだ経験経験。世界レベルのヒットで経験してるってほんと贅沢だ。日本でしか体験できないぞ。後で世界を知ったら君らビビるぞ。元々KIJがそこそこ売れてるので、普通にその水準で売れた。
なんか高級な酒をアルコール消毒に使ってる感じ。んで100%のアルコールに比べてこれ殺菌できるんだろうね?て言ってる贅沢さ。
アルバムはしっかり売れてるが、ネットがない時代生の声が良く分からない。分かる人間には俺以外の曲の価値は分かる。俺が問題ないとしたんだ。俺が異常すぎるんだ、これはチートを認める。インチキだはっきり言って。だから玄人には価値が分かるが、俺以外の曲は素人受けはないだろう。
いろんな人間集めていた。長くなるかもと思ったから。
「まあはっきり言って俺が稼いでなんとかなってる…。シンガーも俺無しだとどうなるか?分からん。今アルバムで留美に作ってもらってるが、いずれは歌い手にも作ってもらって淘汰していくつもりだ。クリエイターの中に加わると思ってくれればいい。すでに一緒に仕事してる人間も多いと思う。場合によってはソフトまでやってもらうつもりだ」
「俺はこれで行かざる得ないと思ってる。大きく日本で洋楽は簡単には受けない。何故か分かるか?」
弟子「日本語じゃないから?」
「うんそれが一番だ。だがなその日本語が持つ音の特性も重大だ。日本語は稀有な音声の言語で、これは暇があればその勉強をしてほしいぐらいだ。俺がカバーでかなりハチャメチャな訳をしてるのを知ってるものは何故か?分からないだろう。日本はそもそも子音と呼ばれるものが少なすぎる。単純に言語として音が少ないんだ。俺はその点サザンの桑田さんを尊敬してる」
「あの人が出た当初はアメリカかぶれみたいに馬鹿にされたが、近年日本語に近くなってる。それでもあの人は言語の音の違いを熟知してた。それゆえただの物まね芸にしか見えないのをやったんだ。あの人が居なきゃ俺なんてそうやって馬鹿にされてる。2番煎じなので逆に受け入れられてるんだ」
「まあ曲の音が単語単位で日本語と違うから曲全体も違うってのが2番目だ。」
「まあじゃ俺アメリカで売れば売れるのか?もうやってるが別に知名度もないしまるで営業してないのもあるが、日本人が作ったアメリカ風の曲なんてだろうな。いずれ世界がビビると俺は思ってるよ。君らも多分信じてないけどね」
ちょい笑い。
「まあそれでも俺は曲げないよ。音がずれてしまったら将来困るんだよ。日本人は勘違いしてるが、ローカルなジャポニズムと、世界のトヨタのどっちも日本の生み出したものなんだ。トヨタのねじは世界で違うもの使ってるのか?」
弟子「ああ、それが音を合わせろですか」
「ああ、同じ世界に通じるものでも作ってるものが違うんだよ。それを分かってない馬鹿と、日本は車生産大国、アメリカを抜いた国なのに音楽では出来ないと思い込んでるのかね?まあ俺は日本独自の文化好きだよ。でもさ物事には2ついるんだよ。アメリカってバカな国だよな自分のローカルが世界標準なんだから。頭来るよ」
「でも現実そうだ。実際黒人文化ばかりだが、白人のカントリーてのがあるが、あれまたいずれ世界に広がるから。後電子系DMもいずれアメリカに来て世界標準になる。俺たちは世界のトヨタを諦めちゃダメだ。浮世絵、寿司、芸者に簡単に溺れるな。長い戦いになるが、金は俺が支えてやる」
すぐに手を打った、俺は紅白なんてどうでも良い、走り続けないと。まずさらにクリエイターを集める。同様に10人追加した。リスクがどんどん高まる。回転してからと思ってたがやめだ。長い勝負になる。
次にまたオーディションをする。今度は少数にする。DM系の4人だけと歌姫だけ。
この時の最大の目玉は、養成機関を作った。東京だけに絞って通える子を子供の時から育成する。そして初期は親に金を払わせる習い事にする。今の俺ならそれが出来る。募集で来なかったから紅白後を見てからで良い。そしてこの講師にダンサーたちにする。歌もある程度やってるからやれる。
初期メンバーだけをきちんと食わせる。その後は淘汰されるのは仕方がない。一緒に苦労した奴を面倒見る。いずれ兼業から専業になってもらう。場合によっては楽曲関係のクリエイター業にも進んでもらう。
良い方法を考えた。コア層ってシングルぐらいアルバム買うんだよな。これを利用して、コア層向けのアルバムに弟子たちの楽曲を入れる。ネットが出来るまでこれで行く。弟子たちを集める。
「お前らさ、頼むから簡単に商品に手出すなよ。俺綺麗どころ集めたから、むらむらっとして誘惑されるかもしれんが、お前らの軽率な行動で売り上げがた落ちするぞ、それは自分の首絞めるからな?、ただその俺の目の前でいちゃいちゃするな。マスコミは最低限ばれないように頑張れ。それならまあ見て見ぬ振りするから」
「ただ基本恋愛禁止な、俺あっちにはちゃんと言ってあるからお前らにも言っておく」
「あり得ないっすよ」
「ああお前はね…、何人かはイケメンの俺から見てもこれは女受けするわってやついるんだよ。大半はまあーそりゃな…」
弟子「ひどいっすよー」
「お前ら顔でとったわけじゃないんだからしゃーねーだろ。俺嫁も顔じゃないからって言ったんだから」
「それもっと酷いなー、留美さんよく結婚しようと思いましたね」
「結構きつく言ってるのだけど、なんか一方的に惚れられてな…、俺ある意味女にろくでなしだからなんで寄ってくるか分からんー、ただ覚えておけ顔が良いってのはそれだけ得なんだ…」
「この世界に幻滅したー」
「ああ脱線これ話したのはさ、まずお前らアルバム制作に協力しろ。後お前らの中で顔の良いのは、なんとか歌え…。シンガーソングライターで売り出してやる」
顔の悪い弟子「さらに幻滅ー」
「馬鹿ーお前ら稼がない連中の俺の負担減らすためだよ。作曲に関しては俺一人で稼いでるからな。さすがに俺これやばいと思ったから。歌うの分散して、楽になってさ我に帰ったら、お前らもう1つで、俺しか働いてない?って知って俺が幻滅したよー。作詞はお前らとメンバーの子でやれそこまでかったるい」
「もし成功したら作曲も顔の審査したくなる…」
何人かが日本語と相性の良い作曲方法を見つけてぼちぼちの歌唱力でデビューした。当然ジャケットはがっつり顔写真が売りにする。あっちこっちに顔写真入れた。あほなCDだなこれ。でもこれが売れた…。洋楽テイストのままだとイマイチだったから。難しいんだろうな。たまに売れるから。工夫してほしい。
こいつらには言わなかったが、さらにDMはハードルが高いので、そっち系を避けて出させた。創れるの?まあ作れる。こいつら一応レベルはプロレベルなんだよ。洋楽系DMでやるから日の目を見ないだけで。決して焼け石に水じゃない。不細工連中は顔の大事さを理解する良い経験になった手出すなよ?
でもこれチームから抜けない?ならそれも考えている。それだけやばいから…。それもありだと思ってる。俺は確かに10年は無限に近く生み出せる。でも、その間ずっとこいつら食わせるの?ぞっとしたから。まあアルバムが売れれば万事解決だけどね。
その点は顔が良いの持ったないなって思っただけで。顔がイマイチでもとびぬけた才能が有れば?それはDMに使ってくれよーとは思ってる。売れっ子になるとさらにシンガーにモテるからな。BY小室哲哉。あの人顔が良い作曲家だからな。バンドは基本VOが顔が良くて作曲が多い。ただTMはVOも顔が良いので。なんか小室君なりの狙いがあったのかもね。どうでも良いから聞かんけど。
中村なのでNファクトリーか和樹のKファクトリーにしようかな。俺が居なくても回っていくように良質なDMとパフォーマーと踊りを量産したいんだよね。いずれネットが充実居たら日英にクラブと作曲系の運営拠点を作る。生み出す吸収するの体制を確立する。んでこれに小室君を誘おうかなと。金はいくらあっても良い。どーせ彼無駄使いしかせんから。
確か将来クルーザー持ってたよな。あの音楽馬鹿がなんて馬鹿な事したのか…。俺が絶対金の使い方間違えないようにしてやる。