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自分はAKBGのKPOPに対する全般的な取りまとめをしている。今では重要視されてるが最初は社内闘争に敗れた人間の部署だった。そもそも負けた原因が当時全く注目されてなかったKPOPの脅威を訴え、それを快く思わない派閥によって、KPOPに関する事はまとめて隔離された。
最近になって急遽対応するようになって、手の平を返す様な激務の日々。睡眠もまともにとれてない。これが発足当時なら頑張れたが今では老人に足をかけるような年になってしまった。本当に腹が立つのは過労で倒れそうなことより、あの時聞いてくれれば頑張れたのにって腹立ちだ。
いろんな意味で今更なんだ。新しい感染症を誰よりも早く知って、対応していたが耳を貸してくれなくて、パンデミックが起こってから引っ張られてきたようなものだ。暇は十分あったので調べれば調べるほどすでに手遅れであるのが、今になると分かる。
日本のアイドルはKPOPに侵略されて終わるだろう。若いパフォーマー、若い受け手どっちからも拒絶を受けている。そうだなこれはジェネレーションギャップなんだと思う。確かにKPOPを支配する会社は工作がやたらと多い。ただ良いものに汚い工作を重ねたほうが売れるに決まってる。
しかも極端にリスクが少ない。違法な事はほぼないのだ。ぎりぎりまで道義的な問題に突っ込んでるだけだ。そもそも通常一番懸念される名前に傷がつく点で、ファンが協力してるのだからブランド価値が落ちる事なんてまずない。
重要な事は良いものを売るのに手段を選ばないだけだ。商品自体は良いのだ。日本がアメリカを相手にすれば分かる。日本にはそんな汚い手を使わずに落としてる。舐められたものだ。悪徳業者とは全く違う。優れたものを作り出す組織の営業がかなり強引で詐欺的なだけだ。
手法が悪徳そのものなので、中身もないと思い込みで批判が多いが、それは耳が腐った頭の悪い批判だ。聞けばわかるだろ?
自分を排除した連中のため、手遅れで自業自得な事態に危機を訴えてきた人間が対応するとは皮肉だ。分かってるが自分は対応せざる得ない。そもそも危機を訴えたのは組織に愛があるからだ。
激務の中ついに限界になり倒れてしまう。その直前思ったことは秋元さんとちゃんと話がしたかったである。敵対派閥から邪魔をされて最後まで会えなかった。あの人には若いころ一緒に大きくした良い思い出しかない。周りの馬鹿に目を曇らされたんだろうな。自分さえ側にいれば。
そのまま2度と起きる事は無かった。
と感じていたのだが、意識が戻った。ぼっとーする頭で顔を洗おうと、鏡を見て愕然とした誰だこれは?高校生か大学生ぐらいの若者の顔がある。しかも自分の若いころでもない。日本人なのは確かだ。混乱する中、現状確認のための情報収集をする。
どうやら今は1990年らしい。これは大変な事だ執拗に日付を調べた。1月1日のようだ。そうか区切りの良い日付にどうやら俺は他人に転生したらしい。だが自分以外の記憶があり、どうも自分の意識というものが曖昧だ。冷静になってくると、単純な事ではなかった。
自分は中村和樹。これは今の名前だ。前の名前は思い出せない。どうも重要な事以外自意識は中村和樹だ。自分は死んだ男の夢を見たようになってる。何故まじりあってるように感じるか?秋元さんに会いたい。これだけ強烈に自分にしみついていてる。それ以外は中村和樹だ。
記憶とこの意思だけで中村和樹は前世の意識に引きずられる。ある日神の啓示を受けて、これをやらなくれはいけない絶対にと強い意志を持つようなもの。俺は秋元さんに会わなくてはいけない。それはもう俺の意思として溶け込んでいる。
その先すら頭にすらすら浮かんでくる。前世、中村和樹ともに俺は今日生まれ変わったのだ。
俺は若いころ競馬にはまっていて、この時期の結果は特にはまっていて覚えている。思い出せなくても競馬新聞を見れば勝ち馬を思い出す。まずはこれで資金を作る。ただ俺はちょっとズルをする。脱税をする。儲けたお金をそのまま全投資して転がしていく。これであっという間にたまるのだが。
馬券を途中から小分けにして買う。そして払い戻し期間を使ってゆっくりと回収する。そうしないと目立つからだ。数人の友人と小分けにしてこれを行う。彼らにこれからの事業に協力してもらうための協力資金として勝たせる。もちろん信用しないだろうから。そこは色々見せる。
だが未来が分かってるのは言わない。連続ではかわせない。よく当たる優れてると見せかけるだけで良い。資金を作りつつ動いてもらう人間が必要だからだ。一番儲かるのは転がしなのでこれは俺が行うしかない。バンドメンバーを探してもらう。オアシスのコピーバンドをやってもらう。
この時期まだオアシスは表に出てきてない。ただイギリスで彼らの源流となるストーンローゼスはすでに活動してるので、その影響だと言えば良い。本当はストーンローゼスのコピーをしようと思ったが先にデビューされてしまったので仕方なく。
このバンドは成功するとあまり思ってない。日本での受けが悪い可能性がある。不思議なのだが、日本で大ヒットしたバンドが革命的であってもその影響を受けたバンドが出てこない事がある。それがオアシスだ。初めてやれば受けるんじゃないか?って実験である。
ただ一部を拝借した例は枚挙にいとまがない。この点ちょっと不思議な面がある。ただの良いバンドではない。ダルイ雰囲気で歌唱すると言うものすごく特徴的な歌唱法を持つのだがこれを前面に押し出したグループでメジャーに上ったバンドが1つもない。イギリスではオアシスはすでに2番煎じであるにも関わらずである。
その点パンクは実に多くのバンドが日本でデビューしている。特にブルーハーツは、VOのビジュアルが顔と言うか髪型がピストルズのVOにそっくりである。日本で何故ねずかなかったっか?気になるのもあって実験してる。後は、デモテープを作って音楽関係にばらまいた。
オアシス前にすでにやっていた証拠を残すためである。音楽関係者につてをつくるための撒き餌とするため。
こんな事をしてるのは、今回の秋元さんにあってからの後のためになる。洋楽と日本のローカライズが重要なテーマになるためそれについてこの時代の大衆の反応を熟知しておく必要があるから。俺が持ってるのは、2020年付近のもので、それが1990年代にそのまま役に立つとは思ってない。
同時展開で、学生を集めてカラオケパーティーとして全額こっち持ちで男女集めて歌の上手い奴を探す。俺が作ったとする、前世のこの年代のヒット曲を歌わせて歌手としてやらないか?と持ち掛ける。当然大半は断られる。それは分かってる。ただ、この中の何人かがのってきて、曲を放棄し上げる事でどんどん音楽関係に送り込む。
著作権の放棄が簡単か?と言えば、俺が作ったと言わなければ成立する。俺は口約束だがそれ守ると話している。何故信じるのか?さあそれは俺にはわからん。そうしたやつだけ使っただけだ。そうしなかった奴もいる。
そいつらがどうなろうが知った事じゃない。俺を売り込むためになる。後で自分で活動できるようになったら歌手として雇っても良い。自分で歌った歌も大量に送り込む。ただ自作は単純な契約はしない。俺が作る俺の音楽を扱う会社に協力しろって持ち掛ける。
特定のレコード会社と契約するとその上の視点から動かすものをやる予定なのに邪魔になるからだ。そんなのに協力するか?すると見てる。20代付近の若造がレコード会社を上から牛耳る組織を作る計画なんて考えるわけがない。それにこれはと分かる曲をものすごく量作ってくる天才相手なのだ。
来る日も来る日も自分の都合の良い会社が現れるのを待つ。大量のヒット曲が俺の頭に入ってるいくらでもネタは尽きない。そしてこれは俺と言う人間の音楽関係へのアピールでもあるのだ。この時期様々な事が出来るが。俺はやるつもりが無い。未練と言うのが音楽関係に絞られるからだ。
日本を救うとか、大金持になってやるとかとんと興味が無い。時間が限られてるなら一番やりたい事しかやる気が無い。金はそのための手段に過ぎない。
組織作りは進まないが、音楽業界に強い伝手が出来たので、ミスチルを育てた小林氏を紹介してもらい。この時期ミスチルはまだ迷ってるはずなので是非後押ししてほしいと。ついでに俺よりあなたが向いてると思ったので、声をかけなかったと話しておいた。
これは、俺が何もしなくてもスムーズに進んだ話。わざとだ。結果変わらないならそこに入ったほうが良い。こうして両者に強い恩を売れた。俺が今一目置かれる音楽関係者だからだ。まだデビューしてないが、それは組織の条件が厳しすぎるからだ。
これは別に飲まなくても良いと思ってやってる。伝手を作るのが最大の目的で、この組織以外でやる気はない。株式を半分俺が握ってその他をレコード会社に持たせる。こうする事で俺が支配できる音楽関係者のたっぷりいる会社がタダで手に入る。無茶苦茶虫が良い。
当然すぐ意図は相手に分かる。だが俺には何百曲のとても魅力的な楽曲がある。そしてまだまだ隠してる曲も大量にある事を示唆してある。この先の未来の成功も手に入る。これは手を出すやつは手を出す。
さてこの時期最も重要なのは、つくんさんを吊り上げる事だ。秋元さんの最大のライバルだと言って良いだろう。これを取り込んでしまう。つんくさんと秋元さんは上手く扱えばとても相性が良い。この上にたって統合するものがいれば多分最強の相補的な働きが出来る。
タイプが違うのだこの二人。つんくさんはやっぱり音楽現場の人だと思う。秋元さんはもっと上のプロデューサーが向いてる。俺はつんくさんの全般的な活動は余り認めてない。ああいうのは秋元さんの方が向いてる。だが一つのアイドルグループを育て上げた手腕とその自作の楽曲センスは秋元さんにはないものだ。
この二人は組まなくてはいけない。もっと強大な敵と戦うためだ。つんくさんはもっと違う形のプロデューサーが向く。それは小室さんととても似てる。いや秋元さんが逆に変わってるのだ。秋元さんはどことなくジャニーズのジャニさんに立場に似てるんだ。
音楽単位で作る二人とは違う。その点小林氏も似てるだろう。すぐにつんくさんとバンドがあればそれ毎バックアップするために動く。彼がくるまでにはレコード会社を作っておかなければ。
時代が早すぎるが、DAWと呼んで良いか?分からないが機材が整ってきたので、カンナムスタイルを発表する。どこに出せばいいのか?が分からないのだが、95年のネット時代が来るまではこの辺り我慢だ。伝手を使って音楽関係者にばらまく。これこの時代でも可能だ。
ただ多くの進化した機器が必要なので、基本的な部分以外はスカスカである。ただこの音楽環境でも十分その魅力は伝える事が出来る。これハマー色がものすごく強くて、この時代の方が逆にらしいのだ。いずれ日本では小室さんを絶対に巻き込まないといけない。ただ今の彼はノリに乗ってるので近い将来知り合いにとどまる程度で良い。
彼の力は彼が資産を溶かす前に何よりも必要で、その前にも必要になる。大体1999年この前後まで彼とは仕事は多分無いだろう。それまでに彼と仕事が出来るようにしておかないと。時代が加速する可能性が無いとは言えないが。
このカンナムスタイルがものすごく重要になる。実はKPOPはこれが登場するまではHIPPOPもしっかりあったのだが。ここからEDMが強い時代になる。ただしこの2つは密接に影響しあってるので複雑極まりない。ただはっきりわかるのは、アメリカなどと共通するHIPPOP音楽はKPOPにはあちらは含めてない日本人が勝手にまとめてKPOPとしてるだけだ。
韓国のHIPPOPアーティストを見ればわかる。大半は日本人が目にすることは無いだろう。それが答えだ。元々は違ったからKPOPは難解なんだ。KPOPは美男美女のGじゃないとKPOPと言わないんだ。HIPPOPアーティストはそうじゃない人が多い…。そして、美男美女のGがやればHIPPOPはKPOPなのだ。
KPOPは国内と海外では意味合いが違う。国内では他の音楽と美男美女のG行う音楽を分けるため使われる言葉だ。これを海外の人間は知らない。これがとても重要な事なのに誰も言わない。KPOPはJPOPを攻撃するものじゃない、明確にアイドルが歌う音楽を侵略するための音楽だ。
この時期まだデビュー出来てないアーティストを拾い上げる。DEEN池森秀一、山根 公路、坂井泉水、GLAY。この時期とんでもなく売れた人たち。これが埋もれてるのだ。後坂井さんは助言すれば命が助かるかもしれない。がん検診を度々受けるように勧めればいい。元々体が弱いらしいので受けてくれるだろう。
福山 雅治、彼はもう契約してるので音楽活動を支援して恩を売っておく。彼はとても重要になる。計画の中で音楽をやる女優役者もキーになってるからだ。
THE BOOMのVOへ沖縄民謡への関心を持たせる。これも何もしなくてもそう動いて島唄を作るのだが、敢えて恩を売っておく。ただ皆そうだが、この時期探すのがとても大変なんだ。契約済みの人は音楽関係者からさぐるしかない。福山 雅治は匿名であしながおじさんでもするかな?後で間に入った人にばらしてほしいが!
今動かないと不味い案件はすべてやった。次にいよいよ3月を迎える。バブル崩壊だ。これに合わせて資金を使ってカラ売りを仕掛ける。最初は転がすが、いずれはそのやり方は不味くなる。しばらくすると大きくリバウンドする。その時期どうするか?がかなり迷ってる。
だがここで大きな資金を作って、レコード会社の持ち株会社の上位組織を作る。それこそが本命になる。Xデーを迎えてとりあえずは大金を手にする。この間にすでにレコード会社は出来ている。普通ならこれを傘下に置けない。そこが最初に飲ませた条件が引っかかる。
傘下に入る事が通るように持ち株を握ったのだ。この組織の人間は残りの株式をもつレコード会社なので、全くの無料で得た権利を使って俺の親会社の子会社にしてしまうのだ。この先の計画にどうしてもこの構造が必要になる。よく話し合って、すぐに計画を始める。
カラ売りの方は慎重にやっていく。リバウンドが怖い。信用はずっと持ってると困る。現物ならずっと持っていればいいので2年間放置しても良い。ただ最も儲かるのは売買を繰り返す転がしだ。資金が増えて増えた資金をそのまま投入する。小さな元手で大きくするのはこれが一番だが、怖いのが大きなリバウンドだ。
現物をずっと持ってるなら、これは放置すれば、日経平均は1990年から2年は全く回復せず半分になるのを知ってるから。
ただどんどん加速したいので、そんなものじゃ足りない。だからってこれからは確か大きなリバウンドがあったので転がしは使えない。かなり長い期間上げトレンドになる。バブル崩壊を知ってるものからすればこれは計算外も良いところだ。細かいところ覚えていたら買うのだが、いつだったか忘れたが、2年の間に大きなリバウンドがあったしかしらないのだ。
もうできたら株からは手を引きたいのだ。まあこれからは俺の曲で大儲けできる時代になるとは思うが。すでに会社発足後大きな売り上げを上げている。そんな事可能なのか?なら大量に出したからだ。数撃てば当たる。普通ならこんなやり方してはいけない。
だが俺は今の金が欲しいのだ。将来稼げる金など意味が無い。もっと大きな視点で曲を作っていくので意味が無い。
金が溜まってきたので、大きなこと起こすアメリカに行ってホイットニーのオールウェイズ・ラヴ・ユーの元歌の日本語カバーの権利を受けて歌える歌手に歌わせる。なるべくお金をかけてでも取るつもりだ。これが出る事で、ボディガードにどんな影響が出るか?分からないが。
アメリカに関する重要な計画だけ立てておく。まだ時間じゃないので後からだが、GAFAの株を買ってその資金でアメリカに法人を作る事だ。海外展開するときタダで会社を作るようなものだ。実に楽だ。最初にアマゾンの1993年付近からになる。最後が2004年のフェイスブックになる。まだ先の話だ。
沖縄アクターズスクールに資金提供をする。これによってライジングと手を結ぶのを阻止する。メンバーをこっちに流しここから東京への流れを作っていく。ただし、さらに傘下に置かない。自由に他の会社とも結ばせる。ある程度コントロールする自信があるので。
会社を作る前に、GLAYのメンバーをスカウトしておく。後で出来たら頼ってくれと。この時期コンタクトしておくと地元にいるので探さなくて良い。