18話 両親の行方
「うん、いいよ。探して上げる。少し待ってね」
クロノスが目をつぶった
「・・・・・見つけた。これは・・・・この世界じゃない?どういうことだ?まさか召喚か?ちょっとまってくれ広人君」
―――〈システム外スキル・■スキル【過去眼】〉―――
「ここは……まさかッ神界!?なぜだ!!なぜただの人間が神界に?」
(神界…?神様の居る場所か?)
「人間を神界に入れるなんてどこの神がそんなことやったんだ!!」
その声には少し怒気が混じっていた
その眼に映ったのは黒い髪の二振りの剣を持った男の姿
そしてそいつと目が会う瞬間、バチっと時空神の目から火花が散りクロノスが目をあげる
「弾かれた…」
「あ?てめーがか?」
ラースが不機嫌そうに尋ねた
「あぁ僕も驚いたよ。神殿ではないにしろこの時空神の眼を弾くなんて…」
クロノスが心底驚いたように呟く
「んで?少しは見えたんだろ?どこの神だ?」
「わからない…ただ一つ言えるのはこの僕が見たことのない神界、そして僕を弾いたと言うこと、ここから推測するに…」
クロノスが困惑して戸惑い言い淀んでいるとラースが続けた
「最高神か…」
「そうなるね」
「厄介な、流石に最高神の神界には殴り込めねぇな」
(なッ!父さん達を助けられないのか!?だったら協力はしないぞ!)
「うるせーなー。方法はある俺の神界にさえ行ければな」
(…本当に助けられるんだろうな)
「ふん、そもそも助かるどうのこうのではない、最高神の領域に居るんだ、何も不自由はないだろう」
ラースが当たり前かのように語った
「話は終わったかい?そろそろ今後の話をしたいんだけど」
「あぁ、もういい。それで?今後の話か?無論聖戦だ!俺の怒りは収まらん!!あのクソどもをぶち殺してやる!!真実も知らずに不意打ちでかましてきたあのクソどもがッ!!」
「まぁまぁ力が漏れてるよ。殺すのは賛成だけど、実際問題どうするの?あれからあいつらは自身の神界に引きこもり、君は実体がない」
「あ?無いことはねぇーだろ。確か俺のダンジョンに封印されてるはずだ」
「はっはっは、勿論持ち出されているさ、今頃奴らの神界でおもちゃにでもされてるんじゃない?」
「はぁーーー???」




