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俺の相棒“非オタ”って~アラサー二人の異世界道中~  作者: 山田 一衛
アラムッタ王国編
3/9

えがおで、あいさつしましょう

2話の誤字訂正しました。すみません。

儀式の関係者というのは、大概が肩書きや地位を持つ。


会社のビルを建てる際、地鎮祭に出向くのは大概社長や会長などのお偉いさん。


つまり何が言いたいか、簡単だ。

 

今怯えている小動物系の彼女は、間違いなく肩書きがあり、又私たちを囲む方々もそれ相応の地位の方々。 


文化がわからない以上まず不敬を働いてはいけない相手。



間違っても、ズカズカ近付くはアウトなんだが…チョコ○、貴様。


お陰で周囲が殺気だって、すっげぇ世間知らず扱いされてんじゃねーか。やめてくれ!胃痛がしそうよ!マジ勘弁。


周囲の空気を読まないチョコ○君、超にこやかに自己紹介、ああアホだ。


「俺、上原うえはら たくっていうんだ!趣味はカラオケと剣道」


よろしく!って笑顔で、彼女の手を握ってるよ。

ああ、このアホ爆発しやがれ。殺気マシマシで不穏感半端ないわ!!


どうしようもない。


眉間の皺が私より寄っている我が友。

なんだろう、面倒なんだろうね。リアル中間管理職だもんな。


ツカツカと、ヒールを鳴らしチョコ○の頭を掴み、見事な腰から90度のお辞儀を決めると



「いきなりの彼の不敬御許し下さい。まだ未成年の若輩者の若気の至り、何卒ご容赦願います」。

 

淀みなく通った声で、周囲に不敬を謝りついでにチョコ○の頭を押さえつける。見事な流れで。



チョコ○本人は、何すんだよといきっておるが空気を読まない彼に観月様お怒りである。

頭を掴む手に力をかけまくる。


彼は、ようやく空気を読んだ

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