163/202
1
このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。
最初に貸して貰った『大天使ミカエル』様の本だって、全く頭に入らなかった…。
だが、『ミカエル』様は有名な方だ。オカルト好きなのり子が、よく目にする名前だ。
ネットに『何か困ったことがあったら好きな神の名を呼べ。そしたらすぐ助けてくれる』と書かれていた事を思い出し、何か困った時に、『ミカエル』様をお呼びした。
これは、分かる人と分からない人がいると思うが、好きな神の名前を念じると本当に助けて貰える…。試してみたらいいと思う。
それ以来、のり子にとって『大天使ミカエル』様は神だ…。たとえどこに居ようと、たとえ同時に誰が祈ろうと、ミカエル様はすぐに助けてくれる…。