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ガラクタ小説…?
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『ケータイ小説は、ガラクタ小説と呼ばれるらしいです…。師匠は、どう思いますか…?』
のり子は、お隣のお婆ちゃんから頂いた芋ヨウカンを頬張りながら、師匠に尋ねる…。
『そんなことはないよ。ワタシは見ないけどね…』
『じゃ、つまらないと思ってるんですか…?』
『つまらないと言うより、クダラナイ…。でも書かないよりマシかな…』
『ですよね。江戸時代に携帯電話の理屈が分からないように、未来では、現代に戻って来れるみたいです。自分が書き残したデータに…。私もよく分からないんですが…』