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紅葉は、寒冷地だからこそ美しいと言う…。彩りがハッキリとするからだ…。

言葉を失うほど…長い間…クルミはその余韻に浸った…。

クルミは思う…。

男は頭がエッチのことでいっぱいで、紅葉を楽しむ余裕が無いんだろう…と。

可哀想な生き物だ。

タツヤは、クルミのただの運転手でいい…。

クルミは、景色の美しさを楽しみたかった…。

人生の節目節目にある美しさだ…。





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