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第一章 Scene2

 修学旅行は無人島!? 第一章 SCENE2 出発


 修学旅行当日―午前10時22分 多摩国際空港 国内線旅客ターミナル

「スカイジャパンエアライン432便にご搭乗の方は、お急ぎください」

僕たちが乗る飛行機の出発時間が近づいている。

「よーし、みんないくぞ〜!!!」

 吉岡先生の声が響く。

 僕は胸を高鳴らせながら、搭乗ゲートへと急ぐ。

 5分後。

 全員が乗り終わり、一安心。目の前にあるLINUX(リナックス)パソコンの電源を入れる。

 起動した。早速ブラウザを起動する。このパソコンにはMozilla(モジラ Firefox(ファイアーフォックス) 2が入っているようだ。もうすぐリリースされるMozilla Firefox 3 正式版が待ち遠しいなあと思った。


 飛行機が離陸した。無事に離陸した。それにしても、この学校、金もってるなあ、と思った。

 保護者には一人5000円しか募集していないから、5000×40×8で…1600000円。いや、大丈夫か。しかし、この便はチャーター機というか、貸切だ。相当な費用がかかったのでは、とも思った。八クラス分あるからなあ。

「おい、京誄(きょうるい)、見てみろよ、あれ。」

 親友の、大屋(おおや) 賢治(けんじが話しかけてきた。

「何だよ…ん、ああ、あれか。」

 どうやら、大屋は窓の外について言っているようだ。しかし、僕は、安月給の父さんが、どこから金がやってきたのか知らないが、旅行するお金だけがなぜかたまっていた。それで、月一回は旅行に行っていた。(そのせいで、一回も皆勤賞を取れなかったが。)

 だから、飛行機も何百回と乗っている。なので、窓の風景などは、最初はビックリしたけど、今は慣れてしまっている。

 僕は、まだ大騒ぎしている大屋に、言った。

「おい、お前小学校からの親友だろ、だから、僕が飛行機乗るの慣れてるの知ってるだろ…」

「ああ、そういえばそうだったな、悪い悪い(わりいわりい)」

 そう、僕と大屋は小学校からの親友だ。しかも、小学一年生から今まで、一回もクラスが別々になったことがない。さらに、中学一年生ごろ、知能指数が急激になぜか高まってきた僕は、難関で有名な緑川に、高校から入ることになった。そのとき、学習能力が普通だった大屋は、悲しんだが、猛勉強して、緑川に2位で入った。(首席は僕だ)しかも、難なく学校の授業についていられることから、すごいな、と思った。

 他愛ない話をみんなとしている間に、もう、長崎についた。

 



 


 



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