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我ら、可笑しな演劇部!?  作者: 青井優飛
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1-1真弥&玲音編

ー放課後、視聴覚室にてー


玲】おっはようございまーす!!!

和】おはよう、レオン。今日も元気だな。

凜】寧ろ、五月蝿いくらいです...

玲】ちょっと、リン先輩!五月蝿いだなんて!俺、泣いちゃうっすよ(泣)

凜】.....。

茉】皆おはよー。

朱】おはようで〜す!

玲】おはよう御座います。茉梨亜様、朱ちゃん!

凜】よし、ほぼ揃ったから発声始めるぞ。

茉】はいはーい。ってまややんは?

玲】そうっすよ!!!真弥さん居ないじゃないっすかー!

凜】真弥さんは委員会の仕事の都合で遅れるそうです...。

和】そういう訳だから。おら、さっさと始めるぞ。

茉、朱】はーい。

玲】てか久しぶりにリン先輩が沢山喋ったっすね(小声)


ーーー

俺は山本玲音。戸籍上女。あ、気持ちは男っすからね!?

現在演劇部に所属中。

声量に自信が有ったのと、ただの好奇心で入ったんすけど...

これが当たりだったみたいで、毎日楽しいんすよ!

それに、好きな人も出来たし...


真】遅れて御免なさいねー。

玲】あ!真弥さーーーん!!!(抱きつく)

真】あらま、レイちゃんってば。よしよし(頭撫でて)

和】おはよう、真弥姫。

茉】おはよ、まややん。...てか付き合ってもないのに、よくそんなこと出来るわね(汗)

真】あら、マリーと朱ちゃんも同じ感じでしょ?

茉】.....。(頬染めて)


ーーー

アタシは姫野真弥。女って言いたいけど、戸籍上は男よ。

演劇部2年。最近はずっと、主役を務めてるかしら。

同級生や今年入ってきたばかりの一年生のためにも

もっと良い演技をしなきゃね!

特にあの子の前ではもっと「特別な人」でいなきゃ...

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