プロローグ
努力を忘れた人間と、その人間を長く見続けてきた姉の恋愛モノです。
私の処女作となりますので、拙い点もあるかもしれませんが温かく見守ってくださると私もがんばれます。
えっちな展開?話が進んでいけばあるかも!笑
いつだって俺の行動力は姉ちゃんの作る甘くておいしいケーキから生まれた。
もしも姉ちゃんがいなければ俺はこんな風に家庭を持つ事はおろか、努力することを忘れた人間になっただろう。
そんないつだってダメな俺を強く、強く励ましてくれた姉ちゃん。
大丈夫!雪人ならやれる!お姉ちゃんがついてるから!
心が折れそうなときにはお姉ちゃんに話しなさい、そんな不安が吹き飛ぶくらいおいしいケーキ作ってあげるから!
あなたが本当にやりたいって思うことをしなさい!お姉ちゃんは全力で応援する!
励ましの言葉と一緒に俺をもうひと押ししてくれるのは姉ちゃんのケーキだった。
姉ちゃんの思いのこもったそのケーキを食べれば、俺はどんな事だってやってこれたんだ。
そんな優しくて強くて、ケーキ作りが大好きな姉ちゃんのことを俺が「恋愛対象」として見始めたのは、思春期真っ只中の高校生の時だった。
このプロローグで興味を持っていただけたら嬉しいです。
次回からお話は進んでいきます。
プロローグで見限られた方!次回からも見てくださいお願いします…
ではでは。