設定(治癒魔術の概念)
■ 下級治癒魔術
だれでも使用可
分類目的:消耗回復・軽微治療
☆効果
•少量の体力治癒
•軽い切り傷・打撲の治癒
•疲労・倦怠感の軽減
☆特徴
•即効性はあるが効果量が小さい
•何度も重ねがけが可能
•戦闘中・作業中に使われる
☆限界
•重傷には無意味
•病気・毒には効果なし
☆現場での扱い
•応急処置
•作業継続のための補助
•被災地では「動ける人を増やす」役割
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■ 中級治癒魔術
免許必須
分類目的:状態異常・重度外傷対応
☆効果
•解毒
•感染・炎症の抑制
•重症以外の外傷治癒
•内出血・骨折の修復補助
☆限界
•致命傷は治せない
•臓器損傷の完全修復は不可
•欠損・壊死は対象外
☆特徴
•解剖学・生理学・病理の知識が必須
•魔術式の精度が低いと誤治癒が起きる
•毒を栄養として固定
•感染を封じ込めて慢性化
•習得者が一気に減るライン
→ 「状態を正しく理解して戻す魔術」
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■ 上級治癒魔術
免許必須
分類目的:全身治癒・病気平癒
☆効果
•重症外傷の治癒(欠損を除く)
•内臓損傷の治癒
•慢性・急性疾患の平癒
•複合ダメージの同時治癒
☆限界
•欠損再生は不可
•死亡状態の治癒は不可
•多人数同時使用は困難
☆特徴
•高度な医学・魔術理論が必須
•知識不足=致命的誤治癒
•臓器の位置ズレ
•神経誤接続
•実用者は極少数
•高度な術式と膨大な魔力を要する
•成功率は術者に大きく依存
→ 「人体を正しく“元の設計図”に戻す魔術」
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まとめ(世界観準拠)
下級:少量治癒・疲労治癒
中級:解毒・重症以外の治癒
上級:欠損以外の治癒・病気平癒
・治癒魔術は数多種類があるが上記3つに分類されている。
•欠損治癒:聖女 等例外のみ
・知識、技術なく才能でできるのならばそれは魔法という。魔術はあくまでも魔法を誰でも使えるように論理と式に当てはめたものである。




