出会い的なやつ、多分
人生初創作なのでなんか…小説の表現のような、風景や心情描写がほぼないです
空気が美味しい、空も青く、鳥の声も心地よい、風が気持ちいい…こんな清らかな気持ち久しぶりだな
⋯⋯⋯!!!ここは!どこ…?
⋯森と言うには開けてる、だが周りを見渡しても木しかない、いや…ほんとに…どこ…ここ
「どこよ!ここは!!!」
いや大丈夫だ、落ち着け、私…冷静を欠いた人から死ぬって言われてるんだから、多分、まず覚えてる事を整理しよう、そしたら何か分かるかもしれない
まず私の名前は⋯零夏!零夏よ!!!名前を覚えてたらどうにかなるよね!多分、よし!次はどうしてここにいるかよね、どうしてここに…面接よ!忘れてた…確か面接で思いっきり舌を噛んで血まみれで病院に運ばれたのよ…ほんとに痛かったわ、あれそれに口の中からずっと血がでてほんとに気持ち悪かった、で…で?あれ、でどうしたんだっけ?あれ?いや…まっ…あれ?いや…覚えてる、覚えてるけど!
「死んだの私!?舌噛んで!?」
いや…そんな間抜けな事ないよね…うん!病院に運ばれてる途中で事故ったとかよね!多分…
「貴方、森の中で何してるの?」
背は平均より少し高いぐらいだろか?ローブに身を包み顔を認識できない、質問に答えない為静寂に包まれるなんて…詩的なこと考えたいいが…実際は全く冷静ではない…なっ!人…!?やば…死んだとか言ってたよね、いや!聞かれてない!多分、それよりあれだ!いっぱいSNSで見たあれだ!第一村人発見!ってやつだ!あれ言えるチャンスよ!多分
「だ!第一村び…と、はっ……け………ん」
やば…!恥ずかし…これ、やばいって…これ言える人恥捨てすぎでしょ
「あっ…えっと…第一村人?じゃないよ?」
ごめんなさい…ローブの人…
「いや…すみません、第一村人ってのは…あの冗談で、あっ…えっと…貴方は?」
なっ…!落ち着け…冷静にローブの人は何者なんだろ…これ大事だよね?多分、私の推理だと、声的には女性だと思うんだけど、身長が凄い高いんだよね、私は平均より高い身長なはずなんだけど、私より全然高い、背伸びしたら同じくらいかな?後肩幅、私のやってたゲームでめっちゃ擦られてたあれ、肩幅がデカいから男理論、いや…待って?ピンチじゃない?このローブの人が男ならもしかして私襲われない?それになんで人って確定してるんだ?多分異世界転生したんだよ?魔物の可能性もあるよね!?やば…待って…命の危機だと思うと冷や汗が…
「私はこの森の魔法使い、貴方は何者なの?」
私って言ったよね!?女!?女だよね!?多分!いや…今は多様性の時代、全然女と確定した訳ではない、でも今すぐ襲ってこないって事は、敵対してないのかな?多分
「あっ…私は零夏、えっと…あの…遠い国からやってきた旅人です…はい。」
完璧では!?いや~パーフェクトコミュニケーション、このコミュ力があれば異世界でも生きていけるよね!?多分…
「レーカ?旅人なのね、私を倒しにきた訳ではないのね…それならいいわ、それより今日は野宿?」
いや…零夏なんだけど…いやいいけど!別に細かい事は!いや細かくはないけど、それより多分女の人確定だよね?女の人だと思ってみると…なんか安心してきたな、それより質問されてるから応えないと
「あっ…野宿です…その!あっ…色々、教えて…くれま…あっ…いいです、なんでも…ない、です。」
やめてよー…声小さいのは分かるけど!自覚してるけど!そんな聴こえなくて困った感じださないでよ…怖いんだって…
「野宿よね?この森には夜は魔物も出るんだけど、貴方戦闘経験は?」
心配してくれてる…?いや…怪しまれてるのか?とりあえず、会話続かせないと
「あっ…戦闘はした事ないです…あの…魔物って?」
よしよしよし!及第点!!!想像ではもっとスラスラ聴けるんだけどね、でもちゃんと聞きたいことも聞けてるし、私にしては完璧ね
「家出少女?いいわ…とりあえず着いてきなさい」
着いていっていいの!?やば…神か何か?魔女様神様仏様?
「ありがとうございます」
ってか…人の家に上がるって何年ぶり!?中学以来じゃない!?どうすればいいだっけ…うん!どうにでもなるか!多分
「私はヒナ、この森の魔女よ」
あっ…ヒナさん、やっぱり女の人だった!良かったー…家に連れ込まれてそのまま襲われるって事は無さそうで
「貴方はレーカって言ったわよね、多分貴方はこの世界の人じゃないのよね?」
いや〜分かっちゃいますか〜?私の溢れ出るこのオーラ…じゃなくて⋯なんで!?バレる要素なかったよね!?もしかして研究材料にされて殺される…?落ち着け、まずは命乞い、次に命乞い、そして命乞い、大丈夫…殺すなら即殺してるはず…多分
「殺さないで…お願いします」
なっ…そんな顔しなくてよくない!?絶対何言ってるの?馬鹿すぎって思ってるよね?っていつの間にフード取ってたの!?なっ…可愛い…顔ちっちゃい…それに綺麗な髪…笑った顔も良い…あっ…好き、この子になら殺されても良いかもしれない
「別に殺さないわよ、ん…魔物ね」
魔物!?夜しかでないんじゃないの!?ってかやばいよ!多分オオカミより大きいよね!?分かんないけど!やばくない!?ヒナさん倒せるの!?
「そうね、貴方戦ってみなさい」
は…?
「はぁ!?なっ…!無理ですよ!?」
やばいって…!馬鹿じゃないの!?我現代社会に生きてる日本人ぞ!?いや…冗談抜きで、無理だって…言っとくけど…いや声には出さないけど!ほぼ引きこもりだよ!?就活以外でほぼ家出てなかったんだよ?運動なんて高校出て以降1回もしてないって…やば…私また死ぬ?
「大丈夫だって、『チェーン』ほら、これで動かないから、安心して倒して」
魔法!?あのアニメとかであるやつ!?いや…ほぼアニメ見たことないけど!ほんとに動かない?
「心配しなくても動かないわよ」
ほんとだよね!?動かないよね?死にたくないよ?信じるしかないから信じるけど!でも動かないとして…倒すってなに?殴り殺さないといけない感じ?
「あー…ステータスって言ってみて」
ステータス?ほんとに出てくるの!?なんか異世界ぽい!もし最強だったらどうしよ?
「ステータス」
あれ?でてこない…
「ふふっ…ごめん…ちょっ…面白すぎ…」
はあ?キレるよ!?現代日本人ってすぐキレるからね!?私は妹にしか怒ったことないけど!
「ごめんね?いや…ほんとにやると思ってなくて」
そう言う冗談は人の尊厳を破壊するタイプだから!
「貴方面白わね、いいわ!」
値踏みの仕方最悪だね?嫌われるよ?
「恐れられ忌み嫌われ追放された終焉の森の魔女ヒナが貴方に魔法を教えてあげるわ!」
忌み嫌われたてわ…それに終焉の森って…厨二病全開じゃない…古傷が痛むからやめて…あっ!後ろ!
「後ろっ!オオカミ!」
「ふっ…『ファイア』!レーカ初めてちゃんと喋ってくれたわね」
火が…燃えて綺麗、こんなに近くで初めての事を見たのはいつぶりだろう…知ってる人達の動画を見てゲームをして就活して、結局何も成し遂げず家族に迷惑だけかけて…でも熱がこんなに手まで伝わって…伝わって???あつ!?燃えて!?
「助けっ!」
このままじゃ手が!やば!?ヒナのローブにも!?
「あっつ!?やば!『ウォーター』…!!!」
ウォーター…良かった水がでて…消火され…
なにこれ?めっちゃ濡れたんだけど…ってかここら一帯水浸しなんだけど
「やば…魔力調整ミスった、ごめん魔力切れだからおぼってくれない?」
待って…なんかちっちゃくない?さっきまで私より大きかったよね?
「なんでちっちゃくなってるの?」
後おぶるって何言って…いや、ヒナをおぶる?合法的に触れるのでは…!
「レーカ?顔が怖いんだけど…」
しょうがないよね、この森に置いて行く方がよくないもんね!うん、それに引きこもりだから人をおぼるなんてした事ほぼないからね、ちょっと触れちゃっても仕方ないよね
「おも…」
無理だ…引きこもりに人をおぶって森を歩くなんてできるわけ無いよね…
「くっ…レーカ目瞑って」
目?なに急に?なっ!?なっ…今唇に!?なっ…!舌!?!?な…痴女!?
「!?貴方…魔力凄いわね」
凄いのはヒナだよ!?私のファーストキス奪った感想がそれ!?
「これからよろしくね、レーカ」
いや…よくそんな冷静でいれるね!?今キスしたんだよ!?いや…顔真っ赤だね?
「あっ…レーカ!責任取ってね?」
責任…?まぁ…ヒナ可愛いしいっか
「よろしくお願いします」
「ふふっ…!私も結婚か〜」
結婚か〜、結婚!?いやでも…セナならありだな、それき異世界もセナがいればどうにかなりそうだし…いいか結婚も…結婚か〜定職に就くまでに結婚…ま、どうにかなるか、多分それに、ヒナ可愛いし
「それじゃい行こ、レーカ!私達のお家に!」
何この子…好き〜これから異世界生活どうなっちゃうんだろ〜