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プロローグ

 夢をみていた。恐怖で足がすくむような暗闇に中、一筋の光が差した。その光は周りの闇を打ち払う。そして光の中には1人の女の子がいた。顔は整いセミロングの茶髪のその女の子は俺に向かって、


「もう大丈夫。私が来たから!」


と言った。俺は意識がおぼろげになるのを感じながら、とっさに叫んだ。


「俺は渡瀬紘幸!君は!」


彼女は微笑みながら言った。


「私は舞鶴里菜。紘くん、またね。」


その言葉を聞いた途端、夢から覚めた…。まただ。また同じ夢をみた。小学生低学年の時くらいにみた夢。それを今でも夢にみる。きっとそれは両親の死が関係しているのだろう。そして、俺の傷ついた心を彼女は夢でそっと癒してくれる。そんな俺、渡瀬紘幸は今年から祖母の家で暮らし、桜木高校に入学する。

 

 俺はこの時まだ知らなかった。俺と彼女の出会いが世界を少しずつ変えていくのだと…。

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