Я́ков
作戦終了から一週間後の午後三時、
東京本部、捜査3専用室前……
「それでは前村さんにお願いします」
そう言ったのは捜査3の三好だった。なので男性対策官は「分かりました。そう報告しておきます。それでは失礼します」と言い、エレベーターホールへと向かって歩き出した
『結局、手紙通り脅迫されてたのか……』
男性対策官は歩きながら心の中でそう言った
浜地信明の件は本部の捜査3、4、そして四鷹ゾンビ対策基地の捜査部が調べていた。そして今日は互いの捜査経過を伝えるために、彼は東京本部に来ていた。すると突然彼が持つスマートフォンが鳴った
『前村さん……? 何だろ……』
彼はそう思いながら電話に出た。そして「須川です。いま終わりましたので、これから戻ります」と言った。すると前村は電話越しにこう言った
「分かったよ。それはそうと凄いことになったよ」
「凄いこと?」
そう言われると彼はそう聞き返した。するとそんな彼に前村は「来年度から本部への異動が決まったよ」と言った
「おめでとうございます。部署はどちらですか?」
「違う違う。異動は須川君だよ」
彼はそう言われると「え? 本当ですか?」と聞き返した。すると前村は「本当だよ。東京本部捜査1、3班だって。詳しくは戻ってきたら説明するよ」と言ってきた。なので彼はすぐに「分かりました。すぐに戻ります」と言い、電話を切った。そしてエレベーターに乗り、地下駐車場へと向かった……
『捜査1の3班……。あの人か……』
上へ向うエレベーターを待っていた女性対策官は心の中でそう言った。そして『彼なら大丈夫そうね……』と心の中で言うとエレベーターに乗り込んだ……
「テロ対策は闇が深い!」終わり




