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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第三章
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твёрдый знак

秋好達が階段を下りていると、一階から九重と米原が上がってきた。なので秋好は米原に「米原さん。田宮さんより事情を説明するよう言われています。なので付いてきてください」と言った


「分かりました。田宮さんにはよろしく」


米原は九重にそう言うと秋好達と一緒に階段を下りていった。そして一階につくと秋好に「それで田宮さんはなんと?」と聞いた


「この作戦と同時に行われた浜地信明確保作戦が失敗し、対象が逃走したそうです。それでその応援を……とのことです」


秋好は手短にそう説明した。すると米原は「分かりました。それで今はどこを逃走中なのですか?」と聞いてきた


「六王子方向へ逃走中との事です」


「もう少し詳しく分かりませんか? それだけだと何処を走ってるのか分からないので」


秋好に対して米原がそう聞いた。けれどそれ以上のことは秋好も知らなかった。なので秋好は「申し訳ないですがそれ以上は分からないです」と謝った


「そうですか……。では向こうの無線に繋いで聞くしかありませんね」


米原はそう言うと秋好と共に外に出た。そして「それでは先に向かいます」と言い、近くに止めてある専用車に乗り込んだ


「了解です。こちらもすぐに向かいます」


秋好がそう言うと、米原は助手席に部下を乗せて行ってしまった


「俺達も向かうぞ。杉谷は深見、小田切、田渕、相澤は照屋、上条、速水。佐田は俺についてこい」


秋好はそう指示を出した。すると相澤はすぐに「了解!」と言い、専用車に乗り込んだ。そして上条と照屋に「早く乗れ! 二人とも!」と言った


「そんなに急がなくても……」


照屋はそう言いながら相澤の乗る専用車に乗り込んだ。すると相澤は「急ぐに越した事はないだろ?」といった。そして上条も乗り込んだのを確認すると車を走らせた


「それでどこへ行くの?」


相澤はそう聞いた。なので照屋は「まずは向こうの無線に合わせないと……」と言うと、専用車についている無線機を操作し始めた


「それもそうですが、まずは速水さんの所へ行ってください」


後ろの席に座っている上条は相澤にそう言った。すると相澤は「そういえば速水がいないな。どこに居るの?」と聞いてきた。なので上条は「最初の待機場所にいるはずです」と答えた


「オッケー! じゃあここか」


相澤はそう言うと車を止めた。するとここで待機していた佐田が「もう終わりですか?」と聞いてきた


「まだよ! それより速水は乗ってくれ!」


相澤は窓を開けるとそう言った。すると速水が「これから何があるんですか?」と聞きながら上条の隣に乗ってきた。なので上条は「応援だって。浜地信明確保作戦の」と説明した



「米原班、相澤班の参加を確認した。現在対象は高速を使って六王子方向へ逃走中、二班は布地インターチェンジより合流せよ」


無線機からそう流れてきた。なので照屋は「相澤班了解しました」と返した


「布地インターチェンジね。それじゃあ行くぞ!」


相澤はそう言うと専用車のサイレンを鳴らした。そして車を布地インターチェンジへと向かって走らせた……



東京本部、第一司令室……


「対象、高井田を通過しました!」


司令官の一人がそう言うと、男性司令官は「把握した!」と答えた


彼の名は郡山佐本こおりやまさもと、東京本部で副本部長をやっている人物だった。そんな彼はとある事情から本件の司令長をしていた


「司令長!六王子までの出入り口を封鎖しました!」


「分かった。それより応援はいつ到着する? 誰か分かるやつはいないか?」


郡山はそう聞いた。すると司令担当の一人がこう言った


「国中バスストップで一台、六王子インターチェンジで六台待機しています」


「また布地インターチェンジ付近で四鷹の応援四台が道路封鎖を、テロ対策1、調査4の応援が二台そちらに向かっています」


もう一人も続いてそう言った。すると郡山は「分かった。もし布地を突破されたら最終手段を使う。六王子で用意をさせろ」と指示を出した


「本当にやるんですか……? それを……」


郡山の指示に一人の司令官がそう言った。なので郡山は「仕方ない、逃げてるんだし。覚悟だって出来てるだろ」と言った。するとその司令官は「了解です」と言い、マイクを取った。そして無線で「六王子待機の車に連絡。レベル3の用意をせよ」と指示を出した……



郡山佐本こおりやまさもと


ゾンビ殲滅局、東京本部副本部長


武器……拳銃

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