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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第三章
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О́льга

一月七日、午前九時

東京本部テロ対策1専用室……


「あ〜、休みが終わってしまった……」


そう言ったのは相澤だった。するとそんな相澤に対して杉谷が「十分休んだでしょ。それに作戦の方だって特に大変なことはなかったんでしょ?」と言った

杉谷は殺所で撃たれてからというもの治療もあり本部に来ていなかった。けれど今日から復帰となり、久しぶりにテロ対策1全員が揃うことになっていた


「失礼なやつめ、めっちゃ大変だったぞ」


相澤がそう言うと小田切が「相澤さんは飯を食べてただけじゃないですか」と言った。するとそれに続いて佐田も「ほんとそれ。マジで何もしてないっすよ」と言った


「ほら、やっぱりじゃん」


杉谷はそう言うと自分の席に座った。すると相澤は慌てて「そ、そんな訳無いだろ。俺はいつも真面目だというのに……なぁ上条」と助け舟を求めた。けれど上条はそれに応じることもなく「少なくとも真面目な相澤さんは見たことがありません」と適当に返した


「やっぱりじゃん。上条が言うなら間違いないわね」


杉谷はそう言った。すると相澤は「全く。一から仕事を教えてきたのに裏切られるとはな〜」と言った


「相澤さんに何かを教えてもらった記憶はないのですが……」


上条がそう言うと小田切も「確かに、大体は秋好さんか杉谷さんだったから……」と言った


テロ対策1は人数が少なく、教育係になる人も限られていた。そして上条の記憶だと相澤が教育係をしているのを見たことがなかった


「まぁ相澤が教育係になったら大変なことになるからな」


そう言ったのは秋好だった。すると相澤は「ご冗談を、今だって上条の面倒を見てますよ」と言った


「面倒を見られてる側だ。相澤は」


秋好はそう言うと杉谷に「大丈夫か? 撃たれたところは」と聞いた。すると杉谷は「大丈夫です。前までと同じように仕事出来るので心配なさらずに…」と言った


「そうか。なら一緒に来てくれないか?」


「仕事ですか?」


杉谷がそう聞くと秋好は「そうだ。テロ対策3とのだ」と言い、テロ対策1専用室の扉を開けた。すると相澤が「テロ対策3? 内容はなんです?」と聞いた。けれど秋好は「それは帰ってきたら言う。俺と杉谷は話してくるから問題を起こすなよ」と言い、杉谷と共に部屋から出ていってしまった


「ケチだな〜」


秋好はそう言うと椅子の背もたれに寄りかかった。すると照屋が「日頃の行いですかね〜」と言った


「違いない。てかそれしかないし」


照屋に続き、佐田もそう言った。すると相澤は「うるせぇ、文句あっか。それより仕事をしな」と言った


「相澤さん。今は特にやることありませんよ」


そう言ったのは相澤の隣りに座っている上条だった。すると相澤は「マジ? なら俺は用があるからちょいと席を外すよ。秋好さんが戻ってきたら電話してくれ」と言うと、部屋から颯爽と出ていった


「どっか行っちゃった」


小田切がそう言うと、上条は「あの人は止めても止まらない。注意しても無駄よ」と言った

上条は相澤のブレーキ役として、今まで共に行動してきた。そんな上条が止められないというのであれば、それに対して誰も突っ込みを入れることは出来なかった


「なにがともあれ、無事に捜査が始まるといいね」


そう言ったのは深見だった。なので上条は「本当です。まだ捜査中の方が制御が楽です」と言った……



「それはそうと、これから行うっていう捜査、誰か分かる人いる?」


そう言ったのは照屋だった。しかし誰も知らないらしく、何も言わなかった。すると佐田は「まぁまだ秋好さんとテロ対策3の人しか知らないんじゃない?」と言った


「確かに休みに入る前に捜査があることは言ってたような気もしますが、内容までは……」


佐田に続き、小田切もそう言った。すると上条は「何にせよ、テロ対策3が絡むとなるとターゲットは有名人……ですよね?」と照屋に聞いた。


「テロ対策3だから……そうだな。有名人だ」


「ここ最近、ゾンビ関係でやらかした有名人とかっているの?」


佐田がそう聞くと照屋は「俺は知らん。誰か知ってる人はいる?」と聞いた。すると深見が「そういえばどっかの対策官が浜地信明がどうとか言うのを聞いたことあるわ」と言った


「浜地信明? 聞いたことないんですけど有名なんですか?」


小田切がそう聞いた。けれど照屋は「さぁ……」と言い首を傾げた。すると深見は「確か俳優だったはずよ。私もよく知らないけどね」と言った


その後も上条達は雑談を続けた。そして雑談は秋好と杉谷が帰ってくるまで続いた……



照屋大睦てるやだいむ


准ゾンビ対策官


武器……拳銃

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