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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第三章
70/90

Михаи́л

東京本部第二会議室……


この部屋には本部長の仲野や調査部のトップの三ツ木といった、東京本部の偉い人達がいた。そして彼らは残党殲滅作戦の報告を待っていた


すると突然榎本のスマートフォンが鳴った。それを聞くと三ツ木は『報告か……』と思った


そしてしばらくすると榎本が皆に「部下からの報告によると建物を制圧、間勝は自殺したそうです」と言った。するもそれを聞いた三ツ木は「よし、これで一段落だな」と言った


「あぁ、だがこれからが本番だぞ。テロの方が人数も多いからな」


副本部長の郡山がそう言った。するとそんな郡山に仲野が「何にせよこれが成功したのはかなり大きいよ」と言った


「それでこの後はどうするんだ?」


郡山がそう聞くと藍卯が「この事をすぐに発表しろ」と仲野に命令した。なので仲野は「分かった。そう指示を出すよ」と言い、誰かに電話をかけ始めた


「それで作戦の方はどうするんだ?」


郡山が藍卯にそう質問した。すると藍卯は「この発表でテロ参加者の大半は戸惑うはずだ。そうすれば此方のもんだ」と答えた


『成る程、テロの元凶を潰すことでテロそのものをやめさせようということか……なかなかやるじゃないか』


三ツ木はそう思うと部屋から出ていこうとした。するとそんな三ツ木に榎本が「三ツ木さんどちらに?」と聞いてきた。なので三ツ木は「機密の連絡をしてくる」と言い、部屋を出ていった



「なんだアイツ、まだ何かやるつもりか?」


藍卯はそう言うと郡山を見た。すると郡山は「俺は何も言ってないからな」と関与を否定した……



東京本部、調査4専用室……


ガチャッ!


三ツ木は部屋に入ると「村島!織部!用意は出来てるか?」と言った。すると部屋の奥から織部が「出来てます」と言い、飛び出してきた


「そうか。それで村島は……」


三ツ木はそう言いながら部屋の中を見回した。けれど部屋の中に村島の姿が見えなかった。すると突然後ろから「準備出来てます」と言われた


なので三ツ木が後ろを向くとそこには段ボール箱を抱えている村島がいた


「いや、出来てないだろそれ……」


三ツ木は村島を見るとそう言った。するとそんな所に突然木暮が「すみません。ちょっと頼み事をしてまして……」と言い、村島から段ボール箱を受け取った


「あ、そう……まぁそれは良いとして、二人とも現場へ向かってくれ。詳しくは無線に」


三ツ木がそう言うと村島と織部は「了解です」と言い、部屋から出ていった



『これで間勝の件も大丈夫だな』


三ツ木はそう思うと、この後の指示を出すため自分の席に向かった。けれど二人に指示を出すまで、まだ時間があるため三ツ木は木暮に「その段ボール箱は何だ?」と聞いた


すると木暮は「白井さんから調査要請がでまして……」と説明した。なので三ツ木は席を立ち、木暮の席に移動した


「これは例の組織の?」


三ツ木は資料を見るとそう言った。すると木暮は「えぇ、『ルート』について調べてほしいということでして」と言いながら段ボール箱の中身を漁った。そして「これだな」と言いながら一冊のファイルを取り出した


「ルート?そんな活発的なやつだったか?」


「報告書によるとルートは他に比べてかなり大人しいタイプで、潜入捜査官の報告を見る限り、殺害等の事件はおこしていません」


木暮はファイルをペラペラとめくりながらそう言った。すると木暮はあるページで手を止めた


「見つかったか?」


三ツ木はそう聞いた。すると木暮は「えぇ、ただ良い結果ではないですね」と言った。なので三ツ木は「それ見してくれないか?」と頼んだ


「どうぞ。私は調べ終わったので片付けもお願いします」


木暮はそう言うと段ボール箱を三ツ木の方に押した


『えぇ……マジかよ……』


三ツ木はそう思いながらも木暮からファイルを受け取り、開かれているページを見た。そこにはコードネーム『ルート』について書かれていた


「それで調査要請って何だったんだ?」


三ツ木はそう聞いた。すると木暮は手を止めてこう言った


「ルートが味方か敵かについてです」


三ツ木はそう言われると、ルートのスパイという欄を見た。そこには大きなバツ印が書かれていた


『ルートは味方じゃないのか……といってもそれが普通だけどな』


三ツ木はそう言うとファイルを段ボール箱にしまった。そして木暮に「それじゃあ片付けるぞ」と確認した


「お願いします」


木暮にそう言われると、三ツ木は段ボール箱を持って部屋から出ていった……


木暮理子きぐれさとこ


潜入捜査官


武器……拳銃

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