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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第三章
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Ива́н

東京本部、監視部専用室……


「分かった。その件はこちらで何とかしておく、保科には戻るよう言っておいてくれ。それじゃあ」


本郷はそう言うと電話を切った。そして「高坂!ちょっと来てくれ」と呼んだ。するとそんな本郷の後ろから高坂が「はい何でしょう?」と答えた


「そっちに居たのか」


本郷はそう言うと椅子を回転させ、体を高坂に向けた


「中幡と古河が追いかけてた監視対象が殺害された」


本郷がそう言うと高坂が「どのように殺害されたのですか?」と聞いてきた。なので本郷は「狙撃だ」と答えた。すると高坂は「狙撃ですか……となると犯人は愛護団体では無さそうですね」と言った


ゾンビ愛護団体は違法に銃を所持していた。けれどそれらの銃は拳銃、ショットガン、まれにアサルトライフルであり、狙撃銃の所持が報告されたことは一度もなかった


「だからこの件を三ツ木に報告してきてくれ。この件で三ツ木が頼み事してきたらそっちいって良いから」


本郷にそう指示されると高坂は「了解しました」と言い、部屋から出ていった



『狙撃か……対策部では半年くらい前にあったみたいだけど…』


本郷はそんな事を考えながら仕事に戻った……



それから数分後、東京本部調査4専用室……


トントンッ!


高坂は扉を叩くと「失礼します」と言って部屋の中に入った。するとそんな高坂に女性対策官が「高坂監視官、今回はどのようなご用事で?」と聞いてきた。なので高坂は「監視対象の件で来ました。三ツ木さんはいらっしゃいますか?」と聞いた


すると女性対策官は「三ツ木さん……そういえばここ数時間見てませんが……」と言うと、後ろを向き仲間達に「三ツ木さんどこにいるか分かる人いる?」と聞いた


すると男性対策官が「三ツ木さんならテロ対策室に行ってますよ」と答えた


「とのことでして……」


分かりました。テロ対策室に行きますのでそれでは……」


高坂はそう言うと「失礼しました」と言い部屋から出ていった



「木暮さん」


「何?」


「高坂さんって監視部ですよね?」


男性対策官がそう聞いた。なので木暮は「えぇそうよ。それで何かあったの?」と聞き返した。すると男性対策官は「いえ、ただ三ツ木さんに何の用事があったのか気になっただけでして……」と言うとこの場を離れようとした


「まぁアレでしょ」


木暮がそう言うと男性対策官は足を止め「アレ?」と聞いた。すると木暮は「織部君これ知らなかったっけ?」と言うと机の上に置いてある付箋を渡した


なので織部は付箋を受け取り、見てみるとそこには『元愛護 矢端狙撃』と書かれていた


「多分これよ、矢端は監視部の監視下に置かれてたしね」


木暮がそう言うと織部は「裏でそんな事が……ってこれいつ知ったんですか?」と聞いてきた。なので木暮は「少し前よ。白井さんから矢端を狙撃するってメールが着てね」と言うとスマートフォンの画面を織部に見せた


「つまり矢端はうちらが殺したんですか」


「それは語弊があるぞ。白井さんはうちらと同じ立場の人じゃないんだから、向こうにも都合ってのがあるよ」


木暮がそう言うと織部は「そうでしたね。いま潜入捜査中ですもんね」と言った……



東京本部調査4の主な仕事は敵対組織での情報収集だった。なので今もゾンビ愛好団体、組織に何人もの潜入捜査官を送っていた


「さて、私はちょっと出掛けてくるね」


木暮はそう言うと立ち上がった。するとそんな彼女に織部は「どこに行くんですか?」と聞いた


「あぁ、ちょっとこれの集まりがあってね」


木暮はそう言うと持っている紙を織部に見せた


『ゾンビ愛護団体残党殲滅作戦』


木暮の持っている紙の上の方にそう書かれていた。なので織部は「そういえばそろそろですもんね」と言った


「そういうことだから三ツ木さんが私の事探してたら言っておいてね」


木暮はそう言うと調査4専用室から出ていった……


高坂蛍こうさかほたる


二等監視官


武器……拳銃

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