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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第二章
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Wilhelm

第一監獄棟側裏口……


「照屋!こっちは大丈夫?」


佐田は照屋達の待機している第一監獄棟付近にある裏口につくとそう聞いた。すると照屋は「えぇ、今のところ戦闘は起きていません。それに何かあったとしても警備5がいますから、少なくとも自分達は援護になるかと……」と言った


すると照屋の隣にいる男性対策官が「初めまして、警備5のリーダーをしている石倉です」と自己紹介をしてきた。なので佐田も「テロ対策1で偉くもなければ下っぱでもない位についている佐田です。よろしくお願いします」と言い、軽く頭を下げた


「佐田さんは中々変わった人だな」


佐田の自己紹介を聞くと石倉は照屋にそう言った。すると照屋は「そういう人ですから。ただテロ対策1には佐田よりヤバい人いますけどね」と言った


「まてぃ!なに本人の前で悪口いってんだい!」


佐田がそう言うと、石倉は「そうとらえられたなら謝罪しよう。けど、別に悪口を言ってるんじゃないんだ」と言った


『それが悪口じゃないなら一体?』


石倉の発言を聞くと佐田はそう思った。すると石倉は「ただ変わった人だなぁー、と思っただけで……」と言った


「まてぃ!それが悪口じゃないか!」


佐田がそう突っ込んだときだった。突然道路の方からボンッ!という爆発音が聞こえてきた。なので三人が裏口の方を見ると、裏口付近にいる対策官全員が音のした道路を見ていた


「何があった!」


照屋は道路付近にいる上条にそう聞いた。すると上条が「何かが爆発しました!」と言ってきた。けれど、それだけでは何があったのか詳しく分からないため、照屋と佐田は道路に出た



「何だこれは……」


道路には釘が散らばっていた。なので照屋はその落ちている釘を一つ拾うと「何で釘がこんなに沢山?」と言った。すると一緒に来た佐田が「あー、何でこうなってるのか分かったわ」と言うと、地面に落ちている何かを拾った


そしてその拾ったものを照屋に見せながらこう言った


「圧力鍋を使った爆弾が爆発したってところだよ」


「ん?どういうこと?」


「そのままよ。知らないなら調べな」


佐田がそう言うと二人に続いて石倉がやって来た。石倉は佐田が持っている圧力鍋と地面に散乱している釘などを見ると「圧力鍋爆弾か……」と言った


『あれ?そんなに有名なのか?』


照屋は石倉の発言を聞くとそう思った


「ここ、どうしますか?」


佐田は石倉にそう聞いた。すると石倉は「一応事件だし、捜査1でも呼ぶか?」と言ってきた。なので佐田は「そうしましょう」と言った


すると石倉は部下に捜査1を連れてくるよう指示を出した


「でもおかしいですね」


佐田は二人にそう言った。すると石倉も「あぁ、明らかにおかしいな」と言った


「ちょっと待ってください。何がおかしいのですか?」


二人の会話がよく分かっていない照屋は石倉にそう聞いた。すると佐田が「ちゃんと爆弾について調べた?」と聞いてきた


けれどここは殺所の敷地外。外にはゾンビ愛護団体などがいるため、襲われてもおかしくなかった。なのでそれを防ぐという意味で、スマートフォンを使うことができなかった


「いや、いま使ったら死ぬわ」


「大丈夫でしょ。周りに他の人もいるんだし」


佐田は周りを見ながらそう言った。この三人がいる周りには警備5の対策官が囲むように待機していた。なので佐田は『守られてるんだし大丈夫でしょ』と考えた


けれど照屋は「過去に捜査中襲われた人もいるしちょっと……」と言った。すると佐田はそんな照屋に「じゃあ中に戻りな。この爆発を知らないならこれに関わらない方がいい」と言った


「あぁ、そうさせてもらうよ。俺は監視に戻るわ」


照屋はそう言うと殺所の敷地内に入っていった……



「しかし爆弾とはやつらも派手なことしてくるわな」


石倉は黒く焦げているアスファルトを見ながらそう言った


「でも対策官に被害がなくて良かったです。こんなのに当たってたら間違いなく死んでるでしょうし……」


佐田は地面に落ちている釘を拾うとそう言った


道路に散らばっている釘は警備5の対策官が三人で集めていた。けれど散らばっている釘の数は多く、全て回収するまでにはかなりの時間が必要そうだった……



石倉章哉いしくらしょうや


二等ゾンビ対策佐官


武器……サブマシンガン

拳銃

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