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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第二章
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Siegfried

関東ゾンビ殺所場、所長室……


トントントンッ!


秋好は扉を三回叩くと「失礼します」と言い、扉を開けた。そして部屋の中にいる七原にこう言った


「東京本部より来ましたテロ対策1です。何をすれば宜しいでしょうか?」


秋好がそう聞くと、七原は頭を押さえると「あー、すれ違っちゃったか。言伝てを頼んだのに……」と言った。すると南瀬は「言伝て?誰にですか?」と聞いた


「絵鳩だよ」


「あー、途中ですれ違ったんですけど、そういうことだったんですか」


南瀬は自分の髪をいじりながらそう言った。すると七原は近くにある椅子を指差しながら「まぁいいや。せっかく来てくれたんだしそこに座って良いよ」と言った。なので秋好は「そうですか。では……」と言い、七原の指差す椅子に座った


「とりあえずこれを見てくれ」


七原はそう言うと秋好の目の前にあるテーブルに一枚の紙を置いた


『これはこの周辺の地図か?』


秋好は紙を見るとそう思った。すると七原は秋好の向かいの席に座るとこう言った


「今のところ、愛護団体の連中は正面門にしかいない。だからテロ対策部にはこの二つの裏口の防衛を頼みたい」


七原はそう言いながら地図のある部分を指差した


「まぁそういうこっちゃ。私が案内してあげるよ」


南瀬にそう言われると秋好は「そうですか。ではお願いします」と返した。すると南瀬は「なら話は早い。もう良いですよね?行って」と七原に聞いた


「あぁ、構わないけど迷惑かけないようにね」


「大丈夫。任せてくださいって!」


南瀬はそう言うと部屋の外に出るために扉を開けようとした。けれど南瀬がドアノブを掴むより早く、扉が開いた……



バンッ!


扉は強く開かれたため南瀬は扉とぶつかり、倒れてしまった。しかし扉を開けた人はそんな南瀬を気にもせず、七原にこう言った


「報告!反対派が刃物を使い始め、こちらに数名の負傷者が出ました」


七原はその報告を聞くと「冷泉に何名か送ると伝えろ」と指示を出した。すると報告しにきた対策官は「了解です」と言い、部屋から飛び出していった……



「南瀬、正面門にまわれるか?」


七原はそう聞いた。けれど、南瀬はこれから秋好に待機場所を案内する予定があったため「出来なくはないですが、案内が……」と言うと秋好を見た


すると南瀬に見られていることに気がついた秋好は「いま大体の場所は教えてもらいましたので、案内が無くても大丈夫です」と言った。すると南瀬は七原と秋好に聞こえないほどの声で「まじか……」と言った


「それじゃあ南瀬は正面門へ行ってくれ」


七原にそう言われると南瀬は渋々と部屋を出ていこうとした。けれど、部屋から出る前に七原がこう言った


「南瀬!取調室にいる五十嵐と田屋も正面門に行くよう言っといてくれ」


「了解でーす」


南瀬は答えると部屋から出ていってしまった


「それでは私も持ち場につきますので、この辺で失礼します」


秋好はそう言うと一礼して部屋を出ようとした。すると七原が「宜しく頼みます」と言ってきた。なので秋好は「裏口はお任せください」と言って部屋から出ていった……



それから少しして

別館四階、取調室……


「失礼しますよー!五十嵐上等と田屋はいる?」


南瀬はそう言いながら取調室の扉を開けた。けれど取調室の中には椅子にくくりつけられている女性以外誰もいなかった


「ねぇ、ここにいた職員知らない?」


南瀬は部屋の中にいた女性にそう聞いた。けれど、その女はゾンビ愛護団体のメンバーのため、五十嵐と田屋がどこにいるかなんて知っていても話すはずがなかった


「黙りか……なら仕方ない。他のところ探すしかないか」


南瀬はボソッと言うと取調室から出た。そして二人を探しに、建物内をうろちょろし始めた……



南瀬二亜みなせにあ


中等管理官


武器……サブマシンガン

拳銃

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