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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第二章
47/90

Richard

それから数分後、

関東ゾンビ殺所場、第二監獄棟近くの裏口……


「いやー、お待ちしてましたよー!警備5の人ですよね?」


秋好が車から降りると女性対策官が突然そう聞いてきた。なので秋好は「いえ、テロ対策1の者です」と言い、車からアタッシュケースを取り出した。すると女性対策官は頭を押さえながらこう言った


「それはすみません。私は南瀬と言います。宜しくお願いします」


南瀬と名乗る女性対策官はそう言うと、対策手帳を秋好に見せた


「それで南瀬中等。所長はいまどちらに?」


秋好はそう聞いた。すると南瀬は軽く微笑みながら「所長なら所長室だと思います。案内しますよ」と言い、門を開けた


「皆はここで待機。杉谷はこれを全員に渡しておいてくれ」


秋好は近くにいる杉谷にアタッシュケースを渡すと、南瀬と共に殺所の敷地内に入って行ってしまった……



「んで、それ何?」


相澤はアタッシュケースを見ながらそう質問した。けれど、杉谷もこの中身が何か教えられていないため「さぁ、とりあえず開けてみましょう」と言い、アタッシュケースを地面に置いた。そして開けると中から銃が出てきた


「何これ?拳銃?」


相澤は中に入っている銃を見るとそう言った


「いや、これは信号拳銃ですよ」


そう言ったのは上条だった。すると相澤は「信号拳銃?」と聞いた


「信号弾を撃つためのものよ」


杉谷は信号拳銃を手に持つと相澤にそう言った


「でも何でこんなのを?夜では見えなくないですか?」


そう言ったのは小田切だった。するとその発言に対して佐田が「それは大丈夫じゃない?現場はスポットライトとか使ってるんだし」と言った


正面門ではスポットライトを使用して、愛護団体の連中を照らしていた。なのでその光によって信号弾の色が判断できると佐田は考えた。すると小田切と佐田に上条がこう言った


「思ったんですけど、何で信号弾なんですかね?」


「え?そんなの連絡のため……」


佐田はそこまで言うと無線機の存在を思いだし、言うのをやめた


ゾンビ対策官は何かない限り基本、無線を使って連絡を取っていた。なので何で秋好が信号弾を持ってきたのか上条には分からなかった


「確かにそうね。なんで信号弾を持ってきたのかしら」


杉谷は信号拳銃を見ながらそう言った。ここにいる誰もが信号弾を持ってきた理由について悩んでいるとき、殺所の敷地内から誰かがこう言った


「あの、テロ対策1の方々ですよね?」


そう言われると、杉谷は門がある方向を見た。するとそこにはサブマシンガンを持っている女性対策官がいた


「はい。そうですけど……」


杉谷がそう言うと、女性対策官は慌てて対策手帳を取り出すとこう言った


「いや、別に怪しいものではありません。私はこういうもので、所長より指示を受けまして……」


「絵鳩一等……ですか」


対策手帳を見せられると杉谷はそう言った。すると絵鳩は「はい」と答えた


「それで所長からの指示というのは?」


杉谷がそう聞くと、絵鳩は慌てながらこう言った


「えっと、テロ対策1には裏口二つの警備をしてほしいとのことだそうで……どうか宜しくお願いします!」


絵鳩はそう言うと何故か敬礼をした。すると杉谷は「とりあえず落ち着いてください」と言い、絵鳩の肩に手を置いた。すると絵鳩は「はい。落ち着いてます!」と言った。けれどそんな絵鳩の体はガクガクと震えていた



「さて、じゃあ仕事しますか」


相澤は突然そう言うと拳銃を取り出した。そして殺所の敷地内に入ると杉谷に「もう一つの裏口、どこにあるか確認してくるわ」と言って勝手に行ってしまった


するとそんな相澤を見た杉谷は、上条に「相澤を見てあげて!」と頼んだ。すると上条は「了解。いつもの事ですからお任せを」と言い、相澤を追いかけ殺所の敷地内に入っていった……



「杉谷さん。良いんですか?行かせちゃって……」


そう言ったのは小田切だった


確かにここで待機している人数と、相澤の行った裏口で待機している対策官の数はかなり違った。けれど杉谷は秋好から待機命令を出されているため、小田切にこう言った


「秋好さんに待機命令を出されているので、私達はここで待ちます。それに相澤は上条君がとめてくれるはずです……」



杉谷はそう言ったものの、上条が相澤の行動を抑えられるかかなり不安だった。上条は相澤と長い時間一緒にいるとはいえ、相澤の暴走をとめれたことはほとんどなかった。なので杉谷は『いっそのこと何人か行かせるべきだったのでは?』と考え始めてしまった……


絵鳩紅羽えばとくれは


一等管理官


武器……サブマシンガン

拳銃

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