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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第二章
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Paula

午後九時、

東京本部、テロ対策1専用室……


「作戦開始……かぁ」


相澤は時計を見ながらそう言った


テロ対策1は本来この時間帯は勤務時間でなく、相澤をはじめとした一部の対策官は何もせずぼーとしていた


「相澤、ぼーとしてないで何かしたら?」


そう言ったのは杉谷だった。けれどそんな杉谷もとくにやることがないため、暇潰しとしてゾンビ愛護団体に関する資料を適当に読んでいるだけだった


「いや、やることなくね?溜めてた仕事も全て終わらせたし……」


相澤は頬杖をつきながらそう言い返した。するとそれに便乗する形で上条が「確かにあれだけ溜まっていた仕事が全てなくなってますね」と言った


「そりゃあ、あんたらが監視部の手伝いをしている間、居残り組がずっとやってたからな」


照屋がそう言うと杉谷は「よくそんな数時間で終わったね。かなりの量だったと思うけど……」と言いながら、棚の前においてある段ボール箱を見た。その段ボール箱はこれからやる仕事の資料を入れておくためのもので、杉谷が最後に見たときは段ボール箱から資料が溢れ出ていた


「まさかまさか、あの量は居残り組だけじゃ終わりませんよ」


照屋は首を横に振りながらそう言った。すると今度は田渕がこう言った


「一部の仕事をテロ対策3に渡しました」



テロ対策3は主に世間に与える影響が大きい人物の調査が担当で、仕事内容的にテロ対策1と仕事が被ることはなかった。なので杉谷は「テロ対策3に渡したって、内容は何だったの?」と聞いた。すると田渕はこう答えた


「俳優を沢山世間に送り出している事務所?に関するものだったはずです……」


「そういうことね。確かにそれは向こうの担当ね」


杉谷がそう言ったときだった。突然部屋の扉が開くと、部屋の中に秋好が入ってきた。すると秋好を見た相澤は「対策室にいるんじゃなかったんですか?」と聞いた


「最初はその予定だったんだが、色々と起きてな」


秋好はそう言うと近くにあるロッカーを開けた。そして中からアタッシュケースを取り出すと、部下達にこう言った


「全員戦闘用意しろ!」


「何があったんですか?」


杉谷がそう聞いた。すると秋好はアタッシュケースを扉の横に置くとこう言った


「関東ゾンビ殺所場に愛護団体の連中が押し寄せいるらしく、その対応にテロ対策1と警備5が選ばれた」


「殺所に連中が来たということは、作戦がもうバレてるんですかね」


杉谷は用意をしながらそう聞いた


「多分そうだろう。とりあえず俺達は殺所を何とかしないとまずい……」


秋好はそう言うと拳銃をしまった。そして扉の横に置いていたアタッシュケースを持って部屋から出ていった



「いやー、なかなかめんどいことになってきたなぁ」


慌ただしい様子を見ていた相澤が呑気にそう言った。すると上条は「なに他人事みたいに言ってるんですか。早く用意してください」と言った。すると相澤は拳銃を取り出すとこう言った


「別に用意なんて特になくね?テロ対策部なんて元々対人装備なんて用意されてないんだし」


「防弾ベストのこと忘れてます?」


上条はそう聞きながら相澤の机には防弾ベストを置いた。するとそれを見た相澤は「あー、そういえば防弾ベストの配備が始まったのかぁ」と言った


「ちゃんと着てくださいよ」


「分かってるよ」


相澤はそう言うと防弾ベストを着た。そして拳銃を手に持つと「じゃあ行こっか」と言って部屋から出ていった。そんな相澤を上条は「拳銃はしまってください!」と言いながら追いかけていった……



「てか思ったんだけど、この装備、下半身弱くない?」


そう言ったのは佐田だった。佐田はすでに用意が終わっており、他の人を待っていた。するとそれに対して照屋がこう言った


「仕方ないっすよ。本部もだいぶ金がなくなってるみたいですし」


「対策部にサブマシンガンの配備や特殊部の装備の更新だったりで、かなり使ったみたいだからテロ対策部みたいな部署にしっかりとした装備がないのは仕方ないよ」


杉谷はそう言いながら、近くの棚から車の鍵を取り出した。そして「正面に出しておくから早く来てね」と言い、部屋から出ていった



特殊部、対策部はゾンビ愛護団体総本部を……

テロ対策1、警備5は関東ゾンビ殺所場へ……


今のところ『ゾンビ愛護団体総本部強制捜査』はスムーズに進んでいた……


照屋大睦てるやだいむ


准ゾンビ対策官


武器……拳銃

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