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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第二章
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Martha

対策4、情報管理課専用室……


「わざわざすまないね」


そう言ったのは情報管理課のリーダーである榎本だった。すると高坂は古河から貰ったUSBメモリを取り出した。そして「いえ、元町さんから話は聞いていたので、回収しただけです」と言うと、古河から貰ったUSBメモリを取り出した


「潜入対策官からのものとはこれであってますか?」


高坂はUSBメモリを榎本に見せるとそう聞いた。しかしそのUSBメモリ自体はごくごく普通のもののため、それが潜入対策官からの物なのか分からなかった


「うーん。流石に中身を見ないと分からないな。潜入対策官から送られるUSBメモリは毎回市販のものだし」


高坂はそう言われると、榎本にUSBメモリを渡した。するとそれを受け取った榎本はUSBメモリを自分のパソコンに取り付けた。そして中身を確認し始めた


そしてしばらくすると榎本「潜入対策官からのもので間違いない」と言った。そして高坂にお礼を言った。すると高坂は「それでは私は失礼します」と言い、部屋から出ようとした


「高坂さん。今回はどのようなようで?」


高坂が扉を開けると、目の前には元町がいた。元町は資料庫に行っていたのか、手に一杯の資料を持っていた。するとその質問に榎本がこう答えた


「これを回収してくれたんだよ」


榎本はそう言うと元町にUSBメモリを見せた。すると、それを見た元町は「そうでしたか。まだ特殊部の小柴さんしか当たっていなかったので助かりました」と言い、高坂にお辞儀をした


「いえ、監視部も関わっている話です。そうであれば協力するのは当然です」


高坂はそう言うと扉を開けた。そして「失礼しました」と言い、部屋を出ていった……



「いやー、彼がいると疲れるなぁ」


高坂がいなくなると、榎本はそう言いながら机に伏せた


「確かに高坂さん、ちょっとお堅いですもんね」


榎本の部下である川瀬がそう言った。すると榎本は「分かる。てかちょっとどころじゃない。めちゃくちゃ堅い」と言った


「高坂さんがどうとか言ってますが、榎本さんも気を付けた方がいいですよ」


元町はそう言うと自分の席についた


「気を付ける?何を?」


元町にそう言われると榎本はそう聞き返した。すると元町は榎本を見ながらこう言った


「態度?ですかね」


元町にそう言われると、榎本はつい「え?」と言ってしまった。榎本は普段はチャラけている部分があるものの、他の部署の人にはその部分を見せないようにしていた。なので榎本には、元町が何を言いたいのか分からなかった


すると元町は「あれでは入局したばかりの新人さんですよ」と言った。すると榎本の隣にいた川瀬は笑いだした


「いや、まて、どういうことだ?」


榎本は川瀬の肩を揺らしながらそう聞いた。すると川瀬は笑いが残りながらも何とか「榎本さんも高坂さんと話すとき、かなりヤバイってことです」と言った


「いや、それで分かるわけないでしょ」


榎本はそう言いながら川瀬の肩を再び揺らした。しかし川瀬は笑ったままで、その質問には結局答えなかった……



『なるほど、そういうことね』


三人の会話を聞きながら仕事をしていた及川はそう思った。そして手をとめると、心の中でこう言った


『榎本さんは高坂さんと話すときだけやたらと肩に力が入り、周りの人から見れば、緊張している新人に見える……つまりはそういうことね』


及川はそう考えると再び作業始めた。そして、まだ雑談をしている三人を見ると及川はこう思った


『大丈夫かしら?これからゾンビ愛護団体総本部の強制捜査があるのに……』



ゾンビ愛護団体総本部、強制捜査の開始時間は本日の午後九時、情報管理課にはその時間までにやらなくてはいけない仕事があった。なので及川は仕方なく、榎本に「榎本さん。時間大丈夫なんですか?」と聞いた。すると榎本は部屋の中に置いてある時計を見るとこう言った


「あ、雑談なんかしてる場合じゃない。早くやらねば」


榎本はそう言うと机の上に置いてある資料を持って、部屋から飛び出した。するとそんな榎本を見た川瀬はこう言った


「うん。これが榎本さんらしいな」


するとそれに便乗する形で元町も「確かに」と言った……



榎本伊織えのもといおり


准高製作官


武器……拳銃

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