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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第二章
34/90

Friedrich

ゾンビ愛護団体総本部近くのトラックにて……


「真野、終わったよ」


そう言ったのは宇賀だった。しかしあまりにも突然そう言われたため、真野は「終わり?」と聞き返した


「あぁ。三人とも戻ってきたそうだ」


宇賀はそう言うとシートベルトを外し、トラックから降りた。なので真野もトラックから降りると、宇賀にこう言われた


「俺が開けるから、真野は先に戻ってていいよ」


宇賀はトラックの荷台を指差しながらそう言った


このトラックの荷台には、作戦失敗したとき用に完全武装した監視官が乗り込んでいた。しかし完全武装している監視官は装備が多く、身軽ではなかった。なので色々と手伝おうと思っていた真野は「でも……」と言った


「じゃあ真野は監視所で正門を見張っていて」


宇賀はそう言うと真野に黒色の物を渡した。なので真野はそれを受け取って見ると、それは拳銃につける消音器だった


「消音器ですか?」


「あぁ、もしかしたら愛護団体の連中がいるかも知れないからな。これを使って出来る限りの穏便に済ませてくれ」


真野はそう言われると自分の拳銃を取り出した。そして拳銃に今もらった消音器をつけ始めた


「分かりました。ではお先に失礼します」


真野はそう言うと拳銃を持ったまま、監視所へ向かって歩き始めた……



それから五分後、監視所二階にて……


「さて……」


小田切はボソッと言うと耳につけていたヘッドフォンを外した。そしてそれを机に置くと「終わったー!」と言い、伸びをし始めた


「色々あったみたいだけど、無事成功したみたいだね」


そう言ったのは佐田だった


今から少し前、情報管理をしているテロ対策1のメンバーに向けて宇賀から連絡があった。その連絡というのが「作戦終了。今からそちらに向かいます」という言葉だった


なので作戦が終わったことを知った五人は雑談をしていた。すると突然部屋の扉が開いた。そして部屋の中に女性監視官が転がり込んできた



「全員無事!?」


真野は床に伏せた状態でそう聞いてきた。なので一番近くにいた上条が「大丈夫ですけど、何かありました?」と言い、真野を見た


「拳銃?」


上条が真野を見ると、真野は伏せた状態で扉に向けて拳銃を構えていた


「みんな伏せて」


真野は小声でそう言った。なので上条達は訳が分からなかったが、指示通り床に伏せた



「何かあったのか?」


小田切が上条に小声でそう聞いた


「さぁ。少なくともそのような報告はなかったですが……」


上条がそう言ったときだった。突然銃声が聞こえてきた。その銃声は一発で、明らかに拳銃の発砲音ではなかった



「愛護団体が反撃してきたのか……」


杉谷はそう言うと拳銃を取り出そうと、懐に手を入れた。するとそんな杉谷に真野はこう言った


「サプないなら撃たないで」


「あ、はい」


杉谷はそう言うと拳銃を取り出すのをやめた。そして真野の拳銃を見た


『消音器がついてる……出来るだけ騒ぎにならないよう対処するよかな?』



ドンッ!


杉谷がそんな事を考えていると、突然扉がある方向から銃声した。なので杉谷がその方向を見ると、さっきまで普通だった扉に大きな穴が空いていた



パスパスッ!


真野は扉に空いた穴に向けて発砲した。すると扉の向こうで人が倒れる音がした


「確認するのでそのままで」



真野は後ろにいる杉谷達にそう言うと立ち上がった。そして拳銃を構えた状態でゆっくりと扉に近付いた。そして扉をゆっくりと開けると、杉谷達にこう言った


「もう大丈夫です。殺りました」


真野はそう言うと倒れている人を見た。その人は男性でがたいが良い人だった


「一体何があったんですか?」


杉谷はそう言いながら、倒れている男性に近付いた。するとその男性の近くにショットガンが落ちているのに気がついた


「正門付近にコイツがいたので、その場で殺ろうとしたのですが外してしまい……」


真野がそう言ったときだった。突然誰かが真野の肩を叩いた。なので真野は話すのをやめ、後ろを向くとそこには宮代と中幡がいた


「真野さん。これは一体?」


宮代が倒れている男を見ると、真野にそう聞いた。なので真野はあったことを説明しようとした。が、何から話して良いか分からず戸惑っていた。するとそんな真野を見た中幡は宮代にこう言った


「まぁ、そんなの後でで良いじゃん。それよりコイツどうする?死んでるみたいだけど……」


真野が撃った弾は頭に当たったようで、男の額からは血が流れていた……


真野葵まのあおい


三等監視官


武器……拳銃

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