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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第一章
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Yoke

「一応紹介します。この人は小柴三等監視官です」


宇賀は上条達にそう紹介した。しかしそれを聞いていた杉谷は、『特殊部に監視官なんていたかな?』などと考えていた。すると小柴がこう言った


「おそらく初めましてですよね?」


小柴はそう言うと杉谷達の顔を見た。そしてこう言った


「私、特殊部所属の小柴です。普段は三等監視官の方ではなく、工作官と呼ばれています」


小柴がそう言うと、杉谷は心の中で「あ、そうか」と思った


特殊部は他の部署と違い、戦う対策官、作戦を考える作戦立案官、妨害工作を行う工作官、情報を扱う通信官。そして杉谷が特殊部にはいないと勘違いしている、監視官がいた


「ですが、何故特殊部が手伝いに?」


上条は宇賀にそう質問した。すると宇賀はこう言った


「まぁ、小柴は元々監視部で働いてたからな。多分そういうこともあって手伝いに来たのかと?」


「元々働いていたというのは?」


上条はそう質問した。するとその質問には宇賀ではなく、小柴がこう言った


「特殊部は色々な部署の優秀な人を集めて構成されてるの。だから私も元はここで働いてたのよ」


小柴はそう言うと自分の対策手帳を上条に見せた。その対策手帳にははっきりと『三等監視官』と書かれていた


「特殊部には専用の階級がないの。だから特殊部の人は階級がバラバラなのよね」


小柴はそう言うと対策手帳をしまった


特殊部にはテロ対策部や監視部のような専用の階級がない。なので特殊部の対策官は元々所属していた部署が使っていた階級をそのまま使っていた。なので階級がバラバラになっており、どっちの方が階級高いのか、などよく分からないことになっていた


「まぁそういうことだ。それより作戦について話したいのだが……」


宇賀は小柴にそう言った。すると小柴は「どうぞどうぞ」と言い、一歩下がった


「これから行う作戦だが、監視部はこの資料を見てくれ」


宇賀はそう言うと、先程テロ対策部に渡した資料と同じものを小柴と宮代に渡した


「それでは私は準備がありますので」


小柴は資料を受け取ると、そう言って部屋を出ていった


「今日はアレ使うから忘れないように。OK?」


宇賀は宮代にそう聞いた。すると宮代は「OK、忘れたらヤバいからね」と言うと部屋から出ていった


宮代が部屋から出ていくと、宇賀は杉谷達にこう言った


「作戦は一時間後行います。なのでテロ対策部はそれまでにゾンビ愛護団体総本部近くにある監視部の建物に移動してください」


宇賀にそう指示されると杉谷は「了解です」と言った。すると返事を聞いた宇賀は「それではまた後で」と言うと、部屋から出ていった


宇賀が部屋から出ていってしまったため、この監視部専用室には杉谷達だけになってしまった。なので杉谷はテロ対策1専用室に戻ろうかと思っていると、突然上条が話しかけてきた……


「杉谷さん。監視部の建物の場所、知ってますか?」


上条はそう聞いてきた。上条は監視部との合同捜査はあまりやったことがなかった。なのでゾンビ愛護団体総本部近くにある監視部の建物の場所を知らなかった。すると杉谷は上条にこう言った


「分かるよ。何回か行ったことがあるから」


杉谷はそう言うと腕時計で時間を確認した。そしてみんなにこう言った


「三十分後にテロ対策1専用室に集合。それまでは自由にしていていいわ」


杉谷がそう言うと部下達は「了解」と言って部屋から出ていった。といっても今の杉谷達には特にすることがなかったため、適当に時間を潰すことしかできなかった……



それから五十分後……


杉谷達はゾンビ愛護団体総本部近くの建物にいた。この建物は監視課が総本部の監視用に借りている建物で、中には上条の知らない監視官もいた


「それではテロ対策部の方はこの席を使ってください」


宇賀はそう言った。なので杉谷達は宇賀に言われた席に座った


「では、聞き取りについてはお願いしますね」


宇賀はそう言うと中幡と共に部屋を出ようとした。するとそんな宇賀に小田切がそう言った


「宇賀さんはここにいないのですか?」


小田切がそう聞くと宇賀は足を止めた。そして小田切を見ながらこう説明した


「言ってませんでしたっけ?監視部は何かあったときのために武装すると……」


宇賀がそう言うと突然部屋の扉が開いた。そして部屋の中に、完全武装している監視官が入ってきた。その監視官は宇賀を見るとこう言った


「宇賀二等、こちら準備完了しました」


「分かった。それぞれ持ち場に待機!と伝えておいてくれ」


宇賀が部下にそう指示すると、完全武装している監視官は「了解」と言い、部屋から出ていった


「それじゃあ行こうか」


宇賀は隣にいる中幡にそう言うと、中幡は「OK!」と言った。宇賀は返事を聞くと部屋の奥にいる監視官に「ここは頼むよ」と言い、部屋から出ていった



作戦開始まであと十分。杉谷達はかなり緊張していた……


小柴万衣子こしばまいこ


三等監視官(工作官)


常備武器……拳銃

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