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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第一章
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Victor

秋好が部屋を出てから二十分後、

東京本部、テロ対策1専用室……


「戻ったよ」


秋好はそう言うと部屋の中に入った。そして全員がいるか確認した。しかし相澤と杉谷がいなかった


「相澤と杉谷どこにいるか知らないか?」


秋好は一番近くにいた上条にそう聞いた


「相澤さんはどっかに行き、杉谷さんは分かりません」


上条がそう言ったときだった。突然秋好の後ろにある扉が開いた。なので秋好は後ろを見ると、そこには杉谷と相澤がいた


「秋好さん。合同捜査について聞きましたか?」


杉谷は部屋に入るとそう聞いた


「あぁ、これからその事について話す」


秋好がそう言うと、杉谷と相澤は席に座った。秋好は全員がいるのをもう一度確認すると、これからのことについて話始めた



「これからのことだが、テロ対策1は対策部、特殊部、監視部と共にゾンビ愛護団体総本部の強制捜査を行う」


秋好は全員にそう言った。すると相澤が秋好にこう言った


「前線で戦うんですか?」


相澤は拳銃をチラ見するとそう言った


テロ対策部は仕事の都合上、ゾンビと戦うことはなかった。しかし組織などへの強制捜査は過去に何回かやっていた


「いや、テロ対策部は強制捜査自体はしない。あくまで対策4、監視部と共に情報収集を行う」


秋好はそう言った


テロ対策課は過去に強制捜査を行っている…… と、いうのは本当だがその実施回数はかなり少なかった。なので今回の強制捜査は何回も行って慣れている対策部と特殊部がやることになっていた


「それだけなら、これ必要ないのか」


相澤はそう言うと鍵を机の中にしまった


「あぁ、今回は直接乗り込むわけじゃないからな」


秋好は相澤にそう言った


ゾンビ殲滅局の職員は全員拳銃を所持している。そして対策部、特殊部、テロ対策部、警備部は作戦をスムーズに行えるよう、サブマシンガンも所持していた。しかしこのサブマシンガンは拳銃のように常備しているのではなく、危険な作戦のときのみ使用するということになっていた


なので、今回テロ対策部は強制捜査そのものには参加しないため、サブマシンガンは必要なかった


「サブマシンガン使いたかったら特殊部にいったらどうです?」


サブマシンガンが入っているケースの鍵をしまった相澤に、上条がそう言った



特殊部……これは対人部隊と呼ばれる集団で、主に強制捜査を行っている。しかし同じ強制捜査を行っている対策部とは違い、ゾンビと戦いことはなく、あくまで人の制圧に長けていた


「いやいや、あんなポンポン人を殺す集団に入りたくないわ」


相澤は上条にそう言った


特殊部の担当する強制捜査は、対象が危険な場合がほとんどだった。なので強制捜査中に銃撃戦がおこるということもあった


「まぁ特殊部は殺すか殺されるか……みたいですから仕方ないですよ」


上条はそう言った。すると今度は秋好が相澤と上条にこう言った


「異動したくなったら言いな。手続きしてあげるから」


秋好は冗談でそう言った。すると相澤は「いえ、結構です」とはっきりと答えた。すると上条が相澤に「ここは笑うところですよ」と小声で言った


「あ、そうなの?」


相澤がそう言うと、周りからクスクスという笑いをこらえる音が聞こえてきた


「なにもともあれ、これからは情報収集だ」


秋好はそう言うと相澤の席に一枚の紙を置いた。相澤はその紙を取り、見てみたがその紙は真っ白で何も書かれていなかった


「それじゃあ、これから対策4を手伝う班と監視部を手伝う班に分かれる。分け方は相澤に任せるよ」


秋好がそう言うと相澤は紙を十枚に切った。そしてその紙に『1』と『2』をそれぞれ五枚づつ書くとこう言った


「1が出たら対策4、2が出たら監視部。それぞれ引きな」


相澤はみんなにそう言った。すると相澤に近い上条から順に伏せられている紙を取っていった……



そして最終的にはこうなった


対策4……秋好、相澤、照屋、田渕、速水

監視部……杉谷、深見、佐田、小田切、上条



秋好は分けられた班を見て「バランスよく分かれたしこれで決定でいい?」と皆に聞いた。すると上条が手をあげるとこう言った


「自分と相澤さん分かれてますけど大丈夫ですか?」


上条はそう言った。上条は相澤のブレーキ役だった。しかも上条が入局してきてから今に至るまで、調査のときは毎回相澤と同じ班だった。なので上条は自分がいなくても大丈夫か心配だった


「そうだね。相澤はどう思う?」


秋好は相澤にそう聞いた。すると相澤は「大丈夫だと思いますよ」と根拠がないにも関わらずそう言った


「じゃあ大丈夫だね。それじゃあこれで今回はやろう」


秋好はそう言うと手帳に今回の班分けを書き始めた。しかし今回の班分けを見て、不安になっている人がいた……


柴本鈴杏しばもとりあん


ゾンビ愛護団体の人

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