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テロ対策は闇が深い!  作者: ソーダ
第一章
21/90

Uncle

東京本部、テロ対策1専用室……



ガチャッ!


当然扉が開くと、部屋の中に情報管理課の榎本が入ってきた


「秋好さん。ちょっといいですか?」


榎本は秋好を呼んだ。すると秋好は「ちょっと待ってくれ」と言うと、手に持っていた資料を机の上に置いた。そして榎本と共に部屋から出ていった……



「何の用だ?」


通路に出ると秋好はそう聞いた。すると榎本は「愛護団体の件について、合同でやりませんか?」と言った。しかし秋好は、なぜ情報管理課が合同捜査をしたいのか分からなかった。なので榎本にこう聞いた


「何で合同捜査するんだ?そっちの人間の方が情報収集能力は上だろ?」



対策部情報管理課は誰もが見れる資料から、ほんの一部の人間にしか見ることのできない資料まで幅広く管理していた。しかも、それに加えて情報管理課は潜入捜査官のサポートも行っていた。なので、テロ対策部とは比べ物にならないほどの情報収集力があったのだ


「一度そちらからの合同捜査を断ったときありましたよね?」


榎本はそう言った。テロ対策部は一週間前に、情報管理課に合同捜査をしないか頼んでいた。しかしその時は情報管理課が忙しいということで、合同捜査にはならなかった


「あぁ、あったな」


「あの時から我々はこれをゾンビ愛護団体について調べてたんですよ」


榎本はそう言った。しかし何故、テロ対策課もゾンビ愛護団体を調べていたのに、情報管理課は合同捜査を断ったのだろうか。秋好はそこが分からなかったので、「じゃあ何でその時、合同捜査を断ったんだ?」と聞いた。すると榎本はそれについてこう言った


「あの時、情報管理課は危ない橋を渡っていたもので…… どちらにせよ合同捜査は頼むはずでしたから」


「また潜入捜査官関係か?」


秋好がそう聞いたものの榎本は「さぁ、どうでしょうね」としか言わなかった


情報管理課は極秘情報も管理している。なので他人に話せないことも沢山あった。もちろん秋好もそのことは把握しており、その事について榎本に話してもらおうとは思っていなかった


「まぁいい。合同捜査については飲もう。それで此方は何をすればいい?」


「それについてはこっちで」


秋好が質問すると、榎本はそう言った


「こっち?」


「はい。第一会議室で話します」


榎本はそう言うと歩きだした。なので秋好もとりあえずついていくことにした……



東京本部、第一会議室……


ゾンビ殲滅局東京本部には五つの会議室があった。その中でも第一会議室は一番大きい部屋だった



ガチャッ!


榎本は第一会議室につくと、扉を開けて部屋の中に入った。なので秋好も部屋に入ると、部屋の中には対策官達がいた……


「テロ対策部も加わるのか?」


そう言ったのは椅子に座っている男性だった。その男性は資料を机に置くとそう言った


「はい。テロ対策部も愛護団体を調査してましたので、加えることにしました」


榎本は男性にそう説明した


「ちょっとまて、これはどういう状況だ?」


秋好は状況が分からずそう言った。するとホワイトボードの前に立っている女性対策官がこう言った


「何だお前。こいつから話聞いてないのか?」


女性対策官は榎本を指差しながらそう言った。しかし秋好は、榎本に詳しい説明をしてもらうために、来たため合同捜査するということしか分からなかった


「藍卯、それについてはこれから説明するところ」


榎本は女性対策官にそう言うと秋好にこう説明し始めた



「東京本部がゾンビ愛護団体を潰そうとしているのは知ってますよね?」


「当然だ。今日の朝話してただろ」


秋好はそう言った


秋好はテロ対策部の代表として、朝の会議に参加していた

と、いっても会議というのは名だけで、実際は本部長室に集まって最近やっていることを話しているだけだった


「はい。その朝の話の続きになりますが、近々ゾンビ愛護団体総本部を強制捜査することにしました」


「強制捜査?そこまでは聞いてないぞ」


秋好はそう言った。秋好の参加している朝の会議には榎本もいた。しかしその会議で榎本は『強制捜査』について話していなかった


すると突然藍卯がこう言った


「当たり前だ。強制捜査はちょっと前に決まったばかりだからな」


藍卯はそう言った


彼女の名は藍卯丙あいうへい、東京本部に一人しか居ないどこの部署にも属していない作戦立案官だった。そんな彼女の仕事は作戦を立てることだった……


「秋好、そう言うことだ」


男性対策官は秋好にそう言うと机に置いた資料を取った。そしてその資料を秋好に渡した


「三ツ木、これは何だ?」


「これは潜入捜査官からの情報をまとめたやつだ。調査の役にたつと思うよ」


三ツ木と呼ばれる男性はそう言うと席に座った。すると今度は藍卯がこう言った


「近々、二件の強制捜査をする。テロ対策は榎本達のサポートをしてやれ」


藍卯はそう言うとホワイトボードに何かを書き始めた


「秋好さん。これを」


榎本はそう言うと秋好に一枚の紙を渡した。なので秋好はその紙を受け取り、見てみるとそこには『強制捜査決定……ゾンビ愛護団体総本部、スーパーマーケットLIV』と書かれていた


「すまんが、榎本と三ツ木、口頭で詳しく説明してくれないか?唐突過ぎて理解が追いつかん」


秋好はそう言うと三ツ木が座っている席の隣に座った。すると三ツ木は今やっている作業を中断すると、これからについて説明し始めた……


藍卯丙あいうへい


作戦立案官


武器……拳銃

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