表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/12

web拍手に載せていた小話

「前のはもう見れないの?」というコメントがありましたので、まとめました。

****** オマケ1 ********


男⇒勇者 娘⇒勇者とメリーさんの子供


「あたしメリーちゃん。今あなたのおうちの前にいるの」


男「こら何してる」


娘「あ、パパ」




男「勝手にパパとママの携帯電話持ち出して……誰にかけてるんだ?」


娘「おうじー」


男「あの弱虫王子にかい。やめてあげなさい。ただでさえいつも涙目なのにそんな事したら号泣されちゃうよ」


娘「だいじょーぶ。もうしてる」


男「いや駄目だろ」


娘「もー! パパは『かほご』すぎるよ!」


男「どこで覚えたそんな言葉」


娘「あ、うんうん、へー、そうなのー!」


男「うん? なんだって?」


娘「あのねーおうじねー、今日メリーさんが来る夢見たんだってー」


男「ほう」


娘「それでねー! 怖くっておねしょしちゃったんだってー!」


男「おい、王子が電話口で泣き叫んでるぞ」


娘「ほんとだー。えへへ。おかしいねー?」


男「お前のそのドSは誰に似たんだ」



※勿論両親二人にです。





****** オマケ2 ********


王⇒国王(元王子) 子⇒王子 メ⇒メリーさん 娘⇒勇者とメリーさんの子供。


「こわいよおおおおおおおおぉぉぉぉぉ」


子「うっうっうっ」


王「お前は何を泣いているんだ」


子「あ、父様……」


王「どうせまた勇者の所の娘に脅かされたんだろう」


子「だって……だって……メリーちゃんが無理矢理『メリーさんごっこしよう』って言うから」


王「……嫌なら嫌と言えばいいだろう」


子「だって怖いんだもんんんん……メリーさん怖いよおおおおおおお」


王「(なんでこんなに怖がりになってしまったのか……)」



****** 数年前 ********


メ「そして私はそっと電話ごしに相手に囁いたの……『私メリーさん。今、あなたの後ろにいるの』って……」


子「そ……」


娘「それでそれでー?」


メ「ふふふ……そして○○して××して△△したのよー」


子「ぴぎゃああああああああ!!」


娘「すごーい! さすがお母さん!!」



正解⇒メリーさんの武勇伝のせいです。




****** オマケ3 ********



「通話料金が大変なの……」


メ「ちょっと『obake』さん。この料金どうにかならないの……」


O「なりませんね」


メ「これすごい値段なの……ちょっと法規的にどうかと思うの」


O「ですがメリー様は世界間での通話定額にご加入なさっておりませんので」


メ「でもあれは物凄い不測の事態だったの」


O「世界はいつでも奇跡の連続ですよメリーさん」


メ「なんか名言みたいな事言ってお茶を濁そうとしても駄目なの」


O「チッ」



****** オマケ4 ********


メ「えらい目にあったの」


男「お疲れ」


メ「まさか定額に入ってないとあんなに高くなるとは思わなかったの」


男「人間界で言う海外通話みたいなもんかね?」


メ「そんな感じなの。でも霊界では普通海外通話の時は携帯じゃなくて『scape』(スケープ)を使うの」


男「すけーぷ? Sk○pe(スカ○プ)じゃなくて?」


メ「スケープなの。正式名称は『scapegoat』スケープゴートなの」


男「意味は?」


メ「生贄、身代りなの。通話料金をどっかの誰かに押し付けるからタダで海外通話ができるの」


男「最悪だなおい」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ