神録伝承[Topic7【特殊な概念を宿す星と、二十四神縁の役割】]
今回も長いです。いま時間がある方必見!
Topic7【特殊な概念を宿す星と、二十四神縁の役割】
二十四神縁の『象徴』それぞれが『概念として銀河に付与され』、それが各星々で『規則正しく、均等に機能しているか』を観察・調整するのが、あたし達の『仕事』よ。
では、『規則正しく、均等に』とはどういうことか? それは……あれ、これ何て言うんだっけ? ……うーん、今日はノリと勢いで記録し始めたから語彙力が足りてないわね。……えぇーとぉ、〖綴り〗の権能よ、あたしに語彙力を持ってこい! ………………あっ、そうだ『一得一失』だ! 多分。この前キューに借りたラノベに書いてたわ!
ごほん。んで、それでも『どういうことよっ』、と思う後輩の為に分かりやすく簡単な例を挙げるわね!
それは、シルヴィーの象徴〖幸福〗と、深主神の掲げる対極の象徴――多分〖不幸〗が、各星ごとに五分五分の影響力になるように調整するのが主な仕事なの。
なんでも、それは『初代・象徴持ち』の大先輩たちが決めたからなんだとか。
『運の良い者が居れば、運の悪い者も居る』。そんな『当然』を『当然のままに』維持するのが、わたし達『神族』の務め――すなわち『管理』なのよ。
特に、『運』はバランスが大事らしいの。もし『幸運』が偏りすぎると、その分『不運』がどこかに押し付けられるし、逆もまた然り、なんだとか。そして、それを怠ると、その星が『均衡』を失い、運命そのものが歪むことになる……あ、この『歪む』は『あれ』とは別で、言葉通りの意味だからね……!
――さらに、『運』の波が偏った世界は、いずれその歪みの限界を超え、『天災』や『禍』といった形で揺すり戻しを起こす。その結果、星そのものが崩れ、また新たな『均衡』を求めて『終り』へと向かう――そんな『理』の下にあるらしい(言ってる意味わかった?)。
だからこそ、『幸運』と『不運』が五分五分になるように調整する必要があるんだって。……締めが簡素過ぎるけど……まあいっか。
それから、『幸運/不運』には、放っておくと自然に『溜ったり』『移ったり』してしまう特性があるらしいの。
例えが、とある星の言葉で――
・『呪い』と『呪い』
・『祝詞』と『呪詛』
・『福願』と『禍願』
……もっとも、これらは限られた場所――例えば、信仰深い神社や敬虔な神職者、あるいは悪魔崇拝に近しい者たちの間で、ごくわずかに『効果が発揮される可能性がある』、という程度の話なのよね。
それに、『悪運』には『強い負の感情を抱え続けることで蓄積される』という特性があるようで、『地上に住む者達』とは非常に相性が悪いの。特に、感情や思念が濃く絡む場所ほど、その影響力は強くなるようで、やがては『禍』を引き寄せる原因にもなるんだとか。
――そうして、地上で『幸運/不運』が一か所に集中しないようにするため、現地・現場の天使や土地神(下神)がその調整を主な業務として担当しているの。
その神達は、神事に関わる者や霊感のある者を通じて、『悪運』の『浄化』を行うほか、場合によっては、天使やフットワークの軽い土地神が『試験』と称して、部下の神に『強力な不運』を直接浄化させる――なんて事例もあったらしい……面白いやり方よね。
……んで、『悪魔の囁き』っていうのも、実際に悪魔がそそのかして、『幸運』を『穢し』たり『汚染』したりするからなの。
そして、この『浄化』や『汚染』には、それぞれ『運を散らす』副次効果があって、結果として少なくない量の『運』が地上へ拡散するの。突然降りかかる『天祐』や『天罰』――俗にいう『運命の気まぐれ』は、その『散らされた運』が偶然、誰かに降りかかった結果ってわけ。
どこかで『幸運』や『不運』が払われれば、それは誰かにとっての『幸運/不運』に繋がる――つまりは、そういうこと。……書いてて思ったけど、この『運』の管理・調整って、かなりシビアな仕事よね。下神ちゃんと天使ちゃんたち、本当にお疲れさまだわ!←(ナッツをパクつく)
さて、上記の説明のように、星の管理は基本的に下界の神達が解決できる仕事がほとんどなの。だからこそ、『天主神と深主神の仕事って実質ないじゃん』、なんて思われることもあるんだけど、二十四神縁の役割は、ただ『各星々の均衡』を保つだけじゃないの。
『星々を繋ぐ因果の均衡を管理すること』――これが、あたし達の本当の仕事よ
星同士の影響で、ある一つの星に『過度な幸運』が集中すれば、その反動で『不運』が他の星に押し付けられることもある。その調整をしたり、そもそもそうなる前に、その星を担当する神々から報告を受け、指示をだすのが二十四神縁の役割。
……でも、どこかの記録でもそれっぽいこと書いたけど、二十四神縁は各惑星単位でしか干渉できないから、下界の天神や魔神たちが好き勝手やってても、基本は黙認なのよね。
天神と魔神は、もともと……うーん、かっこよく例えると『下界における天秤』みたいなものなの。だから、二十四神縁が関与しすぎると、逆に『銀河のバランス』が崩れる可能性があるのよね。
だから、下界の神族たちが地上の生物を巻き込んで戦争を起こしても、あるいは天翼族や魔族が暴れても、『地上生物の戦い』という形で片付く限り、あたし達は手を干渉できないわ。
でも、これがもし『上位神族間の戦争』に発展して、その影響で星々の均衡が崩れるような事態になれば――その時は『二十四神縁』が介入することになる、ってわけ。
――あたしからすると、まぁ……『子供が親の許せる範囲内で喧嘩してる』、みたいなものなのよね。あるいは、『相性の悪い『天神』と『魔神』が、つかず離れずいがみ合っている』、そんな構図かしら。
もちろん、地上の子達にしてみれば、たまったもんじゃないでしょうけどね。
でね、そのバランス調整の一環として、『勇者』や『英雄』、『魔王』や『上位魔族』なんていう『対となる存在・概念』が生まれたり、『異世界からの召喚』という手段が取られるようになったの。例えば――
〇勇者・転生者が選ばれる基準
└・魔王がいるのに勇者が居ない!(逆も然り)→ 異世界から召喚!
└・その世界に勇者にふさわしい者がいない!→ 異世界から召喚!
└・神族のミスで死亡→ 特別許可で転生!(補償付き)
└・特別な魂を持つ者→ 召喚・転生・神族化の適性あり!
└・神の都合(バランス調整)→ 適性のある『死にかけた者』を流用!
これらの子達には、強弱はあるけど、送られるときに『恩恵』が付与されることがほとんどね。……ぱっと思いついたのは、こんな感じかしら?
……あ、それと、セレリアから聞いたんだけど、神がミスして地上の子を殺っちゃうことって、案外多いらしいのよ。しかも原因は、『運』や『運命』の管理中の出来事ってんだから、仕事の難しさがうかがい知れる話よねぇ。
……まぁ、見ての通り、どれも『一方的な召喚であり、都合』なんだけど。アニメや漫画でも、よくこういう展開で反感をかってるわね(とある『クニ』の子達以外!)。
あと、前回の『記録』で記したように、『恩恵』や『加護』を受けた者たちは、時に天神と魔神の『代理戦争』に担ぎ出されることがあるわけ。
例えば、天神の影響を受けた『勇者』や『転生者』、魔神の影響を受けた『魔王』や『四天王』――こうした存在が各星に一定数いるのも、要するに『星々の因果調整』として全体の均衡が保たれているからなのよね。
――で、これも銀河全体から見れば『均衡の維持』の一部なわけ。でも、しつこく書くけど、二十四神縁は基本、こういう個々の戦争にも、やっぱりノータッチなの。関わるのは、銀河規模の異常事態だけ。個々の星の因果や紛争には干渉しない。
だからこそ、下界の神達は、自分の信じる正義や悪のために、果てしない戦争を繰り返すのよ。
――ねぇ、今のフレーズ、かっこよくないっ?
備考
『運』に関わる現象は、〖奇跡〗や〖神秘〗、〖対価〗といった『象徴』の影響を受けても、必ずしも発生するわけではないの。あくまでも、『起こる可能性が高まる』に過ぎないのよ。
また、星によっては『象徴』の影響力が大きく異なり、それが『妖術』や『魔術』として発揮する場合もあるわね。
追記1
本文に書いた『信仰深い場所』や『敬虔な~』と呼ばれる場所は、そのほとんどが天使や悪魔が動いた結果として生まれたものなの。特に、天神達は『地上へ神気を送り、管理しやすくする』ために、これらの場所を利用していることが多いわ。
『祭壇』や『聖堂』のような場所は単なる信仰の場であるだけでなく、天神達の『力の中継点』として機能することもあるの。
一方、魔神側は事情が異なる。『地上そのもの』があの神達の領域だから、わざわざ専用の場所を設ける必要が本当ならないのよね。ただ、その性質上――もしくは性格か? ――あまり規則に縛られない存在だから、『理由もなく』『勝手気まま』に行動することもめずらしくないの。
追記2
シルヴィー先生の話だと、クエスが管理している銀河の領域って、あたしが生まれる前は『全体の七割』だったんだって。でも、オーラとシルヴィーが説得して、やっと『五割』にまで減らしたらしい……七割って、えーと……。
今、あたし達が管理してる銀河って『約三兆個』の星があるから……ひぇッ! 『二兆以上』を一神で管理って……!!(呆然)
神殿で二番目に永くいるオーラですら、『無理して七千億が限度』だって言ってたし……オーラも大概だよ…………いや、待って!? 『五割』だって『一兆以上』だったわ!!(愕然)
……あたしから下の天主神ちは、みんな結構近い時期に生まれたのよ(それでも数万年位の差)。それで、シルヴィー先生が自主的に勉強――管理や調整の仕方、それに『神力』の制御なんかを教えてもらって、今じゃ七神で銀河の『一割』の管理をしているわけ。
だから思ったわ――『あれ? 神殿って言ってみれば、『超古参&新米企業』みたいなもんじゃない?』ってね。
本来(?)って言い方で正しいかわからないけど、あたし達の管理って『二十四神縁(そういえば『深主神』がいたか……)』が共同で、一割もない銀河領域を管理・観察・調整するんじゃないのかな? 数的にね?
……どうやら、あたし達の生まれた『神殿』ってば、かな~り変わっているってことなのよね……いい意味で!(それでも億単位だけど……)
追記3
以前の『記録』に書いた、『『象徴』『姿形』『性格』は、生まれ落ちる瞬間までわからない』という箇所があったけど、それには例外があるの。それが〖創造〗、〖生命〗、そして〖記録〗――あたし自身の象徴よ。
これらの象徴を持つ存在は、どうやら必ず『生まれ』、そして『引き継がれている』みたい。
ちなみにこれは、『神域での例外』に関する話だけど、もしかしたら『冥域での例外』もあるかもしれないわね……。
さて、今回はその中でも、『〖生命〗の象徴を掲げる天主神』についての説明よ。
〖生命〗の象徴持ちは、銀河そのものの管理には関与せず、主に『神殿の外』で働く存在なの。その役割は――各星々から神域に送られて来た魂に対して、『修復・浄化』を施し、その後『転生』か『深死』のいずれかに選別すること、なんだとか。
魂の形は、原則として『球体』とされているわ。でも、生前から死後の間に抱いた『意思』によって、その形は次第に『変化』してしまうみたいなの。
例えば、『デコボコ』に歪んだり、『皺くちゃ』に縮んだり、『ひび割れ』て欠けてしまったり――
そして、そうなってしまっては魂はもはや『正常』とは言えない。だから、それらを元の滑らかな球体に戻す作業が、『修復』なの。
特に、『事故』をはじめ、『呪い』、『鬱』、『自殺』といった『負の意思』を持ったまま、または抱え込んで命を終えた魂には、『黒』や『深紅』、『深緑』、『濃紺』といった暗く濁った色の『ドロドロとした気』や『モヤ』が絡みついているらしいわ。
それらは、時に重く、時に粘り付くように纏わりつき、魂の『修復』を困難にすることもある――とみたいよ。
――こんな時、本来なら〖浄化〗や〖清浄〗のような象徴・権能を持つ天主神が一緒になって作業するらしいんだけど……うちでその役割を担う『ウル』が『末っ子』で、しかも『体質』の問題があってね……。
具体的には、〖美〗の権能を持つあの神は、『呪い』や『穢れ』との相性がすっこぶる悪いの。されに『経験不足』も否めないときている。
だから、今の段階では『浄化可能』な『モヤ』なら、経験豊富なセレリアが単独で処理(浄化)できるから、今は彼女が一神で二つの工程をこなしているのよ。
それから、最後に行われるのが『転生』か『深死』
『転生』は言わずもがな、下界の創作物なんかで騒がれている『それ』に近いが、誰もが『転生』できるわけじゃないらしい。
『地上の子達のような勘のいい生物は嫌いだよ』――そう言いたくなるくらいに、『転生』にはいくつかの条件がある。それが、『意思の強さ』と、『〖生命〗の象徴を掲げる神の裁量』だ。
……それにしても、地上の子達って面白いわよねぇ。『転生』(こっちじゃ当たり前の概念)できるか知らないのに、ピンポイントで当てて物語にするんだから。なかなか侮れないわぁ、その妄想力!
……それか、『転生者(本物)』の物語の影響かな? 『テンプレ』とか『パクリ』って言うんだっけ?
ごほん。『意思の強さ』とは、端的に言えば『その魂が生前にどれほど強く生き抜いたか』などを示す指標みたい。
あ~~、書くの飽きて――こんな堅苦しい話ばかりだと飽きちゃうだろうから、少しアニメの世界観で軽く説明するわね――
〇『日常系』=『歴史に残るスポーツ選手』、『革新的医療の発見』、『宇宙ロケットの開発』、『人類的躍進の発明』
〇『ファンタジー系』=『建国者』、『後世に名を残した英雄』、『魔王討伐』、『千年の呪いを解いた賢者』
――ってな感じで、その魂が『何を成し遂げたのか』、『どんな偉業を果たしたか』が、そのまま『意志の強さ』として評価されるみたい。
説明ついでに書くと、『転生先』は『〖生命〗の象徴の持つ天主神の特権』として、セレリアの方で自由に調整ができるみたい。
そして、気になる『〖生命〗の象徴を掲げる神の裁量』とは!? ――え? ……あ、はい。……本神には、要約すると『神の『気紛れ』?』、 だそうです、はい。……自分の『代』からそうすると決めて、クエスも許可した規則なんだとか。
……で、その『気紛れ』の判定基準は――え、は? あぁ~~『可哀そう』かどうか、だそうで、特に深い意味はないって。…………簡潔すぎるね!
――えっ!? っちょッ! そんないっぺんに喋らないでっ――分かったから!! ……ふぅぅ、え~~、ちょうどいいから、『転生できる者の条件』と『転生先の選び方』を簡単に書くわね。はぁ~……――
〇転生できる条件
└・魂の状態が安定していること (修復・浄化が完全である)
└・魂のバランスが取れていること (極端な話、善か悪か)
└・過去の行いが、新しい世界の均衡を崩さないこと (『魔王とその部下が現代ニホンに転生』的な?)
「この例は、生前の『魔王《あの子》』が、死んでからも『人類に友好的』だった、だから『天使』の監視付きで転生させた……異界から、『使者』が追って来たのには、驚いたけど」by.セレリア
〇転生先の選び方
└・平和な世界に送る(前世が争いの多い星だった場合、逆もあり得る)
└・厳しい世界に送る(強い魂は試練の多い星へ、均衡の兼ね合いも含めて)
└・その星に必要な適正者(その星に合った、勇者や救世主になりある魂)
└・転生先の因果と適合するか(魂と転生先の星の波長が一致する。「生前やってたゲームの世界だ!」的なこと)
――上記の『魔王くん』は、『争いの多い星』にいたから、転生先は『平和な星』に送っちゃえ! っていうノリみたい。……うん、軽いね!
……それから、最後の『深死』について。
今、あたし達の神殿で起きている問題として、『浄化』できない、あるいは『しきれなかった魂』なんかは、もしもそのまま『転生』させてしまうと、悪影響(母子ともに死亡など)を及ぼす可能性があるんだって。だから、そうなった魂は『冥域へ落とされ』、深主神の管理のもと、時間をかけて『消滅』してもらうらしいの。
そのほとんどは、星で『重罪』や『冒涜的行為』を犯した生物がほとんどで、まさに『自業自得』と言える存在なのよ。
ただ、中には『意図せず受けた強い恨み、呪い』を抱え、しかも神域では完全に『浄化』しきれず、やむなく『深死』行きとなる――そんな、同情の余地がある実例もあるみたい。だからこそ、作業するセレリアも『思うところがある』みたい……。
ただ一方で、『冥域』で『浄化』され、大樹を通して還ることができた、『稀有な魂』も存在するみたい。
セレリア曰く、「話してくれなかった。けど、何らかの方法で、浄化したのかも」と語っているわ。さらに、「選ばれし、魂っ」ともね。……抑揚がなくて分かりにくいが、どうやら本神は喜んでいるらしい。
――え゛ぇ~!? ……いえ、はい――さて、セレリアの仕事の中には、特に『厳しい環境』へ転生するケースもあるみたい。
例えば、その過酷な世界だと『死』そのものが特異な概念を持っており、『魂』の扱い方が普通と違ったりするみたい。セレリア本神が調査した限りだと、以下のような『特異な星』が存在するんだって。
〇魂が消滅せず、干渉できたり、死んでも何度も蘇れる星
〇『呪い』が蓄積することで、次第に、また死後『異形』へと変わる世界
〇『光』『深淵』の概念が中心にあり、神々の力が根幹となる星
――こうした『星』の魂は、通常の転生とは違うプロセスを経ることが多いみたい。さらに、星から送られてくる『魂』のほとんどが、『修復不可能な状態』だったり、『浄化できないほどドロッドロッ』な場合が多いから、セレリアも慎重すぎるぐらいに魂を見極め、修復・浄化・転生させるかどうかを選別してるんだって。……うーん、実際にあるんだなぁ……まぁ、こういう世界を観察するのも、あたし達の密かな楽しみだったりするんだけどね。
……っあ、あと、これは気分転換に面白い話。こうした特殊な星の中には、以前にも書いた『ゲームのようなルールを持つ世界』ってのが存在するの。そこには、『独特の価値観、ルール』が付与されていて、例えば――
○『努力した分だけ『スキル』を習得』
○『魔物を倒すと『成長』し、その過程が見られる』
○『魔物を使役して戦わせ、成長・進化させられる』
――なんて世界。……いや、これどう考えても、天神や魔神の影響とは別に、『〖娯楽』を極めたキューの影響』じゃない!? ――っていう余談でした。
一言! っじゃ、なーいあちぃ!!
「セレリアぁぁ書けたよぉこれでいいぃ~。 ……もー機嫌直してよぉ、プリン勝手に食べたのは謝ったし、セレリアメインの話しも書いたじゃーん。
……いや『追記』だけどもっ、『3』だけどもっ! 唐突で無理やりな追記にしては、本文以上の文字数だからねッ!?
……っあはい、最後の『気分転換』は、あたしもいらないかなぁーって思ってますよはい。……でもね? ちょーど、もう終わりがけで本文に書き足すのはめんど……あたしの執筆技術じゃ――
――いたぁ! ちょっと叩かないでよセレリア! いたっいだぁ! イタいってぇ! ――ッ!? げぇっ妹!!? ち、違うのぉ! これは姉と遊んでるんじゃなく――
(ゴォォォッ!)きゃぁぁぁ火はダメェぇぇぇぇーーー!!!」