神録伝承[Topic1【神域】]
※注意書き? ってやつ。この記録は、あたし――〖記録〗の象徴を掲げる女神・ノートリアと、他の天主神たちの考察、持論、解釈を元に書かれたものよ。対象はあたしの次の継承者だから分かると思うけど、書いた内容が真実かどうかは――知らないわ! そもそも『記録』ってそういうものでしょ? だから察して、あとは自分で考えてね! 最初のうちは、知ってる前提みたく『知らない単語』や『意味深な言葉』も出てくるけど、のちの記録で説明するかもしれないから全部読むこと! 内容に関して、『信じる』か『信じない』かは、お好きにどうぞ! それじゃあ、楽しんで!※
――目次――
〇神域
〇冥域
〇神殿
〇銀河
〇十二天主神と十二深主神-二十四神縁-
〇天神・魔神~天使・悪魔と星々の個性
〇特殊な概念を宿す星と、二十四神縁の役割
〇神力、象徴、権能
〇神録伝承
〇歪み
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Topic1【神域】
『遊戯脳』こと〖叡智〗の女神・キュプリア命名の空間。あたしたち十二天主神たちが住まう広大な世界であり、天候や環境を自在に操れる、っていう面白い機能が付いている場所。そこに、あたし達が住んでいる『神殿』が存在するのよ。……ちなみに、あたしとキュプリアが勝手に『銀河管理局総本部』って呼んで、神族みんなに広めたの! だって、かっこいいでしょ?
で、ここの『起源』に関わっているのが、『神祖』――『至上神』という方らしいんだけど…………それ以外、今は、分かってない……んだなぁ。…………くっそー! 初っ端から躓いたぁー!! 最初は『神殿』の記録から書けばよかったぁ! 書いた記録は消さないのにぃ!! 勢いで書かず――(以後、後悔の羅列)――
はぁ……まぁ、こんな感じで、あたしの愚痴とかも勝手に書かれると思うから、飛ばしちゃってね。はい、続き。
えーと、ここは『天主神専用』と呼べるような特殊な領域になってるの。それは神域周辺に、実感はないけど『神力』っていう、天主神の体にも宿る、下界では『魔力』や『気』なんて名前のエネルギーが常時発せられていて、『最適化』された天主神(あたし達)以外の存在には合わないらしいの。
天神ですら、生身で長く神域内にいると、『次元が違いすぎるエネルギー』の影響で、存在が薄れて消えかける。さらに、下神や天使なんかは、数十~数分も持たずに存在が消滅するから、住んだり長居することができない場所なのよ。……改めて書くと、あたし達のいる領域って、ヤバすぎない?
でもまぁ、裏技はちゃんとあるわ。天主神が共通して使える、神域への『適応結界(キュー名)』を訪れた天神達に張れば、一時的に滞在……たぶん、一度かけたら数万年ぐらい? なんかは可能かも。……オーラリアとシルヴィアのできる女神コンビが、神殿内に『客間』を創っていたのを知った時には驚いたわ。その気配りにね! ……あたしも気配りできる女神が良かったぁ。
……ごほん、それから、ここが大事なポイント。天主神は、神域の外に出ると制約がかかってしまうらしいの。シルヴィア先生曰く、『天主神が神域外に対して『最適化』されていないから』、または『そもそも、神域に備わっていた機能』、とのこと。前半は、調べ方が分からないし、『神録伝承』の記録にもそれらしい記しは載っていなかったのよねぇ。
でも、後半の考察は分かる。『象徴』と『権能』を掲げる天主神が居なくなれば、銀河全体に影響を与えてしまうからだろう。特に〖創造〗〖生命〗などといった象徴は、銀河に対し多大な影響が反映されるだろうから、有りうることだと思う。
まぁ、何が言いたいのかというと――
『天主神は、神域から出られないし、出てはいけない存在』なんじゃないかな? ということだ。でも別に、銀河や各星の様子は神殿からでも見れるし、みんな苦には思ってないわね……統計はちゃんと取ったわよ?
あと、滅っ多にないけど、『星が滅ぶ』時は、そこを担当する天神~天使までの神達を神殿に一時的に住まわせるの。その間に、『新しい星』の『環境状態』や『進化の過程』を見守って、管理と観察が必要かどうかを判断する、って感じね。
当然、住まわせる際には『適応結界』を施してね。それで、経過観察の結果、『知的生命体』が生まれればみんなを返せるけど、何億年も経って『生命体』止まりの場合は、神と大天使、天使(経験の浅いもの達)のみにその星の管理を任せ、残った天神と下神、大天使らは、他の星へ斡旋をしなくちゃならない――っていう作業を、ほとんど上位の五神で行っているわ。それ以外は…………正直よく知らない! ……以上よっ!(締め方もタへクソだぁーあたしっ!)
追記1
どうやって知ったの? なーんて理由は言ってくれなかったけど、クエストリス曰く、ここじゃない別の銀河系を管理していた天主神が、神域から外――たぶん銀河に出たらしいんだけど、それっきり戻ってこなかったらしいわ。
補足すると、神殿から出れないわけではなく、出ると制約――
〇『神力』の補給ができない(神域の影響を受けられないため、確かだと思う)
〇神域から遠ざかるほど、象徴・権能が使いない(薄れる)?(予想)
〇戻れなくなる?(予想)
とか、かな? 出たことないから、どこまで影響を受けるか不明だけどね。
んで、『戻らなかった神』のことだけど、その後しばらくして、神殿最上階の『大樹』から新しい天主神が生まれたらしいから、まあ、『消えた』ってことなんでしょうね。十二天主神でこの話を聞いたあとで、キュプリアは――
「きっと『星の子』になったんだぁ! うちがこの前読んだ『漫画』の主人公みたい!」とはしゃいでたなぁ。あの遊戯脳わー。
追記2(手抜き)
天主神、深主神《銀河全体の管理、観察、調整――etc.――》→
天神、魔神、神(若輩)《各星の管理、報告、調整》→
下神(土地神や祟り神、付喪神、神獣、半神)《地上管理、報告》→
大天使、大悪魔、大堕天使(大悪魔と同列)《指示、調整、雑用》→
天使、悪魔、堕天使(悪魔と同列)《調整、雑用》→
~~知的生命体~~生命体~――etc.―― (多いわぁ!)
一言
「(外に創った露天風呂にて)はあ゛ぁ~~、銀河を見上げながらの露天風呂~、マジ最っ高!! 下界の子らよ、いい文化を作――
『うああぁーん! うちも天使みたく『究極進化~~!!』ってしぃ~たぁ~いぃ~~!(バシャバシャ)』
キュー! 風呂場で暴れるなぁ!!」