-必要とされ、産まれる物-
唐突にどうしたかって?
だいぶ前に仕上がっていたけど出してなかっただけだお
小説の表紙を開いてみたが中には筆者や、作品名は書かれたいなかった。目次もだった。
ー前章ー
この世界は不足しているものを補おうとする力がある、その力は人々の語るウワサも同じことだ。
だがその不足しているものを補う力は本来この世界に存在してはならないものも存在するようにしてしまう。その時生まれる矛盾が狭間となり現れるその隙間はいずれ世界を滅ぼすことに...
私達3人は知らなかったこの不足したものを補おうとする力がどれだけ絶対的で強い力なのかを...
この話は、とある高校に通う3人の小さな部活道の最後の記録。
怪異研究同好会 記録帳
2000.4.10.月曜日
記入者 部長 大石美波
入学式や、始業式などが終わり今日からは3日間の部活体験会の始まりだ。すごく楽しみだ、だが逆に誰も来ないと言う最悪の自体は避けたいし、幽霊部員なんてのも辞めてもらいたい。一体どんな子が来るのかな、などと考えていたら扉をノックする音が聞こえた。
「はーい、今空けるよ」
扉を開けるとそこには2人の少女がいた、2人とも1年生を示す赤いタイをしている。ちなみに私は2年生なので青色のタイ、3年生は緑色だ。右の子はなかなかボーイッシュな顔立ちをしていた、左の子は少しの間見とれてしまった。
青色だった、青色だったのだ目の色が。しかも普通のあじゃない、深い藍色に近い色だった。なにか惹かれる感じがした。そんな見とれている私に対してその青い目の左の子が口を開けた。
「あの、ここは怪異研究同好会で間違いないでしょうか」
なんだこの子声もいいかよ。そんな事を考えて聞き入ってしまった。それを見たボーイッシュな子が。
「えーと、大丈夫っすか」
と、心配そうな声をかけられた、相当すごい顔になってたのだろう、それを聞いて我に返った。
「ああ、ごめん、ごめん、そうだよここが怪異研究同好会だよ。2人は体験入部でいいのかな」
「あ、はいそうです」「そうっす」
うん、やっぱり青い目の子、声もいい。これいつまででも聞けるわ。てっ、いつまでも立たせていてはダメだな部室へ入れるべきだろう。
「立ち話もなんだしどうぞ入って入って」
と言いながら2人を招き入れ椅子へ座ってもらった。それに何も無いとダメだろうとほうじ茶を用意した。
「はい、ここほうじ茶しかなくてごめんね」
「あ、いえいえありがとうございます」
「あざっす」
いや、2人とも殺す気ですかね。そんな事を考えているとボーイッシュな子が。
「えーと、自己紹介してなかったっすね。自分、川平弥江って言います。よろしくお願いします」
それに続き青い目のの子が。
「わ、私は北白上久美と言います。よろしくお願いします」
ああ、なんていい子たちなんだ、妹として欲しいな。
「嫌ですね」
「え?」
ボーイッシュよ今何と、
「先輩心の声が盛れてます」
てっ、これじゃ第1印象ただのヤベぇ先輩じゃん、いやいや、ちゃんと自己紹介すればまだ間に合うはずだ。
「あー、えっと私はこの怪異研究同好会の部長をしている大石美波と言うよろしく。ちなみに好きな食べ物は、すき焼きと、金平糖だ」
よし、まだ助かると思ったがボーイッシュちゃんこと弥江ちゃんの目が怪しい人を見る目になってる。
てっ、久美ちゃんは必死で笑いこらえてるじゃん、こりゃあもう手遅れだな。
色々ありながらもこの部活の説明をすることにした。
「この怪異研究同好会は、その名の通り怪異の研究はもちろん、妖怪や幽霊、都市伝説なんかも研究対象になってる。あと、心霊スポットなんかにも行くよ、去年は廃病院に行って来たけど、なかなか凄かったよ。何がとは言わなけ」
去年の夏休み合宿は...凄かったよ。
と、久美ちゃんが。
「先輩以外に部員はいないんですか?」
ご最もな質問だ、今この部活には私しかいない、去年3年生だった先輩達は去年卒業したし、その時後輩も私だけだったからだ。
「そうなんですか」
「でも顧問の先生がいて、6年前のこの部の部長やってた人がいるよ。だから遠出する時はよくお世話になってる」
他にも部活の詳しい活動や、去年はどんな事をしたか、長期休暇ではどんな活動をしているかなどの説明を終えて今日は解散した。
今日の活動内容
後輩への部活説明
何を思ったのだろうか(今月2回目)
出す気はなかったが...出した。
なんで...?
わかんない...
特に書くことないのでサイナラ
制作時BGM まいてつ 「レイル・ロマネスク」