孤独の中の共同体

孤独の中に共同体があって

僕は今日もそこで眠る

我々が一人でいる時

我々は暖かな家で休んでいる

繋がりを求めて羽ばたく人々が

一人になるのを恐れて

孤独を求めて歩んでいく

彼らに見捨てられた共同体は

彼らの背中にのしかかり

やがて孤独の重みを彼らに伝えるだろう

我々が一人でいる時

我々は暖かな家で休んでいる

その家を誰にも奪う事はできない

歴史的地層の中で

永遠の相の下に生きる時

僕には様々な魂の軌跡が感じられる

そして僕もまた

その一つだと感じられる

孤独の中にいる時

我々は共同体の中にいる

例えそれが現実に存在する

共同体とは違った名前を与えられていたとしても