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16話「クリス・ノワール」

 弓兵の放射を終わらせて、一旦下がらせた。あれだけの損害を与えれば十分だ。ここまで近寄れば後はこの防壁を超えてこようとするだろう。


 そのために使う手段は梯子を直接建てての特攻戦法。防壁上を制圧し、後は破城槌による正面突破。梯子の対処と弓の併用は効率を下げるだけだ。弓兵は数を落としてここを超えられないように護るだけでいい。


 前線にて指揮するのはアレンの役目だ。


 定晴には、文官としての役割も武官としての役割がある。それを両立させるためには後方でのバックアップが適任。つまり、足りないところを補うような形でなければならない。


 一番大変な役割だ。


 砦の中を駆け巡り、伝令を送って、陣形を保たせる。時に手薄になった部分を埋めるようにして拳を振るい、時に文官として物資や救援の指示を出さなければらない。


 そんな目が回るような戦場で、定晴は出会ってしまった。


 

 















「おい、決闘しろよ」


「……」


 突然の宣言に戸惑いを感じながらも、定晴は額に汗を浮かべて腰を落とした。視線を逸らさず、目の前にいる敵に全神経を集中させた。


 でかい。身長は180センチ前後だろうか。女性に似つかない高さと肩幅だ。所謂、ウルフカット。肩口までに伸びた大雑把な髪は邪魔にならないように前で2つ、束ねている。


 頬に傷跡。恐らくは戦いでついたものだろうか。よく見れば他にも数カ所古い傷跡がある。


 要所を包む甲冑は動きやすく、かつ関節部の動きを吸収するようにできているのだろうか。肩部には龍の紋章。そして、注目すべきところが2つ。


 その肩に担ぐ大斧槍。ハルバートと呼ばれるものだ。下手をすれば定晴の身長なみにあるのではないだろうか。アレだけの重量のものをまるで笹ざおを担ぐがの如く軽く持っている。


「お前、男なんだろう?」


 女性のハスキーボイス。何処か楽しそうにこちらに話しかけてきた。


「だが、騎士。強いのか?」


「……」


「まぁ、いいや。兎も角さー。死合、しようぜ」


 息を、吐いた。


 手薄になった箇所の応援に従士と共に駆けつけた矢先であった。豪快な音と共に現れ、ハルバートを担いだ龍の紋章を持つ女性と出会ってしまった。


 間違いなく、蛇王の騎士。それも飛びきりにヤバい奴だ。


 敵の騎士の情報は戦前に全て頭に入っている。当たり前だ。これから戦う敵の情報は1つも馬鹿にできないし、1つでも頭から漏れればそれが命取りに変わるのだから。


 でも、この人はとりわけ会いたくない人物であった。


 クリス・ノワール。斧槍の戦闘狂。蛇王最強騎士。


「お前ら、他の救援に迎え」


「し、しかし……」


「いけっ!」


 部下を叱咤して、救援に向かわせる。それを余裕の表情を浮かべながら見送り、その斧槍を担いだままクリス・ノワールはハルバートを地面へと下ろした。

 重い金属音。随分と重さのある武器である。あれを軽そうに振り回すのだから、恐ろしい。そのまま暫くして睨み合いが続いた。


 構えも見せずして、地面に槍を着き、こちらを堂々たる風格で見るクリス・ノワールは一見すれば、隙だらけに見える。


「どうした?来なよ」


 しかし、こうした挑発に触発され、素直に打ち込むのは危険だと定晴は判断した。戦闘経験のあるアレンならまだしも相手の手数が見えないうちは後手に回るのが賢明だ。


「なんだよ、つまらないね。折角、アレンを他の奴に譲ってやったのに」


 呆れるように息をついて再びハルバートを構えた。


「お前はあたいを楽しませてくれないのかい?」


「――生憎だが」


 答える義理はなかったが、自然と言葉が出た。挑発に乗るわけではない。


戦闘狂バトルジャンキーは苦手でね」


「……そうかい」


 口元が笑い、腰を落す。クリス・ノワールが構えた。それに合わせるように、定晴も深く構える。


「なら、死んどけ!」


 剛の業。


 力のある跳躍が地面を抉って、まるでトラックがのような突進だ。ハルバートが彼女の手の中で動き、定晴の胴体を千切るような勢いで回った。


 その印象と武器通り。豪快に、力でねじ伏せるような一撃だった。


 それに付き合う通りはない。


 これだけの大振りでこの早さ。純粋な力に遠心力を加えた一撃は初撃からトップスピードまでがとてつもなく早い。ただの大振りに見えるような一撃でも気がつけば肌が裂いた空気が振れて痛む。


 それを躱したしたのはアレンのお陰だと思う。


 斧槍という武器をもった相手の攻撃は、アレンの槍による攻撃によく似ている。タイプが違えど彼女がアレンの名を口にしたということは、幾度と無く槍を交えたライバルの関係なのだろうか。


 相手の斧槍の刃が触れる前に視線を落として潜り込むようにして前へ出た。


 当然、アレだけのリーチの大斧槍である。振り抜けば大きな隙が生まれるのは必然であった。アレンのように足技を交える様子も見せない。足の位置取りが次の一撃へと移っているのが証拠だ。


 腹から少しズレた脇部分。そこにねじ込むようにして拳を打ち込んだ。


「――くっ!?」


 魔力による身体向上効果は人間に打ち込めばそれこそ致命傷になるような一撃になる。拳を武器にしている分、この拳で敵を倒すだけの威力が出るように訓練してきた。だが、打ち込んだ一撃はこちらの手が鈍く痛む程の硬さによって阻まれた。


 まるで鋼。とても女性が持つ硬さではない。定晴の込めた一撃は相手を数センチほど後方にズラすだけとなった。


「しゃらくせぇ!」


 持ったハルバートから手を離し、片手でなぎ払う。それを余裕をもって回避すると、一度体制を整えた。


「……」


「お前、男にしては中々の力じゃないか」


 何処か嬉しそうな戦闘狂を見ながら、しびれた拳を軽く振った。


 ここに来て、魔力を使い始めてから久しぶりの拳の痛みである。空手の時に常に味わっている感覚を懐かしみながらも少し厄介だなと内心息をついた。


 アレンからの情報によってクリス・ノワールが力押しを得意とするパワータイプであることは承知していた。硬く、重く、強い。燐を一切使わず、肉体強化のみで生き抜いた騎士。


 そのスピードとパワー、そして防御力全てが氣によって完成され、蛇王の中ではトップクラス。全国の騎士でも指折りである。


 よくゲームなどでパワーを持つタイプのキャラは早さを欠点としているが、実際に考えてみれば力を持つものが遅いわけがない。確かに、ただ力をつけるだけの筋肉を持つものなら動きが体の重量に取られて動きづらいという部分も出てくるだろうが、生憎とこの世界に鋼の筋肉という文字は存在しないらしい。


 氣こそ全て。その氣は人1人異なり、特異と才能を持つものが騎士になられる。


 クリス・ノワールは言うならば剛の氣を持つ騎士。燐が使えない欠点があるものの、純粋な力勝負なら王ですら匹敵するだろう。


 そうした情報を知り得た上で定晴はあえて真っ向から勝負してみた。魔力を込めた一撃が通用するか試して見たかったからだ。


「男なのに、氣が使えるのか。なるほど、通りで騎士になれるわけだよ。このあたいを動かせてみせたその力。いいねぇ。楽しめそうだ」


 だが、結果は見ての通り。クリス・ノワールはピンピンしている。正面からの撃ち合いは無理だ。


 なら、やるべきことは1つ。


「おら!どんどんいくよ!」


 ハルバートが唸りを上げた。


 龍の紋章が刻まれたハルバートがその唸り声と共に定晴を食い尽くそうと煌めく。一瞬の思考が過るが、体が回避を優先させた。


 耳なりがする。空気を裂いて耳に振動が伝わっているからだ。


 あの速度、あの轟音。空気を揺らして震わすほどの力に【防護】は無理だ。体を動かしてしっかりと回避する。紙一重とかそんな気持ちは一切なしだ。これがどの程度の力かわからないためだ。途中で加速してこられたら避けれない。


 避け続けて体力を消費させる手もあるが、多分先にこちらが息切れになる。なら、積極的に狙うしかない。


 横なぎ払いから振り下ろし。そこを突いた。体を最小限の捻りを行い、躱して一歩踏み込んで顎に正拳突きを放つ。いくら氣で強化されたといっても人体の構造は変わらない。顎を揺らし、脳を揺らせば気を失わずとも崩れるか、最悪決定打を放てる隙が生まれる筈。


「捕まえた」


「――!」


 こいつ、滅茶苦茶だ!


 完璧なタイミグでの正拳突きだった。アレだけの重量のハルバートだ。振り下ろし、地面にめり込むような一撃を放てば拳1つ入れる分だけの隙はあった。


 実際、拳を放つことができた。自分でも完璧な正拳突きだったと思う。顎への完璧な起動を描いていた。


 だが、それを彼女は防いだ。


 寸前で顎を引いて額を前へだし、その頭で正拳突きを防いでみせたのだ。止まった拳を手で捕まれ、手首関節が悲鳴を上げる。


「おらああああああ!」


 こちらが固めから抜け出す暇もなく、片手で豪快に体を持ち上げてそのまま捻って勢いをつけて地面に投げ付けられた。


 反射的に魔力を集めて固め、なおかつ受け身を取ることである程度の吸収はできたものの、それでもまだ、背中の骨が砕けるような鈍痛が全身を襲い、息を詰まらせて意識が飛びかけた。


 地面を抉るほどの衝撃である。もう一歩反応が遅れたら、とてもじゃないが生きている保証ない。


「死ね」 

 

 死刑宣告。まだ、片手は掴まれたまま。痛みに頭が働かなくなるが、動けたのは本能だった。掴まれたまま、殆ど倒れこむようにして前へ。兎も角、ハルバートの有効範囲から内へと逃げた。


 その後に訪れた衝撃がさらに地面を抉る。そのまま防壁を割ってしまうのではないだろうかと言わんばかりの威力に背筋が凍る。


 意識を無理やり起こして、急いで腰元の剣を抜いて素早く相手の腕を切りつけた。


「おいおい、嘘だろ」


 思わず呟く。折れたのだ。剣が。ポッキリとその根本から。


 鋼のようだと揶揄してがまさか本当に鉄すら通らないとは思わなかった。剣の才能がなく、ただ力任せに斬るような定晴の腕ではこの鋼鉄の防御力を超えて切り落とすことはできなかったようだ。


 いや、切り落とすまで行かずとも、せめてこの拘束状態から抜け出すようなダメージが欲しかったのだが。


「おらあああ!もいっちょ!」


 再び地面に叩きつけられて胃液と共に赤い何かが口から吹き出た。上手く衝撃が吸収できない。外から内へ衝撃が駆け抜けて激痛が中を駆け巡る。


「どうしたぁ!オラオラ!」


 さらにもう一撃。ハルバートが顔を覗かせた。今度は槍底での攻撃。それだけは受けられない。必至の思いで躱した。そうして躱せば、再び持ち上げられた。


 まるで子供がおもちゃを振り回しているかの如く、振り回される。だが、これ以上はいけない。いつまでも有利に立たせておくわけにはいかない。このまま続けば力果てるだけだ。


 体が宙に浮び、定晴は体を捻って空中の中で体制を整えてみせた。がむしゃらであったが、ここで失敗すれば後がない。決死の思い出立て直し、そして片手を振るう。


――【防護】


 言葉と共にイメージして出された魔法陣の盾は定晴の足元。その壁を蹴って加速。その顔に膝蹴りを当てる。


 思わぬ衝撃に手が緩んだ隙を突いて無理やり引き剥がして距離を取る。


 まるで人外的な動きがよく出来たと自分を褒めてやりたい。


「ハァ……!ハァ……!」


「はは、面白いな。お前」


 少し唖然とした表情を見せて、口元の切れた唇から流れる地を親指で拭う。


「男であるにも関わらず、氣を使える。尚且つ特異と来た。このあたいにここまで喰らいつくんだ。面白い。あんた面白いよ」


 そして、ハルバートを担いで女は陽気な声を上げた。お気楽なものだ。戦闘を楽しんでいる余裕などはなっからこちらにはない。


「あんた、名前は?」


「は?」


 クリス・ノワールに笑顔が咲いて、名前を尋ねられる。


「名前だよ、名前!あたいはいちいち殺す敵の名前なんて覚えるだけ無駄だし、敵前情報とかそういうの面倒臭いからあんまし聞かないんだが、特別戦場で気に入った奴の名前は聞くようにしてるんだ。あんたは気に入った。だから尋ねているんだよ」


「……サガラ・サダハル」


「あたいは、クリス・ノワールってんだ、よろしくな」


 獰猛な笑み。まさしく狂人ジャンキー。どうやら厄介な人物に気に入れられたらしい。


「いやー。ハズレクジを引いてつまらなくなると思ったけど、思わぬ収穫だったよ。まさか慧国にアレンについで面白いやつが出てくるとは!しかも男!男ってのはナヨナヨして気持ち悪いもんだと思っていたが、あんたは別格に格好良いね。あたいは強いやつ好きだよ」


「そりゃどうも。戦闘狂がボクは嫌いです」


「いつかは、あたいも糞みたいな男の逸物を口に入れないといけないって考えると寒気が出たもんだが、あんたいい!どうだい?慧国なんて見切ってあたいの物にならないかい?」


「ごめんなさい」


「いや、しかし。殺しあうのもまた、中々……」


「話し聞けよ、この狂人ジャンキー


 なにやらブツブツ呟くクリス・ノワールに定晴はため息をついた。なんだか、敵に自然なノリで突っ込んでしまったが、今、この場所は戦場である。慌てて気を張り直す。


「よし、決めた!あんたをあたいのものにしよう!」


「……は?」


「実のところ、男との性交っていうものに興味があってね。男って生物は弱くて惨めなもんだから一生ありえないと思っていたけど、あんたは強い。こんな機会は滅多にないからねぇ」


「なーにを言ってんだこの戦闘狂は」


「と、いうわけで悪いけど、その四股へし折ってでても貰い受けるから」


「――っ!」


 空気が荒くなる。クリス・ノワールから放出された氣が“白く”漂う。


 乱氣現象?いや、自分に氣はない。ならばあれはなんだ?もしや、あれが――。


「――初めてみるかい?あたいの特異がこれさ。一時的に内包する氣を増幅させることができる。内に入れきれない氣は放出され、氣流を生み出す。燐を使えない欠点を生み出した原因でもあるんだけどね」


「――」


「どうも、避けるのだけは上手いみたいだし。はやく決着をつけたいんだ。死なないでおくれよサダハル。死んだらヤることもできないだろう?」


 ここが勝負の分かれ道。


 定晴は全神経を集中させて、息を深く吐いた。


 氣の増幅という特異。体内に存在する氣の量というのは生まれた時から決められた一種の才能のようなものであるが、クリス・ノワールはその氣を自身の体内で増幅させることができる。


 ただ、純粋な火力の底上げ。


 単純のように感じられるかもしれないが、それ故に強い。


 先程とは明らかに違う。放出された氣がうねりを上げた。彼女を包み込んでいた氣が暴れて周りに顔をのぞかせる。


 その氣が暴れるのを今かと待ち続けている。一瞬の交差でさえ爆発的な力を生み、恐らく、定晴を一瞬で消し飛ばせることができるだろう。


 肌に感じる氣は痛く、酷く荒々しい。彼女の特異に触れ、体が震えていた。


 勝負は一瞬。


 たった一合の打ち合いで全てが決まる。


「――」


「……」


 静寂が流れた。


 勿論、今は戦争中である。周りは喧騒によって包まれているが、この2人の間に流れる”勝負の間”には確かな静寂が流れている。相手の息、筋肉の動き、擦り鳴らす金属音。そして自分の鼓動すらも聞こえる静寂が続いた。


 それは1秒だったかもしれないし、1分だったかもしれない。


 そして、クリス・ノワールが笑い、動くことでその合図は始まる。後手に回っていたのは常に定晴であったからとも言えるが、一瞬の呼吸の間にクリス・ノワールが動いた。


 その一歩を定晴はきちんと見極めた。


 動物的な動き。そこにフェイントも読み合いも存在しなかった。ただ、純粋な火力をぶつけるために動く。相手の反射神経、動体視力、反応速度を上回るように。全力をもって前へ。


 まるで新幹線が、リニアモーターカーが突進したかのような動き。


 目の前から彼女の体がぶれて消える。その動きに定晴は持てる力を全て出した。


 辛うじて捉えられた影を推測し、ハルバートのなぎ払いから体を丸めて小さい動きで懐に飛び込む。


(こいつ、このスピードに――!?)


 そして、クリス・ノワールの体が宙に浮き上がった。


「な――に!?」


 柔道における背負投げ。


 定晴はクリス・ノワールを砦の防壁から外へと投げ出した。


「な、なんじゃそりゃあああああ!?」


 外へと投げ出されたクリス・ノワールの絶叫が響いた。


 どうやら、向こうは勝負に決着をつかたがっていたようだが、生憎と付き合う暇もなければ義理もない。真正面からの単純な攻撃ならば、どんなに早さがあっても受け流す自信はある。アレンとの訓練の中で数ある傷と共に出来上がった得意技の1つだった。


「サダハル!!覚えておきなあああああ!」


「怖っ」


 断末魔のの叫びに体が竦み上がる。変な奴に因縁を付けられてしまった。


「……早く、別のところに応援に――」


 彼女が外へと落ちたのを確認し、いざ別の所に応援に動こうとした時、体に激痛が走しり思わず膝をついた。


 何か詰まったよう感覚があったので、吐き出して見れば掌に赤い液体がべっとりとついた。

 

 血だ。


 そこら中に充満している筈なのに、自分の血がやけに臭く感じる。


(ミスっていたらどうなっていた事やら……)


 少し、苦笑い。自分の感覚であるなばら完全に受け流すことに成功した筈なのに、あの突進を受けて流してなお自分の体に衝撃がわたっていた。血を吐き出すほどである。


 膝が震えて少し立ち上がることに苦労するが、息を整えて無理矢理にでも立ち上がった。


「まだまだ、頑張らないとな」


 戦はまだ続いている。ここで立ち止まれば、気を抜けば負ける可能性がある。自分は騎士だ。騎士がここで倒れてしまえば味方の士気にも影響するし、アレンとシキの負担が多くなる。


 定晴の戦争はまだ終わらない。







パパっと、展開はやめてもいいかもしれないね。



6月6日追加

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