とある少女のお話
暗いお話です。救いのないお話です。
急に女の子は自分が大嫌いになりました
顔も体も自分自身が嫌になりました
最初は傷付けました
体中をきりつけました
けれど気持ち悪さ、いらいらは収まりません
彼女は泣きました
これは病気なのかなともいっぱい悩みました
けれど気持ち悪さは治りません
彼女は髪を染めたり切ったり自分の何かを変えました
そうすると少しいらいらは収まりました
けれどそれさえも苦しくなってきます
私は本当にこんな事をしてていいの?
彼女は自分を切る事をやめていました
ですがその手は再び刃物を手に取ります
そして自分を切りつけました
流れる血を見て少女は落ち着きます
自分が今この現実が大嫌いです
だってこうしていても誰も助けてはくれないからです
自分はちゃんとここにいるのかすごく不安になります。
誰もいない世界で彼女はひとりぼっち
家族も結局は何もしてはくれませんでした
ある日彼女は思います
【飛んでみようか】
もちろん死ぬつもりはありません
心配してほしいのです
気づいてほしいだけなのです
でも思っただけ
実行はしませんでした。
ただ生きる屍でした。
そんな日々の中
母親が病みました
私は話かけたり元気付けようとします
私にはしてくれなかった事です
自分の中でも問いかけがありました
どうしてだ…と
自分もつらいのにっと
でもどうしようもありませんでした
彼女は疲れきっていました
大好きだった事も楽しくなくなりしてもつまらなくなりました
そして最後彼女は死ぬのです。
本当の気持ち言葉を何一ついえないまま眠るのです
自分を心配してほしかった
逃げてばかりの母親が嫌だった
この世界を好きになれなかった
誰も助けてはくれない世界が嫌いだった
そんな思考だけを持って生きて人生を終えました。
そんなお話。